ラブライブ!~未来へ響く多重奏~   作:朝灯

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まずは投稿が遅れて申し訳ありません!!
職場の寮に入ったはいいものの、ネット環境が存在しておらずに書きたくても書けない状況でした!!
今は休日を利用して実家に帰って来ているので、とりあえず1話は投稿しないとマズいと思いましたので、執筆いたしました!
急ごしらえなものですからクオリティは全く保証出来ません!!




八坂家の日常

休日。それは学生にとっては嬉しいものであるがそれはやることがあったらの話だ。

 まだ時間帯は昼にもなってない。

 

「...下行くか」

 

 暇を持て余した俺はやることを求めてリビングへ入る。

 案の定ソファでくつろいでいる優莉がいた。

 

「お兄ちゃんどうしたの?抜け殻みたいな顔してるよ?」

 

「やることなくてな......」

 

 この際ヘビの抜け殻でも蝉の抜け殻でもなんでもいいが、人は暇を持て余すと大体は寝るかごろごろして過ごす。

 しかし、さっき起きたばかりの俺には眠気なんて微塵もないし、ごろごろするのは性に合わない。

 

「あ、そういえば今日お母さんがこっちに来るって言ってたよ」

 

「何!?それは本当か!?優莉!!」

 

 うざい奴がリビングに入ってきた。

 

「父さんうるさい、少しボリューム落とせ」

 

「おぉ、悪い悪い。美樹に会えるって考えたらテンションが上がってな」

 

「この間も会ったじゃん、穂乃果たちが泊まりに来た日」

 

 μ’sが復活を遂げたあのライブのあと、穂乃果と海未とことりの3人は本当に家に泊まりに来た。

 俺も一応会話に参加し、時折ツッコミをこなすという重労働を行った。

 

「そういえばあの日お父さんおとなしかったよね」

 

「そりゃ美樹がいる前で他の女性に構う訳にはいかないだろ、後が怖いし美樹が拗ねる」

 

「拗ねるのか......」

 

 この人たち結婚して何十年も経つのに未だに新婚みたいな空気なんだよな......

 俺と優莉は幼少期からそんな両親の姿を見て育ってきたからこれが普通だと思っていたけど、うちは仲が良すぎる。

 

「あと、このあと亜里沙と雪穂が遊びに来るから。お兄ちゃんはここにいてもいいけどお父さんは家から出ていって」

 

「ちょっと?今部屋すっ飛ばして家から出ろと言いませんでしたか?」

 

「特におかしいところは無かったと思うけど?」

 

 むしろどうして家にいられると思ったんだ?

 

「で、母さんいつ帰ってくるって?」

 

「う~ん、いつとは言ってなかったけど......多分運転中にどこかに車を停めて電話かけてきたんだと思う。だからそろそろ帰ってくると思うよ」

 

 案外今家の前にいたりして。

 

「あら?優莉のお友達?......穂乃果ちゃんと絵里ちゃんがここにいるってことは2人の妹さん?」

 

 本当にいたー。雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんもちょうど来てたみたいだな。

 ...ん?穂乃果と絵里?

 

「立ち話もなんだから入って入って!」

 

「「「「お邪魔します」」」」

 

 玄関から聞こえてくるのは4人分の声。

 どうやら穂乃果と絵里は本当に来ていたようだ。

 

「やっほー!ゆう君!」

 

「優くん、お邪魔します」

 

 当たり前だが2人は私服、普段は制服の方が見ている回数多いから新鮮に感じる。

 まぁ見るのは初めてじゃないけど。

 

「2人とも、どうしたんだ?」

 

 と聞きつつ俺は既に来客用の飲み物を用意していた。 

 母さんの分も入れて5つのコップを用意する。

 

「雪穂がゆう君の家に遊びに行くって言うから、穂乃果も着いて来ちゃった」

 

「私も穂乃果と同じ理由よ」

 

「2人とも俺と同じでやることなかったんだな」

 

 1人1人に飲み物を配る。

 

「優也君~!会いたかった~!」

 

「俺もだよ!」

 

「おい、そこのバカップル。お客様の目の前で何やってんだ」

 

 何故か感動の再開みたいな感じで抱き合う2人。

 仲が良いのはいいことだけど、人前でやられると本当に恥ずかしい。

 優莉も苦笑しながら目を逸らしていた。

 

「何って......家族同士のスキンシップだろ?」

 

「外でやれ、もうめんどくさいからデートにでも行って昼ぐらいまで帰ってくるな」

 

 ほらもう、穂乃果と絵里が食い入るように見てるから......

