四人ははぐれた難民を探しつつ南に歩いた。
ジャック「もう二週間、四人行動だぞ?」
ファルコ「ガンナーが俺しかいないから、弾節約しねーとな。」
ゲルダ「もう道すらないね。」
クリスト「南に行けばきっと人間がいるはずだ!みんな頑張るぞ!!」
ジャック「そうだな、はぐれた仲間が休んでるかもな。」
四人ははぐれた難民が生きていると信じ進んだ。
すると草原に出た。四人は初めて見る草原に驚いた。
ジャック「木が生えてない!」
ゲルダ「本当だね。この先は進めないんじゃない?」
クリスト「いや、きっといるはずだ。噂で聞いたことがある。」
ジャック「いるって?なにがいるんだ?」
クリスト「人だよ。」クリストはわくわくしながら言った。
ジャック「なんでそんなこと分かるんだ?」
ゲルダ「そうだよ。なんでだい?エイルホフ以外に人間が住める場所なんてあるのかい?」
ファルコ「そうだ!クリスト!!ただお前が村を出たかっただけじゃないのか?」
クリスト「じゃあどうしてお前たちは俺についてきたんだ?」
クリストは言い返した。
ファルコ「それは・・・」
ファルコは言葉に詰まった。
クリスト「お前たちは帰ればいいさ!!あの狂った村にな!!」
クリストは急に感情を高ぶらせた。
すると草原から感染者の群れが四人の方によってきた。
ジャック「感染者だ!!みんな森に戻ってやりすごすぞ。」
四人は森に戻り木に登った。
感染者の群れはそのまま森に入って行った。
ファルコ「なんだ、あの数!あいつら集団行動してるの初めて見たぞ!!」
クリスト「俺もだ。ファルコ。」
ゲルダ「で?どうすんだい?」
ジャック「感染者は北に去ったから南に行こう。」
ファルコ「正気か?木が一本もない所でもう一回あんな数の感染者に出くわしたら終わりだぜ。」
クリスト「俺は行く。お前らはそもそもなんで命を懸けてまでここまで来た?」
クリストはそう言って草原を南に歩き始めた。
ジャック「そうだな。俺は家族を見つけるために来たんだ。」
ゲルダ「あたいもジャックと同じ理由だからね。」
ジャック・ゲルダもクリストに続き歩き始めた。
ファルコ「お前らは目的があっていいな・・・」
ファルコはしぶしぶ三人の後を歩き始めた。
ジャック「なあ、クリスト。感染者ってあんな集団行動してたか?」
クリスト「俺も奴らの集団は初めて見た。だが山以外はほとんどあいつらの棲家だ。」
ジャック「お前はなんでそんなこの世界を知ってるんだ?」
クリスト「ハンスが教えてくれたんだ。俺の親父とは無二の親友だったらしい。親父が村長に殺された後ハンスは父親みたいな存在だったよ。」
ジャック「そ、そうか・・・」
ジャックはいろいろクリストの人生を聞き混乱した。
ゲルダ「あんた、村出て行ってメリットあった?」
ファルコ「別に村にいてもメリットはないよ。ただ戦争がいやだっただけさ。」
ゲルダ「そうかい?この冒険もあたいにとっちゃ戦争だけどね。」
ファルコ「でも、恨まれて殺されることはないだろ。」
ゲルダ「まあ確かにそうだけど。安定を求めるか、刺激を求めるかだね。」
ファルコ「村が安定?それとも刺激?」
ゲルダ「そう言われると答えにくいね。」
クリスト「あ!薬草じゃないか?」
クリストは薬草らしきものを見つけた。
ゲルダ「本当だね♪これで回復薬が作れるよ。」
その時四人の前にリノプロスに乗った男がやってきた。
ファルコは見たことない男に向けボウガンを構えた。
オースティン「俺はチャールズ村出身のオースティン・マドックだ。エイルホフの民か?」
四人は驚き、固まった。