ラブライブ!~μ's&Aqoursとの新たなる日常~   作:薮椿
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 合同合宿編、19話目
 前回のルビィ回からダイヤも加わり、今回はダイヤ&ルビィの黒澤姉妹回です。登場人物は彼女たちだけですが、Aqoursのみんなを登場させた方が話的には合ってると思いちょっと後悔気味(笑)


ダイヤモンドの焦燥

 

 自分の妹が閉鎖空間で男に押し倒されている現場を目撃したら、一体どんな反応をするのか。そんなトリビアの種が今まさに解決した。

 ダイヤは目の前の状況に唖然としていて、開いた口が塞がらないようだ。俺たちの情事を見た瞬間に大声は上げたのだが、それも衝動的に出た怒声でありその時はまだ眼前に起きている惨事に理解が追い付いていなかったのだろう。

 ちなみにそれは俺たちも同じことだ。押し入れの戸が開けられ、部屋の明かりと生暖かい空気が入り込んできた瞬間に我に返った。あと少し、数秒遅かったら俺はルビィの下着を脱がしていたに違いない。そう、ルビィは下着姿でもある。しかも姉の下着を着けていることは、その所持者であるダイヤなら一目瞭然。そんな光景を見たダイヤはこう思うだろう。

 

 俺がルビィに自分の下着を着けさせ、押し入れに監禁して逃げ場を失ったところを襲おうとしていたと。

 もちろん冤罪なのだが、目の前で繰り広げられている実情に物の真贋は通用しない。いくら言い訳を連ねても、その目で捉えた事実の方が圧倒的に信憑性があるのと同じだ。

 

 お互いに顔を見つめ合うこと数秒。夏とは思えないほどの冷たい空気を破ったのは、先程まで硬直していたダイヤだった。

 

 

「とりあえずルビィ、先に服を着なさい。話はそれからですわ」

「う、うん……」

 

 

 怒りに任せて怒鳴り散らすかと思っていたが、ある程度の余裕はあるみたいだ。

 でも俺には分かる。ダイヤの沸点近くで今にも"怒"の感情が暴発しそうになっていることを。指一本触れるだけで胎動していた憤怒が解放され、俺に怒涛の罵声を浴びせることも。ルビィも一触即発のこの空気を察しているようで、恐る恐る自分の練習着に着替えた。

 

 

「言いたいことはたくさんありますが、まずはどうしてさっきのような状況になっているのかを聞きますわ。練習の時間も迫っているので、簡潔に答えてください」

「あれ、意外と冷静なんだな」

「怒りに任せて叫ぶなど、そんなはしたない真似はしません。むしろ被害者が愛しのルビィだからこそ、冷静に状況を分析して然るべき罰を与えたいのです」

「目、こえぇよ……」

 

 

 冷静にとは言っているが、俺を睨む目付きの鋭さはまさに刺し殺してくるようだ。最愛の妹を穢されたと思っているせいか、俺に対する圧力はいつも以上に重い。こんな雰囲気のダイヤを見ると、本当に現在絶賛恋愛中の関係とは思えないな……。しかも自分の元生徒の圧力に押し負けそうになっているから、教師の面目どころか年上としての威厳も失っている。もうプライドなんて捨ててもいいから、彼女の鬱憤を暴発させないようにだけ意識を集中しよう。

 

 

「この部屋のドアが開いてたから、不審者がいるんじゃないかと思って入ったんだよ。そうしたらルビィが着替え中だったんだ。間もなくしてお前の声が聞こえたから、下着姿のルビィと一緒にいるところを見られたらヤバいと思って、気付いたら押し入れの中に……」

「なるほど。今の発言に、嘘や偽りは1つもありませんね?」

 

 

 その質問は俺ではなくルビィに投げらた。自分に振られるとは思っていなかったルビィだが、さっきの話は紛うことなき事実なので彼女は首を小さく縦に振る。それを見たダイヤは、そう、と呟いて再び俺と対面した。こんな張り詰めた空気で口裏合わせの言い訳ができるはずないと思っているのか、一応俺たちの言い分は聞き入れてくれたみたいだ。

 

