真剣で私に恋しなさい ACC (アドベントチルドレンコンプリート)   作:ヘルム

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なんか、今回は異様に長くなりました。正直ゴチャゴチャになっちゃったかなー、と思うのですが、とりあえず投稿しようと思います。では、どうぞ!


百代vsロッズ

3日前 とある場所

 

ロッズ「あ?川神で暴れてこい?」

「そうだ。」

ロッズ「そりゃ、またなんでだよ?」

 

ロッズは当然の疑問を口にした。なぜなら、今どこかで暴れたなどと知られて、自分たちが動きづらくなるような行動は、直江大和と交戦して以来、制限されていたからである。

 

「確かに、動きが制限される確率があるが、だが彼女をもし倒したなら、話は別だ。」

 

そう言って、ロッズに一枚の写真を投げた。

 

ロッズ「こいつは?」

「川神百代。名前を聞いたことは…まあ、あるわけないか…」

ロッズ「ああ」

「彼女は現世界最強の武闘家だと言われている。彼女をもし、倒したなら君は、世界最強の名と共に確実に世界に恐怖を与えるだろう。」

カダージュ「…随分と不確定要素が多いんだね。社長…」

 

影からカダージュが出てくる。

 

カダージュ「『もし…』『…だろう』そんな不確定要素の塊みたいな任務に僕たちは、つきたくないな…」

社長「ああ、これは申し訳ない。だが、ロッズならば大丈夫だろう。幸い君の能力は川神百代の武器を一つ確実に封じることができる。」

 

そう言って、男は空を見上げながら、いった。

 

「まずは、街に恐怖を与えるために、いきなり川神百代を狙わずに街の武芸者たちを倒してもらおうか?」社長

 

川神

 

ロッズ「ちっ、あの野郎、母さんを手に入れるまでの辛抱だとしても、良いように使いやがって…」

 

ロッズは、心底忌々しそうに呟いた。

 

ロッズ「だが、ヤズーから報告が来た。狙い通り兄さんは、梁山泊に立ち寄ったようだな。つまり…」

 

立ち上がり、ロッズは笑みを浮かべる。

 

ロッズ「今日こそ、川神百代をぶっ倒しに行っても良いってことだな!」

 

そう言って、ロッズは光と共に消えた。

 

川神学園前

 

ワン子「お姉様?どうしたの?」

百代「…ん?ああ、嵐が来そうだなと思ってな。」

ガクト「そういや、今日は随分と雲行きが怪しいな。」

キャップ「ああ、今にも雨が降り出しそうだ。」

まゆっち「…はい。そうですね。」

そう言って、一同は空を眺めた。だが、川神百代と黛由紀恵だけは、違った。

まゆっち(モモ先輩!今のは?)

百代(ああ、やはりまゆまゆも気づいたか?どこの誰だか知らないが、得体の知れない気配がこっちに近づいてきている。)

まゆっち(もしかして、最近暴れているという暴漢なのでしょうか?)

百代(分からない。だが、その暴漢はかなりの使い手だというからな。なんでも、私に挑戦する筈だった武芸者50人を一蹴したという噂だ。)

まゆっち(どうしましょう?)

百代(どうしましょう?そんなの決まっているだろう。そいつが強いというなら、闘うに越したことはない!)

 

そう言って、百代は獰猛な笑みを浮かべながら、学園に入っていった。そんな後ろ姿にゾッとしながら、黛由紀恵は、続いて学園に入っていった。

 

2-S

 

心「おはようなのじゃ。ユキ。」

ユキ「…おはよ〜…こころ〜…」

 

ユキは教室に着くなり、机でダル〜としていた。

 

心「にょわ!一体ユキはどうしたのじゃ?葵くん!」

冬馬「実は、大和くんが未だに帰ってなくて、それで…」

英雄(ひでお)「何?あの小市民が?一体どうしたというのだ?」

準「知らねーよ。俺らどころか風間ファミリーにすら知らされてねーんだ。」

 

3-F

 

燕「モモちゃーん、おっはよーん。」

百代「ああ、おはよう…」

矢場「やはり、今日も元気が無いで候。

まだ、帰ってこないで候?」

百代「まあな、全くあいつめどこにいったんだ!」

燕(あれ?でも、ちょっと元気?なんかあったのかな?そういえば、今日変な気配がしたけど…)

 

1-C

イヨ「おはよう。まゆっち!」

まゆっち「おはようございます…イヨちゃん。」

イヨ「?どうしたの。まゆっち?なんか怖いよ。」

まゆっち「い、いえいえ、大丈夫ですよ。」

イヨ「そう…」

まゆっち(何かあった時は、イヨちゃんは、私が守らなくては!)

