~~登場人物紹介~~
人類勢力サイド
―――トラック泊地艦隊―――
『万能戦艦 羅號』
「大和型4番艦、『万能戦艦』羅號です。
謎の超機関『零式重力炉』を搭載することで、常識を覆す戦闘能力を持ちました。
人類に残された希望として、悪夢も絶望もこのドリルで穿いて砕きます!」
解説:本作主人公。
トラック泊地最強だった艦娘『大和』と提督との聞に生まれた男の艦、『艦息』。
死ぬ寸前だった大和によってその母の愛と執着と妄執の果てに『想像』し『創造』された。
そのためイレギュラーの塊とも言っていい存在で強力すぎる性能を持つが、本人すらその能力のすべてを把握できていない。
トラック艦隊に所属し、壊滅寸前の艦隊を守るために奮闘する。
実は奇跡的な確率で引き当てられた『レムリア系技術導入艦』であることが判明。
『人類のための唯一のレムリア系技術導入艦』として、戦いの海を行くことになる。
『戦艦 大和』
「大和型1番艦、大和です。
負けてしまったけど……最後の瞬間に息子を、羅號を産み落としたわ。
私たちの願った『想い』の結晶の活躍、見守ってくださいね」
解説:主人公である羅號の母にしてトラック泊地最強だった艦娘。故人。
トラック泊地の提督と特別な関係であり、彼の死後は艦隊の指揮権も持っていた総旗艦。
しかし、彼女の力を持ってしてもトラック泊地を救うことはできなかった。
彼女の轟沈から本作は始まる。
まさしく『大和撫子』といった外見をしているのだが、その実かなりの脳筋だったらしい。
『戦艦 長門』
「長門型1番艦、長門だ。
この戦争の真実を知ってしまった以上、見て見ぬふりはできん。
散っていった皆の目指した『平和の海』のために……長門、出撃するぞ!
……ところで、ちっちゃい子は思わずギュッと抱きしめたくなる衝動に駆られないか?
羅號とかろーちゃんとかちぃちゃんとか。
あと、あんなに真面目可愛い朝潮は私の妹に違いない」
解説:トラック艦隊の臨時指令官。
責任感が強く直情的ながら優秀な指揮官として、トラック残存艦隊を率いて本土を目指す。
その途中でレムリア亡命艦隊と遭遇しこの戦争の真実を知って、戦争を終わらせるために協力する。
トラック攻防戦において左腕と左目を無くしており、隻腕隻眼となっている。
通常はその傷を提督の上着、天龍の眼帯という仲間の形見で隠している。
実は呉をまとめる筑波海軍大将の娘であり、名家のお嬢様。
母は最初期の戦争での最武勲艦であった『榛名』の艦娘で、『二世世代』と呼ばれる艦娘のサラブレッド的な存在でもある。
人間としての名前は『筑波 有希(つくば ゆき)』。
可愛いもの好きで、駆逐艦娘などの小さい子を可愛がるのを趣味にしている。
『重巡洋艦 鳥海』
「高雄型4番艦、鳥海よ。
この戦争の真実……さすがに計算外でした。
それでも、戦い抜きます! 皆と目指した『平和の海』ために!」
解説:トラック艦隊の参謀。戦況分析に優れ、直情的な長門のストッパーを務める女房役。
艦隊運営に作戦立案にと、艦隊には無くてはならない人物。
さまざまなことを計算して行動するインテリ型に見えるが、実は相当な毒舌家の上に武闘派。
その戦闘能力は長門に勝るとも劣らない。
その本質は、『色々考えてみたが、論理的に考えて殴って解決した方が早いという結論に達する』という一番面倒なタイプの脳筋 。
彼女も実は『二世世代』であり、それがその強さの根底にはあったりする。
人間としての名前も当然あるが、本人は嫌っていてあまり語ろうとはしない。
どうやら長門の母とともに活躍した、母の艤装元となった艦から一文字とったようだが……。
「私、バスケはじめたり、『ジャッジメントですの』とか絶対言いませんからね」とは本名を名乗った後に秋雲に言った言葉だとか。
『軽巡洋艦 夕張』
「兵装実験軽巡 、夕張よ。
羅號くんにこの戦争の真実に謎だった深海棲艦の正体にレムリアの超科学……!
