モンスターハンター・オブ・ザ・デッド   作:永遠の二番煎じ

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今回は主人公の10世紀前の話です。
感染拡大によって文明の崩壊の経緯を描きます。
それからエイルホフの村の成り立ちなど


死のワクチン

アーサー「被検体35号、だめか?」

アーサーはテキサスで感染が拡大し、テキサスの国際研究機関からアトランタのCDCにウイルスの抗生剤を開発するのに奮闘していた。アーサーは軍が捕獲した感染者にあらゆる薬を投与したが効き目がなかった。

ベネット「アーサー、テキサスに置いてきた家族は心配じゃないのか?」

アーサー「妻と娘ならとっくにオーストラリアに逃げたさ。」

ベネット「半分の職員がみんな家族のもとに帰ったからな。」

ベネットはアーサーに遠まわしに家族のそばに居てやれと言った。

アーサー「俺は人類を救う!お前も故郷に帰ればいいさ!!」

アーサーは研究のストレスで精神不安でベネットに当たり散らした。

次の日ベネットはコロラドに帰った。

アメリカ合衆国は崩壊し、EU指導の有志連合が収拾にあたっていた。

だがそこにロシアも介入し、西部はロシア軍が収拾にあたっていた。

アーサー「どうして恐竜のDNAが人間を汚染しているんだ!」

アーサーはでかい研究室で一人考えながら物に八つ当たりしていた。

イギリス兵「アーサー博士、最後のヘリです。乗りませんか?」

アーサー「どこに逃げるんだ?」

イギリス兵「アトランタの空港は機能していないため、ヘリでニューヨークまで行った後そこから飛行機で北アイルランドに出発します。」

アーサー「・・・じゃあアメリカでの封じ込めは失敗に終わったのか?」

イギリス兵「残念ですが、そうなります。博士は重要人物であるため、乗れますよ。」

アーサー「分かった。じゃあ人類を救うためにイギリスでも研究は出来るんだな?」

イギリス兵「はい博士、とにかく急ぎましょう。」

イギリス兵はすごく焦っていた。

アーサーはCDCに来て一か月研究施設にこもり外がどんな状況かあまり知らずに研究していたために感染者と軍の争いを初めて外に出て移動途中まじかに見た。感染者にひっかかれたり噛まれた兵士や難民は処刑され、また難民と有志連合が銃撃戦を展開していた。

イギリス兵「姿勢を低くして、ヘリに乗ってください。」

一人のイギリス兵が流れ弾にあたり即死した。

アーサー「俺たち学者のせいでこんなことに・・・」

アーサーは人類学者であって科学者ではなかったが遺伝子研究も出来たために研究チームとして加わっていたのである。

 

アーサーが乗ったヘリ上空からは最後兵士と難民の銃撃戦に無数の感染者が群がり飲み込んだのが見えた。

アーサー「こんなのは夢に決まってる。俺は悪夢を見てるんだ。」

アーサーは自分に言い聞かせた。

イギリス兵がいきなりアーサーを殴った。

イギリス兵「いいか博士、俺たちはあんたたちアメリカが巻いた火種を消しに来たんだ。そのせいで俺の部下や仲間数十人がアメリカ各地で死んだ。あんたが現実見ないならここで落としてもいいんだぜ。」

アーサー「すまない・・・だがあまりにもショックだったんだ。」

イギリス兵「そうか、まあ頭を冷やしてくれ。あんたたち科学者のせいで悪夢が起きてるんだからな。」

イギリス兵は冷静になり座った。

ニューヨークの空港に着いた、そしてすぐに軍用ジェット機に乗り換えた。

そこでも多くの難民が空港のフェンス越しに押し寄せていた。

アーサー「ニューヨークにもこんなに早く感染拡大か?」

イギリス兵「いや、だがアメリカ中がこんな感じだ。どこでも死人が出る。」

軍用ジェット機はニューヨークからロンドンに向けて出発した。

大西洋上を飛行中事件は起きた。

軍用ジェット機を正体不明の対空ミサイルが撃墜したのである。飛行機の中で兵士たちはあわてていた。

アーサー「ここまでか・・・」

飛行機はグライダー状態であった。そして墜落した。

 

アーサー「まだ悪夢は続いてるのか。」

そこは森で飛行機の残骸が周りにあり、アーサーだけが生き残った。

アーサーは三か月どこかもしらない場所を彷徨った。

アーサー「なんでこんなに歩いてるのに誰も出会わないんだ。」

そしてようやく森から草原を抜けて海に着いた。

すると自動小銃を持った兵士たちがアーサーを発見した。

アーサーは発見されて気を失い倒れた。

 