 そういや、ダイヤはルビィの下着を見て何も思わなかったのだろうか? 自分の下着なのに……。

 

 

「ルビィが私の下着を着けている件は、まあいいでしょう」

「なんだ、知ってたのか……」

「大方、ルビィが下着の替えを忘れ、私の下着を拝借したってところでしょう?」

「さすが、妹のことならなんでも分かるんだな」

「当たり前ですわ! 愛するルビィのことですから、申し訳なく思いながらも私のカバンを漁っていた姿が思い浮かびます。でもそんな罪悪感を抱くということは、ルビィの中に優しさがあるということ。だから私は許すのです」

「じゃあ俺のことは?」

「徹底的に尋問しますわ」

「なんでやねん!!」

 

 

 この扱い差、やっぱりシスコンを極めてやがるなコイツ……。まあ俺も人のことは言えないが、ダイヤの場合はルビィを溺愛しすぎだ。確かに妹が兄の下着を盗んだとなればド変態だが、妹が姉の下着を使ったとしても普通の貸し借りにしか見えない。姉妹なら割と日常的なことなのかもしれないな。それでもダイヤがルビィに捧げる愛は異常だけど……。

 

 

「尋問するとは言いましたが練習の時間も迫っていることですし、今日のところはお咎めなしにしておいてあげますわ」

「えっ、マジで?」

「勘違いしないでください。μ'sの皆さんに迷惑をかけるのが申し訳ないだけで、先生には聞きたいことが山ほどあるのですから」

「だから、ルビィのことは不慮の事故だって言っただろ。それに疚しい気持ちは一切ない」

「それよりも、もっと聞きたいことが私にはあるのです……」

 

 

 さっきまでの"鬼"を彷彿させるような顔をしていたのに、唐突にしおらしくなりやがった。極度のシスコンの癖に自分の妹が押し倒されてる現場を見て、その犯人を見逃すなんて愚策を取る訳がない。つまり、ダイヤは現状よりも気になってることがあるってことか。そういやルビィも俺に押し倒されていたのにも関わらず、何故か俺に告白文を強要させてきた。ただ単に黒澤姉妹が不思議ちゃんなだけなのか、それとも何か別の事情が……?

 

 幸いなことに冷たく張り付いていた空気はある程度緩和されたので、別の話題に切り込む余裕はある。腑に落ちなくてモヤモヤするくらいなら、今ここで彼女たちの気持ちを明らかにしてやろう。

 

 

「なぁ、どうしたんだいきなり黙り込んで? いつも俺に容赦ないのは知ってるけど、こんな時こそ思っていることを吐き出していいんだぞ?」

「…………」

 

 

 ダイヤは俺と目を合わそうとせず、沈黙を貫いていた。そしてそれはルビィも同じで、押し入れの中で俺に告白をせがんでいた肉食系の彼女の面影はない。先程の張り詰めていた空気が一転、不快で淀んだ雰囲気に様変わりしていた。

 

 そういや、今朝のみんなの様子もこんな感じだった気がする。俺に対してどこか避けているような、会話することを渋っている、そんな感覚。類まれないほどに疎外感を抱いたのだが、今のダイヤとルビィの様子を見ているとまさに今朝の出来事を思い出す。まさかコイツら、その時と同じことで悩んでるのか? 昨日までの女の子たちは向こうから積極的に話しかけてきて対応できないくらいだったのに、今日になった途端この反応だ。昨日と今日の境に、μ'sとAqoursに何があったのだろうか……?

 

 昨日と今日の境と言えば、俺は虹ヶ咲のスクールアイドルたちと会っていた。特別なイベントと言えばそれしかないが、もしかして誰かに会っているところを見られてた? 俺がみんなに内緒で別の女の子と会っていると知ったから、こうして不信感を抱いているのかも……。

 でも、μ'sは俺が別の女の子と遊び歩いていることくらい知っている。大学の女友達とたまにだが遊びに行ったりもするし、μ'sのみんなはそれを容認してくれている。だけど穂乃果たちもAqoursと同じく、今朝から微妙な表情をしていた。俺が別の子といることなんて慣れているはずなのに……。

