艦隊これくしょん -轟ケ天ニ-   作:キューマル式

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今回で最後のヒロインの登場。
それはもちろん、みんな大好きあの娘です。


第六話
接触 白の艦隊 前編


 

 

 『クレオパトラの鼻がもう少し低ければ歴史は変わっていた』

 

 

 『クレオパトラが美人じゃきゃ歴史は変わってた』っていう有名な言葉だよね。

 まぁ実はそれは誤訳で、本当の意味は『鼻が低いって些細なこと程度でも歴史は大きく変わるものだ』ってことらしいけど……どっちでもいいや。

 とにかくアタシはこの言葉、誇張抜きで真実だと思うよ。なんたってそれに近いものを間近で見たからね。

 アタシの場合、

 

 

『らごやんのモテ力がもう少し低ければ人類は終わっていた』

 

 

 ってとこかな?

 ホントに……冗談でも誇張でもなく、そう思うね。

 

 

 あの後……らごやんが北方で待ち構えていた敵艦隊を丸ごと海の底に沈めてから後だけど……まぁ、そのらごやんがやった手段ってのが無茶苦茶でさ、予定していた航路を使えなくなってらごやんが偵察にでることになったのさ。

 そのらごやんに着いてったのが、ろーちゃんと朝潮。

 まったく……ろーちゃんと朝潮の、らごやんへのラブラブアピールは見てて飽きなかったね。あれだけで新刊10冊はいけるくらい。

 あの2人、仲もいいから『Nice boat.』なことにもならずに、なんだか自然に2人一緒にらごやんに迫って、らごやんずっと両手に花状態だったさ。

 

 でもさ、そんだけラブラブ迫ってもらってるってのにあのギャルゲー主人公……よりにもよって新キャラを速攻攻略する暴挙に出やがったのよ!

 まぁ、そのおかげでアタシらは『あの人たち』と合流して『あの戦争の真実』を、そして平和への道を知ることができたんだけどね。

 

 もし、らごやんが男前じゃなくて『あの娘』を見捨てていたら? 

 もし、『あの娘』がらごやんに懐かなかったら?

 

 あの戦争……他にも色んな重要なピースはあるだろうけど、そのどれか一つでも欠けていたら……おそらく人類は大敗、今ごろ全員家畜だったね。

 ホント、『愛は世界を救う』ってことかな?

 

 あっ、それとあと一つ、思ったことがあるんだ。

 

 

『イケメンだからすべて許された』

 

 

 ……らごやんが大和さん譲りの凛々しいイケメンじゃなくて、ろーちゃんに朝潮に『あの娘』……誰か1人でも攻略失敗してたらと思うとゾッとするよ。

 うん、やっぱ人間、顔は大切だわ。

 

 

 

             ――――――漫画家『元秋雲』へのインタビューより抜粋

 

 

 

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

 

 

 

 ここはトラック残存艦隊の逃げ込んだ島の、設置された野営用天幕の中。そこでは長門・鳥海・明石の3人が顔を突き合わせている。夕張は子供たちを率いて食事の支度中だ。

 

 羅號の活躍によって展開していた敵の大艦隊は殲滅された。

 しかし、その破天荒な手段……『海底火山を噴火させる』などという無茶苦茶な作戦をとったために一つ問題ができてしまったのである。

 その問題とは……。

 

「……あの海域は通過できないな」

 

「ええ……」

 

 海底火山の大規模な噴火によって潮流に多大な影響を及ぼし、大量の渦潮が発生してしまったのだ。

 艦娘なら確かに無理をすれば突破は可能だろうが、荷物を曳航したままではとてもではないが海域の通過など不可能になってしまったのである。

 ここに停泊し続けて潮流が落ち着くのを待つ、というのもあるがあの大艦隊が最初で最後の敵であるとはとても思えない。となればここを早く通過し、一刻も早く味方勢力圏下である単冠湾(ひとかっぷわん)まで逃げ込まなくてはならない。

