ロードナイトモンの城に来て四週間。
純玲とクルエルは広場にいた。
「じゃあ遠慮なく行くわよ。スミレ、クルエル!」
黒い修道服のノワールが好戦的な笑みを浮かべて二丁拳銃を構えると一歩斜め後ろで白い修道服をきたブランがおずおずと三つ又鉾を構えた。
「こっちも負ける気なんてないからノワール。クルエルお願い。」
純玲がデジヴァイスを握りしめて掲げると赤い光が画面から出てクルエルへと降り注ぎクルエルのシルエットが狼から舞踏家へと変貌する。
「頑張るのです!」
袖から幾本もの刃が突き出て戦闘態勢へと入る。
「姉さん。ほ、本当に本気でやるんです・・・?」
「もちろん本気よ。スミレとはいつかは決着をつけたいと、いや、つけないといけないと思っていたの。」
ノワールの表情は本気そのもの。限りなく真剣で闘気と殺意がみなぎっていた。
「最近ブランがスミレの話しかしないんだもん!ブランのお姉ちゃんは私なのに!!」
「そんな理由なんですか!?姉さん!」
ノワールの頭の中にあるのは妹のことだけだった。それは純玲のクルミへの思いに劣らないほどの重さを持ち、ノワールの全ての行動を支配していると言っても過言ではなかった。
「私も本当はどうでもいいんだけど・・・クルエルがね。」
純玲が呆れたようにため息をつく。視線の先はもちろん張り切りに張り切っているクルエルの方だった。
「最近スミレがブランにばっか構ってあまりクルエルと一緒にいてくれないのです!」
クルエルの袖からはさらに大きく多量の刃が生み出されてブランの肉を切り裂かんと鈍い光を放ち体からは戦いを拒否し続けてきたクルエルとは思えないほどの凄まじい闘気。
あらかじめ言っておくとこれは模擬戦であって本気の殺し合いではない。傍では苦々しげな表情をしていると思われるグレイドモンが審判をしている。
勝敗の基準は二人組のどちらか、もしくはが戦闘不能になる事。元から純玲は戦えないようなものだから一撃喰らうだけで十分戦闘不能。ちなみに致命傷を負わせることは禁止。
完全体と成熟期+成長期なのでクルエルが一見有利に思えるが上の条件を加味すると案外クルエルは有利とはいえない。足手まといの純玲がいて、世代の差のせいで簡単に致命傷を与えてしまいかねないから本気の攻撃はできない。
「五分五分でしょうね。」
傍から見ていたムシャモンはそう判断した。クルエルがスミレを庇わないわけがないからそうだろうと思ったのだ。
「いや、拙者の見立てが正しければスミレとクルエルが勝つだろう。」
ムシャモンに異議を唱えたのは笠を被った鳥人の侍だった。ムシャモンと二人並ぶ姿は時代劇のような空気がある。
「ブライモン。それはどうしてですか?」
ブライモンと呼ばれた鳥人はにやりと笑いノワールを指さす。
「まだ貴殿はあの姉妹との付き合いが短いからわからんのだろう。見てればわかるさ。」
ちなみにブライモンは最初ロードナイトモンの城に来た時にムシャモンをスカウトし手合わせを求めてきたデジモンである。
そして模擬戦が始まった。
最初に動いたのはノワール、二丁拳銃が火を噴きマシンガンかと思う程の高速で発砲音が鳴り響く。放たれた弾丸が向かった先は全て純玲。撃った当の本人は殺す気はないが痛い目には合ってもらおうという感じの表情をしている。
でもノワールの思惑は外れた。クルエルがスミレの前に広い袖を出すと袖には穴が開くが甲高い金属音が鳴るだけで後ろには通らない。
跳弾がノワールの頬を掠め、ブランの足元の地面を抉るとノワールは拳銃を乱射するのをやめた。
それを見てクルエルは大きく一歩踏み出す。狙うのはノワールではなくブラン。袖越しで殴れば切り裂いてしまうことはないし武器の上からなら当たったところで死ぬことはない。
純玲はなるべくクルエルに付いて行こうとする。ノワールの武器が拳銃である以上あまり距離をとっても意味なんてそこには無い。
