上杉の章 新たな兵衛   作:北極星

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第百二十四話 会いたくて

 春日山城の中の謙信の部屋では長重の東北仕置きの手伝いに行った官兵衛を除いた軍師達が謙信の部屋に集っている。

 

「加賀勢がまた動き出したらしい」

 

 颯馬の報告に顔をしかめると謙信は魚津城に援軍を出すべきか軍師達に聞く。すかさず京の情勢を管理している龍兵衛が首を横に振る。

 

「いえ、今回はどうやら彼等は織田に対抗する模様です。また、越前の一向宗にも不穏な動きがあると神余殿から報告が」

 

 長島が全滅した以上、間違いなく本願寺の最後の大きな抵抗と見て良い。

 

「本願寺は負けると思うか?」

「十中八九間違いないでしょう」

 

 兼続からすれば一向一揆の激しい抵抗は忌々しいが、今回は織田との対戦ということでいくら抵抗する者に容赦がない以上、鎮圧されるのは間違いない。

 

「兼続の言う通りになるでしょうが、問題はどれほど掛かるかです」

 

 晴貞が指揮を執るということは目に見えて明らかである。物欲においては奸智に長けている彼は越前を欲するのであれば激しい戦になることは必至。

 民が傷付くことを許さない上杉の家風があるが、晴貞に従い、彼の傀儡に陥った者達に手を差し伸べる程、謙信は愚かではない。

 また軍師達が良いと思っているのは織田と一向一揆の戦いが長引くことで他の方面に目を向けやすくなったことである。

 

「これ以上、北条を野放しにしていては後々の問題となるでしょう。早めに手を打った方がよろしいかと」

「それは自分としては反対です。東北の戦で大分戦費が逼迫している。何か切欠があるまで動かないのが良いかと」

 

 積極策を否定されて睨む兼続をよそに龍兵衛は謙信に目を向ける。

 北条は北へと勢力を伸ばしつつあり、上野は完全に支配している。現在は下野に目を向け、宇都宮・皆川・那須といった勢力に攻勢を掛けている。

 切欠とはその者達からの救援要請だ。多くの軍勢を率いることが難しい現状で欲しいのは他国の力である。

 

「座して待つ。今の上杉にはそれだけの余裕があります」

 

 全員が黙る。龍兵衛の言うことには一理ある。南部が降ったとはいえ、越後から陸奥の最北端は遠く、なかなか落ち着いてくれない。

 九戸と津軽という大きな反抗勢力を滅ぼしたとはいえ、小さな抵抗はまだ続いている。

 それが先程龍兵衛が述べた財政の逼迫にも繋がっている。

 鉱山の発掘と採掘に力を入れているとはいえそうやすやすと一攫千金とはならない。

 

「いつ頃になると思う?」

「自分は、後三月は待てると思っております」 

 

 謙信は颯馬と兼続を見る。二人共頷いて龍兵衛に同意だと示す。

 戦の無いことは良いことである。謙信もまた龍兵衛の案に同意すると口を開いた。

 外では桜が風に吹かれて乱れ散っている。

 

 

 

 

 

 時が経ち、夏の日差しが容赦なく地上を襲い、人々の体力を奪って行く。

 しかし、上に立つ者に休みは無く、また世の中が乱世ならば尚更のことである。

 春日山城では夏の暑さの中で道場という空気が籠もって湿気が一気に上がって立っているだけでも汗をかくような実に気持ち悪い状況下で主だった将達が兵との鍛練を終えた後に自らの鍛練を行っている。

 

「暑い・・・・・・」

 

 景勝が皆が思っていることを代弁するように呟くが、他の者達は話すことさえ体力を奪うと口を一切聞かずに前の相手と視線をぶつけ合っている。

 隙を見ては攻撃を仕掛け、隙を突かれては必死に守り、距離を取り、体勢を立て直して再び相手に相対する。

 謙信も含めて軍師達も武芸の心得が一切無い官兵衛を除いての全員参加の為、誰も手を抜くこと無く相手と打ち合っている。

 狭い道場の酸素の薄さと全力で打ち合うことで体力はあっという間に奪われて行くので皆がすぐに膝を付いてしまいたくなる思いをしているが、謙信の前で醜態は晒せないと気張っている。

 龍兵衛の考案で行われている真夏の稽古だが、終わるよりも前から脱落者が何人か出ている。

 中には頑張って気力で立っている者もいるが、一時の僅かな気の緩みによって足がふらつき、倒れた時になってようやく自身はもう限界を超えていたと気付く。

 粘って重症になるのが一番面倒だが、このご時世ではすぐに限界だからと言って退場する概念など誰も持っていない訳である。

 

「駄目じゃ~直江殿が二人にも三人にも見えるのだ~」

「村上殿、しっかりして下さい! 柿崎殿、早く水を持って来て!」

「分かってるよ! 今行く!」

 