うーーー、燃えてきた! いろいろ試していいかしら!」
解説:トラック艦隊の機械担当その1。
趣味として機械いじりをしており、トラック泊地時代から兵器開発や整備にと暴れまわっていた。
敗北し壊滅寸前だったトラック艦隊が曲がりなりにも艦隊としての行動がとれたのは彼女の力によるところが大きい。
また軽巡本来の仕事である駆逐艦の統率もできており、駆逐艦からは面倒見の良さから姉のように慕われている。
科学技術に傾倒しており、未知の羅號やレムリアの技術に大いに興味を持つ。明石はラゴウの力と技術に多少なりと警戒心があったが、夕張は気にしていないようだ。どちらかと言えばマッド寄りの科学者気質。
人間としての本名に関してはあまり語らないが、「メロン以外の果物の名前」であるらしい。
『工作艦 明石』
「工作艦 、明石です。
艦隊の損傷ならお任せください……と言いたいところだけど、羅號くんはちょっと自信ないなぁ。
私もレムリア系技術の勉強しないとダメかな?」
解説:トラック艦隊の機械担当その2。
純粋な整備士のため、その機械整備の能力は夕張を大きく上回る。
また艦娘の身体と精神に関わる部門のため、軍医の真似事のようなものもできる。
壊滅寸前だったトラック艦隊が何とか行動できたのも、彼女の奮戦の結果である。
強力すぎる羅號の力には少々警戒心を持っており、その強力すぎる力によって同質のものを引き付けるのではないかと予期していたという鋭さを見せる。
人間としては小さな町工場の娘であり『真田 幸子(さなだ ゆきこ)』という、本人いわく「平凡すぎて面白みのない名前」とのこと。
『潜水艦 呂500』
「潜水艦、呂500ことろーちゃんです!
大好きならーくんのために、ろーちゃんがんばっちゃいます!
あっしーとちぃちゃん? もちろん2人とも大好きです、って」
解説:本作ヒロインその1。
トラック潜水艦隊最後の生き残りであり、同時に独逸派遣艦の最後の生き残り。
当初はその明るさに陰りがあったがラゴウに救われたことで明るさを取り戻し、同時に彼に恋するようになる。
隠密作戦のエキスパートで日本までの長い間を単独隠密行動で航海してきた。
潜水艦娘の心得ともいえる『狼の魂』を持つ少女。
その一撃必殺の魚雷攻撃は高い命中率と致命的な威力を叩き出す。
当然ドイツ人であり、故郷はハンブルクらしい。
もちろん人間としての名前を持っているが、本人いわく「ドイツでもありきたりな名前」であると語る。
しかし実際は姓に『フォン』が付くという、いいとこの貴族のお嬢様。
任務に対する真面目さやその魂のあり方は、その辺りが関係しているようだ。
『駆逐艦 朝潮』
「朝潮型駆逐艦1番艦、朝潮です。
羅號とともに、どんな戦いの海にも行く所存です。
ローとちぃ? ……ええ、ちょっと手のかかる、大切な友達ですよ」
解説:本作ヒロインその2。
トラック攻防戦の夜、僚艦とともに出撃するが致命傷を負った僚艦で親友だった『荒潮』の介錯を行ったことで心に傷を負い、死に場所を求めるようになっていた。
羅號によって救われたことで前向きになり、同時に彼に恋心を抱く。
その生真面目さと実直さから『忠犬』ともあだ名された駆逐艦娘。
しかし羅號と一緒にいるときの態度はまるで『愛玩犬』のようだと揶揄される。
日々のたゆまぬ訓練による極めて高い練度を誇り、まるで訓練された『軍用犬』のようにさまざまな任務を確実にこなす器用さを持つ。
人間としての名前は「名前に朝がつく」らしい。
駆逐艦『満潮』
「朝潮型駆逐艦3番艦の満潮よ。
地獄のような状況だけど、最後の瞬間まで戦い抜くわ。
……朝潮のこと、泣かせたら承知しないわよ!」
解説:トラック所属の駆逐艦娘。
朝潮とともに駆逐隊に所属し戦い続けていた、朝潮の戦友。
トラック泊地が壊滅した最後の戦いにも参加しており、朝潮とともに生き残った。
そっけない口調とは裏腹に仲間のことは誰よりも大切にしており、荒潮の介錯をしたことで朝潮の精神が追い詰められていたことも唯一正確に理解し、ケアにあたっていた。
ツンケンした態度を見せるが、それは相手を思って是正を促しているだけで、実は人一倍仲間想いの強い娘。いわゆるツンデレである。
自分ではどうしようもなかった朝潮を、ラゴウが助け癒したことに感謝はしているが胸中は複雑な様子。
トラック艦隊では吹雪と並ぶ常識人で、朝潮のラゴウへの惚れ込み様に呆れ果てながらも祝福している。
人間としての名前は親友である朝潮にすら語っていない 。日く「カッコ悪いから」との談。
その本名は「満子(みちこ)」といい、読み方を変えると……というネタでからかわれ続けた経験からのようだ。
駆逐艦『吹雪』
「特Ⅰ型駆逐艦1番艦の吹雪です。
どんな状況でも、最後まで諦めません!
