比企谷八幡が海浜高校で生徒会長をしたら   作:時雨煉

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今回は場面が変わるところに× × ×をつけてみました。今後もつけるかもしれません。
八色の内容は一応決まりました。一章が終わったら投稿していこうかなと思います。



17話

 今日はクリスマスイブ。リア充共が街に溢れ出す。

 リア充共がワイワイやっている時に俺は仕事をしている。

 クリスマス会の当日準備だ。俺は一色と席などの準備をしている。

 折本の風邪はやはり治らなかった。熱はましになっているらしいが来るのは無理だという。明日、明後日には治るだろう。

 あと、一時間もすれば、お年寄りの人達が来る。

 子供達は劇をすると小学校で決めたらしい。

 今は着替えなんかをやっているところだろう。

 

「せんぱーい、ぼーっとしてないで働いて下さいよー」

「あ、悪ぃ」

「そろそろなんですからね」

 

 一色もそれなりに張り切っているようだ。

 生徒会長初の大きな仕事だからな。気合いも入るってもんだろ。俺? そんなもんは置いてきた。

 

 

 

× × ×

 

 

 

 準備も終わり、お年寄り達も入ってきた。

 他にも小町達や葉山、材木座も来たようだ。

 ……なんで、あいついんの? 呼んでないのに。何? ストーカー? こわーい。

 それよりも、やっぱり葉山達が来た。正直会いたくない。

 葉山はこちらに気付いたらしく、手を振っている。振り返した方がいいのか? ぼっちだから分からない。

 

「やあ、また会ったね」

「いることぐらい知ってただろ……」

「まあね、いろはとは仲良くやってるかい?」

「いや、こき使われてるだけだ」

 

 仮にも生徒会長である俺を多少は敬ってくれませんかね? あいつも生徒会長だけど。

 葉山の後ろには女三人とこの前のうざい奴がいた。

 うわ、めんどくせー……。

 

「隼人ー、あーし、早く座りたいんだけど」

「悪い、行くよ」

「ああ」

 

 一人称にあーしってあるんだな……。あの人のことはあーしさんと呼ぼう。

 

「あ、葉山先輩、こんにちは!」

「いろは、君も頑張ってるみたいだね」

「はい!」

「いろはすー、お疲れー」

「葉山先輩、他に来る人っていますかー?」

「いや、いないよ」

「了解です」

「おーい、いろはすー」

 

 相変わらず、戸部の扱い酷いな……。

 俺の扱いでもまだましだぞ。俺のも酷いけど。

 そろそろ始まるな……。

 一色が挨拶をすれば、そこからスタートだ。

 俺はやらないといけないことがある。

 一色の所まで行く。

 

「おい、一色」

「なんですか?」

「もう、特にすることはないよな?」

「えー、はい、先輩の仕事は終わってからの片付けぐらいです」

「そうか……悪いな、俺、帰るわ」

「へ?」

「じゃあな」

「ちょっと!? まだ始まってすらいませんよ!?」

 

 一色が慌てて、俺を引き止める。

 

「片付け、悪いけど、やっといてくれ。今度なんか奢るから」

 

 この件に関しては、多少は高い物でも許す。金がある限り……。

 

「なんですか!?」

「そりゃあ、めんどくさいからな。こんなリア充のイベントには参加したくない」

「で、でも……あ……」

「なんだよ、あって」

 

 一色は色々と鋭い所があるからな。心の中読まれてるんじゃないかってぐらい。

 一色は気付いたと言うことなのだろう。俺のこれからすることに。

 

「ま、そうゆうことにしてあげます」

「ありがとな……」

「いえいえ」

 

 一色には感謝しないと行けないな……。このあと、来るであろう平塚先生の相手を任せないといけないのだから。俺の分まで、きっちり怒られてくれ。

 

「サンキュー! 愛してるぜ一色!」

「なっ!?」

 

 俺は外へと駆け出した。厳密には、早歩きぐらいで駆け出した。

 

「ごめんなさい無理です。先輩には…………いますからね」

 

 一色の呟きを聞いたものはいなかった。




「サンキュー! 愛してるぜ一色!」のところは原作の川崎や材木座に言ったのと同様の感じだと思って下さい。

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