ラブライブ!~μ's&Aqoursとの新たなる日常~   作:薮椿

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 とんでもない回が出来上がってしまった……


こころとここあの自由研究

 

 いきなり汚らしい話題で申し訳ないが、『朝立ち』の経験がある人はいるだろうか。特に性的興奮を感じていないのに、朝起きると何故か男根が立っている現象のことだ。そもそも寝起きは寝惚けているせいで立っていることに気付かない人も多いだろうが、男の生理現象としてはよく見られる兆候だ。

 

 『勃起』は自律神経系によってコントロールされており、リラックス状態の時に機能する副交感神経によって起きるらしい。逆に切羽詰まっている時は交感神経が働くために、勃起は起きないそうだ。そして朝は人間が最もリラックスできる状態であるから、朝立ちをしてしまうという訳だ。

 

 ちなみに睡眠には周期的に交互に起こるレム睡眠とノンレム睡眠があり、夢を見やすいといわれるレム睡眠のときに特定の神経が刺激され、寝ている間に勃起してしまう。そしてレム睡眠は一晩に約90分サイクルで約4回訪れることに加えて、人が目覚めるのは浅い眠りのレム睡眠のときが多いため、これが朝まで維持されると朝立ちになるとのことだ。

 

 言葉だけを聞くと汚い話に聞こえるが、そのメカニズムは先程の通り詳細に研究されていたりする。しかも勃起不全(ED)の鑑別診断に応用されており、勃起不全が心因性のものであるかどうかを朝立ちや就寝中の勃起を用いてチェックできるのだ。だから特定の病気を診断する手段としても『朝立ち』は使われているため、汚らしい生理現象の括りで嫌悪するのはちょっと早計過ぎるかな。まぁ、だからと言ってこの話を誰と構わず披露するのは避けた方がいいと思うが……。

 

 

 どうして冒頭でいきなりこんな話題を出したのかって?

 それは今から数分前に遡る。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

 気持ちがいい。そんな感覚で目を覚ましたのは久しぶりだ。まだ目を開けてはおらず、寝起きなため頭がぼぉ~っとしているが、それでも身体に走る快楽が自分を目覚めさせたということは分かった。人は太陽の光を浴びながら起きると気持ちの良い朝を迎えられると言われるが、そんなものよりもこの快楽による起床の方が格段に目覚めは良い。しかもなんだか血液が下半身の方に集まっている感覚がしたので、これは朝立ちしていると察することもできた。

 

 しかし、朝立ちをしているだけでこんな快楽を感じるものだろうか? それにさっきから継続的に何かが俺の下半身を刺激している、そんな感覚に苛まれていた。まだ目を開けていないので実際は何が起こっているのかは分からないが、寝起きの頭が段々目覚めてくると、自分の下半身が明らかに人的刺激を加えられていることに気が付く。しかも感覚的に下が脱がされているのは明白であり、更には唾液の音が聞こえてくる。

 

 もはや俺の布団の中で何が行われているかは言わずもがな。

 今にも自分の布団を引き剥がして寝込みを襲う犯人を特定したいところだが、身体に襲い来る快楽に身を任せたくなっているのも事実。

 

 

 だから、俺が取った手は――――――

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「おにーちゃんおはよう! いや、この時間だったら()()()()かな?」

「おはようございます、お兄様。お目覚めはいかがですか?」

「ここあ、こころ……」

 

 

 とりあえずズボンを履き、横になっている俺にのしかかる女の子たちの正体を確認する。

 矢澤こころと矢澤ここあ。にこの妹であり、下手をしたらアイツよりもよっぽど痴女な2人だ。ある出来事を境に事あるごとに俺を痴女り、もはやコイツらにとって俺との日常は日常生活ではなく()()()()となっている。それくらいコイツらは男という生き物、いや俺に興味津々なのだ。

 

 この状況を見て何からツッコミを入れていいのか分からない。だから1つ1つ謎を紐解いていこう。まあ謎を解いたところでコイツらのことだ、またロクでもないことに巻き込まれるのは目に見えていた。

 

 

「聞きたいことはたくさんあるけど、まず1つ。どうして俺の寝込みを襲った?」

「おにーちゃんのち〇こが見たかったからだよ!」

「ぶっ!? 直球過ぎるだろ!? もっとオブラートに包め!!」

「おにーちゃんのおち〇ちんが見たかったから!」

「変わってねぇから! "お"を付ければ丁寧語になると思ったら大間違いだぞ!?」

 

