ラブライブ!~未来へ響く多重奏~   作:朝灯

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映画最高でした!

何が最高だったかとか詳しくは言えないですけど...見に行ってない人はぜひ!劇場に足を運んでください!


自分たちの曲

「あー...もう朝か」

 

運動が得意と言っても毎日続ければ疲れは溜まる。俺が踊るわけじゃないんだから...俺が練習する意味無くね?...まあ俺は幼馴染3人には逆らえないけどな!

 

「行ってきまーす」

 

朝食を腹に詰め込み、家を出ると

 

「お兄ちゃーん!」

 

俺を呼んだ優莉が2階の自分の部屋から顔を覗かせている。

 

「どうしたー?」

 

「これお兄ちゃん宛~?差出人は書いてないけど...ユーズ?って書いてあるよ~!」

 

優莉はCDを手に持ち、それをひらひらとこちらに見せている。...それって!?

 

「...ちょっとそのCDと俺のパソコン持って玄関に来てくれ!あとそれはミューズって読むんだぞ~!」

 

多分......あれは、俺が西木野さんに頼んだものだ!

 

「いいよ~...あとミューズって石鹸?」

 

「違う!」

 

穂乃果も言ってたな、それ...。

 

「はい、これ何なの?」

 

「まあ聞いてみようぜ」

 

パソコンにCDを入れて、再生を押すと曲が聞こえてくる。

 

『ISAY~♪HEY!HEY!HEY!STARTDASH♪』

 

この歌声...そしてこの歌詞...間違いなく...西木野さんだ!

 

「うわぁ!綺麗な声だね!」

 

「あぁ.....これがμ’sの始まりになるんだな......」

 

早く学校に行って穂乃果たちにも聞かせてやろう!

 

パソコンを鞄の空いているスペースに入れて、俺は足取りも軽く神社へと向かった。

 

***

 

「すごい...歌になってる....」

 

「これが.....私たちの......」

 

「私たちの.....歌」

 

放課後、俺は持ってきていたパソコンでCDを穂乃果、海未、ことりに聞かせる。

 

そして、ピロンっと音が聞こえ、『μ’s』の名前の下...NOENTRYと表示されていたところがRANK999という文字に切り替わる。

 

「票が入った....」

 

海未は呟く。

 

「やったな!」

 

俺は立ち上がり、喜びを表現する。次に穂乃果が立ち上がり

 

「...さあ!練習しよう!」

 

「「「あぁ(はい)(うん)!!!」」」

 

穂乃果の掛け声に俺たちはより一層気合を入れて返事をする。

 

今のこの気持ちを...無駄にはしない!

 

***

 

「穂乃果!ことり!これでラストだ!頑張れ!」

 

神田明神の階段ダッシュを一足先に終えた俺は下から駆け上がってくる2人にエールを送る。

 

「「はぁっ...はぁっ!」」

 

2人が同時に俺の元へ辿り着く。

 

「お疲れ様です、2人とも!」

 

俺と同じく早く終わっていた海未は座って息を整えている穂乃果とことりにタオルと飲み物を渡す。

 

「海未ちゃんありがとう!」

 

「ありがとう!」

 

「曲も出来たし...振り付けも考えないとな....」

 

「そうですね」

 

振り付けのことを話していると

 

「きゃぁぁぁぁぁぁ!?」

 

階段の下の方から女の子の悲鳴が聞こえてきた。

 

「何!?」

 

「何かあったのかな?」

 

「何でしょう?」

 

と俺以外の3人は反応する。お前らもうちょっと慌てないの!?悲鳴だぞ!?穂乃果はびっくりしてるけどさ....ってこんなこと考えてる場合じゃない!

 

「ちょっと見てくるからお前らはここにいろ!」

 

俺は猛スピードで階段を駆け下りて、建物の角を曲がる。

 

「うーん...まだ発展途上と言ったところやねえ....」

 

「な、何するのよ!?」

 

そこには背後から東條副会長に胸を揉まれている西木野さんの姿があった。

 

「でも望みは捨てなくても大丈夫や、大きくなる可能性はある!」

 

「何の話よ!」

 

「いや本当に何してるんですか....?」

 

俺は唖然としていたが、何とか持ち直して東條副会長に尋ねる。

 

「なーんもしとらんよ?ただ迷える少女がおったから相談を聞いてたんや」

 

「...なぜ胸を触る必要が?」

 

「見てたんですか!?」

 

「うちなりの緊張を解く方法や!」

 

「普通にセクハラじゃないですか!?」

 

この人...こんな人だったのか。

 

「練習見に来てくれたのか?」

 

「ち、違うわよ!たまたま通りかかっただけです!」

 

なんとなく照れ隠しということが分かった。

 

「そうか、通りかかっただけか」

 

「そ、そうよ!」

 

俺は苦笑しながら2人に声をかける。...穂乃果たちを待たせたら悪いしな。

 

「じゃあ俺は戻ります!東條副会長!西木野さんもまた!」

 

「その呼び方じゃ呼びにくいやろうから...希でええよ?」

 

「えぇ!?...じゃあ東條せんp「希でええよ?」いやあの東じ「希でええよ?」」

 

「何でそんなに頑な!?...分かりました、希先輩」

 

「ん!分かればよろしい!気を付けて帰るんやで?優くん」

 

踵を返した俺は階段を昇った。

 

***

 

さて、3人を待たせてしまったな...。ちゃんと謝らないと...。階段を登り終えた俺は辺りを見回して、呆然とした。

 

「誰もいない!?」

 

どういうことなんだこれは!?俺は鞄のところまで歩き、鞄の中を探ると携帯にLINEがきていたことに気づく。

 

<お腹が空いたから先に帰ってるね!>

 

<夜道には気を付けて帰って下さい>

 

<ごめんね、ゆー君!>

 

「...待っててくれよ!?」

 

1人で携帯にむかってツッコミを入れる男の図が完成した。

 

***

 

「で?本当にどういうつもりなんですか?」

 

「ん~?カードがうちにそうしろって告げたんよ」

 

「はぁ?」

 

「...ほな、気を付けて帰るんやで?」

 

......そう、カードはすでにある未来を示している。

 

「面白くなりそうやん!」

 

うちはカードを懐から取り出し、1人呟いた。

 

-To be continued-

 




作「雑談のコーナー!今回のゲストは高坂穂乃果ちゃんです!」

穂「よろしくお願いしまーす!」

作「早速ですが...映画最高でした!」

穂「ありがとうございます!」

作「朝5時起きして映画館に直行しましたよ~!」

穂「そんなに楽しみにしてたの!?」

作「映画化が発表されてからこの日をずっと楽しみにしてました!」

穂「そっか~...嬉しいですね。」

作「まだ来週も行く予定ですけどね。」

穂「お金とか...大丈夫なんですか?」

作「...辛いものなんて何も無い!...それでは!」

穂「次回もファイトだよ!」
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