少しは投稿ペースを上げられるといいんですが......
就職やら進学やらでほとんど学校に駆り出されることになります。
休ませてくれよぉ!
「むぅ......」
「穂乃果?ストレスを食欲にぶつけると大変なことになりますよ?」
「雨、何で止まないの!?」
「俺たちに言っても仕方ないだろ」
雨で練習が中止になったから帰ろうとしたけど、穂乃果に誘われてμ’sのメンバーで帰り道にあるチェーン店にハンバーガーを食べに来ていた。
「練習する気満々だったのに......天気ももう少し空気呼んでよ......もうっ!」
「呪文のように唱えるのやめろ、誰を呪うつもりだ」
と穂乃果の鬱憤に軽い冗談で付き合っていると
「うるさい!」
隣からそんな声が聞こえてきたため、一瞬だけ声のした方を向く。
「穂乃果ちゃ~ん......さっき予報見たら明日も雨だって~」
ちょうどことりがハンバーガーを乗せたトレイを持って帰ってきたため、俺の意識はみんなのところに戻る。
「えぇ~!?」
明日も雨か......しばらく練習出来ないのは、ちょっときついな。
「ん?」
「どうした、穂乃果?」
穂乃果が自分の手元を見て動きを止め、何故か怪訝な表情をした後、俺をじっとりと見てくる。
「ゆう君?私のポテト食べたでしょ!?」
「はぁ!?」
穂乃果のポテトはすでに無くなっていて、どうやら俺が疑われているらしい。
「そんなことするか!穂乃果じゃあるまいし......」
「酷いよ!ゆう君!いくら私でも人の物を勝手に食べるなんてしないよ!」
「言いすぎた、ごめん」
さすがにちょっと気の毒になった俺は素直に謝罪する。
「こうなったら......ゆう君のポテトもーらいっ!!!!」
「前言撤回!やっぱ謝るんじゃなかった!?」
「......あれ?」
「今度は何だ?」
穂乃果は俺の手元を見て先ほどと同じような表情をしたあと、口を開く。
「ゆう君のポテトももう無いよ?」
「は?そんなわけないだろ?」
俺が自分のトレイに視線を落とすと、そこには空になったポテトのケースがあった。
「嘘だろ!?」
「何をやっているんですか......」
「海未?食べたのお前じゃないよな?」
「優は私がそんなことをすると思っているのですか?」
「滅相もございません!」
海未に疑いの眼差しを向け、逆に俺は海未から怒りの視線を向けられて速攻で謝罪に走る。
俺弱ぇ......男としてこれでいいのか?......よくないよなぁ......
「そんなことより、練習場所でしょ?教室とか借りられないの?」
ポテトが消えたことはそんなこと扱いの真姫は練習について真剣に悩んでいた。
真姫がいなかったらこの騒ぎ収拾ついてなかったな......助かるわ。
「う~ん.......前に先生に頼んだんだけど、ちゃんとした部活じゃないと許可できないって」
「そうなんだよねぇ~、部員が5人居ればちゃんとした部の申請をして部活に出来るんだけど~......」
「そうだよなぁ~、5人居ればな~......」
ん?5人?
俺は周りを見た。1人1人と目が合い、ハッとする。
「.....あっ!私たち7人になったの忘れてた!」
穂乃果もようやく気付いたようで立ち上がる。
「忘れてたんかーい!!!!」
穂乃果のうっかりにツッコミが飛んでくる。......隣の席から。
「「「「「「「え?」」」」」」」
7人全員の声が綺麗に重なる。
俺は隣を覗き込もうとするが
「それより忘れてたってどういうこと?」
真姫の声に遮られる。
「いやぁ~、メンバー集まったと思ったら安心しちゃって......」
「この人たち駄目かも......」
「よし!明日早速部活申請しよう!そしたら部室がもらえるよ!」
「そうだな!.....安心したら腹減ったわ。ハンバーガーっと......ん?」
俺がトレイの上に乗ったままのハンバーガーに手を伸ばそうとすると、隣の席から手が伸びて来て、ちょうど俺のハンバーガーを掴んだところだった。
俺は目をこすり、目を開ける。
そこにはハンバーガーがあり、手は無くなっていた。
なーんだ!幻覚か!最近疲れ気味だったからな!うんきっと疲れのせいだ!HAHAHAHAHA☆
「って!そんな訳あるかぁぁぁぁぁ!?」
俺は脳内1人乗りツッコミのあと、すぐに隣の席に回り込む。
「ゆう君!?どうしたの?って!あぁぁぁぁぁぁ!?」
穂乃果が俺の後ろから顔を覗かせ、隣の席の相手を見た瞬間叫ぶ。
そこにいたのは......サングラスをして何か頭に巻貝的な物を置いて、すごく派手な格好をしている、女の人だった。
「あなた!今朝の!?」
「こいつが!?」
解散しろと言ってきたやつか。
「ポテト返して!」
「違う!今重要なのはそこじゃない!」
......この人見たことあるような?
「もしかして......ライブに来てませんでしたか?」
「何の事よ!?」
うわっ!分かりやすっ!
「か、解散しろって言ったでしょ!?」
俺の視線を誤魔化すように、大声で叫ぶ。
「あんたたちダンスも歌も全然なってない!プロ意識が足りないわ!」
「......何だと?」
自分たちでもまだまだだと思っているけど、他人に言われるとすげえ腹立つ!
「......あんたに何が分かる?」
気づくと俺は威圧するような低い声が出ていた。
「優!落ち着いて下さい!」
「駄目だよ!ゆー君!」
海未とことりの呼びかけで俺は少し冷静になる。
「.....あんたたちがやってることはアイドルへの冒涜!恥よ!」
それだけ言うとその人は背を向けて店から出ていこうとする。
俺はその手を掴む。
「......あんたに昔何があったかは知らないけど、俺たちは自分なりにやっているつもりだ。だからそんなこと言わないでくれ」
「っ~~~~!!!離しなさいよ!」
女の人は足を振り上げたと思うと、俺の脛を全力で蹴ってきた。
「痛ぇっ!?」
その隙に逃げ出されてしまうが、弁慶の泣き所をピンポイントで蹴られた俺はその場で跳ね回る。
「優?あまり言いすぎては駄目ですよ?」
「ちょっとは俺の心配をしてくれよ!」
「ゆー君大丈夫?」
「大丈夫ですか?優さん」
ことりと花陽は心配そうに声をかけてくる。
あれ?痛みが引いていく気がする。
「そろそろお店から出ようか?」
「そうだね~」
穂乃果と凛が後ろで話している。
仕方なく席に鞄を取りに戻って、店を出る。
「あれ?そういえば俺のハンバーガーは?」
「あ、ごちそうさま!」
「穂乃果ぁぁぁ!!!」
どうやら騒動の間に食べられていたようだ。
-To be continued-
作「雑談のコーナー!今回のゲストは家は病院を経営している高嶺の花!西木野真姫ちゃんです!」
真「よろしく」
作「何か質問はありますか?」
真「そうね......もうちょっとシリアスと笑いのバランスは取れなかったの?」
作「シリアスだけで行くときはそうするのですが、今回は本来ならそんな空気にはならないので、無理矢理ねじ込むような形になりました。」
真「普段は温厚であまり怒らないユウがあそこまでムキになったのは?」
作「彼は人の頑張りなどを馬鹿にされると怒るタイプです!」
真「そっ、もういいわ」
作「では、次回も!」
真「お願いするわ」