 鍛練を始めて一刻、暑さに弱い義清が気合いで我慢し続けて来たツケが回り、音を立てて倒れた。顔を真っ青にして目をくらくらと回している。

 取り敢えず、兼続と颯馬が二人掛かりで義清を外へと引っ張り出して景家が持って来た水を頭から思いっ切り掛ける。 

 後で女中達に叱られることは避けられないが、床掃除と人の命を天秤に掛けて床掃除を選ぶ人など先ずいない。

 水で若干力を取り戻した義清はふらふらと立ち上がってもう一度道場に向かおうとしたが、兼続に必死に止められて部屋に強制送還となった。

 その光景を後ろで苦笑いしながら腕を組み、溜め息を付いて同情的な視線を送る颯馬と龍兵衛はようやく入った休憩をしながら額の汗を拭う。

 

「逆にあれで良く保った方だと思うな」

「まったく、やっぱり・・・・・・火事場の馬鹿力って侮れないな」

 

 アドレナリンが発揮されているとついうっかり言いそうになった龍兵衛は微妙な間で颯馬に同調する。

 義清程の者が鍛練で倒れただけで熱中症でぽっくり死ぬとは思えないので二人共心配そうにはらはらしている景家を見てくすくすと笑っている。

 その背後で謙信は衆目の場所で何を笑っているのかと呆れている。

 何も出来ない故にはらはらと右往左往するしかない景家は確かに面白いが、義清の容態を気にしてから笑って欲しい。

 だが、謙信自身も義清があの程度で病気になるとは全く思っていないので二人同様に口元が緩みそうになるのを必死に堪えている。

 

「謙信様」

 

 背後から聞こえて来た弥太郎の鋭い声を聞き、手を当てて緩みかけていた口元を真っ直ぐに直す。

 

「もう良いだろう。鍛練は終わりだ」

 

 龍兵衛以外が長い息を吐いて身体中にみなぎっていた気合いを一気に出す。

 その次は立っていた場所に暑さと疲れで動けずにへたり込む者や何とか外に出て涼を求める者などそれぞれ動きが分かれる。

 

「暑~い~」

「こら! その場で脱ぐ奴があるか!? そのけしからん乳を早くしまえ!」

 

 慶次という例外がいたが、兼続と官兵衛の主導で無力化された為、大した被害は無かったので良しとされた。

 視界の端でその光景を見ていた龍兵衛だが、景勝がわざとらしく正面に入って来たのを見て咳払いをして立ち上がって逃げる。追っ手が無いのが幸いだった。

 おそらく今日以降、この鍛練は謙信の声が掛からない限りは二度とやらないだろうと思いながら龍兵衛はゆっくりと歩いて道場を出ると自身の部屋に向かいながら道場では感じられなかった外の風を気持ち良く浴びる。

 部屋に戻ると汗を拭って着替えを済ませると右肩に濡らした手拭いを当てたままごろんと横になった。

 義清達のように暑さにやられた訳ではないが、相変わらず抱えている爆弾を庇いながら動いていたので体力的な疲れもあるが、常に神経を使っていたので精神的な疲れの方が割合でいうとかなり大きい。

 この後は仕事も既に昨日の内に今日がきつくなると予想していた為、気合いを入れて終わらせておいたのでのんびりとごろ寝が出来る。

 

「ぐえっ・・・・・・」

 

 そう思ったのも束の間、上にのし掛かる重圧。三毛猫が自分も寝たいと腹の上にのしのしと乗っかって来た。 

 そのまま猫は龍兵衛のゆっくり寝たいから降りろという抗議の視線を無視して丸くなってしまった。

 寝返りでも打てば簡単に猫は落っこちて起きるだろうが、出来ない。

 猫が一番ストレスを溜めるのは寝ているのを起こされた時だと龍兵衛はどこかの漫画で見たことがある。

 仕方ないと猫の邪魔にならない程度に溜め息を小さく吐くと龍兵衛も疲れに抗うことが出来ずにゆっくりと目を閉じる。

 今だけだ。休養を十分に楽しむことが出来るのは来年、もしくは半年後には再び上杉は乱世へと舞い戻る。

 南部を降伏させて忠誠を誓わせることに成功し、上杉家臣に与えた領地の経営も軌道に乗り、国内のことは徐々に回復の兆しを見せている。 

 本当は戦わないことが一番良いのだが、上杉という家が掲げる正義が未だに理解されずにいるのと侵攻を続けていることで正義というのは所詮格好良さを見せているだけではないかと断じる者達が多い為になかなか降伏を受ける勢力が無い。

