学校も始りそうだから生活習慣を正しくしなくてはな。
やぁ元気してる?俺はただ今戦闘中です。なにしてるかって?前話見てみなさい。えぇ、自称オリ主君に喧嘩売られています。まぁ喧嘩ってレベルじゃないんですけどね。あの時は大変だった。なぜこうなったてか?こう言う事だ。
「お前がアリサ、すずかを誘拐したのか!」
地面で尻もちをつき、お尻が二つに割れてないか確認していると突然声がかかる。まぁ目の前にいるとは思っていた。目線を前に戻し、少しずつ上げていく。そして目に捉えたのははい、オリ主君ですね。分かってますって。だって、こんなことするのやつしかいないじゃん。倉庫壊したんだよ?もうオリ主君ですよねー。前話だと回想シーンが長かったけど。
「え、えぇーと。ち、ちがいますよー?俺がそんなことするわけないじゃないですかー。迷惑しちゃうなもーう。それじゃそれで!」
片手を上げ、てを振りながら倉庫から出るため、出入り口に向かおうとする。突然背後から殺気を感じ後ろを振り返りつつ避ける。背後から爆発音が聞こえた。振り返ると・・・あれは宝具か・・・って、え?宝具?あれぇー?死亡フラグがビンビンなんですけど。
「貴様・・・ふざけているのか?僕にそんな態度取ってただで済むとでも?」
やばいです。えぇやばいです。やばいレベル通り越してもう目から水です。でもこれはやばいぞ。ドラクエ魔法使うとここら一帯を荒れ地に変えてしまう。んー、なるべく闘いたくないんだが・・・早く逃げるためにはそうするしかないのか?
「僕を無視・・・無視するとは・・・ぶっ殺す」
直後、背後の歪みから1つの剣を取り出す。――約束された勝利の剣(エクスカリバー)――だとぅ・・・!?え!反則じゃないですか?あれって一応最強の宝具じゃないですか?まぁあれだけど、大丈夫・・・か?いや、大丈夫じゃない。あれ、やばくね?ドラクエの魔法使えない状態じゃ勝てないと思うんだが。
・・・・・・・・・・・・・・あ、俺無限の剣製使えるやん・・・。なんか知らないけど、いつの間にか投影魔術が使えたりしてました。まぁその線の才能しかなかったみたいだけど。そして、武器図鑑などを見たりして下級武器を投影しまくりました。その結果をここで試してみようと思う。ちょっと・・・やってみる?行ってみよう。
「これで貴様も終わりだ!僕の宝具の前ではどんな奴も立ち上がれない!食らえ!」
その瞬間から俺の詠唱は始まる。
「――――I am the bone of my sword.(体は剣でできている)」
「その詠唱は・・・まさか!させんぞ!」
斬りかかってくるオリ主、如月君。だが甘い!斬りかかってくるだけならこれで行けるはずだ!
「――熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)」
俺が手を前に出し、詠唱を行うと目の前に光輝く花弁の盾が出現する。トロイア戦争にて、大英雄の一撃を唯一凌いだとされるアイアスの盾。アニメではギルガメッシュの倉庫から衛宮士朗を守るためにアーチャーが投影した盾は、最強の強度を誇る盾であった。
だが、その盾もほんの一瞬で消滅する。エクスカリバーの1撃を防いだ瞬間、盾の花弁が7枚全て消える。
(あれ・・・?斬るだけで全部散りますか?いやまだだ・・・次の詠唱に移ろう)
「―――Steel is my body, and fire is my blood(血潮は鉄で、心は硝子)」
詠唱が終わり瞬時に弓を精製し、クーフーリンの天敵とされた螺旋剣を投影する。ガラドボルクⅡ。オリジナルを衛宮士朗がアレンジしたその弓は、オリジナルに勝るとも劣らない矢ともなる。
「受けてみろ!――偽・螺旋剣(ガラド・ボルク)」
直後衝撃が倉庫一帯に駆け巡る。すでにアリサとすずかは非難させてあるようなので、問題はない。
「なに・・・!くそ!食らうものか!――魔首掲げし青き神盾(アイギス)――」
背後の歪みから神性な光を放ちながら出現した盾はいともたやすく、ガラド・ボルクを防ぐ。 魔首掲げし青き神盾(アイギス)絶対的な防御力を誇り、真名解放で石化が解放されるという宝具だ。
(まさか無傷で防がれるとは思っていなかったな・・・すぐさま次の詠唱に移らなければ!)
「「―――I have created over a thousand blades. (幾たびの戦場を越えて不敗)」
「Unaware of loss. (ただ一度の敗走もなく)」
「Nor aware of gain」(ただ一度の勝利もなし)」
さすがに黙って詠唱はさせてくれないようだ。すぐ目の前にはオリ主が迫っていた。ふと思った。小規模で呪文を使うのはいいのではないのか。いまこの状況で武器を投影して斬りかかっても勝てる気がしない。投影するにはまだ速度、強度が足りない。ここは呪文の出番ですね!
