特になにもない。誰得な落書きだ!

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ISについて思いついた誰得な落書き

IS。それは世界最強の兵器。動かせるのが女性のみという珍妙な特徴がある以外は空前絶後の大発明である。

さて、先日男でありながらそれを起動した少年が現れ、それを受けて全世界で男性のIS適正を調べることが行われていた。

その検査で適性が判明したとある青年は現在。

 

 

「是非ともその身体を隅々まで調べさせて欲し……」

 

「やだよこのイカレポンチ」

 

さっきからしつこく科学者が青年に付きまとっていた。要は解剖させろと言っているのだ。頭のネジがだいぶずれている。

 

「少しだけでもその生体をですね……」

 

「もう、うっさいなアンタ。そこまで言うならば」

 

メリメリブチブチッ、ズチャア。

 

「左腕一本でいいか? とりあえず生体っていうからコレ渡しとくぞ」

 

ドチャリ。青年は自分の左腕を引きちぎって渡した。

 

「ひっ、ひぃいいいいいい!?」

 

科学者は腰を抜かす。

 

「なんだまだ欲しいのか業突く張りめ。それならコレでいいか」

 

今度は頭を捩じ切って投げる。

 

「どうかねどうかね、調べないのかねヴァカが?」

 

喋る生首。

 

「ぎゃあああああああああああああああ!?」

 

バタンキュー。科学者は泡を吹いて失神した。

 

「生体もクソも、俺はスライム型宇宙人なんだがね?」

 

千切った身体をまた元通りにくっつけると彼は気絶した遺伝子工学研究所の男性の顔にマジックで心行くまで落書きしてからその頭に女物のパンティーをかぶせて瞬間接着剤で固定、そして大通りの歩道に放置した。

 

その後青年の姿を見た者はいない。噂ではISを作った天災博士と共謀して世界をスライムで埋め尽くそうと企んでいるらしいが真偽のほどは定かではない。

 

 

 

教訓:頭のおかしい注文を人にしてはいけません。もっとトチ狂った返答が返ってくるかもしれないからです。

 

 

 

 

 

青年の専用IS

ミスティック・スライム

 

青年の細胞とナノマシンを組み合わせて作ったボディ。ISコア以外すべてが不定形というパワードスーツにあるまじき軟体性をもつ。シールドエネルギー? そんなものは使いません、生体部品ですから飯食って補給するんです。造ったのはどっかの天災博士。

 

必殺技は無いが、水さえあれば完全に溶け込んで潜伏できる。弱点は液体窒素のような冷凍攻撃。

スライムを使った溶解攻撃とかはできない。もっぱらボディにブドウ糖を溶かしてエネルギー補給。

 

果たしてISなのか軟体生物なのかは製作者にも分からない。ただこれだけは言える。

創った奴も使っている奴も頭がおかしい! そして書いた作者もおかしい。いったい何がしたかったのか。

 


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