ラブライブ!~μ's&Aqoursとの新たなる日常~   作:薮椿
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 今回は虹ヶ咲メンバーの1人である、優木せつ菜が登場します!
 虹ヶ咲の中では私イチオシのキャラなので、いつも以上に気合が入ってる回です()


大好きの野望

 

 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会。彗星のごとく現れたそのスクールアイドルは、活動を開始して間もなく大注目を浴びている。スクフェスに向けた事前注目度投票ではあのμ'sやA-RISEを押しのけて堂々の1位となり、その影響か今ホットなスクールアイドルとして他のメディアにもちょくちょく進出していた。ほぼ同時期に活動を開始した(と思われる)Aqoursとは躍進の差が雲泥の差だ。もちろん千歌たちを見下しているのではなく、Aqoursに幾多の壁が立ちはだかっている間に虹ヶ咲の奴らはテレビや雑誌の出演まで果たしているとなると、いかに彼女たちの実力が凄まじいのか分かってもらえるだろう。正直に言ってしまうと、その実力はμ'sやA-RISEとそう大差がないと思っている。それくらいアイツらが純粋に"強い"のだ。

 

 その実、虹ヶ咲のメンバーについて知っていることは公式サイトのプロフィールくらいだ。公式のホームページにて、スクフェスに参加するスクールアイドルの1人ひとりのプロフィールを閲覧することができる。もちろん俺は上原たちのことを今まで以上に知りたいと思いプロフィールを覗いてみたのだが、案の定と言うべきか、程よく無難なことしか書かれていなかった。まあ公式ホームページに掲載する自己紹介に昔出会った男のこととか書かれてたら、それはそれで浮きまくっちゃうけど……。

 

 結局秋葉と虹ヶ咲が裏で繋がっているのは分かったが、肝心な部分であるアイツらの正体が未だに謎だ。だから公式ページのプロフィールから何かヒントを得て自分の朧気な記憶と結び付けられたらラッキーと思っていたんだけど、流石にそこまで上手くはいかなかった。あの秋葉のことだから、自分の計画に対する障害はあらかじめ撤去していると思った方が自然だ。アイツならスクフェスの公式なんて余裕で掌握できるだろうし、そうなればホームページのプロフィールを弄るなんて容易いことだろうから。

 

 しかし、こうなってしまうと虹ヶ咲の奴ら情報を得るためには直接メンバーに会うしかない。しかも俺からアイツらへの連絡先を全く知らないため、向こうからの襲来を待つしかない現状である。まあ幸いにもまだ会ったことのない子が6人もいるため、上原たち同様に会いに来てくれるのならあと6回は接触の機会があるってことだ。その機会を利用して、些細な情報でも聞き出せるのなら聞き出しておきたい。これまでのように警戒心を張り巡らせるのではなく、冷静にゆったりとした態度で臨めば自ずと情報は舞い込んでくるだろう。これまでが神経を尖らせ過ぎてしまい、その圧が相手にも伝わって向こうも喋りづらくなっていたかもしれないからな。

 

 そんな感じで虹ヶ咲の子たちがいつ襲来してもいいように臨戦態勢を整えていると、道端のとある一角に男たちがむさ苦しく集まっているのが見えた。まあここは秋葉原なのでオタクたちが群がっているのは変な話ではないが、やけにざわざわと騒がしいというか、オタクたちの雑音に紛れて薄っすらと女の子の声が聞こえる。営業のアイドルだったらオタクたちに媚びるために元気のいい声を出すと思うので、もしかしたら意図せず巻き込まれているのかもしれない。

 

 俺は集団の背後から背伸びをして、男たちに囲まれている女の子の様子を確認する。

 すると、黒髪ロングの美少女の姿が見えた。

 

 

「あ、あのぉ……ゴメンなさい! 皆さんの応援は非常に嬉しいのですが、今日はプライベートなのでサインとかはちょっと……」

 

 

 なるほど、やっぱり困ってたか。その女の子は集団から顔を背けているので表情までは詳しく伺えなかったが、言動的にかなり迷惑を被っていることは事実。しゃーない、ここは紳士としてカッコよくお嬢様を救い出してやるとするか。正義の味方って柄じゃないが、笑顔の消えた女の子を放っておくほど薄情者でもないんでね。

