実況パワフルプロ野球 -三日月の約束- 作:もす代表取締役社長
それでは第一話お楽しみ下さい!
「はぁー・・・卒業式とは長いものだな」
六道聖は一人で静かな川沿いの道を歩いていた。
「おーい!ひじりーっ」
聖は声が聞こえた方に振り返った。
「み、みずきじゃないか!なんでここに?」
「えへへ、聖の卒業式見に行ってたんだよ。卒業おめでと!」
「来るなら言ってくれればよかったじゃないか」
「サプライズサプライズ!」
「みずきは相変わらずだな」
聖は小さく笑った。
ちなみにこの『みずき』と呼ばれている女の子は橘みずき。かの有名な橘グループの御令嬢で聖の親友だ。
「そういえば、聖も月姫学園行くんでしょ?」
「合格したのでな。また同じ学校に行くことになるな。」
「もしかして私のこと追いかけて来ちゃったー?」
「なっ!からかうのはやめてくれ」
みずきは小悪魔のようにクスっと笑った。
「でもまたみずきの球を受けたいとは思っているぞ」
聖の不意打ちに、たまらずみずきの顔が赤くなる。
「いきなり嬉しいこと言ってくれるね。まぁ投げてあげなくもないけど」
みずきの顔は真っ赤になっていた。
「でもさ、ほんとに何で月姫学園にしたの?別に野球強いわけでもないしさ」
「それはだな・・・・
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「月姫学園とは意外と遠いんだな」
私は月姫学園の学校見学会に参加していた。理由は単純に友達に誘われたからだ。
しばらく歩くと月姫学園が見えてきた。
「ここが月姫学園か・・・グラウンドも広いな。強豪校ではないが環境は良さそうだ」
私はグラウンドを見て少し興奮していた。
するとそこに・・・
「イテっ!なんなんだいきなり」
何かがぶつかった。
突然の出来事で私は尻もちをついてしまった。
「すいません。大丈夫でしたか?」
そう言いながら一人の青年が私に手を差し伸べた。
「ああ、問題ない。」
私はその手を借り起き上がる。
するとすぐに
「ぶつかってしまいすみませんでした。それでは失礼します」と言って走っていってしまった。
その青年は野球バックを肩にかけていた。
「学校見学会に野球バックとは、珍しい奴もいるのだな」
と言いながら、走り去る青年を眺めていた。
「あ、あれは・・・・」
これは驚いたな。
走り去る青年の野球バックで青い三日月が揺れていたのだ。
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・・ということがあったのだ」
「あー、あの約束の人かもしれないって話ね」
「恥ずかしながら、そういうことだ」
「でもさ、その人がほんとに約束の人かは分からないじゃん。月姫に進むかだって決まったわけじゃないし」
「私にはそれだけで十分なんだ。可能性があるだけで」
そうだ。あの時のあの人に会えるかもしれないなら、迷わずそれを選ぶんだ。約束を果たすために・・・・
数日後 ────
六道聖、月姫学園入学!
あれ?意外と今回も短めになってしまった。
もっと文字数稼げると思ったのですが。
ちなみに聖ちゃんとみずきちゃんは同じ中学という設定です。
それとみずきちゃん同様に月姫学園にいろんなキャラを勝手に入れていますのでご了承ください。
感想もお待ちしております。