誤字脱字、ありましたらご指摘下さい。
アーブラハムside
「どういう事ですか?少将!」
ダンッと机を叩く。
「私の事は伏せておいて下さいと言った筈です!」
今、僕が怒っているのは目の前にある書類だ。
その書類には、IS学園への入学を命じるという旨が書いてある。
「まぁまぁ、別に君の事は言っていないよ。それは、ボーデウィッヒを監視するために
一緒に入学しろと言う意味だよ。」
「それは...私に彼女のお目付け役をしろと?」
「そうだ。年齢も同い年だし、君が1番合っていると思うがね?」
コイツ・・・。
「私は30歳過ぎですよ?ナニヲイッテイルンデスカ?(棒)」
「まぁ、そういう事にしておくよ。」
秘密を握られているというのはここまで不愉快になるものなのか...。
「では、大佐、頑張ってくれたまえ。」
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「では、此処で待っていて下さいね。今日は担任が会議で遅れているんですけど、
先に始めていてくれと言われていますので、呼ばれたら入ってきて下さい。」
此処まで軽く周りを見てきたが、流石IS学園だな。セキュリティが頑丈で、
ISを持たない特殊部隊では潜入は難しいだろうな。最も、ドイツの様に軍にISの有る
国なら話は変わってくるが。
「なんと、今日は、3人の転校生が来ます!では、入ってきて下さい!」
副担任の声が聞こえて来た。如何やら、もう入っていいそうだ。
最初に僕達以外の〝男の子”が入っていった。
次に僕が入ろうとしたら、ボーデヴィッヒが制して来た。
「大佐、私が先に入ります。」
どうやら、彼女は何かあった時の為に身分の低い自分から入ろうと言う事らしい。
いやぁ、仕事熱心で感心するね。
僕達が入ってきた事により、教室は水を打ったような静けさになった。
それもそうだろう。最初に入った金髪は〝男子”だし、2番目に入って来た女子は、
感情の無い目をしていて、周囲を威圧する雰囲気出している。
更に3人目の銀髪―――――僕は当然男だし、それに、がっしりとした体つきで、
顔は、どう見ても高校生では無い。
この体つきが本物だったら...
おっと失礼、今のは忘れてくれ・・・って僕は誰に言っているのだろうか?
2人が教卓の横に立ったので、僕は、ボーデウィッヒの後ろに立つとするか。
「シャルル・デュノアです。よろしくお願いします。」
シ~~ン....
「お、男...?」
「はい。こちらに同じ境遇の方がいると聞いて本国より転入を「キャアアアアアアアア!男子!2人目の男子よ!」」
うわッ...!日本の女子はこんなにも五月蠅いのか...!これに激しい光でもあればフラッシュバンでも喰らったと勘違いする所だった...ボーデヴィッヒも同じ気持ちらしい。それでも僕と同じ様に
表情一つ変えなかった。
「ま、まだ他のお友達の自己紹介が終わってませんよ!」
副担任が静かになるように必死に呼びかけている。
「では、お願いします。」
「....ラウラ・ボーデヴィッヒだ。」
「...い、以上ですか?」
「以上だ。」
そして、ボーデヴィッヒは周りを見渡し、ある人物を見つけると、その人物の方へ
歩いて行く.....はぁ。まったく、しょうがない。
「貴様が...!」
ボーデヴィッヒは、ある人物――――織斑一夏に向けて手を振り上げた。
バッ!
一夏に向かって振り下ろすつもりだったボーデヴィッヒの手は、振り上がったまま、
動かない。そう、僕が後ろから止めたのだ。
「止めろボーデヴィッヒ、気持ちは解るがな。」
「...わかりました、大佐。」
おっと、まだ自己紹介していなかったな。
「ドイツ連邦空軍 空軍指揮司令部所属で、特別司令官であるアーブラハム・カーティス大佐だ。ISは動かせないが、ボーデヴィッヒ少佐の監視役として来た。ちなみに歳は30を超えている。これから宜しく。」
これでいいだろうか。.......おいボーデヴィッヒ、何だその目は。嘘を見つけましたみたいな目は。・・・・まぁいい、如何やら担任が来たようだ。
さて、担任は誰かな.........ほぅ、これはこれは...。
アーブラハムside out
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3人称視点
アーブラハムは、今入って来た担任を見ると、不敵な笑みを浮かべた。
「これはこれは〝
「....喧嘩を売っているのか?それにそれを言うなら貴様もだろう。
この〝Cherry Boy"が」
「...ぁあ?殺んのか?前負けた癖によくそんな事言えるなぁ。」
先程ラウラを諫めた事を棚に上げる様に大人げなくブチギレるアーブラハム。
「まっまあまあ落ち着いて下さい。ね?こ、このままだと授業が出来ないので。」
副担任の勇敢な一言で、何とか収まったが、未だにガンの飛ばしあいは続いている。
「今度その話題に触れたらコロス」
「それはこっちもだ、オリムラ。」
そして、授業が始まる・・・。
「そうだ、今度ドイツに来ないか?その時には爆薬とウチの部隊で歓迎してやるよ。」
「それは楽しみだなぁ。ではこちらは完全装備のISでそちらに向かうとするよ。」
「もうっ!いい加減にやめてくださいっっ!」
本当は罵り合いは無くて、もっと綺麗に纏まる筈だったんですけど・・・。
・・・はい、申し訳ありませんでした。次回もゆっくりしていってね!