「プ、プロテクトウェーブッ!」
ブランが三つ又鉾の石突で地面を叩くと地面が揺れる。それでクルエルが体勢を崩せばノワールがその隙をついて純玲を攻撃できる。実はそう考えていたわけじゃなくて怖かったので反射的に防御に入っただけだったがかなり良い手だった。
まぁそれはノワールが重度のシスコンでさえなかったのならの話だが。
ノワールはブランとクルエルの間に割って入ろうと近寄ってしまっていた、それもクルエルと違って無理な体勢で近寄っていた。そうなると足を取られ体勢を崩すのはクルエル以上にノワール。
ブランは技を放った後なのでクルエル達程でないにしろタイムラグがあり、その後にクルエル、ノワールと続く。それだけ見ればあくまで致命傷を負わせはしない模擬戦なのだからブランの一撃がクルエルを捉えてブラン、ノワールのシスタモン姉妹が勝つように思える。
しかし純玲がいる。ノワールから身を守るためクルエルにくっついて動いていた純玲は所詮人間の脚力なためブランからの距離はノワールよりも遠く、影響は無かった。片手はデジヴァイスで埋まっていたがもう片方の手にはナイフが握られている。申し訳程度のそれだったが誰もが無防備な状況になったことで凶器としての意味を取り戻した。
純玲は無防備に手をつくノワールの上に馬乗りになりフードをどけて首裏、延髄の辺りにナイフを突きつけて軽く笑う。
「私達の勝ち。」
「・・・むぅ。」
振り向いたノワールと純玲の視線が重なる、見つめ合うようにも見えるそれはちょっとだけ百合の花が咲いているようにも見えたがそんなことはない。厨房でリリモンが何かが起こっているのを察知したがそれも気にしてはいけない。
「スミレとクルエルの勝ちだ。ノワールはもう少しブランを気にせず戦え。」
グレイドモンが三人と一体にそう告げて青いマントを翻してどこかに去っていく。
「ブライモンはこうなることを全部見通していたわけですか?」
「いや、某も予想外だった。ブランを庇ってノワールがクルエルの攻撃を受けるパターンだと予想していたのだが・・・」
ムシャモンの問いかけにブライモンは悔しそうに答える。
「とりあえず賭けは某の勝ちだな。一戦突き合ってもらおう。」
「賭けをした覚えはないんですけれど・・・まぁいいです。」
ブライモンが二本の刀を抜くとムシャモンも愛刀を抜く。
「じゃあノワールは罰ゲームで厨房の手伝いね。」
侍同士の真剣な模擬戦を無視して似た者コンビの二組は厨房を目指す。クルエルの背には当たり前のように純玲、ついでにブラン。だけどノワールは歩きである。
これも罰ゲームかと思うかもしれないが違う、成長期で体力のないブランに対する親切と偽った純玲による純然たる嫌がらせだ。
「クルエル。マミーモンに怒られるかもしれないからちょっと急いで。」
クルエルはそれに応えて広い城内を思いっきり厨房に向けて走る。もちろんノワールは置きざりにして。
こうして純玲とブランが厨房で働かずにいるのにはもちろんそれなりに理由がある。
つい二週間前に純玲が倒れた理由をマミーモンは死霊術師ゆえに把握し、精神的なショック以外に特に純玲が倒れた理由は無いと判断した。でもここにいる限りシスタモン達とは会うことになるし、クルエルが横にいなくなる時には他に誰もいるわけがない。
じゃあとりあえずシスタモン達とスミレ、クルミは違うということを確認してもらえば少しはそういうことも無くなると伝えた。クルエルの方に関してはどうしようもないので違う点をなるべく探すように進めるしかマミーモンにできることはなかった。
一晩開けて冷静になった純玲はウィッチモンから倒れた後の話を聞き、マミーモンから上の提案をされて承諾した。
しかし終日厨房にいないと騎士見習いに分類されるクルエルやノワールはともかく純玲とブランはニートも同然、その上リリモンが仕事をサボって純玲達を観察しだしデザートの生産がストップするということで午後からはきっちり仕事をし、更にまかないの担当になるということになっている。