がんばります!」
解説:トラック所属の駆逐艦娘。真面目な努力家であり、朝潮に似たタイプの『優等生』。
その努力ゆえに極めて高い練度を誇っており、どんな任務もこなすマルチプレイヤーでもある。
実は残存したトラック駆逐艦娘の中では筆頭格なのだが……本人の前に出たがらない性格のため、とても印象が薄い。
トラック艦隊の常識人で、ところ構わずイチャコラする羅號たちには呆れながらも祝福している。
人間としての名前はそのまま『吹雪』という。
駆逐艦『秋雲』
「陽炎型駆逐艦19番艦の秋雲さんだよ。
大変な状況だけど、もう筆がたぎるたぎる!
らごやんネタに溢れすぎぃ!」
解説:トラック所属の駆逐艦娘で、最大の問題児。いわゆる同人作家であり、つねにネタを探し回っている。
ただ駆逐艦娘としての実力はやはり高く、その戦力はトラック艦隊にはなくてはならないもの。
おちゃらけながらネタに生きてるように見えるが、実際は生き残った仲間たちの姿を何とかして残そうと絵にしているという、至極真面目な考えの元で行動していたりする。
そのため、戦後に彼女のこの時期をネタにした漫画は歴史的な研究対象になったり……。
ただし、羅號たちをネタにした18禁同人誌はさすがに国際問題になった。
最近では羅號周りが楽しくて仕方なく、羅號をからかいつつネタにしている。
人間としての本名は余程嫌っているらしく、仲間にも決して語らない。
仲間には「デンドロビウムみたいな名前」とだけ語る。
『いろいろ工夫しようとあれもこれも詰め込んだら完全に破綻した』との意味だそうだ。
……誰にも語らぬ彼女の人間としての本名は『田中 優美聖秋香奈(たなか ゆうびせいあきかな)』という。
両親が『苗字が田中とありきたりだから、せめて名前を豪華にしよう』とした結果であるらしい。
―――本土の人々―――
筑波貴繁海軍大将
「どんなことがあっても、この国をやらせはせんぞぉ!!」
解説:呉鎮守府の最高責任者にして、長門の実の父。
戦争最初期から提督として艦娘を指揮して戦い続け、幾多の武勲を重ね続けたいわゆる叩き上げの武人。
任務中は厳しいが艦娘たちを気遣う配慮のできる提督でその評判はすこぶる良く、海軍内での発言力も高い。
そのためか横須賀の君塚大将とは犬猿の仲となっている。
君塚海軍大将
「ふんっ、あの科学力に勝てるわけなかろう。
私がこの国の実権を握り、レムリアに帰属させなくては……」
解説:横須賀鎮守府の最高責任者にして、この戦争の裏で暗躍する黒幕の1人。
レムリアと人類との初の接触に参加した際、アブトゥにレムリアの科学力を見せつけられたことによって、人類がレムリアに勝つことは不可能と判断し、アブトゥの地上制圧計画の協力者となる。
レムリア人が調整のために再び眠りについた後は、必ず目覚めるだろうレムリア人に合わせるように、アブトゥから与えられた『コード』による八百長試合で戦果を稼ぐことで海軍内での発言力と地位を高め、レムリア人の目覚めを待っていた。
レムリアに科学力の劣る人類では勝てず、国を存続させるためには帰順するしかないと考えており一連の内通も愛国心からの行動ではあるとも言えるが、そこには日本の支配権を得たいという邪欲も持っており、立派な軍人とは口が裂けても言えない。
今はその地位を利用し、本土の防衛部隊の配置を変えているようだが……?