 

 俺は集団を掻き分け無理矢理女の子の元へ辿り着くと、その子の手を強引に強く握った。

 

 

「ふぇっ!?」

「あー悪い悪い! トイレ行ってたから集合時間に遅れちまった」

「あっ……あっ……」

「え……?」

 

 

 そりゃいきなり手を掴まれたら誰でもビビるよな普通……。俺に手を握られた女の子は、頬を染めたまま瞬きを繰り返し俺を見つめる。もちろん戸惑っちまうのは分かるけど、ここは上手いこと会話を繋げて切り抜けて欲しいものだ。まあ俺がコイツらオタク集団の仲間だと思われたらそれまでだけど、一応身なりは整ってるし、こんな街中で女の子を困らせてる奴らと一緒だと思われたくはない。仕方ねぇな。こっちから話を振りながら、この場からとっととずらかるとすっか。

 

 

「これからデートなんだから、こんなところで油を売ってる場合じゃないだろ? 俺たちの時間がなくなっちまう」

「そ、そうですね! さぁ行きましょう!」

「あぁ」

 

 

 意外にもあっさり俺の話に乗ってくれた女の子は、俺の手を逆に強く握り返してくれた。その行動は俺と一緒にここから逃げ出したいというサインだと察したので、俺はその子を半ば引っ張る形で集団を掻き分けこの場を後にした。逃げる時にオタク集団の目線がかなり痛かったのだが、どうせアイツらともこの子とも今回限りの関係だろうし、特に気にすることもない。

 

 しかしまた集団に見つかると厄介なので、ある程度走って距離を引き離したところで喫茶店に雲隠れすることにした。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「先程はありがとうございました! 本当なら自分で何とかするべきだとは思いますが、次から次へファンの人が集まってきちゃって対応しきれませんでした……」

「いいよ別に、気にするな」

 

 

 喫茶店内の2人席で向かい合うように座った途端、女の子が深々と頭を下げてお礼を言ってきた。俺としては当然のことをしたまでなのでお礼を言われるほどでもないんだけど、その旨を伝えるとお互いに謙遜し合って無駄に時間を浪費してしまうので、ここは素直に受け取っておく。

 

 そんなことよりも、俺は女の子自身のことが気になっていた。

 綺麗なロングの黒髪にぱっちりとした眼。華奢な身体ながらも出るところはしっかりと出た発育良好な体型。しかも何もせず座っているだけでも何故か魅力が伝わってくるこの独特のオーラ。こんな雰囲気を醸し出せるってことは、やはりこの子はアイドルでもやっているのだろう。さっきオタク集団に囲まれていたのがその証拠だ。

 

 

「あのさ、もしかしてお前ってスクールアイドルでもやってる?」

「ッッッ!?!?」

「どうしてそんなに驚くんだよ……。まさか図星?」

「私のこと、覚えていてくださったんですね!!」

「えっ? な、何の話!?」

「零さんに覚えてもらっているなんて感動です! もう幸せで死んじゃいそう……!」

 

 

 零さん、だと? どうして俺の名前を知ってるんだ……って流れは過去に3回も経験したから今更驚かない。見知らぬ女の子に名前を知られていて、かつ俺のことを"さん"付けで呼ぶのは虹ヶ咲の子だと相場が決まっている。つまり、この子も虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーって訳だ。

 

 なんだろう、フラグを立てたつもりはないにこうしてお目当ての女の子と偶然出会ってしまうとは……。やっぱり主人公だな俺って。

 とりあえず、真実だけは伝えておくか。せっかくテンションが舞い上がっているところ申し訳ないが、こっちも嘘はつきたくないんでね。

 

 

