リリカルな魔法使い<一時凍結>   作:悪事

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プロローグ

魔法 それは現代のいかなる技術や資金・年月を、

かけようとなしえない奇跡である。

これはその魔法の担い手たる魔法使いの少年の物語である。

その舞台は海鳴市、ジュエルシードと呼ばれるモノを中心にその物語は始まる。異世界の魔導師と地球の魔法使いの出会いによって正史とは、違うどのような変化がおきるのか、

 

「全人類を幸せになんて大きいことはできないけど 近くにいる人を笑顔にすることなら、僕にもできるのかな?」

 

そして、この物語の主役にあたる少年の名は、多華宮 仄(たかみや ほのか)若冠八歳にして根源へ至り、他の魔法使いから魔法を継承した最新の魔法使いである。この海鳴を舞台に 何が起きるのか これは少年・少女の奮闘劇である。

 

 

 

 

さて最初の交差は とある公園で親が近くにいるわけでもなく友達と一緒でもない

一人でブランコをこぐ少女がいた、これをそのままにしていれば

話は正史どうりに進むのだが 一人の魔法使いが話しかけたことから

物語は始まりをむかえる。

 

「あの一人でどうしたの、もしよかったら僕と一緒に遊ぼうよ」

 

少女は声をかけられたことに驚き どもりながらも返事をした。

 

 

「え、あ、その~うん、いいよ。 一緒に遊ぼう」

 

 

遊びの内容に関しては 特に言及することはない、

ブランコに滑り台・砂場といった味気ない公園で少年が少女を

ひっぱっていて 少女はそれについているだけで 時刻もすでに夕方だ 遊ぼうにも大したこともできない。

 

 

「ごめんね 私 そろそろ帰らないとお母さんたちが心配しちゃうから」

 

 

「そうなの うん わかったよ そろそろ暗くなってくるからね

君みたいな可愛い子がいるのは…危ないからね

でもその前にひとつだけいいかな

……………君はどうしてそんなに寂しそうなの?」

 

それは少女にとっては触れてはいけないモノだった。

少女の心の奥深くに隠した暗い暗い闇。

彼女が怒りを感じるのは当然というモノだ。

そして理不尽とわかりながらも唇をかみ涙ながらに叫んだ。

 

「あなたに何がわかるのなのははいい子でいなきゃいけないのだから寂しくなんてないもん絶対に寂しくなんてないもんーーーーーーー!」

 

「うわ、え、ど、どうしたの。わかったよ、だから落ち着いて~」

 

 

理不尽だろうが古今東西あらゆる状況で泣いている少女のまえにいる を前にして少年のできうる行動とは ただひたすらに泣き止んでもらうことである。

 

 

泣き止んだのはだいたい 十分くらいたってからだった。

泣いている少女になぜ泣いているのか理由を、聞きだして懸命に少女を泣き止ます少年はあることを決めていた。

 

 

 

「ねえ、君、ちょっと待ってて」

 

 

「え、うん、いいけど。どうしたの」

 

 

「ちょっと、君に魔法をかけてあげるよ」

 

 

少年は急に地面に何かをかきはじめた 見るものが見ればこれは魔方陣だとわかったが 一般人の少女には これが何かなどわかるはずもない

 

「できた! この中にちょっと入ってみて」

 

 

 

「うんわかったけど、いったいなの?こr~~」

 

そこは草原だった、 草がまるで絨毯のようにあり ところどころに

石があるだけの しかし そこには言い知れぬ美しさがあった。

「きれいな場所だろう 昔 先生たちといったおきにいりのところなんだ」

 

「え?さっきまで公園だったのにどうしてなのー」

 

 

「まあまあ、落ち着いて、深呼吸、深呼吸」 ……すーはーすーはー

 

 

ある程度 落ち着いたのか 少女は少年を、じっと見つめる。

見つめられた少年は話し始めた。

「いま 君の見ているせかいは曇っているのかもしれない。

ひとりぼっちに戸惑って、安心できないんだろうけど それは

きっと一時的なもので、いつか晴れる。 お母さんたちに言ってみるんだ

君のほんとうのきもちを、それをした時、君の心は晴れるはずだから」

 

草原のやわらかな風が 髪をくすぐり 心がかるくなったようだ。

次の瞬間 草原は消え 元の夕方の公園に戻った。

 

「そうだ 君の名前を、聞いてなかったね。 君の名前は?」

 

「……高町なのは あなたの名前は?」

 

 

「ぼく? ぼくは、たかみや……多華宮……仄」

 

 

少年はいたずらっぽく笑いながら、こういった。

 

 

「ぼくはね 魔法使いなんだ」

 

 

少女は聞き返す 「まほうつかい?」

 

 

「うん きみとはまた 会いそうな気がする。

けど今日はおそいし また今度だね。 じゃあ バイバイ」

 

 

「あ ちょっと まってーー いっちゃった」

 

なのははクスリと笑いながら母親たちに心のうちを伝えて父親が、

病院から退院するのを家族みんなで待とうと決めながら家路についた。

その先の幸福な未来を思いながら

 

そして 高町なのはが家族に思いを、伝えることに成功し

家庭環境は改善して、次の日に

父親がまるで魔法にかかったように回復に向かうのだが、

それは別の話し

 

 

 

 

 

 

一方の少年のほうは 「さっきの女の子、すごい魔力だったな。

でも魔術は知らなかったぽいし、先祖に魔術師でもいたのかなー。

そうするとまずいな、普通の人に魔術をみせちゃった。

ゼルレッチ先生に叱られるよ」

 

 

 

現代に生まれた最高にして至高の魔法使いである多華宮 仄

彼が今日この日にした、小さなルールを破ったことが

近い将来に、世界を変える。

それはきっと゛宙゛(ソラ)へと届くだろう。

 

そして少年は肩を落としながら 師にあたる吸血鬼のもとにむかっていった。

この物語は願いの物語、

魔法使いと魔導師のおりなすキセキ、

゛リリカルな魔法使い゛リリカル マジカル がんばります。

 

 

 

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