「よし、これあるじゃん!【イオ】」
爆発系呪文イオ。俺とオリ主如月君との間に小規模の爆発を起こす。だが、予想以上に威力が抑えられなかったのか、倉庫1つが吹き飛ぶ。
俺たちはその衝撃で外に弾けとぶ。外に出て辺りを見回す。
(奴はどこだ・・・)
当たりを警戒しながら、空中に飛ぼうとした時背後から光の光線が迫っていた。あれはまずい。本能でそう感じすぐさま脳内会議を行う。
(どうする?ここはルーラで逃げるか?いや逃げれるが飛ぶ瞬間に消し飛ばされそうだ。じゃあどうする。あれは呪文か?ならば、呪文軽減魔法を掛けまくって対策だ。)
この間0.2秒。呪文を重複させて、エクスカリバーの威力を軽減させることに決めた。こうでもしないと消し飛ぶ自身しかない。よし、呪文軽減とダメージ軽減させるしかない!おれの全ての魔力をつぎ込んでやるZE!
「【スカラ】【マホカンタ】【マホステ】【マジックバリア】極めつけはこれだ!【アストロン】」
これでどうだ!毎日詠唱の練習をしたかいがあった。呪文を全て唱えるまで1秒。その直後光が俺を包む。
「これで貴様も終わりだな!僕は最強なんだ!ばかが!」
「っふっふっふ・・・あまいな」
えぇ。俺は無敵です。無傷です。最強です。ドラクエ魔法TUEEEEEEEE!一応呪文に軽く引っかかっていたみたいで、ダメージがほぼ消えていた。しかもアストロン最強すぎた。もうノーダメ。よし、オリ主如月君のターンを終わらせようと思う。残りの詠唱を一気に行う。
「―――With stood pain to create weapons. (担い手はここに独り)」
「waiting for one's arrival(剣の丘で鉄を鍛つ)」
「――I have no regrets.This is the only path(ならば、我が生涯に意味は要らず)」
これで奴も終わりだ!ふはははは俺の勝利だー!(←悪役にしか見えません)
「これでお前も終わりだ!」
「―――My whole life was“unlimited blade works”この体は、無限の剣で出来ていた)」
直後世界が変わる。青空だった空は曇り、倉庫の残骸が散らばっていた周辺には剣しか見えない。地平線の向こうでは歯車が回っている。あぁ、初めて戦闘で使う固有結界【無限の剣製】。今から俺のターンが始まるぜ!
「お前のターンは終わりだ!ここからが俺のターンだ!」
「これは・・・固有結界・・・ふん、面白い!僕にこれだけで勝てるとでも思っているのかー!」
斬りかかってくる如月君を近くに刺さっていた剣で対応する。だが所詮は図鑑などを見て作った、いや俺が作った偽宝具達だ。ランクは最低ランクにも負けず劣らないだろう。だが、数だけなら勝てるはずだ!如月君は何故か俺の剣と一緒に折れた剣を驚愕の表情でみる。そして、後ろに人間離れしたステップを使い下がる。背後の歪みから宝具を放出してくる。だが俺も負けねーぞ!
俺も負けずに刺さっている剣を何本も浮かばせ操り迫りくる宝具にぶつけさせる。敵の宝具は高ランクだ!だが、こっちは数で攻めるぜ!という勢いだ。相手の宝具の数は大体10~15。それに比べ俺の宝具の数は25~30という数だ。数では負けない。そして、如月君もしびれを切らせたのか、不格好な武器・・・あれぇやばくね?あれってもしかして・・・
「ゆるさんぞ!これでこの固有結界を破壊してやる!」
そう、如月君が出した武器は固有結界をアニメで破壊した有名な武器。人類最古の英雄王ギルガメッシュ様の武器。
「――天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)・・・だと!」
奴が出した宝具は反則だ。俺の固有結界が破壊される。どうしよう!だが、悩むのもつかの間、何故か演説のような事を始める如月君。
「僕を馬鹿にするから悪いんだ!ぶっ飛ばす!僕を馬鹿にするから悪いんだ!ぶっ殺す!」
同じことを連呼している。だから俺は近づいて、宝具を持っている手を切り落とす。えぇ容赦ないです。
悲鳴を上げ倒れる如月君。だがすぐさま立ち上がり、適当に出した様な武器で斬りかかってくる。
「おのれ!おのれ!おのれ!おのれ!おのれ!おのれ!おのれ!おのれ!おのれ!おのれ!おのれ!」
雑な剣術で斬りかかってくるやつなんて話にならない!そして、相手の剣を弾き飛ばし剣を突き付ける。
「お前の負けだ」
最高に決まった・・・。そして固有結界を解除し、如月君に【ベホマ】を掛け腕を回復させる。これで俺の勝ちだ!
「そこの君!ストップだ!管理局外で魔法を使うのは禁止だ!無駄な抵抗をせず大人しく降伏しろ!」
まさかの、管理局フラグでしたか・・・え?おれ逃げれないの?
あー、がんばったー!ねむいです。
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