 雪穂ちゃんは優莉と同じような反応。亜里沙ちゃんはハラショーと呟きながら見ている。

 あぁ、恥ずかしい。

 

「本当に行くなら昼ご飯は作っとくから、これ以上空間をピンク色に染めないでくれ」

 

「...そうだ!バーベキューをやりましょう!」

 

 何だろう、母さんがこの間から俺の知ってるキャラじゃない。

 

「穂乃果ちゃんと絵里ちゃんがお昼ご飯まだなら当然雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんもまだよね?」

 

「「「「はい」」」」

 

 バーベキューは決定なんだな......肉とか野菜とか買いに行かないと。

 

「...どうせバーベキューやるならみんなも呼んだ方がよくないか?」

 

「...優、あんたってバカよね」

 

「な、何で?」

 

 母さんが呆れたような目で俺を見ていた。

 

「既に可愛い女の子が2人も遊びに来てるのに更に他の女の子呼ぶとかあんたハーレムでも形成したいわけ?」

 

 酷い言われようだ......

 

「俺はμ’sのみんなをハブるようなことは出来ないし......やっぱりこういうのは人数が多い方が楽しいと思う」

 

 こう言うと母さんはため息を1つ吐いてからからと笑い始める。

 おい、マジで情緒不安定なんじゃないだろうな?

 

「そういうことを真面目に言う辺りがやっぱり私たちの子供ね!」

 

「即座に否定したいところだけど、一応褒め言葉として受け取っておく」

 

 そうと決まったらみんなに連絡入れて......ん?携帯部屋に置きっぱなしか......

 緩慢な動作で立ち上がり、リビングから2階の自室に戻ってバーベキューやるから俺の家に来いと全員に連絡を送る。

 そして携帯と財布を引っ掴んで下へと戻る。

 

「大丈夫よ、絵里ちゃんも穂乃果ちゃんも可愛いんだから!」

 

 リビングに戻ると母さんが穂乃果と絵里の手を掴んで何やら力説していた。

 

「...変なこと吹き込んでないだろうな?」

 

 この前から俺はいまいち母さんのことを信用出来ない。

 テンション高い時は何をしでかすか分からない、それがうちの両親だ。

 

「別に何も言ってないわよ!息子の弱点ぐらい普通でしょ?」

 

「何故だろう、俺は今母さんを殴らないといけないような気がするんだ」

 

 もちろん本当に殴ったりはしないが。

 

「とりあえずみんな何か食材を持ってくるらしいから、俺適当に飲み物とか食材を買ってくる」

 

「優、ちょっと待て」

 

 玄関へ向かう途中、父さんが俺を追いかけてきた。

 真剣な表情を浮かべてるのを見て、俺も思わず背筋がピンとなる。

 

「ほら、お金だ」

 

 手渡されたのは野口さん。

 

「...いや、お金ならあるんだけど?」

 

 それを聞くと父さんはフッと笑った。

 

「...ゴム代「チェストォ!!」ごはぁっ!?」

 

 母さんは殴らないが父さんは殴る。

 殴ったというよりは手刀を全力で脇腹に叩きこんだ。

 

「ちょっとは学習しろよ!!!これならまだ犬とかの方が賢いぞ!!」

 

「ノ、ノーモーションであの威力......成長したな......」

 

 どうやらバカは死なないと治らないらしい。

 手刀の威力で息子の成長を確認するとかバトル漫画かよ!