 そのため、トラック残存艦隊は予定航路を大幅に変更する必要性に迫られたのである。

 

「だが、そのためには偵察が必要だ」

 

 今まで予定していない航路を行くため、どうしても先行偵察が必要になってしまったのだ。

 

「問題は誰に行かせるかということだが……」

 

「……先に言っておきますけど、長門さんは却下ですからね。

 偵察に図体がでかくて見つかりやすく、おまけに足の遅い艦なんてあり得ませんよ」

 

「……わかっている」

 

 実は名乗り上げようとしていた長門だったが、鳥海からのジト目に晒されてその意見を慌てて引っ込めた。

 

「となれば鳥海と夕張のどちらかか……」

 

「夕張は休ませてあげて下さい。 整備仕事で明石ともども疲れも溜まっていますし……」

 

 長門の呟きに、ポリポリと鳥海は頬を掻きながら答える。

 整備が滞ると長期移動などやっていけない。

 そのため夕張と明石はこうやって島への停泊中も休むことなく仕事を続けている。夕張にはその他本業ともいえる駆逐艦娘たちを纏めることもやっており、少々オーバーワーク気味だ。

 

「だから、私が行きます」

 

 そんな風に危険な任務を請け負った鳥海だったが……。

 

「あー、ごめんなさい鳥海さん。

 それ、今すぐは無理です」

 

 すまなそうに横から明石がそれを遮る。

 明石の話では、鳥海の艤装の調子がよくないらしい。かなりの長距離移動のため、各種の異常がでるのはある意味仕方ない。しかもそういった整備は当然ながら大型艦の方が時間がかかるのだ。

 

「このタイミングで、ですか……」

 

「何とも間が悪いな」

 

 鳥海と長門は揃ってため息をついた。

 

「それで、どうします長門さん。

 こうなると消去法で、候補は1人ですよ?」

 

「……分かっている」

 

「というかお2人とも、実はそれが最良だってことは絶対気付いてますよね?

 そのうえで見ないフリしてますよね?」

 

 明石の言葉に、長門も鳥海もバツ悪そうだ。

 そう、索敵力・速力・隠密性すべてを兼ね備え、かつ最高の戦闘能力を誇る万能戦艦……。

 

「また羅號頼みか……口惜しい」

 

「長門さんも鳥海さんも考え過ぎです。 私はもう開き直りました。

 ツケはまとめて陸に戻った時に返しますから、私はもういくらでもツケで羅號くんに頼り切るつもりですよ」

 

「借金で首が回らなくなるわよ、それ」

 

 3人は揃って苦笑した。そんな天幕の中に、夕張が入ってくる。

 

「みんな、食事の用意ができたわ」

 

「……仕方ない、食事がてら羅號に話してみよう」

 

 長門の言葉に、鳥海も明石も頷く。とはいえ、3人とも羅號がこの任務に難色を示すとは思っていない。

 羅號はあの大人しい性格だ、頭もいいしこの非常事態を良く理解している。しかもその能力に関しては折り紙付きである。

 羅號には何も問題など無い、とは思っていたのだが……。

 

「らーくんが行くなら、ろーちゃんも行きます、って!」

 

「私も偵察任務、同行を希望します!!」

 

 長門たちの誤算は、話を聞いたローと朝潮まで危険な偵察任務に志願したことだ。

 

「らーくん、諜報活動と言えば潜水艦の出番なの。

 ヤーパンニンジャみたいに忍んじゃう、って。 がるる~」

 

 サブマリンウルフニンジャ=サンはやる気マンマンのようだ。

 どうもサブカルチャーの影響を強く受けているようで、その裏にはチラチラとオータムクラウド先生の影が見て取れる。

 

「羅號の電探が優秀なのはわかっていますが、目視とて重要な偵察の要素です。

 私の熟練見張り員妖精さんたちなら、十分な成果を約束できます。

 それに……羅號は戦艦なんですから、直衛となる駆逐艦は必要のはずです」

 