 

 そもそも下品な言葉に丁寧語があるかどうかすらも怪しいが、どうであれ女の子が発していい言葉ではない。まあ一部の界隈では女の子の淫語を喋らせることで興奮を覚える変態もいるみたいだけど、俺はそんな偏った性癖は持ち合わせていない。だから女子中学生のここあからそんな言葉が出てきた時は、柄にもなく噴き出してしまった。

 

 

「ここあ、ちゃんと説明しないと伝わらないでしょ。ゴメンなさいお兄様、私から説明しますから」

「そんな改まって説明するほど重要なことなのかこれ……。まあいいや、続けて」

「はい。私たちは、男性の『朝立ち』なるものを見てみたかったのです」

「お前もここあに負けず劣らず直球だな……。で、どうして?」

「学校の保健体育の授業で、男子たちがその話をしていたんです。聞けばここあの学校でも男子の間でその話題が蔓延しているとかどうとか。だから気になっちゃったんですよ」

「いやいや気になっちゃったんですよじゃなくて、どうして興味持っちゃったかなぁ!?」

「そりゃおにーちゃんのせいだよ。男子たちの話を盗み聞きしてから、私もこころもおにーちゃんの朝立ちってどんなのだろうって、ずぅ~~っと頭の中がいっぱいなんだから!」

「な゛っ、えぇっ!?」

「お兄様の逞しいあそこが妄想となって脳内にこびり付き、私もここあも授業中は愚か、食事中やお風呂の中、寝る時までその妄想で頭がいっぱいだったんです」

「ソーセージとかバナナとか、棒状のモノを見るとおにーちゃんのアレを思い出しちゃうくらいにね!」

「そ、そう……」

 

 

 ことりや楓の会話も相当逝っちゃってるが、それ以上にコイツらの会話は危険だ。羞恥心など一切ない怒涛の猥談に、流石の俺でも相槌しか打つことができない。そんな会話をしているのが高校1年生と中学3年生の女子というのが驚愕に拍車をかけており、もはや何をどうやって反応したらいいのか分からなくなっていた。

 

 そもそも、その男子たちが学校で余計な話をしなければこんなことにはなってなかったのに、全く面倒なことをしてくれたもんだ。まあ思春期真っ盛りの男子は猥談をしたくなるもの。数年前に思春期を経験した俺なら身に染みて理解できる。とは言いつつも今でも猥談をしない訳じゃないが、コイツらのレベルには到底追いつけない(というか追いつきたくない)ので俺の猥談など可愛いものだろう。

 

 

「なんとなく事情は分かった。朝立ちがどういうのか気になったから、わざわざ俺のベッドに忍び込んで痴女ってた訳か」

「その通りです。それに、朝ごはんも頂けましたし!」

「お、お前……!!」

「フフッ♪」

 

 

 こころは口元に付着していた白の液体を人差し指で拭うと、俺に見せつけるようにペロリと舐める。その仕草が俺の好みにドストライクすぎて思わず興奮してしまうが、ここで熱くなったらコイツの思う壺なので必死に耐える。その白いのが何なのかは敢えて言わないが、つまりそういうことだろう。

 そして同時に、この2人にまたヤられてしまった事実に衝撃を受けた。2人はもう高校生と中学生なのでロリっ子ではないものの、JKとJCに朝抜きされる背徳感はゾクゾクしつつも後ろめたいモノがある。相変わらず節操ねぇよな俺って……。

 

 

「美味しかったよ! おにーちゃんのせい――」

「おっと、その言葉は言わせねぇよ!!」

「じゃあ、お〇んぽミル――」

「だから言わせねぇって! もうほとんど言っちゃってるけどさ」

「む~! じゃあ単刀直入に"種子"でいいや」

「それはそれでどうかと思うが……」

 

 

 ここあは勉強が苦手で、特に英単語を覚えるのが大の苦手らしい。でもこうした淫語の知識だけは豊富に蓄えているようで、さっきのように『精液』という言葉をありとあらゆる言葉に変換することに関してはプロ並みだ。そんな単語を覚える暇があったら英単語の1つや2つ覚えろよ……。

 

 