 

「ゆう君、どうかしたの?何かおじさん脇腹押さえてるし......」

 

「いや、何でもない。虫がいたから退治しただけだ」

 

 リビングからひょっこりと顔を覗かせる穂乃果に手を振って何もないとアピールしておく。

 

「絵里と穂乃果も一緒に買い出し行こうぜ」

 

 ここに置いておくのは危険だ。

 さっきはデートでも行ってこいと言ったが仕事で疲れてるだろうから家でのんびりしたいだろうしな。

 

「うん!行く行く!」

 

「それじゃあ、行きましょうか」

 

 穂乃果たちには先に外に出てもらう。

 

「優莉、せっかく雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんが遊びに来てるのに悪いんだけど色々準備しておいてくれないか?」

 

「ん~、いいよ。正直集まっても何をするわけでもなく話したりするだけだから」

 

 この子は本当にあの2人の子供なんだろうか。

 恐らくその疑問が尽きることはない。

 

「手伝うよ、優莉」

 

「私も!」

 

 そして姉に似ずにしっかり者の雪穂ちゃんと姉に似てしっかり者の亜里沙ちゃん。

 いい友達を持ったな。

 穂乃果も練習の時だけじゃなくって普段からしっかりしてくれればいいんだけどな......

 

 妹3人衆がちょこちょこと室内を動き回る姿を見て俺は軽く微笑む。

 そしてそのまま携帯でみんなへ連絡を送る。

 

<家に来たら母さんには気をつけろ>

 

 と。

 

***

 

「ただいまー......もうみんな来てるっぽいな」

 

 玄関に靴がこんなに......初めて見たな。

 

「あっ!優さん!ご飯炊いておきました!」

 

「さすが花陽、ありがとな」

 

 喜々として駆け寄って来た花陽をねぎらいながらみんなが持ってきた食料がある所に買ってきたものを置く。

 さりげなく何を持ってきたのかを覗き見る。

 

「こ、これは......」

 

 野菜6:肉1の比率。

 え?みんなベジタリアン?キャベツ多すぎだろ。

 

「...一応確認しておくけど、肉を持ってきたのは誰だ?」

 

「それは私ね」

 

 さすがお金持ち。超いい肉。

 その他全員野菜ってどういうことだ?

 

「いや、お肉は真姫ちゃんが持ってくるって思ったから......凛はいいかなって思って」

 

「うちはみんなお肉持ってきて野菜が少なくなるかもって思ったんよ」

 

「私も同じくです」

 

「ことりも......」

 

「わ、私も......」

 

「私もみんなが肉ばかり持ってくるんじゃないかと思ったんだけど......これは予想外だったわ」

 

 どうやら俺の知らないところで無駄な読み合いが行われていたらしい。

 えぇ......肉が少なくなる逆パターン?

 

「...悪い、俺が指示すればよかった」

 

 まさかこんな展開になるなんて思いもしなかったからな......

 女の子に肉を食えって言うのもなんだがこれはさすがに肉が欲しい。

 買ってはあるけど絶対に足りない!!

 

「父さん、ちょっと肉買ってきてくれ」

 

「仕方ない......行くか、美樹」

 

「そうね、優也くん」

 

 頼んだ身の俺は一応見送りに出る。

 父さんたちが戻ってくるまでに野菜の処理の仕方を考えとかないと......

 

「それじゃあ30分ぐらいで戻ってくるから」

 

「車で行くんだろ?そんなかかるのか?」

 

 俺が首を傾げていると父さんが耳打ちしてきた。

 

「...軽いデートだ」

 

「あんまり腹減ってるみんなを待たすなよ」

 

 もう人目を気にせずいちゃいちゃしてくれ。

 ただし俺のいないところで頼む。

 

「俺も腹減ってるからなるべく早く帰るようにするが、ちょっとは大目に見てくれ。お前はいくら腹減ってるからってμ’sの女の子たちを食べるんじゃないぞ?」

 

「そうか、そんなに腹減ってるならもう一発さっきのを食わせてやろうか?「行ってくる」...よし」

 

