ラブライブ!~μ's&Aqoursとの新たなる日常~   作:薮椿
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合同合宿編、3話目
今回はAqoursの果南がメイン!


水着を失った人魚姫

 

「海だぁああああああああああああああああああ!!」

 

 

 穂乃果や千歌たちは目の前に広がる雄大なマリンブルーに興奮し、駆け足で海へ向かう。穂乃果たちに便乗して一緒に遊ぼうとする者、そのテンションについて行けず呆れる者、砂浜にビーチパラソルを立てゆっくりしようとする者など、μ'sとAqoursのメンバーは多種多様な反応を見せていた。俺たち以外にもたくさんの観光客がおり、穂乃果たちの盛り上がりはビーチの賑やかな雰囲気に拍車をかけている。だからこの場においては、海に来ているのにも関わらずテンションが上がってない奴の方が珍しいだろう。

 

 それもそのはず、元々の予定として、旅館に着いて荷物を整えたら真っ先に練習をするはずだったのだ。でも穂乃果や千歌を始めとした俗に言うおバカさんグループが、海で遊びたい欲求を発散してからでないと練習に集中できないとか抜かしやがった。それを聞いた海未やダイヤはいつもの如く頭を抱えていたのだが、良くも悪くもいつも通りなので怒るどころか見慣れた展開に呆れるしかなかったようだ。現に車の中でも海で何をして遊ぶかで話題が持ちきりで、練習の話はこれっぽちも出ていなかったのは記憶に新しい。そして結局おバカさんたちの勢いに抗えず、みんなで一服がてら遊ぶことにしたのだ。俺の言った通り、どうせまともになんて練習しなかっただろ? 分かり切ってんだよ、コイツらの行動パターンなんてな。

 

 まあ俺は練習にすら参加しないただの付き添いなので、やることとしてはパラソルの下で寝転がってアイツらの様子を眺めるだけの簡単なお仕事だ。穂乃果たちが練習をしようが遊ぼうが俺の役目は変わらないのだが、羽目を外して気が緩んでる女の子のあられもない姿を拝める可能性があるってのは遊んでいる最中だけ。しかもμ'sの恋人でありAqoursの顧問でもある俺は、彼女たちを監視する義務がある。つまり、合法的にみんなを視姦できるってことだ。レジェンドスクールアイドルのμ'sと現在話題沸騰中のAqoursのあんな姿やこんな姿を、この瞳にまとめて映すことができる男は世界でただ1人、俺だけの特権である。そう考えるとずっと遊んでいていいよ、お前ら。

 

 そんな訳でみんなには俺の目に卑しく映ってもらうとして、俺はゆっくり休ませてもらうか。なんせ朝からずっとアイツらの騒ぎに巻き込まれていたので、そろそろ休息の時間が欲しいんだ。ただでさえ車の中での一件や『おかま掘る』騒動に巻き込まれたせいで体力を削られたため、今回こそはバカンス気分でリラックスすると決めた。もしかしたらこの合同合宿を合宿ではなく旅行だと一番思っているのは俺なのかもしれないな……。

 

 

 パラソルの下で寝転びながらそんなことを考えていると、スタイルの良い赤髪ツリ目の女の子が隣に腰を下ろしてきた。

 

 

「顔が疲れてるわよ。朝からどれだけ騒ぎ倒してたんだか……」

「真姫……。疲れたのはお前らのせいだろ」

「私を一緒にしないで。それにさっき、あなたの声も私たちの部屋まで聞こえてたから人のこと言えないんじゃない? 相当うるさかったわよ、あなたも」

「だからあれは千歌が勝手に勘違いした挙句にことりが暴走して、海未がツッコミに精を入れ過ぎるからいけないのであってだな……」

「どちらにせよ、私たちにとってうるさいのは変わりないけどね。それにμ'sやAqoursの品位が下がるかもしれないから、あまり目立つことはしないで欲しいわ」

「相変わらず容赦ねぇなお前……」

 

 