「悪い、お前とは多分初対面だよ。スクールアイドルをやってるかもって言ったのは、お前の雰囲気で察しただけだ」

「そ、そうだったんですね……。すみません、勝手に盛り上がっちゃって」

「こっちも迂闊な聞き方をして悪かったよ。でも嘘をついてお前を騙しても仕方ないと思ってさ」

「相変わらずお優しい……。では改めて!」

「ん?」

「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に所属しております、優木(ゆうき)せつ菜です! 得意なことはスクールアイドルに関することなら、歌でもダンスでも何でも! 自身のアピールポイントは、スクールアイドルに込める愛です!」

 

 

 まるで面接を受けに来たかのような元気な自己紹介に、思わず圧倒されてしまう。元気の良さもそうだけど、何より笑顔が綺麗で明るくて可愛い。女の子の笑顔大好き人間の俺からしてみれば、彼女の笑顔は心臓を撃ち抜かれるくらいにドストライクだ。やはりスクールアイドルをやっているだけのことはあるが、本人もアピールポイントとして挙げていたように、これもスクールアイドルが好きだからこそ磨き上げた自己紹介の方法なのだろう。自己紹介の時間はたった10秒くらいだったが、その僅かな間だけでも『優木せつ菜』という人間がかなり把握できた。俺が面接官だったら即採用だよ、こんな魅力的な子。

 

 

「まさか偶然にも零さんにお会いできるなんて……。しかもさっき手まで繋いでもらっちゃったし、更にこれからデート!! あぁ、夢みたい……♪」

「で、デート!? そんな約束してたっけ??」

「さっき私を連れ出す前に言ってくださいましたよね? これからデートなんだから油を売っている場合じゃない――――って」

「それはお前を助けるための言い訳だよ! そうでもしなきゃ群がってた奴らからお前を助け出せなかったからさ。まああのオタクたちの目線は痛かったけど……」

「そうだったんですね。てっきりこれからデートしてくださるのかと思いましたよ♪」

 

 

 いい笑顔だけど、さっきも俺が自分のことを知っていると思い込んで勝手に舞い上がってたし、意外と先走りやすい性格なのかな……? 普段はしっかり者でみんなのまとめ役として活躍していそうだけど、テンションが上がった時には先走って余計な妄想をしちゃうお茶目な一面もある。なんだ、ただ可愛いだけか絶対に欲しいよこの子!

 

 こうやって虹ヶ咲のメンバーと出会いふざけたことを考えられるようになるなんて、歩夢やかすみ、しずくと会った時にはあり得なかったことだ。これもさっき千歌のお姉さんたちから助言を貰って、心が軽くなったおかげかねぇ。今思えば他の3人とこうして対面していた時の俺って、いかに相手の腹を探って秘密を知るかってことばかり考えていたような気がする。そんなギスギスした態度では、そりゃアイツらも警戒して何も喋らなくなるわ。相手に腹を割って話してもらいたいのなら、まずはこっちが心を開かないとな。

 

 

「そういや聞きたいんだけど、歩夢たちは元気か?」

「はいっ! それはもう零さんに会えたことが嬉しくて堪らないようで、連日その話ばかりなんですよ。最初は大袈裟だと思っていたのですが、こうして実際に零さんとお話して分かりました。これは幸せを抑えきれずに誰かにお話したくなると!」

「そこまで!? まだ俺とお前、出会って十数分だけど!?」

「もう零さんに出会えたことが嬉しいのです! ずっと待っていましたから。そう、ずっと……」

 

 

 さっきまで明るい表情を見せていたせつ菜だが、この瞬間だけは思い出に浸るような寂しくも嬉しそうな表情を浮かべている。歩夢たちとの会話や秋葉の言動を考えるに、やはり虹ヶ咲の子たちと俺が過去に出会っているのはもう確定事項としてしまっていいだろう。問題は俺が全く覚えておらず彼女たちを忘れていることなのだが、どうにかしてその時の思い出を話してくれないものかねぇ……。これまで出会った3人はその話題について完全に受け流していたから、結局彼女たちと俺の関係は未だに明らかとなっていない。

 

 でも、今の流れなら聞ける気がする。何となくだけど、心に余裕ができたからこそ温和に会話できると思うんだ。

 

 