 

1ーS

紋白「フハハー。おはよう!皆の衆!」

ムサコっす「おはようございます!紋様」

ヒューム「……」

紋白「どうしたのだ?ヒューム?皆に挨拶せよ。」

ヒューム「紋様…私から離れないようにしてください。」

紋白「?分かった…」

 

2-F

千花「あっれー?なおっちまだ帰ってこないんだ。」

マヨ「そろそろ、心配になってきましたね…」

羽黒「ねえねえ、風間!本当に何も知らない系?」

キャップ「ああ、知らねー。なあ、ゲンさん?」

源「…ああ、知らねー。おれは隣の部屋だが、あいつが帰って来た気配すらしねー。」

ヨンパチ「はっ!まさか、あいつこの隙に誰か風俗の姉ちゃんたらしこんでよろしくやってんじゃ…」

スグル「こんな時にそんな思考ができる貴様が心底羨ましいよ。」

くまちゃん「本当に、どこにいっちゃったんだろーね?心配してたらお腹空いて来ちゃった。もぐもぐ」

京「大和…」

ワン子「京…」

 

こんな、鬱な気分が蔓延している学園を更に暗くさせようとしているかのように、雨が降り始めて来た。

 

そして、その学園にピチャ、ピチャと足音を立てながら近づき遂に学園に入ると同時に

 

ロッズ「川神百代ー!いるかー!!」

 

『!!!』

 

突然の雄叫びに学園の生徒全員が驚いた。

 

「何だ?何だ?」「何?今の声?」

 

と同時に皆が口々に言い合いながら、校庭の方へ目を向けた。

だが、何人かのいわゆる「壁を越えた者」は、驚きもせずただ、来たか…というような反応を見せた。

 

燕「あの人が今朝から感じた妙な気配ってことかなー?」

百代「ああ、そうだろうな。ご指名は、私のようだ。」

燕「気を付けて、正直言って気味が悪いから。」

百代「ああ…」

そう言って、百代は校庭に飛び降りた。

 

百代「私が川神百代だが?」

ロッズ「うん?ああ…そうだな。写真と顔が同じだ。うん、それじゃ、遊ぼう。」

 

そう言って、ロッズは構えをとった。

百代もそれを見て構えで応じようとすると、

 

ルー「待つんダ!百代!彼と闘ってはいけなイ!」

 

イ・ルー師範代が割り込んできた。

 

百代「なぜですか?ルー先生もわかっているでしょ?こいつの気配は只者じゃない!」

ルー「だからダ!彼からはとても邪悪な感じがするヨ!非常に危険ダ!だから、「ゴチャゴチャ、うるせーな」!」

ロッズ「フン!」

 

ロッズは、思いっきり突きを放った。

 

ルー「ぐおっ!」

百代「!!!(こいつ!ルー師範代の懐を容易に…)」

ルー「くっ!」

 

そうつぶやいて、ルーはなんとか立ち上がった。

 

ロッズ「ん?おお!何だ?今のを腕で防いだのか?」

ルー(このパワー…もしかすると、百代以上カ!)

ロッズ「はは、こいつは良い。今のを防げるやつがいるとは。そんな奴らの中でも、川神百代!お前は最強なんだってな?こいつは楽しめそうだ!」

 

ロッズは実に愉快そうに笑って言った。

 

百代「ああ、私も同感だ。」

 

百代も同様に笑みを浮かべていた。

 

ルー「待ちなさイ!「まあまあ、ルー」総代…」

鉄心「あの銀髪の男は、どうやら百代と闘うまで、引き下がってくれそうにない。それにおそらく、ここ最近の傷害事件は、彼奴と関係がある。ならば、この際、百代と闘わせた方が自体解決の糸口にならぬかの?」