 いつも通り言葉を刃物にして突き刺してくる真姫だが、厳しく諭してくるのもμ'sとAqoursの今後を考えてのことなので反論はできない。でも旅館での一件は自分も騒がしさに加担していたとしても、車の中での一件は全面的に被害者だからな俺。まぁ、もう過ぎたことだし過去を振り返るのはやめよう。誰が一番騒がしかったとか、そんなことを追及したところで俺の体力が回復する訳じゃない。だったらリラックスしながら笑顔で海を満喫している女の子たちを視姦していた方がよっぽど有意義だ。

 

 

 真姫が本を読み始め場が静かになったところで、俺はビーチに女の子の姿が1人見えないことに気が付く。

 浅瀬で水を掛け合ったりして遊んでいる者、砂浜でビーチバレーをしたりお城を作っている者など、さっきまで全員の姿を捉えていたのだが、真姫との会話を終えて確認すると1人だけ姿が見えなくなっていた。

 

 辺りを見回してみると、割とあっさり姿の消えた女の子を発見することができた。青い髪の長いポニーテールが特徴の女の子――――果南が腕を組みながら、岩場の方へと歩いていく。やがてその奥に入ってしまったため、パラソルの下からでは彼女の姿を確認することが不可能になってしまった。

 

 アイツ、1人でどこへ行こうとしてんだ……? さっき海で泳いでいる姿は目撃したのだが、真姫と会話をしている最中に何かあったのだろうか?

 も、もしかして、アニメや漫画でよくありがちな鬱陶しいナンパに誘われたとか!? それともエロ同人にありがちな、浜辺の岩場に連れ込まれてそのまま強姦される展開とか……!? 

 

 

 …………うん、ちょっと考えたけどそれはねぇわ。だって相手はあの気の強い松浦果南だ。ナンパをするような適当な男に図太いアイツが靡くはずがない。

 そうだとしたら、一体あんなところに何の用事があるってんだ?

 

 仕方ない、ちょっくら確かめてやろう。

 

 

「真姫、ちょっと果南の様子を見てくるから」

「松浦さん……? 何かあったの?」

「それを今から確かめに行くんだよ」

「そう。行ってらっしゃい」

 

 

 真姫は本から目を離さず、適当に手だけを振る。見様によれば"あっちいけしっし"の動作に見えなくもないので若干イラっと来るが、まあコミュ障の真姫だから仕方ないと割り切ってやるか。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

 そこは大きな岩で囲まれた、入江のような空洞だった。とは言っても日が全く当たらない涼しい場所ではなく、むしろ方角的に昼間だと太陽光が直射する暖かい場所だ。地面は砂場ではなく足首が海水に浸かる程度に溜まっており、波はそこそこ緩やか。ちなみにみんながいる浜辺からは綺麗に死角となっていて、向こうからこちらの姿を確認することはまずできない。つまり、エロ同人でチャラ男が幼気な女性を誘い込む場所としては絶好のスポットって訳だ。

 

 もちろん果南に限ってそんなことはなく、岩場に顔を覗かせるとすぐに彼女が1人でいるところを確認できた。何やら挙動不審な様子だが、こんな辺鄙なところで何をしてんだアイツ……?

 

 

「おい果南」

「ひゃっ!? せ、先生!? どうしてこんなところに……」

「それはこっちのセリフだ。コソコソと人気のないとこに入りやがって、心配するだろ」

「ご、ゴメンなさい……」

 

 

 いつもはどんな状況であろうが凛然とした態度を見せる果南だが、今の彼女は引っ込み思案の花陽やルビィのような弱々しさを見せている。背が高くてスタイルも良く、Aqoursのお姉さんポジションとして君臨している彼女が、こんなに挙動不審なのは極めて珍しい。しかも俺の登場に相当驚いているみたいで、本人は気付いてないだろうが徐々に後退りして俺との距離を稼いでいた。俺に対して警戒心を抱くことは何回かあっただろうが、男女としての仲が進展してきたこの状況でも尚ここまで引かれるとは、また何かやっちゃったかなぁ……?

 

 しかし、その不安は果南の身体を見てすぐに払拭された。

 なんとコイツ――――――水着の上を着けてない!! さっきからずっと腕を組んだままだと思っていたのだが、腕を組むにしては胸部の位置に腕があると怪しんでいた。そこで彼女の身体をよく観察してみたところ、背中に水着の紐がないことに気付いたのだ。そこから導き出される答えは小学生でも分かるだろう。そう、果南は野外で上半身が真っ裸だったのだ!!