「なぁ、もう1つ聞きたいことがあるんだ」

「はい……?」

「どうしてお前は、俺のことをそんなに慕っているんだ? 俺が忘れているから申し訳ないんだけど、もしかして俺とお前たちで何か思い出があったりとかするのかな?」

「ありますよ。もう塗り替わることがないであろう、私たちの人生の中で一番の、大切な思い出が。零さんが私たちに授けてくださったものを、今回のスクフェスで発揮すると決めましたから」

 

 

 そして、せつ菜は暖かく頬む。その笑みにどのような意味が込められているのかは察せないが、その反応から俺と彼女たちの間で何かあったのは確実。しかも俺が彼女たちに何かを与え、それから好かれるようになったらしい。彼女たちはそのことを大切な思い出として、今でも俺を慕うほど心の拠り所にしているのだろう。

 

 得られた情報は僅かだけど、収穫内容としてはかなり充実していたと思う。せつ菜の言葉で、これまであやふやだったことが事実としていくつか確定したんだから。

 

 

「私、零さんから教えられたことを教訓として、それを世界中の皆さんにも伝えるためにスクールアイドルになったんです」

「俺から教えられたこと……? それって一体」

「笑顔です!」

「え、笑顔?」

「はいっ! 笑顔、そして"大好き"という気持ち。笑顔で自分の想いを伝えることこそが、零さんから学んだことなのです」

 

 

 その言葉は今の俺にとっては耳が痛いんだが……。今こそ自分のなすべきことに気付いた俺だが、さっき千歌のお姉さんたちに会わなければ自分の想いを素直に伝えることなんて忘れていたから。

 

 それにしても、過去の俺はそんなクサいセリフを虹ヶ咲の子たちに吐いていたのか……。覚えていないからこそ自分がキザな格言を放ったことに対して恥ずかしくなってくる。しかし笑顔で"大好き"の気持ちを伝えることは俺が兼ねてから大切にしてきた想いであり、特にμ'sとの例の一件ではその想いの重要性を痛感させられた。

 

 

「まさかその信念を持ってる奴らが俺やμ'sの他にもいたとはな……」

「零さんのその信念を最初に伝授されたのは、μ'sさんじゃなくて私たちなんですよ。そして私は、零さんの信念を己の人生としているんです。”大好き”を世界中に溢れさせたい。スクールアイドルの世界はアイドルをやってる人も、応援してる人も、みんなスクールアイドルが大好きで、私もそんな世界が大好きなんです。だから零さんから授かった信念を存分に発揮できます。誰もが大好きを言えちゃう世界を、みんな笑顔になれる世界を、私はもっともっと広げていきたいんですっ! 果てしない夢ですけど、この野望は絶対に叶えてみせます!」

 

 

 もうね、この子を直視できないくらい眩しいよ。どうして虹ヶ咲がスクフェスの事前人気投票で1位になったのか、その一端が分かった気がする。歩夢たちもそうだけど、この子も自分の発言に一切物怖じしない。伝えたいことは自分の気持ちを包み隠さず相手に伝える。更に自分の想いを決して曲げることのないその一途さは、その子自身の魅力をより際立たせていた。歩夢は清純さ、かすみは小悪魔さ、しずくは清楚さ、そしてせつ菜は明るく元気の良さ。初対面なのにも関わらずここまで人間性を感じられるのは、彼女たちが臆することなく自分を曝け出しているからだろう。

 

 そして、自分たちを余すことなく前面に押し出しているその性格は、グループ全体にも現れている。これでようやくぽっと出の彼女たちが人気投票で1位になったのか分かったよ。魅力が溢れすぎてファンだけでなく、スクールアイドルにさほど興味のない人の心まで掴んじゃうんだもん。

 

 

「俺自身が覚えていないから申し訳ないけど、その信念を糧にしてくれているのならそれほど嬉しいことはないよ」

「零さんが謝る必要はありません。私、いや私たちは、こうして零さんと再び出会えたことが何よりの幸せなのですから」

「いつ俺がお前たちにそんな教訓を教えたっけかな……」

「もう随分と前になりますね。でも、零さんとの思い出はこれから一生忘れることはありません。私たちはあなたのおかげで、そしてあなたのために生きていると言っても過言ではありませんから」