 さすがの父さんもあれを何発も食らいたくないらしい。

 拳を鳴らして脅すとそそくさと車に乗り込んでいった。

 

「...いつになったら父さんは性的なネタを言うことをやめるんだろうな......」

 

 きっとそれは球を7つぐらい集めて神様にでも頼まないと無理だ。

 小さくなっていく車を見送りながら、俺は余りに余ったキャベツや野菜をどうやって処理するかについて考え込むのだった。

 

「もう余ったら各自持って帰ること!それで異論はないな?」

 

 はい、とみんな返してきた。

 これが1番無難な選択だと思う。

 極力余らないように頑張るつもりだけどやっぱり限度というものがある。

 

「...そういえば、みんなは何が好きなんだ?嫌いなものは聞いたけど好物は聞いてなかったよな?」

 

 結構みんなと一緒にいるけどそのことは聞いたことなかった。

 花陽と凛はもう分かってるんだけど。

 

 他にも血液型とかも実は聞いてなかったりするし。

 俺みんなの性格ぐらいしか把握してなかったんだな。

 

「穂乃果はいちご!!」

 

「あぁ、さっき買ってたよな」

 

 デザートにいくつか果物などを買ってある。

 穂乃果は真っ先にいちごを持ってきた。

 割と高かったんだよな......

 

「私は穂乃果のお家のお饅頭ですね」

 

「ほむまんか......」

 

 さすがにそれは用意出来てない。

 あとで買ってきてもいいかもしれないな。

 俺も久しぶりに食べたいし。

 

「ことりはチーズケーキかな」

 

「...鍋に入れるぐらいだもんな」

 

 詳しくは語ってないけどかつて闇鍋をしようという話になった。

 穂乃果の好きな物を持ってきてという言葉を勘違いしたことりはチーズケーキを持ってきて、みんなに急かされてあろうことか鍋に入れてしまったのだ。

 電気をつけると鍋に沈むチーズケーキの姿が......あれは凄まじかった。

 

「凛はラーメン!」

 

「うん、知ってる」

 

 俺の奢りで何回か食べに行ったことがある。

 凛は日頃から活き活きじているがラーメンを食べる姿もそれはもう活き活きしている。

 あんなに美味しそうに食べてくれるのは作り甲斐があるだろうな。

 

「私は白いご飯です!」

 

「うん、それも知ってるな」

 

 花陽をアイドルのことと同じくらい豹変させてしまうもの、それが白いご飯だ。

 凛に負けず劣らず、とても美味しそうに食べてくれる。

 合宿ではカレーのルーとご飯を別々の皿で食べていたっけな。

 

「私は......トマトかしら」

 

「あぁ、俺も好きだぞ。栄養豊富だし」

 

 何というか親近感が生まれるな。

 真姫っていいとこのお嬢様だから好物が俺たちの身近にあるような物でちょっと安心した。

 美貌の秘訣はトマトにあるのかもしれない。

 

「私はチョコレートね」

 

「へぇ、ちょっと意外かも」

 

 絵里って時々子供っぽいんだよな。

 口の端にチョコをつけてる絵里が想像出来てしまった。

 真面目に見えるけど偶に抜けてるような時があるし。

 

「うちは焼き肉かな」

 

「やっぱりバーベキューに呼んで正解だったな」

 

 肉じゃなくて焼き肉が好きなのか。

 でも今日は肉じゃなくて野菜もたくさん食べてほしいところだ。

 絵里と並んで希も意外性が高かった。

 

「にこはお菓子ね」

 

「...大体予想通りだ」

 

 辛い物が嫌いだったり、好物がお菓子だったり......

 見た目と違わず子供じゃないか。

 あれ?でも凛とにこって多分1cmぐらいしか身長違わないはず......