 

 

「お前、いくら合宿でテンションが上がってるからって脱衣プレイは男の目に悪いぞ」

「な、何のことですか……?」

「惚けんな。水着はどうした? 海に来て開放的な気持ちになるのは分かるけど、まさかお前もことりたちと同類だったとはな……」

「違います!! そんな痴女みたいなことする訳ないじゃないですか!!」

「でも現にしてるじゃん」

「これは訳ありであって、先生の言う猥褻行為ではありませんから……」

 

 

 果南は俺に上半身裸なことがバレてしまったためか、顔を真っ赤にしながらこちらに背を向ける。だが背中を見せびらかされると水着紐がないことが丸分かりなため、下手に隠すよりよっぽど扇情的だ。しかもそんな綺麗な背中を見せつけられると、イヤでも彼女の上半身裸姿の妄想が浮かび上がってしまう。日々のトレーニングで程よく引き締まったスタイルも相まって、胸を腕で隠しているその姿はアダルト系雑誌の表紙を飾っても違和感がないくらいだ。果南が胸を隠せば隠そうとするほど彼女自身が艶やかに見えるので、墓穴を掘るとはまさにこのことだろう。

 

 

「なんつうかまぁ……エロいな」

「直球すぎません……? はぁ~どうしてよりにもよって先生に見つかっちゃうかなぁ……」

「何があったんだ? プレイの一貫じゃなかったら、他に理由があるんだろ?」

 

 

 潔い性格も果南の良い点であり、俺に見つかっても下手に騒いだりせず早急に諦めをつけている。騒いだところで現状は変わらないし、どうやら上の水着を着けていないのは訳アリらしいので、今はその問題の解決に着手したいのだろう。性格も思考も大人だけど、やっぱり胸を腕で押さえながら顔を赤くしている様子を見るとこちらは彼女から目を離せない。果南は冷静になろうとしているのに、こっちは性欲に囚われた哀れな猿。全く、どっちが大人なんだか……。

 

 

「さっき、普通に海で泳いでたんですよ。千歌たちが楽しそうにビーチバレーをしている様子を見ながらゆったりと」

「知ってる。その時はパラソルの下で見てたから」

「わざわざ観察してたんですか……ま、それはいっか。それで泳いでいたら、突然強い波が押し寄せてきたんです。海には慣れてるんでその程度の波なら平気だろうと思っていたら……」

「巻き込まれて上の水着が流されちまったのか。そして波の動き的に、この岩場に流れ着いた可能性があると」

「はい……」

「いくらなんでも紐が緩すぎだろ……。女の子の水着事情なんて知らないけどさ」

 

 

 まるでラブコメアニメのような展開だが、現に目の前でその事象が起こると割と対応に困ってしまう。スケベ主人公なら神が与えてくれたシチュエーションに反応してここで女の子に飛び掛かるんだろうが、一応だけど紳士で通っている俺はそんな低俗なことなんてしない。まあ果南の珍しくも扇情的な格好に興味をそそられてはいるが……。

 

 とにかく、水着を見つけ出さないことにはこの岩場から出られない。千歌たちに見つかるのならまだしも、さっきも言った通り他のお客さんたちも大勢いるのだ。その中にはもちろん男性客もいるから、こんな姿の果南を男たちの目に晒す訳にいかない。ここは大っぴらに動かず、さっさと彼女の水着を見つけ出した方が良さそうだな。

 

 

「分かった、俺も一緒に探してやるよ。お前のそんな姿、誰にも見せたくないしな」

「せ、先生……」

「なんだよ、その鳩が豆鉄砲を食ったような顔は……」

「いや、意外とお優しんだなぁと思いまして。もっとこう、色々なことをされるものとばかり……」

「なるほど、お前はそういうプレイがお望みってことか。野外で上半身裸になるような奴は性癖も特殊だな」

「ち・が・い・ま・す! 久々に見直してあげたのに、先生はやっぱり先生ですね」

「なんだよそれ……」

 

 

 褒められているのか馬鹿にされているのか、いや流石に褒められてはないか。しかしこれでも溢れる欲求を相当抑え込んでおり、性欲が湯水のようだった高校時代の俺だったら今頃果南は海水に浸りながら押し倒されていただろう。これでも女の子の身体はμ'sで見慣れてるから、上半身が裸なくらいでいちいち欲求が暴走したりはしないってことだよ。

 

 暴走はしてないけど興味は持ってるだろって?