「そもそも、男の朝立ちが見たいなら身近に虎太郎がいるだろ? どうして俺なんだよ」

「えっ、弟の朝勃ちを見るなんてあり得ませんよ。そんな変態じゃあるまいし」

「姉弟でえっちなことをするなんて、変態のおにーちゃんや楓さんと一緒にしないで欲しいよね」

「お前らよくそんな口が叩けるよな……」

 

 

 今までの発言を全て棚に上げ、自分たちよりも俺たち兄妹の方が変態だと言い張るその度胸。あまりにも堂々としているから、思わずこっちがおかしいのかなと少し勘ぐってしまった。もはや清々しすぎて言い返す気にもならねぇよ。

 

 

「話を戻しますけど、朝立ちって不思議ですよね? 卑猥な夢でも見てるんですか?」

「確かに要因としては考えられるけど、結局はただの生理現象だ。だからそんなものを見ても面白くないと思うけどな」

「面白いよ! だっておにーちゃんのこれ、私たちが触るたびにピクピクしてて可愛かったし♪ いきなり白いのがぴゅっぴゅした時は流石に驚いたけどね」

「だから、その言い方はやめろって言ってるだろ……。つうかお前ら、ずっと俺のを見てた訳?」

「うんっ! 夏休みの自由研究のために、こころと観察してたんだ」

「ぶっ!? な、何してくれちゃってんの!?」

「本当はしぼんでいる時から大きくなる過程を観察しようと思ってたんですけど、私たちが来た時はすでにビンビンだったんですよね。残念です」

「小学生のアサガオ研究みたいに言わないでくれ……」

 

 

 何がやりづらいかって、コイツらはことりたちのように狙ってこのような会話をしている訳ではないってことだ。至って真面目に、子供の純粋さと好奇心を発揮している。だからなのか、こちらからツッコミを入れたとしても、コイツらはどうして自分たちが咎められているのか分からずきょとんとしている時がある。そのせいでことりや楓なんかよりもよっぽどやりにくいんだ。

 

 なんにせよ2人の興味を朝立ちから逸らさないと、永久に俺の下半身が狙われる羽目になる。さっき穴が空くほど俺のを観察してたって言うのに、未だに俺の身体に跨ったまま離れようとしないってことはまだ満足してないってことだろう。美少女JKとJCに下半身をまじまじと観察されるなんて、羞恥プレイにもほどがあるぞ……。

 

 

「なぁ、そろそろこの話やめねぇか? 俺が寝ている間に色々やったんなら、それでいいだろ」

「う~ん、それじゃあ最後にもう一回大きくして!」

「はぁ!? んなことできる訳ねぇだろ!!」

「えぇ~? でないと観察日記の絵が描けないよ。せっかくスケッチブック持ってきたのに~」

「だから、アサガオの成長記録じゃないんだからやめろってば」

「でも、男性器は別名"男根"とも言います。字面だけを見れば植物に見えませんか? つまりそういうことですよ」

「どういうことかさっぱりなんだが。とにかくスケッチはダメだ」

「もうおにーちゃんてば、さっきからダメダメ言い過ぎ! あまり子供を縛り付けると成長の妨げになるんだよ??」

「変な知識が成長しないよう頑張って食い止めてやってんだから、ちっとは感謝して欲しいもんだけどな……」

 

 

 さっきまで痴女全開だったくせに、時たま正論紛いな発言をしてくるためタチが悪い。もはやツッコミを入れるだけでも疲れてくるが、抵抗しなければ本当に男根をスケッチして学校に持ち込みそうなのが怖い。もしそうなったら幼気な少女にグロデスクな絵を描かせた鬼畜な男として、学校から俺に指導が入るかもしれない。痴女られて困っているのは俺なのに、世間からの飛び火はこちらに降りかかってくるとか何たる理不尽。全く、JKとJCってその立場だけでも後ろ盾があるからズルいよな。最近は話しかけるだけでも痴漢扱いにされるってのに、はた迷惑な話だ。

 

 

「仕方ない。こころ、あの手を使うしかないよ」

「あの手……。お兄様を困らせてしまうのであまり使いたくなかったのですが、この際仕方ありません」

「今でも十分困ってるんですけど??」

「この動画を見てください」

「なんなんだよ一体――――――ん? そ、それはっ!? 貸せ!!」

「おっと!」

 

 