 今度は道理で行くと関東か信州である。

 関東は元関東管領の山内憲正以下、優秀な家臣達がいるのと現関東管領という立場において正義はこちらにある。

 しかし、越後山脈を越えて行かなければならない為、すぐに攻め込むかもしくは北関東から一旦東に出てから南下するというかなり長い行軍になることは必至。

 信州を攻めるにしても義清や須田、高梨と北信州から武田に追われて越後に逃れて来た者がいるとはいえ山岳地帯故に行軍が難しい土地。

 どちらかというと長居が出来るのは武田の方だが、上杉軍は速攻にて勝負を決することを至高としている為、どちらを攻めるにしろ戦う期間は三、四ヶ月が良いところだ。

 

「(後で、颯馬達と確認しよ・・・・・・)」

 

 覚醒した後の行動を考えつつ龍兵衛は完全に意識を失った。

 

  

 

 

 蝉の音が珍しく聞こえた。しかし、すぐに「じっ!?」という変な声を出すと蝉の鳴き声は止まる。

 その音が原因で龍兵衛は起きた。外は既に空の色が茜色に染まり、昼間の暑さが若干ながら和らいだ時間だった。

 屋敷に戻ることも考えたが、収穫高の予測を地域によって認めた資料を確認しなければならない為、帰ることは出来ないことを思い出しながら起きるという嫌な目覚めである。

 眠い目を閉じたままのっそりと立ち上がって思いっ切り伸びをする。猫は既にいなくなっているのか何か物音はせずに圧迫感の跡が残っている。

 しかし、苦しかった腹を感覚を取り戻すようにさすると何故か毛を触っている感触があった。

 

「(まさか!?)」

 

 それだけで龍兵衛を完全に覚醒させるには十分だった。猫とは違う長い髪の感触を彼は知っていた。

 目を瞑ったり開いたりとうとうとして今にも寝そうな態勢をしているのは間違いなくその人だった。

 

「景勝様、何やってんですか!?」

「ん・・・・・・龍兵衛、起きた。起きなきゃ・・・・・・」

 

 小さいながらも相手を戒める鋭い声を発する龍兵衛に全く悪びれる訳でもなく、龍兵衛以上にのっそりと立ち上がると「ん~!」と景勝は思いっ切り伸びをする。

 慌てて龍兵衛は目を開けて部屋の周りと襖を開けて外を確認する。

 誰もいないことを確認すると先ずは襖を閉め、ずり落ちながら安堵の溜め息を長く吐く。

 次に体勢を直して何故ここにいるのか景勝に問う。

 曰わく、景勝が会いに行くと爆睡していた龍兵衛がいたのでついでに猫がどいてくれたので腹の上に乗ることにした。

 

「大丈夫。一回、颯馬来た。景勝、押し入れ隠れた。ばれてない」

 

 どや顔をされても龍兵衛からするとそれが本当なのかも疑いたくなる程、景勝は眠そうにしている。

 今寝たばかりだから大丈夫だと安心させるように景勝は言っているが、これがまた怪しい。

 一応、押し入れを確認すると景勝の言う通り、無かった筈の布団の皺がある。別段、龍兵衛はこういうことを気にする訳では無いが、景勝にはもう少し自重してもらいたいと思ってしまう。

 溜め息を吐きながら笑い掛けて来る景勝を誤魔化すように視線を逸らして頬をかく。 

 

「ん・・・・・・? あっ、景勝様!?」

「ばれた?」

 

 少しだけべたつく頬。何となく微か唇に残る感触。ばれない訳が無い。

 さすがにここは兼続を見習おうと龍兵衛は景勝を座らせる為に捕まえに掛かる。

 しかし、悪戯が成功したような子供の笑みを浮かべて景勝はひらりひらりと龍兵衛の手をかわす。

 

「驚いた声聞けた♪」

 

 飛びっきりの笑顔のまま景勝は部屋から誰も周りにいないことを瞬時に確認して廊下へと消えて行ってしまった。

 

「まったく・・・・・・」

 

 追い掛ければ変な噂になるかもしれないと考えた龍兵衛はそれ以上追うことはせずに部屋の中で景勝が入ったことで乱れた押し入れを整理し始めた。

 起きた時に無くなった筈の疲れと汗が倍になった気がしたが、八つ当たりするものが無い為、龍兵衛はますます苛々した。

 彼にとって幸いだったのは景勝の言っていたことが本当であった為にどうにか恐れていたことにならずに済んだことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 常陸、太田城は後に関東七名城の一つに数えられることになる佐竹家代々の本拠地である。