 そんなのは男としてなら当たり前だ。だって目の前に恥じらいながら胸を隠してる裸の少女がいるんだぞ? それで女の子の身体に興味津々にならない方がおかしいじゃん。興味という好奇心を抱くのに、大人だろうが先生だろうが関係ない。闇雲に女の子を襲ったりとか無様な真似はしないけど、やってもいいと言われたらすぐに動き出せる体勢にあるのは間違いなかった。

 

 

 水着を探してやるよとは言ったが、辺りを見回しても彼女の青い水着はどこにもない。あんな薄い布切れ1枚なので、もしかしたら俺たちが見落としているだけなのかもしれないが……とにかく、波の動き的にもっと沖の方を調べた方が良さそうだな。幸いにも波はあるが激しくはないので、そこまで時間も経ってない今なら果てしなく遠くに流されてしまったってことはないだろう。

 

 

「おい果南。もう少し沖の方を調べてくるから、お前はここで待ってろ」

「私も行きます」

「へ? そんな格好で?」

「こんな格好だからですよ。裸の状態で1人でいる方が緊張しますし、それに……」

「それに?」

「先生が他の人の目から、私を守ってくれるんですよね? 誰にも見せたくないって言ってたじゃないですか」

 

 

 果南はちょっと恥ずかしそうにして俺を諭した。端的に言えば自分の側にいて欲しいと告白染みたセリフなので、発言に少々羞恥心を感じているのだろう。自分の水着が流された恥ずかしい状況だからこそ、頼れる人が近くにいるのは心強いんだと思う。彼女は感受性が豊かな方ではないが、現状を乗り切るために勇気を振り絞って俺を頼ってくれるんだったら応えてやるしかないよな。

 

 

「分かった。一緒に探すのはいいけど、俺の側から離れんじゃねぇぞ。沖に出ればみんながいるところからでもこっちの姿を確認できるから、俺の身体で自分の身体が隠れるようなポジションを維持しろ。そうすりゃ何も着てないってバレることはねぇから」

「はい、ありがとうございます」

 

 

 果南の表情はさっきまで緊張と羞恥で少々張り詰めていたが、俺の言葉を聞いた途端に落ち着きを取り戻した。

 そして心にも多少なりと余裕が出てきたのか、躊躇いもなく俺に近づいてくる。この場所で出会った時は会話しながら俺と距離を置こうとしていたのに、心境の変化が故のこの変わり様。

 

 しかしもちろんだが、果南の姿はさっきまでと同様に胸を腕で隠した上半身裸のままだ。しかもこうして近づいて見ると、彼女が上に何も纏っていないことがより鮮明になる。更に果南の胸のサイズはその細い腕で完全に収まりきるような大きさではなく、隣にいる彼女の胸元に目線を落とせば胸の谷間の深さがよく分かる。しかもちょっとでも腕を動かせばその動きに合わせて胸のカタチも自由自在に変形するので、触ってもいないのに彼女の胸の柔らかさが実感できた。カッコいいセリフで守ってやるとか言ったけど、こんな光景を見せつけられたら今にもコイツを押し倒してしまいそうだ……。

 

 

 果南を連れ、岩場で囲まれたところから少し沖に出た。沖に出れば出るほどもちろん地面が深くなっていき、やがて海水が腰が浸かる位置まで移動した。千歌たちの楽しそうな声が聞こえることから、さっきの場所と比べれば確実に見つかりやすい位置に移動している。誰かに協力を仰ぐ選択肢もなくはないのだが、あまりこの状況を見られたくないってのも本音だ。だってさ、今日だけでもどれだけの騒ぎに巻き込まれたと思う? バスの席で騒ぎ、膝枕で騒ぎ、人を同性愛者だと思い込んで騒ぎ――――そう、もうこれ以上騒ぎには巻き込まれたくないんだ。そして海でテンションが爆上げしているアイツらに上半身裸の果南と一緒にいる状況を見られでもしたら、弁解を奴らの耳に入れる前にまた騒ぎが広がってしまうだろう。もうね、そうなったら俺は精神疲労でこの合宿中は旅館でずっと寝てるから。そうならないためにも、極秘にできることなら極秘裏に事を進めた方が安全だ。俺のSAN値的な意味でもな……。