 朝潮の方はもっともな意見具申だ。

 しかしながら、色々それらしい理由を並べたてても2人の本当のところは『羅號と一緒にいたい』ということだというのは、羅號を除くトラック残存艦隊全員の共通見解だ。

 それになんだかんだと言いながら隠密性の高い潜水艦や、足が速く戦艦の直衛をこなす駆逐艦というのは悪い選択肢ではない。万一何かあっても羅號なら何とかできるだろう。

 結局長門たちは押し切られ、偵察任務には羅號・ロー・朝潮の3人で赴くことが決定する。

 

「あのぉ……僕の意見は……?」

 

 当事者でありながら完全に流されるままだった羅號。

 彼は完全に尻に敷かれるタイプの男の子だった……。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 襲い来る轟音と衝撃波に、彼女は短い悲鳴をあげた。

 

「キャゥ!?」

 

 小さな身体を縮こませた彼女……その透き通るような白い肌が、彼女の正体が深海棲艦だと物語る。

 外見は駆逐艦娘と変わらないほどに幼い。真っ白なワンピースにミトンのような手袋をはめた小さな手、頭には猫の耳のように小さな一対の角が見える。爛々と輝く紅い目が特徴的だ。

 

「大丈夫デすか!?」

 

 そんな彼女のそばにすぐさま駆け寄ってくるのは深海棲艦の重巡ネ級である。そんなネ級に彼女は頷いて見せる。

 

「ウん、大丈夫……」

 

「ヨカった……」

 

 その答えに、ネ級は胸を撫で下ろす。

 この白い少女は『北方棲姫』と呼ばれる、深海棲艦の中でも特に強力な力を持つと言われる『姫』の一角である。

 

「ちぃ、コのくらい我慢デきる。

 イリス、心配シなイで」

 

「デすが、ちぃ様……」

 

 ある理由によって、『名前』を持つ2人。

 北方棲姫『ちぃ』の言葉に、そのお目付け役であるネ級『イリス』は顔を曇らせる。『イリス』は現状の拙さが分かっているのだ。

 『ちぃ』の護衛戦力はすでに『イリス』を残して全滅している。軽巡ツ級率いる水雷戦隊は敵に対して、それこそ命と引き換えの決死の攻撃を行ってくれたが、それでも残った敵は強大だった。

 その時、2人の対空レーダーが反応する。

 見れば、空にはどこか魚介類にも似た形状の特徴的な、深海棲艦側の航空機が迫っていた。

 そう、『ちぃ』と『イリス』に襲い掛かっているのは、同じく深海棲艦なのである。

 

「来ルな!

 カエレ! カエレッ!!」

 

 『ちぃ』の背中の艤装から次々に航空機が発艦していき、迫り来る航空機との間で激しい空中戦を繰り広げる。

 しかし、空中での攻防は『ちぃ』の航空隊は劣勢だ。

 装備の差ではない、純粋な練度の差によって『ちぃ』の航空隊が次々に墜とされている。やがて、その隙をついた敵爆撃機が投弾を開始した。

 

「キャゥ!?」

 

 至近距離での衝撃に、再び『ちぃ』は身を縮める。そして。今度は砲弾が周囲に降り注いだ。その衝撃はすさまじく、掠ってすらいないというのにビリビリと身体が震える。

 

「クぅっ!?