 こころのスマホを奪おうとしたが、彼女はこうなることを事前に予期していたのか軽やかな動きで俺の手を避ける。

 どうして俺がコイツのスマホを奪いたかったのか。それはお察しの通り、動画の内容が原因である。

 

 

「ど、どうしてあの時の光景が動画に……?」

「だって、あの時は私とここあが性に目覚めた日ですから♪ 零さんに無理矢理しゃぶらせられて、性的快楽を刻み込まれた運命の日。その記念として、こっそりと動画を撮っておいたんです。アルバムのように思い出として残そうと思っていたんですけど、まさかこんな風に使う時が来るとは……」

「そ、そんな……マジかよ」

「おにーちゃんは何も知らない私たちを、性教育と騙してしゃぶらせたんだよね? おにーちゃんは私たちにえっちなことをしたのに、私たちからはやっちゃいけないの? 不公平だよねぇ??」

「それはその、若気の至りってやつだ。それにお前らも大きくなって事の重大さが分かってんだろ? だったら尚更こんなことはやめた方がいいぞ……?」

「あの時の私は中学1年生で、ここあは小学生でした。何も知らない小さい子にしゃぶらせる方が、事の重大さは大きいと思いますけど」

「何も言えねぇ……」

 

 

 あの時の俺は紛うことなき性欲魔人で、まだ中学生と小学生だったコイツらで性欲処理をすることしか考えていなかった。それにまだ幼い2人のことだから、後々にスキャンダルになる可能性もないだろうと考えていたんだ。

 でも蓋を開けてみると、こうして動画を撮られて脅しの材料に使われている。ロリっ子を騙してダブルフェラをさせている動画をバラまかれたくなかったら、下半身を晒して大きくしろと言いたいのだろう。やっぱりコイツらはにこの妹、姉の狡賢さをしっかり受け継いでいるらしい。

 

 

「そういえば、ち〇こってしゃぶれば大きくなるんだよね? だったら私たちがまたしゃぶってあげるよ!」

「それはいい考えかも。私たちは大きく成長した男根をスケッチできるし、お兄様は気持ちよくなれる。これぞwin-winですね!」

「確かに一時の快楽は味わえるけど、前みたいにまた動画を撮るってのなら素直に頷けねぇぞ……」

「見せてくださるのなら今回は撮りません。加えてしゃぶらせてくれるなら、この動画も削除しましょう」

「マジ?」

「マジです」

 

 

 さっきから頭ごなしにコイツらの言うこと言うことを否定してきたが、冷静に考えるとこれ以上にオイシイ展開はないのではなかろうか? 本来なら女の子に奉仕させようと思ったら、何万もの大金を積んで怪しい大人の店に出入りしたり、逮捕覚悟で女子高生の援助交際を引き受けるしかない。でも今は女の子が自ら進んで奉仕を依頼してくることに加え、この子たちの容姿は思春期男子の性欲が滾るほどの美少女だ。こんな夢のような立場は、幾多の女の子を手籠めにしてきた俺にしか到達できない状況である。

 

 据え膳食わぬは男の恥という言葉通り、ここは快楽に身を任せても良いのでは……? 前はコイツらが幼過ぎて犯罪臭がプンプンしていたが、今は高校生と中学生なんだ。性教育の自由研究と銘打てば許されるだろう。

 

 もちろん高校生と中学生でもアウトなので完全に俺の感覚がマヒしてるけど、ここで引いたら負けな気がする。JKとJCに脅されて屈服するのも、男のプライド的になんか癪だしな。

 

 

「分かった。そこまで言うのなら好きにしろ」

「やった! じゃあ早速」

「がっつくな。その代わりとして、スケッチも撮影もなしだ。前みたいに3人だけの秘密にするってのなら考えてやらなくもない」

「だって。どうするこころ?」

「まあ私たちの最優先はお兄様のおち〇ちんをご奉仕して、勃起する様子をこの目で確かめることです。その目的が達成できるのなら、お兄様の意見で手を打ちましょう」

「もうこの際だからどうだっていいけどさ、卑猥な言葉を使うことに抵抗はねぇのかよ……」

「それはおち〇ちんを下劣な目で見ているからいけないのです。お兄様のあそこは立派で逞しくて、もはや芸術の域に達していました。私としては、美術館にお兄様のその模型が飾られていても不自然ではないと考えています」

「男根崇拝者かよ救えねぇな……」

 

 