 

 

「しかし腰まで水に浸かってると、お前とうとう何も着けてないように見えるな。上も下も」

「な、なに言ってるんですか!? 余計なことは考えず、早く水着を探してください」

「でも水で下半身が見えないせいで全裸に見えちゃうんだよ」

「そう見えるならちゃんと私を守ってくださいよ……」

「分かってる分かってる。だからあまり騒ぐな」

 

 

 あまり騒ぐと誰かに見つかってしまう可能性があることくらいはもちろん認識している。でも俺が一番危惧しているのは、果南が身体を動かすたびに艶めかしい肢体が日光に照らされてより魅惑的に見えることだ。ほぼ密着状態でそんな姿を見せられたら俺がどんな愚行に走ってしまうのか、もはや自分でも想像できない。こんな状況であっても自分の欲求をここまで抑えれるようになったことに、己の成長をしみじみと感じるよ。

 

 

 するとその時だった。さっきまでゆったりとしていた波が、僅かに勢いづいていることに気付く。この現象はさっき果南が話していた、水着を失う直前に押し寄せていた波の強さに似ている。しかし、もしかしたらと察した時には時すでに遅し。俺たちの身体を飲み込むほどの巨大な波がこちらに押し寄せてきていた。完全に油断をしていた俺たちは回避行動を取ることもできず、その場で腕を使って無駄な防御をすることしかできなかった。その際に果南は胸から腕を離したため、外界に曝け出された双丘がぷるんと揺れる光景を目にしたのだが、その刹那に波に巻き込まれたため本当に一瞬の出来事だった。

 

 

「うわぁあああああっ!?」

「きゃあっ!?」

 

 

 そこまで大きい波ではなかったものの、成人男性の身体を飲み込むくらいだから威力はそこそこのもの。なんとか悪戯な波の攻撃をしのぎ切り、全身がびしょびしょに濡れながらも果南が隣で無事であることを確認する。コイツにとっては1日で2回も波に襲われたんだから不幸中の不幸だろう。普段はダイビングを嗜む人魚姫だからてっきり海に愛されているものとばかり思っていたのだが、ここの海はどうやらスタイルの良い女の子が大好きらしい。大海原にも性欲はあったってことか、うんうん。

 

 適当な冗談で適当に感心していると、またしても果南の様子がおかしいことに気が付く。俺の言葉で平静を取り戻したはずなのに、今度は一体何があったってんだよ……。

 

 

「水浸しになったのに顔赤くなってるぞ? どうした?」

「い、いや、な、流されちゃって……」

「流されたって、水着は第一波でもう流されてるだろ」

「違いますよ。そ、その……もう1つ……」

「おいまさか――――下の水着も!?」

 

 

 果南は顔を真っ赤にしながら小さく頷く。

 ということは、今の果南の格好って……つまりそういうこと!?

 

 

 水着を失った人魚姫。だが彼女の受難はまだまだこれからだということを、俺たちはまだ知らない――――――

 

 

 

 

To Be Continued……

 




 何気に女の子をほぼ全裸状態で出演させるのはこれまでにあまりなく、久々に女の子の肌色の肢体を鮮明に描いた気がします。その久々の被害者が果南であり、しかも話のネタもエロ方面ではなくてギャグ方面なのは彼女に申し訳ないなぁ~と思ったり思わなかったり(笑)
でもAqoursで一番水着が似合うのは彼女で、その水着を脱がせたいと思っちゃうのは男の性なので許してください!

 次回は果南と、ついでに零君の受難編!
 もう零君を休ませてあげたいのですが、これがハーレム主人公のお仕事なので仕方ないですね(笑) ちなみに他のμ'sやAqoursのメンバーもちゃんと登場しますよ!

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小説執筆のやる気と糧になります!


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