ルー「それはそうかもしれませんガ」

鉄心「いざとなれば、わしらが間に入り、手助けすれば良い。じゃから、見守ろう、のう?」

ルー「…分かりましタ。」

 

百代「行くぞ。川神流無双正拳突き!」

 

百代が突進し、そのまま正拳を食らわせた。それだけで、降る雨が彼女を避けていき、一つのトンネルのようになっていた。当然、避けるだろうと思っていたが、

 

ロッズ「ぬおっ!」

 

あろうことか、ロッズは、わざと受けたのだ。そして、

 

ロッズ「捕まえた。」

百代「っ!?」

 

そう言って、拳を掴むと一回転させた後、校舎に向けて百代を投げた。

 

百代「くっ!」

 

百代は、回転して勢いを殺し学校の壁に着地すると、そのまま、またロッズの方に向けて突進していった。

 

百代「はあ!」

ロッズ「おら!」

 

拳がぶつかり合う。その瞬間、そこを中心に巨大な爆発が起こる。校舎のガラス戸や壁が軋み、そして、

 

百代「うわ!」

ロッズ「ぐっ!」

 

両者がともに引き下がった。

百代(こいつ!)

 

ワン子「嘘でしょう!あのお姉様の拳を受けて倒れず、なおかつお姉様と拮抗するパワーを持ってるなんて!」

京「信じられないけど、今実際に起こってることだよ。ワン子…」

クリス「一体、ヤツは何者だ?」

 

まゆっち、松風「なんという力…」『半端ねー…』

 

 

ガクト「おいおい、こりゃもしかするかもしれねーぞ!」

モロ「ちょっと、ガクト景気の悪いこと言わないでよ!」

キャップ「でも、俺もなんか嫌な予感がすんだよなー。」

モロ「一気に信憑性上がっちゃったよ…」モロ

キャップは豪運の持ち主であるため、勘が良く当たるのだ。

 

ユキ「準ー、冬馬ーこれってどっちが勝つのかな?」

冬馬「さあ、正直分かりません。」

準「ま、モモ先輩が勝つことを願おうぜ!あいつやばそうだし…」

 

そんなことを、周りが話している間も闘いは進んで行く。

戦況は、

 

百代「ふっ!」

ロッズ「ぐは!」

 

若干百代が優勢、百代はロッズを蹴り飛ばすと、天高く飛んだロッズの腹部をかかえ、

 

百代「川神流 飯綱落とし!」

 

そのまま、校門の方へとロッズを叩き込んだ。

しばらくして、百代が出てくるとスカッとした顔で出てきた。

 

百代「ふう、久しぶりに楽しかったー」百代

鉄心「じゃないわ。アホ!」鉄心

百代「痛っ‼︎」

 

鉄心に手刀をかまされた。

 

鉄心「お前は校門をなんだと思っとるんじゃ。スクラップに変えおって!」

百代「仕方ないだろ!ジジイ、私だって、勝つのに必死だったんだ。」

鉄心「そんな理由で、校門をぶっ壊すヤツがいるか!」

 

と孫と祖父の微笑ましい?会話が流されていると、携帯の着信音のようなものがどこからともなく、流れてきた。

それが校門の方からだと、気づき振り向くと

 

バコーン

 

ロッズが瓦礫を蹴破って起き上がってきたのである。

 

百代「なっ!?」

 

これには、さすがの百代やその他の壁を越えたものも驚愕を隠せず、ロッズの方に視線を向けた。

当のロッズは、

 

ロッズ「もしもし…あん?遊ぶなって。とっととしないと兄さんがくるから?

ちっ!分かったよ!」

 

そう言って、携帯をしまうと、ドンと瓦礫のうちの一つを蹴り飛ばした。それを見た百代は、その瓦礫を気合いで吹き飛ばし、前を見据えた。だが、すでに、前方にはロッズがいなかった。

 

ロッズ「じゃあな。」

 

そう聞こえたと、同時にバリバリバリーと落雷でも落ちたかのような衝撃が身体中を駆け巡った。

 

何が起こった?早く瞬間回復を!

 

そう考えたが、瞬間回復がうまく発動しない。

 

まさか、これは、ヒュームさんの時と同じような…

 

電撃による一時的な麻痺、それこそが瞬間回復の唯一の弱点

 

そして、百代は成すすべなく、倒れた。

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