ラブライブ!~未来へ響く多重奏~   作:朝灯

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最近夏休みということもあって毎日朝方まで起きてるため、寝不足ですw
なら続き投稿しろよって話ですよね.......



部室拡張!

「ゆ~う~君♪」

 

俺が廊下を歩いていると海未とことりを連れてバレエのようにくるくると回っている穂乃果に呼び止められた。というか本当に口でくるくると言っている。

 

「どうした?」

 

なぜ口でくるくると言いながら本当に謎だったが、それは心の片隅に置いておく。

 

「すごいよ!ビッグニュース!」

 

「そりゃすごいな」

 

俺は海未とことりにどういうことかという視線を送る。

 

2人もまだ穂乃果から聞かされていないようで、海未は首を横に振って、ことりは苦笑していた。

 

「まだ何も言ってないよ!」

 

適当にあしらわれたのが不満だったのか、穂乃果は頬を膨らませて、距離を詰めてくる。

 

「近い、近いって!」

 

さすがに恥ずかしくなった俺は穂乃果から距離を取って話を聞くことにする。

 

「で?何がどうしたって?」

 

「とにかく部室に行こう!」

 

ここで話すんじゃないのかよ.....だから海未もことりも何も聞いてなかったんだな。

 

元から俺は部室に向かっていたため、ほんの数分で部室に着く。アイドル研究部と書かれたシールが貼ってある扉をいつものように開けて中に入る。

 

「お疲れ様です!」

 

花陽が挨拶してくる。それでもその様子はいつもと違って見えた。

 

「さて、部室に着いたところで!なんと!廃校決定が延期になりました~!」

 

「「「それって......」」」

 

穂乃果から何も聞かされてなかった俺たち3人は声が揃う。

 

「オープンキャンパスのアンケートの結果だそうです!」

 

花陽が穂乃果の話に軽く補足を入れてくれる。

 

「見に来てくれた子たちが興味を持ってくれたってことだよね!?」

 

ことりの声に俺も思わず頬が緩んでしまう。

 

「でも~.....それだけじゃないんだよ?」

 

穂乃果は部室内で今まで使われてなかった扉へと歩いて行き、扉を開く。

 

「じゃじゃーん!部室が広くなりました~!」

 

「「「おぉ~!!」」」

 

μ’sの実績が認められたってことだよな!?

 

「よかったよかった~!」

 

「安心している場合じゃないわよ~?」

 

新しい部屋に入って安堵の声を漏らす穂乃果に俺たちの背後から冷静な声が聞こえてくる。

 

「絵里先輩」

 

「生徒がたくさん入ってこない限り、廃校の可能性はまだあるんだから頑張らないと」

 

「うぅっ!!」

 

絵里先輩が話している最中に海未がいきなり泣き始めた。

 

「嬉しいです!まともなことを言ってくれる人がやっと入ってくれました!」

 

「それじゃ凛たちまともじゃないみたいだけど.....」

 

「あれ?ていうか俺もまともじゃなかったのか?」

 

心外だ。

 

「ほな、練習始めよか」

 

希先輩の声に従って俺たちは練習着を鞄から取ろうとする。

 

「あっ....ごめんなさい、私ちょっと......今日はこれで!」

 

そんな中、ことりだけは妙に慌てた様子で部室から出ていってしまった。

 

「ことり、最近早く帰るよな?」

 

そう。なぜだか最近ことりは練習が始める前に帰ってしまうことが多い。何度かそのことを直接尋ねたけどいつもはぐらかされてしまう。

 

「まあ、事情があるなら仕方ないな、ことりは仮病とかするやつじゃないし」

 

「そうだね!よ~し、ラブライブ出場目指して練習だ~!」

 

そうは言ったけど、どうしてもことりのことが気になってしまう自分がいた。

 

***

 

「なにこれ!すご~い!!」

 

練習の合間に穂乃果が屋上まで持ってきていたパソコンで順位を確認すると、そこには50位という驚愕の数字が出ていた。

 

「夢みたいです!」

 

それにしても最近の伸び具合は本当にすごい。

 

「絵里先輩が加わったことで女性ファンもついたみたいです!」

 

「背も高いし足も長いし美人だし.....何より大人っぽいですもんね!」

 

「や、止めてよ優くん////」

 

この間までの絵里先輩とは真逆な感じで素直に恥じらっているところを見るとドキッとしてしまう。

 