 コの航空隊練度、ソシてコの砲撃力。

 ヤはリ敵ハ……!?」

 

 そして、その敵が視認可能な距離になる。

 

「ヤはり『空母棲姫』ニ『戦艦棲姫』か……!?」

 

 そこに現れたのは深海棲艦の『姫』クラス、『空母棲姫』と『戦艦棲姫』であった。

 『空母棲姫』のその航空隊練度は一対一で勝てる艦娘はいないとまで言われる、空を制する恐怖の魔王だ。

 一方の『戦艦棲姫』はあの大和型すら超えるといわれる恐るべき攻撃力を持つ、破壊の魔王である。

 人類側にとことんまで恐れられるこの2人、それが仲良く『ちぃ』と『イリス』に迫っていた。

 

「コの2人を投入トは……本腰ヲ入れテ、こチラを潰しニ来たカ!」

 

 『空母棲姫』と『戦艦棲姫』は微笑とも薄ら笑いともいえる表情を見せているが、不思議と『ちぃ』と『イリス』のように感情を感じさせることは無い。『イリス』はその姿にどこか憐れみにも似た感情が湧き上がるが、頭を振ってそれを追い出した。

 状況は最悪である。『ちぃ』と『イリス』の2人ではとても『空母棲姫』と『戦艦棲姫』の2人には勝てない。

 そう判断した『イリス』の決断は早かった。

 

「ちぃ様、早ク撤退ヲ!!

 ソして『ウィン』様達主力艦隊ヘ救援を要請シテ下さイ!!

 この2人ヲ相手にスルなら、ソレしかアリませン!!」

 

 そう言って『イリス』は砲を構える。

 

「イリス、何スル!?」

 

「少シ時間を稼ギます。 そノ間に退避ヲ!!」

 

 『イリス』は言うが早いか、砲を連射しながら海上を滑らかに滑り出す。

 砲は『空母棲姫』と『戦艦棲姫』には当たらないが、それでもいい。これは足の遅い『ちぃ』の退避までの時間稼ぎだ。視界を防ぎ、少しでもかく乱できればいい……『イリス』の心情としてはそんなものである。

 しかし、『空母棲姫』と『戦艦棲姫』は深海棲艦の中でも上位種、『ちぃ』と同じく『姫』クラスなのだ。それに対するかく乱としては、あまりに不足だ。

 『空母棲姫』から発艦した艦攻隊が『イリス』に迫る。

 『イリス』はとっさに対空砲火で何機かは叩き落とすが、それでも数機の雷撃を許してしまった。

 

「クッ!?」

 

 『イリス』は持ち前の高速性で何とか魚雷の回避には成功するが、実はそれこそが『空母棲姫』の狙いだった。

 魚雷を避けるために舵を切ったため、その移動先を読まれてしまったのである。『イリス』の移動先に目がけて『戦艦棲姫』の強力な砲が放たれていた。

 

「アァッ!?」

 

 かろうじて直撃だけは避けるが、その強力な砲は掠っただけで『イリス』の身体を吹き飛ばした。

 まるで強風の前の木の葉のように海面を転がる『イリス』。

 

「イリスッ!?」

 

「!? ちぃ様、駄目デす!!」

 

 起き上がろうとした『イリス』の目に、とっさに『イリス』に駆け寄ろうとする『ちぃ』の姿が映って慌てて叫ぶが、もう遅い。『戦艦棲姫』の砲が、今度は『ちぃ』に向かって照準していたからだ。

 周囲に立ち上る水柱に『ちぃ』は一瞬驚くが、すぐに自身の艤装の砲を『戦艦棲姫』へと向ける。

 

「調子ニ……乗ルな!!」

 

 『ちぃ』からの強力な砲撃は『戦艦棲姫』の分厚い装甲に傷を付ける。その様子に『ちぃ』はふんすっ、と得意げな様子をみせるが、その瞬間『空母棲姫』の急降下爆撃機から投下された爆弾が『ちぃ』の艤装の砲を吹き飛ばした。

 

「キャゥ!?」

 

 弾薬庫に引火したのか、派手に砲が根元から吹き飛び黒煙が上がる。そしてニタリと嗤った『戦艦棲姫』からの砲が全門、照準を終えていた。

 

「ちぃ様ァァァァ!!」

 

 『イリス』がその身体を射線上に滑り込ませるのと、『戦艦棲姫』の砲が全門吼えたのは同時だった。

 

「……?」

 