 

 ん? そういや虹ヶ咲の子たちと別れて1人になった時、携帯が通話状態になってたよな。

 ま、まさか、あの通話先にμ'sやAqoursがいたとしたら?? もしずっと通話状態だったら、秋葉と虹ヶ咲の子たちの話は全てみんなに筒抜けだったってことだ。その時に語られたのは俺と歩夢たちの過去。しかも意外なことに強い繋がりがあり、みんなよりずっと昔から強固な絆で結ばれていた。まあ当の本人である俺が忘れてしまっていた訳だが、それを聞いた穂乃果や千歌たちが何も思わないはずがない。

 

 もしかしたら、そのことでみんな今朝から様子が……?

 

 

「聞いちゃったんだな、昨晩の話を」

 

 

 少し間があったが、ダイヤとルビィは同時に小さく頷いた。

 やっぱり、昨晩の会話は全部みんなに聞こえてたんだ。どんなカラクリで俺の携帯を遠隔操作したのかは知らないが、恐らく秋葉の仕業だろう。μ'sとAqoursにまで俺の過去話を聞かせたかった理由は分からないが、アイツはまだ何かを隠してる気がする。毎度のことながら、一筋縄ではいかない奴だからな。

 

 こちらから話を始めてしまったものの、この先どのような話題を振ればいいのか考えていなかった。事実確認を済ませたい一心だったので仕方のないことだが、図星であった以上ここで話を切り上げるのは彼女たち的にも不満だろう。弁解しようにも真実を直接耳にしているから、適当なことを言ってこの場を凌ぐなんてことはできない。

 

 どうする? どうすればダイヤとルビィの心を解放できる……!?

 

 

 すると、この空気を破ったのは意外にもルビィだった。

 

 

「先生は、ずっとルビィたちの先生でいてくれるんですよね? ずっとAqoursの顧問でいてくれますよね!?」

「どうしたんだ急に……。そんなの当たり前だろ。教育実習生の俺はいなくなったけど、お前らAqoursの顧問であることは変わらないよ」

「そ、そうですよね……」

「何を決まりきったことを今更――――ってルビィ、お前涙出てるぞ!?」

「ゴメンなさい! やっぱり先生はルビィたちのことを捨てないんだなって思うと、嬉しくなっちゃって」

「はぁ?」

 

 

 見捨てた? 誰が? 俺が??

 ルビィの質問の意味が分からなかった。だが質問をしてきた時の彼女の悲しくも寂しい表情は、これでもかと言うくらい脳裏に焼き付く。彼女たちが抱いている負の感情は、俺の想像以上に膨らんでいるのかもしれない。せっかく安心しているのに話を蒸し返して悪いような気もするが、ここはしっかりとお互いに意思疎通しておこう。今を逃すとしばらく心がすれ違ってしまう、そう思ったから。

 

 

「聞いてたんだな、俺と歩夢たちの会話」

「はい……そうです」

「みんな聞いてたのか?」

「はい……」

 

 

 やはりそうだったか。ということは、朝からみんなが俺を妙に避けてたのは全員ルビィやダイヤと同じ理由だったってことか。その理由はこれから聞かないと分からないけど、少なくとも俺が何かをやらかしたからみんなの反応が微妙だった訳じゃないと分かって安心したよ。

 

 俺とルビィの会話を黙って聞いていたダイヤだが、遂に彼女も自分の気持ちが抑えられなくなったのか俺と真っ向から向き合ってきた。

 

 

「私たちが特別じゃない。皆さん、まずそう思いましたわ。μ'sの皆さんはどう思っているのかは分かりませんが、Aqoursは私を含め少し疎外感を覚えてしまったのです。先生が体験した運命。虹ヶ咲の方々と出会い、壮絶な事件を乗り越えて結ばれた絆。どれを取っても私たちは敵わない、そう思ってしまったのです」

 

 