実は筑波大将とはその妻である『榛名』の艦娘である八重を巡っていざこざを起こしており、そのせいで筑波大将とは犬猿の仲である。
筑波
「はい、私は大丈夫です」
解説:筑波大将の妻にして、長門(筑波有希)の実の母親。
性格はまさしく淑女・大和撫子といったところで物静かな美人だが、芯が強く決して折れない強さを持つ。
戦争最初期に膨大な戦果を叩き出し、未だに伝説的な活躍として知られる『榛名』の元艦娘であり、彼女の血を引いたことで、彼女の息子と娘が『提督』と『艦娘』への適正が異常に高い『二世世代』となり、そのことで子供たちを戦場へと送る原因をつくってしまったと内心では自らを責めていたりする。
妻として、そして母として家族を心から愛しており、長門の戦死の報を聞いた時には崩れ落ちた。
昔の戦友とは未だに連絡をとり合っており、『退役艦娘会』の会長も務めている。
実は未だに艤装や装備をどこかに隠し持っていると囁かれているが……?
深海棲艦(レムリア)サイド
―――レムリア亡命艦隊―――
アネット
「この戦争を一刻も早く終わらせなければ!」
解説:超古代国家『レムリア』の姫。
地上人類との『共存』を掲げる温和な性格で、そのために地上人類の救済にと『艦娘』の技術を地上人類に提供した。
地上支配のため戦火を拡大させる双子の姉『アブトゥ』を止めるために、『コード』の呪縛を逃れた『欠陥品』の深海棲艦たちを率いて『レムリア亡命艦隊』として地上人類との接触を持とうとしていた。
感情を持った『欠陥品』たちを兵器としてではなく人として扱う、心優しき指導者。
ただ彼女が『共存』を掲げるのはその優しさからだけではなく、たった2万人程度の人口しかいないレムリア人が武力で数十億もの地上人類を支配できるわけがないという、現実的な見方をした結果でもある。
そのためレムリアの将来のためにも『共存』すべきという考えもあり、政治的な才覚もあるようだ。
港湾棲姫『ウィン』
「港湾棲姫の『ウィン』ヨ。
争いは嫌イ。でもレムリア亡命艦隊旗艦としテ、アネット様を守ルために……戦ウ。
ラゴウくん……妹をクレグレもヨロシク……」
解説:最優先上位命令である『コード』の呪縛から逃れた『感情を持つ深海棲艦』、『欠陥品』の1人でレムリア亡命艦隊の旗艦 。
争いの嫌いな温和な性格で、戦いの際には困ったような憂いた表情を見せる。
しかしその実力は間違いなく深海棲艦の中でも5指に入るレベル。
航空戦・砲戦ともに最高クラスの能力を持ち、『日ごろ大人しいやつはキレると怖い』 の典型とも言える人物。
妹である『ちぃ』を溺愛しており、彼女が恋心を抱いたラゴウにはまるで弟でもできたかのように接する気のいいお姉さん。
実は可愛いもの好きであり、艤装の鉤爪とその高身長のせいで子供や動物に怖がられることを密かに悩んだりしている。
名前は元となった『ポートダーウィン』からとってアネットによって名付けられた。
北方棲姫『ちぃ』
「北方棲姫の『ちぃ』!
ラゴウ大好キ! ローもアサシオも大好キ!