 

 

 歩夢たちとの会話でも感じないことはなかったが、先程のせつ菜の発言を聞いて想像以上に依存されているな俺って……。虹ヶ咲の子たちが俺に並々ならぬ愛を抱いていることは承知の上。だけど普通の愛情を遥かに超えているため、なおさら過去の俺の行動が気になるところ。さっきやんわり探ってみたけど案の定スルーされたので、そう安々と明かしてはくれないようだ。それが自分たちの意志なのか秋葉の指示なのかは知らないが、まあ今回はたくさん収穫もあったことだし探りはこの辺でやめておくとするか。

 

 むしろそんな会話で空気を乱すよりも、今はせつ菜の暖かい微笑みを崩したくはない。ずっと見ていられるよ、女の子の明るい笑顔ってやつは。

 

 

「俺もせつ菜たちとの過去を思い出して、いつか本気で好きになれるようになりたいよ。そんな笑顔を見せられたら誰でも惚れちまうって」

「れ、れれれ零さんが私たちのことを!? それに名前呼びなんて聞いていたことと違うし!? あぁ急に熱くなってきた……」

「歩夢たちに対してはずっと苗字呼びだったんだけど、せっかくこうしてお互いに歩み寄ろうとしてるんだ、他人行儀は良くないと思ってさ」

「歩夢さんたちに言ったら悶絶しそう……」

 

 

 あれだけ俺にただならぬ愛情を抱いている彼女たちならば、名前呼びだけでも相当興奮しそう……。つまり、今後虹ヶ咲の子たちと会う時には毎回この反応を見せつけられるってことか。まあ基本凛としている彼女たちの恥ずかしがる姿を見られるのは、ギャップによる可愛さを感じられて俺としても大歓迎だけどね。

 

 

「零さん!!」

「なんだ急に大声出して。ここ喫茶店なんだけど……」

「す、すみません! あ、あのぉ……私のこと、もう一度名前で呼んでくれませんか……?」

 

 

 さっきまで本物のアイドルかのような明るい雰囲気だったのに、突然しおらしくなりやがった。

 何を企んでいるのかは知らないが、美少女からのご要望とあらばここはカッコよく決めてみるか。

 

 

「せつ菜、好きだよ」

「ふにゃっ!?」

「えっ!? ちょっ、こんなところで悶絶するなよ!? おいっ、おーーーいっ!!」

「えへへ……幸せですぅ……」

 

 

 ちょっと付属物を付けて名前を呼んでやったら、顔を真っ赤に沸騰させてそのままショートしてしまった。しかも静かな喫茶店内で騒いでいたせいか、お客さんや店員さんの目が俺たちの一点に集中し……。しかも女の子を気絶させたとなれば、周りの人たちがどう思うのかはもうお察しのこと。

 

 あれ、これって……ヤバい展開!?

 

 

「せつ菜! 帰るぞ!」

「えへへ……」

「あぁもうっ! 店員さん、ここにお金置いておくんで! おつりは要りません!!」

 

 

 俺は無駄に5000円札を机に置き、周りの人たちと目を合わせないようせつ菜をおんぶしてこの場を後にした。

 なんだろう、積極的になり過ぎるのも困りものだな……。積極的になり過ぎてもダメ、引っ込み思案でもダメ。やっぱり女の子と付き合うのって難しい……?

 




 せつ菜の自己紹介を見た時に最初に思ったことは「なんて零君とウマの合う子なんだ」でした。笑顔がめちゃめちゃ可愛く、もし零君がまともに彼女と出会っていたら彼から彼女のことを好きになっていたでしょう(笑)
また、彼女は保健体育が苦手らしいので、μ'sと絡ませるのならことりや楓が適任かと勝手に思っています。まあ彼女が弄られる未来しか見えないですが……()


 次回は零君が花陽&ダイヤを巻き込んで大パニックに……?



新たに☆10評価をくださった

ACHAさん

ありがとうございます! いただいた評価コメントにより、やる気がめちゃめちゃ上がりました(笑)
まだ評価をつけてくださっていない方は、よろしければ小説に☆10評価をつけていってください!


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