 確かに、あの話を聞く限りではダイヤたちがそう思っても仕方がない。そう結論付けてしまうくらいには俺と歩夢たちとの過去は壮絶で悲痛だった。絶望の淵から助け出してくれたのはいいものの、そのお礼を言う間もなく恩人である俺の記憶は消えてしまった。しかもその頃の辛い記憶を思い出さないように、俺が目覚めた後も歩夢たちは俺との関係を絶たなくてはならなかったのだ。出会ってしまったら、あの頃の辛い思い出がフラッシュバックしてしまうかもしれないから。そのために、アイツらは俺と初対面を装うしかなかった。本当はお礼を言いたい、自分の想いを伝えたいはずなのに……。

 

 その過去を鑑みるに、歩夢たちが真実を話し、再びあの頃の俺と再会できたことは何よりの幸福だったに違いない。みんなも言っていた、ずっとこの時を待っていたんだと。この時のために自分たちの魅力を磨きに磨き上げ、俺の隣に相応しい女になることが歩夢たちの目標であった。

 そんな過去と夢を聞かされれば、そりゃAqoursのみんなは衝撃を受けるに決まっている。ダイヤが『私たちには敵わない』と言った理由も、何となくだが察した。Aqoursとの出会いはさほど特別なではなく、教育実習生が教育実習先の生徒に出会った。ただそれだけだ。セクハラ紛いなことはあったけど、言ってしまえばそれだけなんだ。虹ヶ咲の子たちと比べれば、自分たちが先生と育んできた思い出が霞んで見えるのは分からなくもない。俺とAqoursは出会ってまだ数か月だが、一緒にいた時間はいつも濃密で、もう心で繋がっていると言っても過言ではない。それは俺も彼女たちも感じていただろうが、虹ヶ咲の過去を聞いてしまったらそれさえも薄く見えるのだ。それはもう事実だから仕方ないと割り切るしかないし、俺もその事実があること自体は認めてしまっている。

 

 だが、認めているからと言って屈する必要はない。

 だから、俺は――――――

 

 

「関係ないんじゃないか? 想いや絆の強さを誰かと比較するなんて、そんなの無意味だと思うけど」

「えっ……?」

「誰かを好きって気持ちを天秤にかけること自体が間違ってるんだよ。逆に聞くけど、ダイヤもルビィも自分以外の誰かが俺を好きだったとして、お前たちは自分の気持ちを抑え切れるのか? 黙ったまま見過ごせるか? 自分の想いより向こうの想いの方が強いからと言って、それですぱっと諦めて満足できるのか?」

「そ、そんなことはありません!!」

「ルビィもです! あ、諦めたくないです!!」

「ようやく本音が出たな、それでいいんだよそれで」

「「あっ……」」

 

 

 薄々感じてはいたが、2人共与えられた情報を鵜呑みにし、衝撃的な事実に心を揺さぶられていただけで本質をしっかり考えていなかった。誰かを好きという気持ちに優劣なんて存在しないことなんて、ちょっと考えれば分かるはずだ。それなのにその思考に辿り着かなかったってことは、秋葉や歩夢たちの話が相当ショッキングに感じられたからに違いない。もしかして、千歌たちも同じ理由で悩んでいるのかも。確かにあの話を聞いたら最後、自分たちと俺との繋がりよりも、虹ヶ咲と俺の繋がりの方が強く思っちゃっても仕方ねぇよな。虹ヶ咲の子たちに自分の好きな人が取られるという不安を味わっても仕方のないことだ。

 

 

「それに何度も言うけど、俺はお前たちのずっと隣にいるから。もちろんμ'sも虹ヶ咲も、誰1人として隣を離れるつもりはない。むしろ俺からみんなを引き寄せてやる。女たらしとか、侍らせてるとか、何を言われても構わない。それでみんなが幸せになるのなら、1人1人の笑顔が見られるなら、俺はそっちの道を選ぶよ。だから疎外感なんてもう捨てちまえ。これからは寂しさを感じさせないくらいに愛してやるから。そう、ウザいと思われるほどにな」

 

 

 もう何年も非道を歩み続けているんだ、今更たくさんの女の子を愛したって罪悪感など微塵もない。むしろこの道をずっと突き進んできたからこそ、俺の手から誰も離さない。そのためには、今Aqoursの抱く不安を早いところ解消してやらないと。これまでは下手な不安を煽らないようにμ'sとの関係や虹ヶ咲との確執も黙っていたけど、いよいよみんなに全てを打ち明ける時が来たってことだ。