クリス「よう、博士。」

アーサーは目が覚めた。

アーサー「あんた誰だ?」

クリス「俺は元イギリス兵だ。まあCDCを守衛してた時もあったけどな。」

アーサー「ああ、ヘリで俺を殴ったイギリス兵か。」アーサーは笑いながら言った。

クリス「まさかあんたが生きてるとはな、俺以外全員死んだと思ったよ。」

アーサー「今世界はどうなってるんだ?」

クリス「その前にあんたここがどこか気にならないのか?」

アーサー「まあ、ロンドンじゃないのは確かだな。」

クリス「ここは無人島だった。」

アーサー「だった?」

クリス「だが俺が救難信号を送って海で救援を待っていると船が来たんだ。俺は助かったと思ったが向こうが助かったと思ったらしい。わざわざ無人島にイギリスから船で来たんだからな。」

アーサー「じゃあイギリスにも感染が広がったのか。」

クリス「いや、世界各国が今地獄ってことだ。」

アーサー「そうか、じゃあ俺は世界のためにも研究を続けるよ。」

アーサーは研究しか頭になかった。

クリス「待て!残念だがあんたには罪を償ってもらう。」

アーサーは拘留され、裁判にかけられた。

海に面したこの場所は最初砂浜だけであったが、今は1万人の難民が住む港町に変化していた。アーサーは科学者という理由だけで港町から追放された。クリスは町の統治者になっていた。

 

アーサー「あんた俺を生かしてくれるのか?」

クリス「ああ、難民投票によって決まったんだ。」

アーサーは軍用ジェット機の墜落現場に行き、輸送してた検体の血液を取りに行った。

アーサーは小さな小屋を立て、墜落で壊れた実験器具を直し抗生剤開発に向けて再出発した。さらに数か月過ぎ、ある人が訪ねてきた。

 

エリーザ「アーサーさん?」エリーザは小屋にノックをした。

エリーザ「私の死んだ夫も科学者でした。よかったらこれ見てください。」

アーサー「こんなものもう一回見れるなんて思わなかったよ。」

それはホームビデオであった。エリーザはホームビデオを渡すと帰って行った。

 

アーサーはすぐにホームビデオを見た。

「俺の名前はエリク・エイルホフだ。ドイツのブレーメン出身の科学者だ。今は2000年4月の何日かは分からない。もし科学者が何十年後にもいるならこの情報を知っておけばいい。今の時点でアメリカの北と南の大陸は完全に文明社会が崩壊した。引き換えに感染者封じ込めは成功した。だが空気感染によって世界各国で感染爆発し、大陸に未来はないだろう。やつらは繁殖もする。フィクションのゾンビよりもたちが悪い。だがあきらめるな未来の科学者。一定の高さのところにいれば感染者は来ないことが分かった。その理由を突き止めるのは君だ。俺はもう感染した、だから自分で終わらせる。丸投げで申し訳ない・・・」そこで映像は見れなくなった。

 

アーサー「そんなことになってるのか。高さが重要だな。」

アーサーはその後も研究を続けたがとうとう研究サンプルがなくなった。

アーサーは他にもなにかないかエリーザのところへ訪ねた。

だが町は街に変化していた。

アーサー「一年でこんな要塞が出来たのか。」

2mのフェンスが街を囲み、銃を持った兵士たちが監視していた。

 

街の入り口に行くと兵士たちが検問してきた。

守衛兵「なんだ、追放者か?」

守衛兵はアーサーの汚い服装から判断した。

アーサー「ああ、ってことは入れないのか?」

守衛兵「フルネームと理由を言え。」

アーサー「アーサー・メイスフィールドだ。理由は科学者だからだ。」

守衛兵は名簿のようなもので確認した。

守衛兵「あんた最初の追放者か。残念だがあんたの罪じゃあ入れないな。この名簿には永久追放と書いてある。それに小屋でまだ感染病のことを調べてるらしいな。」

アーサーはクリスの部下にたまに見張られていたようだ。

アーサー「そうか。」

守衛兵「アーサー、一応言っておくが追放者の町がある。ここから東に行けばいい。」

アーサー「ありがとう。新世紀の兵士さん。」

 

アーサーは東に行くと町と言うより村に着いた。

アーサー「おい、誰かいないか?」

セリーヌ「あら、あなた追放者?・・・あなた最初の追放者?」

アーサー「ああ、よく知ってるな。」

セリーヌ「次に私が追放されたからね。」

アーサー「なにがあったんだ?」

セリーヌによれば統治者クリスが難民を受け入れすぎて食糧難に陥り、怠け者たちを一気に追放したらしい。第一期追放集団としてセリーヌは追放されたらしい。

セリーヌ「まあ、近況知りたいならクリスに聞きな。」

アーサー「クリスがいるのか?」

アーサーはクリスがいることに驚いた。

クリスはみすぼらしい姿をしていた。

アーサー「クリス!なにがあったんだ?」

クリス「やあ、アーサー、まだ生きてたのか。」

クリスは不気味に微笑んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次後編です。
私もこんなに話が長くなるとは思っていませんでした。
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