 現当主、佐竹義重が常陸を治める上で力を入れていたのが治水開墾以外に鉱山の発掘であった。

 常陸は現在の茨城県に位置し、全国有数の発掘量を誇る八溝金山を含めて多くの鉱山が存在する。

 義重は彼の鉱山などを発掘、採掘させることで収益を潤沢なものにして国力を上げ、外交では小田を屈服させて北条の関東完全征服の野望を里見と共に防いでいた。

 自ら先陣に立ち、兵と共に敵を容赦なく斬り捨てて行く姿は彼が顔半分を隠す面のこともあっていつしか『鬼義重』と呼ばれるようになった。

 しかし、義重達が如何に奮闘しようとも時代の流れに乗れなかった佐竹は上杉の東北の完全統一と北条の上野進出と下野への介入に徐々に押されてきているのが現状であった。

 

「氏幹、少し越後に向かってくれ」

 

 義重の家臣であり、親友である真壁氏幹は義重に部屋に来るように呼ばれたと思えば唐突にそう告げられた。

 上杉とは以前、有耶無耶ながらに和睦を結び、それ以降、緊張状態になることがあったが、何度か秘密裏に交渉は進めている為、戦には至っていない。

 下総の結城もまた北条の攻勢を受けて佐竹に援軍どころではなく、頼るのはもはや上杉しかいない。

 

「長沼城の戦況も良くない。上杉に援軍を頼んで戦況を打開するのが得策だ」

 

 長沼城は北条に抵抗している皆川俊宗の支城である。ここが北条に奪われると下野の最大の領域を誇る箕輪城への防衛線がほぼ無くなり、後は壬生城を落とせば箕輪城は丸裸になる。

 かなり北条の勢いが強くなり、白河結城の生き残りももはや戦力にはならない。

 消去法でいくと上杉に頼るのが一番上策で効率的に勝てる算段を立てられる。

 

「本来なら俺が行かなければならないが、さすがに状況が状況だ。俺はここを離れる訳にはいかん」

 

 北条を討ってくれと頼むのはかなりの誠意が必要になる。

 しかし、いざという時に義重がいないのは最悪だ。氏幹が選ばれたのはその為である。

 重臣で鬼真壁と呼ばれ、他家からも名を知られている氏幹を派遣するのは道理であり、上杉に対して佐竹がどれほど切羽詰まっているのかを示すにも十分な人材である。

 氏幹はその命令に顔をしかめる。武勇に秀でている彼だが、交渉術はあまり得手と言えるものではない。

 

「案ずるな。小貫も一緒だ」

 

 氏幹はその言葉で不安は払拭された。

 小貫頼久は重要な外交交渉を任され、佐竹に抵抗し続けて来た常陸南部の国人衆を滅ぼした後に軍事、経済の要衝として築城した大台城城代を任されている文官型の武将である。

 彼はこれまで敵対する北条への対策として上杉との交渉を上手く進め、大台城城主としても敵対していた国人衆の影響が色濃く残り、治安の悪い彼の地の回復に苦心しながらも努めてきた。

 義重もまた彼の力を認めて重用して来た。

 今回、使者として春日山城に行く際に彼の存在は武人道一本の氏幹にとって心強い。

 一方、武人であるからこそ義重の判断に疑問もある。 

 他家に力を借りるよりも最後まで自力で戦い抜き、徹底的に北条の攻勢に抗い、たとえ己が身を滅ぼしてでも意地を見せるのが武人の華ではないのか。

 義重もまた武人である。同じ思いを持っている筈だ。

 氏幹の思っていることを察したように義重は要らぬ心配だと言うように溜め息を吐く。

 

「無論、膝を屈する訳ではない。ただ、我らでは打開出来る状態ではないことぐらいは分かるだろう?」 

 

 戦好きでも馬鹿ではない氏幹は義重の正論に渋々ながらも頷かざるを得ない。

 確かに、上杉と北条を天秤に掛けてどちらを取るかと言われれば義重同様に上杉を選ぶだろう。

 北条に組みするということは関東の覇権を北条に明け渡すことになり、北関東の覇権を狙う佐竹と下野や下総の領有を巡って再び揉めることは目に見えている。

 

「我らが援軍を要請すれば蘆名などの諸大名にも出陣を命じるだろう。上杉にとっては良い機会だからな」

「しょうがねぇか・・・・・・」

 

 関東管領としての仕事を行う好機を窺っている謙信が逃すとは思えない。

 上杉ならば上野などの領有を行っても下手に口出ししなければ本領以上の領有をしても介入して来ることは無いだろう。

 

「蘆名達諸大名の顔もついでに窺っておくよう小貫に言ってある。下手な騒動は起こすな」

「分かってるよ。俺もそこまで阿呆じゃない」

 

 氏幹は護衛も兼ねているということだ。蘆名は以前まで敵同士だった相手である以上、春日山城に盛隆がいたとすれば何か揉め事が起きるかもしれない。

 念を押されるように蘆名には十分気を付けるように義重に言われた氏幹はいつもよりもしつこい義重に首を傾げながらも出立の為の準備を始めた。

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