まあ何か辺りの空気は急に冷たくなった気もするし、後ろから穂乃果のむ~っと言う声が聞こえてくる。

 

「と、とにかくさすが3年生!」

 

誤魔化すように言うが後ろからの圧力で目線は一定方向に定まらない。

 

「何?」

 

どうやらさすが3年生と言った辺りで、無意識に目線がにこ先輩へいってしまったようだ。

 

「いえ?別に」

 

「ま、この大人の色気を醸し出すスーパークールビューティーにこに~に目線がいくのは仕方のないことだもんね!」

 

「寝ぼけるにはまだ早い時間だな」

 

俺は携帯の時計を見ながら真顔で返す。

 

「でも本当にきれい!よしダイエットだ!」

 

「聞き飽きたにゃ~」

 

「そう思うならランチパックを減らせ」

 

にこ先輩の妄言と穂乃果のダイエット宣言はいつものことだからほっといていいか。

 

とそこで俺の携帯がLINEの通知を知らせる。優莉?

 

<お兄ちゃん今すぐ帰って来れる?>

 

優莉から呼び出しがかかるなんてよっぽどのことがあったのか?

 

「ごめん、もう今日は俺も帰るわ」

 

「えぇ~!」

 

すぐに帰ることを決めて、立ち上がる。

 

「何か用事ですか?」

 

「あぁ、妹が今すぐ帰って来れるかって」

 

俺は当たり障りのない事実を告げる。

 

「ゆーサンはシスコンだったのかにゃ.....」

 

「お前英語とかよく分からないはずなのに使いどころと地雷の撒き方はピンポイントだよな」

 

さすがにそんなことを信じるやつはμ’sにはいないはずだ。.....いないよな?

 

「とにかく!今日は帰る!」

 

俺は足早にその場をあとにした。

 

***

 

「ただいま~」

 

玄関を開けると優莉がリビングから顔を出す。

 

「お兄ちゃんお帰り~!」

 

「何かあったのか?」

 

とりあえず俺もリビングに入ってソファに腰を下ろす。

 

「ちょっと一緒にメイド喫茶いかない?」

 

「......悪い、なんだって?」

 

「ちょっと一緒にメイド喫茶いかない?」

 

どうやら聞き間違いじゃないようだ。問題はそこじゃない。

 

「それだけのために俺を呼んだのか?」

 

「いや~本当にごめんね!」

 

俺は時計を確認して、ため息をついて立ち上がる。

 

「この時間だとまだ練習に帰っても間に合うな.....」

 

「だから理由があるんだって!」

 

リビングから出ていきかけた俺を優莉が引き留める。仕方ないので話を聞いてみることにした。

 

「実は、ミナリンスキーさんが働いてるメイド喫茶の限定メニューが今日まででさ、それがカップル限定なんだって!」

 

「ミナリンスキー....あぁ、カリスマメイドって噂の.....待て、カップル?」

 

「今日だけだから!お願い!それに可愛いメイドさんみたいでしょ!?」

 

「よし行こう、すぐ行こう、今すぐ行こう」

 

俺は別に可愛い女の子が見たいという訳じゃない。それならμ’sメンバーだけでお腹いっぱいだ。

 

それよりもメイドさんというのを1度見てみたかっただけだ。

 

「まず着替えてくる」

 

自室に戻ってタンスを開ける。服を着替える最中で俺はふと思う。

 

.....もしμ’sメンバーに練習途中で放棄してメイド喫茶に行ったことがバレたら....特に海未辺りに、きっと大変なことになるだろうな~。

 

とりあえず.....出るか。

 

玄関で既に準備を終えて待っている優莉のとこへ向かった。

 

-To be continued-

 




作「雑談のコーナー!今回のゲストは行動、発言、雰囲気、どれをとってもスピリチュアルな東條希ちゃんです!」

希「いきなりやな~」

作「いつものことですから」

希「順番通りにいけば今回は海未ちゃんだったんやないん?」

作「そうなんですけどね....今まではμ’sになったタイミングでちょうど回ってきてただけですから......」

希「つまり1年生のみんなが加わったタイミングでちょうどゲストが一巡してたわけなんやね」

作「そういうことです」

希「今回はいつもと違って短めだと思うんよ」

作「そうですね.....このままいくと切りどころが分からなくなりそうだったため、今回はここで切る形になっています」

希「そうなんや、大体分かったわ」

作「では!次回も!」

希「よろしくお願いするやん!」
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