 

 新たな決心を胸にしたところで、ダイヤとルビィが何故か口に手を当ててくすくす笑っていた。さっきまで涙を流していたり暗い表情だったくせに、いきなりどうしたんだコイツら……。

 

 

「おい、なに笑ってんだ……?」

「い、いえ、浮気性を真面目な顔で語っている姿が逆に清々しすぎて、思わず笑いが……フフッ」

「ルビィも、安心したら急に……ふふっ」

「酷すぎるだろ……。こっちは真剣にお前らと向き合ってだな……」

「分かっています。最低なところが先生の性でもありますから、むしろ言い切ってくれたことで私も安心しました」

「ルビィももっと先生のことが好きになりました。ここまで優しく、大事にされているなんて幸せです!」

 

 

 梨子の時と同じだ。俺が真面目な話をすると、みんなこうして笑顔になる。もちろん女の子の笑顔を見られるのは嬉しいんだけど、こっちは神経を尖らせているが故かちょっと拍子抜けしてしまう。ま、終わり良ければ総て良しってか? いや、むしろ本番はこれからなのかも……。

 

 

「先生って、真面目な顔は似合わないって言われません?」

「ん? どういう意味だ??」

「いえ別に特別な意味は。でも自信満々で余裕ぶっているいつもの雰囲気の方が、私は好きですわ」

「ルビィもです! 頼れる大人って感じがして、つい甘えたくなっちゃいます」

「なんか、上手いこと丸め込まれた気がする……」

 

 

 一見すると不真面目そうに見えるが、その実、裏では色んな事態を想定して行動している――――と自分で自分を評価しているのだが、やっぱ似合わないのかそんなキャラ? でもアニメでよくいるチャラ男みたいに、その場のノリだけで女の子と付き合おうなんて思っちゃいない。だからと言って真面目なオーラを出すと女の子たちに笑われるし、一体どうしたらいいんだよ……。

 

 まあどんな形であれ、それでみんなが笑顔になれるのなら別にいっか。心にかかったモヤを俺の真面目な雰囲気で晴らすことができるのなら、それはそれで素晴らしいことじゃね? もちろんみんなを納得させる言動を伴ってのことだけどね。

 

 さて、押し入れの灼熱地獄に苛まれて汗だくになったし、温泉にでも入って癒されるとするか。早朝の時間帯も過ぎ去ったので、今なら朝風呂のラッシュを避けることができるだろう。

 あ、あれ? 時間と言えば――――――

 

 

「そういやお前ら、練習はいいのか?」

「「あっ……」」

「やっぱり忘れてたな……」

 

 

 たまにどこか抜けているところがあるこの性格こそ、黒澤姉妹の可愛い部分の1つだ。ダイヤは普段の誠実さと比べてそのギャップ、ルビィは見た目と性格通りの欠点なので、見ていて微笑ましいことこの上ない。そんな子たちを見捨てるとか、絶対にするはずがないだろ。例え虹ヶ咲との過去が壮絶だったとしても、アイツらとの絆が強かったとしても、Aqoursとの関係が薄くなるなんてことはあり得ない。

 

 よし分かった。今後、それを証明してやろう。

 疎外感を感じさせるどころか、むしろ俺に依存したくなるくらい好きにしてみせるから。

 




 この小説ってシリアスが発生しても、発生してから解決するまでが短いなぁと常々感じます。そこまで引き延ばしても仕方がないってのもありますが、私が暗いシーンを長く描くことに抵抗があるので許してください(笑) でも女の子の笑顔を見るために零君が問題をスピード解決してくれると思えば、読者の皆さんも安心できるかも……?

 次回は久々にμ's回です。
 μ'sとAqoursの合同合宿編のはずなのに、μ'sのメンバーはかなりご無沙汰な気が……。まあ話の主体がAqoursと虹ヶ咲にシフトしているので、μ'sにはレジェンドとしての風格を見せつけ――――られるといいなぁ()



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