 こころはビッチ系女子とはまた違う、偏った独特の淫乱性を秘めている。このままだと将来は本当に男根研究家になりかねないぞ……。

 とにもかくにも、コイツらがどうしても俺の下半身を見たいというのなら、たまには我儘を聞いてやってもいいだろう。ほら俺って教師だからさ、学生を教育する義務ってもんがあるんだよ。だからこれも教育の一貫であり、決してJKとJCに奉仕させる背徳感を味わいたい訳じゃない。昨今は中学生は愚か小学生ですらネットで性知識を得る時代なので、コイツらが時代遅れにならないようここで教育しておくんだ。

 

 ――――って、それっぽいけどメチャクチャな言い訳で場を納得させようとする手法は、もはやコイツらと一緒だな……。いや、むしろ俺からコイツらに性格が伝染したと言った方がいいのか? 矢澤家の人たちスマン、将来有望な少女たちを心の底から穢しちまった。

 

 

「許しも出たことだし、それでは失礼しま~す!」

「おいここあ、急に触んな敏感なんだから!」

「あっ、そうだったそうだった。おにーちゃんが寝てる時にも強く握ってみたけど、私の手の中でビクビクしてて可愛かったなぁ♪」

「子供の玩具じゃないんだから、もう少し丁寧に扱ってくれ」

「そうだよここあ。お兄様が勃起不全になったら、私たちはこれから誰のモノを見て生きていけばいいのか分からなくなるでしょ?」

「確かに!」

「お前ら男の生殖器にどれだけ人生捧げてんだよ……」

 

 

 ここまで男の下半身に興味津々だと、クラスメイトの男子の下半身も気になったりしているのだろうか? もしそうだとしたら本格的にビッチ系なので、個人的には俺のだけで満足して欲しいもんだ。まあコイツらが他の男に興味を持って欲しくないっていう、俺の願望もちょっとは入ってるけどね。ま、これまでの会話を思い出すとそんな心配も杞憂だってことくらいすぐに分かるけど。

 

 

「それではお兄様、改めて失礼します。2人で心を込めてご奉仕しますので、お兄様は身体の力を抜いてリラックスしてください」

「あ、はい」

「それじゃおにーちゃん、いただきまーす!!」

 

 

 また黒歴史のページを1つ更新してしまったか。でも人生の汚点になってしまおうが、俺は快楽の虜になる道を選ぶ。だってもう俺の人生は汚点と犯罪歴ばかりなんだ、今更女子高生と女子中学生にしゃぶらせたところで刑罰は変わらない。だったら倫理観など捨てて、突っ切るところまで突っ切ってやる。

 

 

 こころとここあが布団に潜り込む、その時だった。

 突然、何の前触れもなく俺の部屋のドアが開く。こころとここあの暴走を止めたり、自分の欲求と戦っている内に忘れていた。俺には同棲している妹がいることを。

 

 

「お兄ちゃ~ん、起きた? もうすぐお昼なんだし、いつまでも寝てたら……って、へ?」

「あっ、楓さんだ。やっほーっ!」

「楓さん、お邪魔してます。合鍵はお姉様から奪っ――――借りました」

「お前さっき奪ったって言った?? それに合鍵って何だよ、にこが持ってるなんて知らねぇぞ俺!?」

「お兄ちゃん……」

「い、いやこれは……」

 

 

 ヤバい。楓は俺との2人きりの空間を何より大切にしているので、この家にはあまり女の子を上げさせたくないと思っているのだ。しかも幼気な女子にパンツを脱がされそうになっているこの構図を見たら、楓がヤンデレのごとく俺を攻め立てるだろう。そうなるとご機嫌取りが非常に面倒なので、何とかこの場を沈静化しないと……!!

 

 

「お兄ちゃんの…………お兄ちゃんのソレは私だけのモノだぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

「そっちかよ!?!?」

 

 

 その後、楓の暴走を止めるのに数時間を要した。

 そのいざこざのせいで結局こころとここあの奉仕もお流れになっちゃったし、結果的に黒歴史が刻み込まれただけ損じゃね……?

 




 話の内容は危険度増し増しでしたが、個人的にはこの小説トップクラスの神回だと自負しています(笑)
相変わらずアニメとは似ても似つかないキャラになっていますが、私からしてみるとこの2人をサブキャラにしておくのは勿体ないくらい好きです!()



 次回はA-RISE回となります!




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