 頭を抱えるようにして目を瞑り、身体を縮こませていた『ちぃ』はあるはずの痛みが無いことにゆっくりと目を開ける。

 そこには……。

 

「ちぃ……様……」

 

「!? イリスッ!!」

 

 そこには『ちぃ』にかわって『戦艦棲姫』の砲撃を受け大破した『イリス』の姿があった。艤装からは炎が燻り、強力な砲や魚雷の面影は欠片も残ってはいない。

 

「クぅ……」

 

「イリス! イリスッ!!」

 

「ちぃ……様……。

 オ逃げ……下サい」

 

「ヤッ!! イリスも一緒!!」

 

 『イリス』は『ちぃ』に逃げるように言うが、『ちぃ』は駄々をこねるように首を振ると『イリス』にしがみ付く。そして、そんな2人にトドメとなる『空母棲姫』の艦爆隊が迫っていた。

 傷だらけの虚ろな目でそれを睨みながら『イリス』はせめて『ちぃ』だけでも……と思う。

 その時だ。

 

 

 ボンっ!!

 

 

 空に炎の花が咲いた。どこからともなく飛来した対空榴弾が『空母棲姫』の艦爆隊を吹き飛ばしたのだ。

 続いて、『戦艦棲姫』の横合いから突き刺さるようにして魚雷が炸裂する。

 

「命中、ですって!」

 

「見たか、酸素魚雷の威力!!」

 

 どこからかそんな声を聞いたかと思うと、物凄いスピードで何かが『ちぃ』と『イリス』を守るかのように立ち塞がった。

 

「大丈夫ですか?」

 

 そう言ってきたのは『ちぃ』と同じくらいの歳格好の、しかし巨大な艤装を備えた男の艦娘(?)だった。

 見たことのないタイプだが……間違いなく彼女たち艦隊が接触を持とうとしていた『人類勢力』である。

 

「あ、アア……マダ沈まんヨ」

 

『イリス』は戸惑いながらも答えると、その男の艦娘(?)はホッとしたような顔をした後、その巨大な主砲を『空母棲姫』と『戦艦棲姫』に構える。

 

「トラック艦隊所属、万能戦艦『羅號』!

 『ジュノー』さんからの要請に従い、これより貴艦隊を援護します!!」

 

 同時に『羅號』と名乗ったその男の艦娘(?)は突撃していく。

 今、この男の艦娘(?)は『ジュノー』という名前を口にした。それは『イリス』の戦友の名前だ。彼女がどうなっているのか後で聞かねばならないが、彼女が『名前』を教えた相手である。多少なりと信用してもいいだろう。

 ……どうやら命拾いしたかもしれない。

 そう思った『イリス』は息をつく。そして余裕ができたことで『ちぃ』の方を見てみると、その白い頬をほんのり赤く染めながらあの『羅號』とかいう男の艦娘(?)を見ていた。

 

「ちぃ様……?」

 

「イリス、アれハ王子様?

 絵本ニ出てクル王子様?」

 

 どうやら颯爽と現れてピンチを助けてくれた情景を、絵本に出てくるような『白馬の王子様』と重ねているらしい。

 

「……マァ、ちぃ様モ『姫』デすカラ、ソレでいいんジャないデすカ?

 白馬にハ乗ってイナいミタいデすが……」

 

「ドリル持っテるから、ドリルの王子様?

 ドリルでルンルン?

 ドリル・プリン……」

 

「ちぃ様ちぃ様、そレ以上はNGデす」

 

 羅號たちの救援で、少しだけ余裕のできた主従。そんな中『イリス』は思う。

 

(ドリル……マるで『奴ら』ノような装備……。

 マさか……)

 

 『イリス』は戦場を駆ける羅號に、『ちぃ』とは違う意味で視線を集中させるのだった……。

 




最後のヒロイン、北方棲姫との遭遇編でした。
名前持ち深海棲艦についてはそのうち全員の説明をつける予定。

次回もよろしくお願いします。
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