 それなのににこの方が子供っぽく見えるのは......幼く見えるってことにしとくか。

 

「...今ものすごくバカにされたような気がするんだけど?」

 

「考えすぎだろ」

 

 本日も着実に勘の鋭さが磨かれていくμ’sの面々だった。

 それならちょっとは察して肉買ってこいよと思わなくもない。

 

「どうせもうすぐ父さんたちも帰ってくると思うから、先に野菜だけ焼き始めておくか」

 

「そうですね、好き嫌いせずに食べてくださいよ。特に穂乃果と凛は」

 

 海未の鋭い眼光が名前が出た2人を射抜く。

 おぉ、また迫力が増したな。

 

「わ、分かってるよ!ピーマン以外ならそれなりには食べられるから!!」

 

「凛もお魚以外ならそれなりに食べられるにゃ!」

 

 ドンッと胸を張って言う2人。

 こいつらは本当に姉妹みたいにそっくりだな。

 あと、それなりにはっていうのは完全不安要素だろ。

 

「よーし、凛と穂乃果の分、野菜大盛りで!!」

 

「「鬼ぃ!!!悪魔!!!!」」

 

 だってお前ら絶対肉があったら肉しか食べないだろ。

 絶対そういうタイプだ。

 

「ただいま~、買ってきたぞ~」

 

 ドアの向こうから父さんの声がする。

 ようやくこれで焼き肉になりそうだ。

 

「それじゃ、始めるか!!」

 

 俺の号令と共に、辺りには肉が焼ける音が響き始めた。

 

***

 

「優、ちょっといいか?」

 

 みんなでのバーベキューが終わり、それぞれが自分の家に帰って行ったあと、リビングで俺と父さんは対面していた。

 

「...またそんな真面目な顔をして変なことを言うつもりじゃないだろうな?」

 

 俺の問いかけに父さんは首を横に振り、静かに口を開く。

 

「...お前、1人暮らしをしてみる気はないか?」

 

「...は?」

 

 全く理解出来なかった。

 

「すぐそこのマンションで1人暮らししてみるつもりはないか?」

 

「え、ちょっ、はぁ!?」

 

 いきなりどういう展開だこれ!?

 

「お前もあと2年もすれば社会人か大学生。そうすればどのみち1人暮らしだ。だから早めに1人での生活に慣れておくべきだと思ってな」

 

「...で?本音は?」

 

 それっぽい理由を並べてはいるが、いまいち信用出来ないのでカマをかけてみる。

 

「1人暮らしって彼女とか連れ込みやすいだろ?」

 

「余計な気遣いしてんじゃねえ!!」

 

 この男はきっと脳内にギャルゲーの選択肢でも出ているに違いない。

 

「ちなみに母さんと話し合った結果だ」

 

「2人で話した結論がこれぇ!?」

 

 バカなのか!?

 俺の親は2人揃ってバカなのか!?

 

「とにかく考えておいてくれ」

 

「...お金がかかるだろ」

 

 ここぞとばかりに金銭面のことを口にする。

 

「心配するな。あそこの大家とは俺も美樹も知り合いだからな。少しは安くしてもらえる。それにちゃんと収入もあるしな」

 

 俺の両親は本当に何者なんだろうか。

 少々人脈が広すぎる気がする。

 

「そういえば、父さんの仕事って何なんだ?」

 

「お前には話したことなかったか?小説書いたり脚本書いたりする仕事だ」

 

 ...え?

 

「父さん、小説家とか脚本家......なのか?」

 

「あぁ、最近書いたのはあれだな。お前らを題材にしたスクールアイドルの映画」

 

 ...ん?それってまさか.......

 

「今、映画やってるやつ?」

 

「あぁ、そうだ」

 

 あまりの衝撃に話があまり入ってこない。

 

「...はぁぁぁぁぁ!?道理でキャラが俺たちに似すぎてるなとは思ったよ!!」

 

「ははっ、おかげさまで大盛況」

 

 うるせえ、この野郎!!

 17年と生きてきて、初めて親の職業を知った瞬間だった。

 果たして俺は本当に1人暮らしをしないといけないのか、その日は夜遅くまで頭を抱えて悩み続けることになったのだった。

 

―To be continued―

 




雑談のコーナーは無しです。
次の投稿がいつになるかは分かりませんが、なるべく早めにしたいと思います。
次回もよろしくお願いします。
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