皆とズット一緒にタノシイウミ!」
解説:『コード』の呪縛から逃れた『感情を持つ深海棲艦』、『欠陥品』の1人。
レムリア亡命艦隊の旗艦である『ウィン』の妹で、見た目通りの幼さの天真爛漫な少女。
人見知りが激しく、初対面の相手には「カエレッ!」と言って近づけないが、一度気に入った相手にはどこまでも心を開く。
自分を助けた羅號を『王子サマ』だと恋心を抱き、自身と同じく羅號に恋心をもつローと朝潮を『友達』だと言って懐く。
実は艦隊序列的には『ウィン』に次ぐもので、その基本性能は非常に高い。
しかしその幼さゆえに練度に大きな問題を抱えており、航空戦・砲戦ともに中途半端となってしまっている。
名前は元となった『ダッチハーバー』の『チ』を伸ばし、アネットによって名付けられた。
重巡ネ級 『イリス』
「重巡ネ級の『イリス』ダ……。
これカラも『ちぃ』様を守ルために、死力を尽くソウ。
油断はシナい、特に潜水艦にはナ……」
解説:『コード』の呪縛から逃れた『感情を持つ深海棲艦』、『欠陥品』の1人。
『ちぃ』の護衛で、武人のように実直な性格をしている。
注意深くはあるのだが、ときどき信じられないような不運を引き当てる不幸属性の持ち主。
そこを自分でも自覚しており、軽く自己嫌悪していたりする。
名前は元となった『重巡インディアナポリス』から、アネットによって名付けられた。
軽巡ツ級『ジュノー』
「軽巡ツ級の『ジュノー』ヨ。
私はココまで、『ちぃ』 様たちを……頼ム……」
解説:『コード』 の呪縛から逃れた『感情を持つ深海棲艦』、『欠陥品』の1人。故人。
『ちぃ』の護衛の1人であったが、偵察中に『戦艦棲姫』と『空母棲姫』、そしてその取り巻きの水雷戦隊と交戦状態に入り、配下の駆逐艦を率いて突撃、『ちぃ』と『イリス』が生き残るための時間を稼いだ。
名前は元となった『アトランタ級軽巡ジュノ-』から、アネットによって名付けられた。
軽巡ツ級『アトラ』
「軽巡ツ級の『アトラ』よ。
沈んダ妹の分まデ、戦イ抜いてミセる」
解説:『コード』 の呪縛から逃れた『感情を持つ深海棲艦』、『欠陥品』の1人。
レムリア亡命艦隊旗艦である『ウィン』を守る水雷戦隊を率いる。
『ちぃ』の護衛であった『ジュノー』は、彼女の妹だった。
名前は元となった『アトランタ級軽巡アトランタ』から、アネットによって名付けられた。
空母ヲ級改フラグシップ『ヨーク』
「空母ヲ級の……『ヨーク』……。
私の航空隊練度ハ……一航戦にモ、二航戦にモ……負けナイ!」
解説:『コード』の呪縛から解かれた『感情を持つ深海棲艦』、『欠陥品』の1人。
レムリア亡命艦隊の航空参謀の物静かな少女。
しかし内に秘めたものは熱く、戦闘時には苛烈かつ抜群の練度からの必殺の航空攻撃を繰り出す。
かなりの努力家であり、音に聞こえた一航戦と二航戦を超える練度を得るために日夜訓練を欠かさない。
名前は元となった『空母ヨークタウン』から、アネットによって名付けられた。
戦艦タ級改フラグシップ『メリー』
「戦艦タ級の『メリー』ヨ。敵艦隊とノ殴り合いハ任せテほしイ。
……本当ハ長門とも、思い切り殴り合ってミタカッた。
この後演習でもドウだろウ?」
解説:『コード』の呪縛から逃れた『感情を持つ深海棲艦』、『欠陥品』の1人。
レムリア亡命艦隊の打撃戦担当。
性格は落ち着いた感じだが、熱いものを秘めた戦場の武人。
その身体を鍛えることが趣味のようになっている。
名前は元となった『戦艦メリーランド』から、アネットによって名付けられた。
ビッグ7の一隻のため、同じビッグ7である長門には興味があるようだ。
戦艦ル級改フラグシップ『アイ』
「戦艦ル級の『アイ』だ。
斬り込みナラ、アタイに任せナ!
一切合財、ブッ壊してやるゼ!」
解説:『コード』の呪縛から逃れた『感情を持つ深海棲艦』、『欠陥品』の1人。
レムリア亡命艦隊の打撃戦担当その2。
非常に好戦的な性格で、危険な斬り込み役から正面きっての殴り合いを好む艦隊の脳筋担当。
名前は元となった『戦艦アイダホ』から、アネットによって名付けられた。
―――制圧派派閥―――
アブトゥ
「あんな科学力の劣った猿と共存? 冗談はよして。
この世のすべてのものはね、それを有効に使える、優れたものが手にするべきなのよ」
解説:アネットの双子の姉であり、地上人類を武力制圧して支配することを目論む『制圧派』の首魁にして、この物語の黒幕である。
非常に権力と権威への執着が強く自らがレムリアの次の女王となることを望んでいたが、父王がアネットの『共存派』の意見を採用したことで父王を暗殺し、自らを女王とする大帝国の樹立を目論む。
科学力の劣った地上人類を見下しており、彼女の中では地上人類は支配対象でしかない。
アネットの出奔に対して、これで王位継承のライバルを始末できると、嬉々として討伐部隊を差し向けている。
作者の中で設定を確認するためにまとめてみました。
秋雲の本名の元ネタ、この懐かしいものは分かる人はいるんだろうか……?