ノワールもブランのためということでその手伝いをしている。純玲と違い料理ができないノワールはデザートを勝手につまみ食いしたりして迷惑でもあったが生クリーム作りとか食材を取って来るとか単純作業や力仕事では十分役に立っていた。
「遅ぇぞ毒花、ブラン。」
そこそこ怒っているマミーモンがマシンガンの手入れをしながら純玲達を待っていた。
「すみませんです!」
「ごめんなさいなのです!」
ブランとクルエルが謝っているのを見ながら純玲はちょっと会釈して調理台に近寄っていく。ノワールはまだ来ていない、でも数分もしない内に来ることだけは確実だ。
「おい、お前も謝れ。」
「二分も遅刻してないんだしいいじゃん。」
純玲はふてぶてしく謝ろうともしない。
「ハンバーグに銃弾はありでも遅刻は駄目だろうがぁっ!!」
「銃弾の方が無しでしょ。根暗マンサーって本当に頭おかしいんじゃない!?」
ブランとクルエルがおろおろし出しウィッチモンがクロンデジゾイド製のスープ鍋の周りに風を纏わせて万が一にも銃弾が混入しないように準備し他のデジモン達もそれ添え巻き込まれる前にやることを準備する。
――ダダンッ
「ブランを怖がらせたのは・・・どっち?」
一同が一斉に厨房の入り口に目を走らせるとそこには息を切らせ目を血走らせたノワールが銃を構えて立っていた。
「毒花」
「根暗マンサー。」
純玲とマミーモン、互いが互いを指さしてほぼ同時に互いの名前を上げる。
「・・・どっち?」
純玲とマミーモンの指先を見ながらノワールの口が小さく動いて低い声が響く。
「ねぇブラン・・・どっちがお姉ちゃんのブランをいじめたの?」
ノワールの首がごきりという音と一緒にブランの方に向かい有無を言わせぬプレッシャーを放ちながら睨んだ。
有無を言わせぬ程のプレッシャーに元からプレッシャーに弱いブランがそれに耐えられるわけも無く本当に有無すら言えずただただ口をパクパクさせるしかなかった。
それをノワールは何も言えないほどに怖がらされたとった。だいたいあっているがそれはノワールにであることには気づかない。その後クルエルの方を見てブラン以上の怯えた顔にノワールは確信を強めた。怖がっているのがやっぱり自分自身にだとは一切考えもせず。
「・・・落ち着きなよ、今はマミーモン達じゃなくてあんたに怖がってる。」
ウィッチモンがノワールの頭を箒でぽんと叩き風の魔術で銃を取り上げる。
軽く毒気の抜かれたノワールがブランの方を見るとブランはこくこくと頭を縦に振り、クルエルもそれに続いた。
「わ、私は少し狼狽えちゃっただけだから姉さんが心配する必要は無いです!」
「そう・・・つまりブランにとってお姉ちゃんはもういらないんだ・・・」
ブランの言葉に落ち込むノワールを一瞥しため息をついてウィッチモンは避難していった。マミーモンも純玲との喧嘩を放置しどこかに逃げていった。ついでに一切参加して無かったリリモンさえも逃げていった。
「・・・そうだよね、がさつで乱暴で横暴で見境なくてその上不器用で掃除も洗濯も料理もできないもんね。だからといって特に強いわけでもなくてクルエルに簡単に負けるしスミレに簡単に負けるしもうお姉ちゃんの威厳というか?尊敬というか?そんな輝かしいもの気が付いたらもうどこにもなくなっちゃってるし?スミレがブランのお姉ちゃんしてくれたらいいんじゃないの?私と性格は似てるけど進化させてくれるし料理もできるしなんかもう色々と輝いて見えてくるし絶対に私なんかよりいいよ。私なんかリリモンにでも連れて行かれてればいいんだよ、死んで死霊になってマミーモンにこき使われてればいいんだよ・・・」
べらべらべらべらとまるで呪いの様に紡がれる卑屈で歪んだ言葉を聞いて純玲とクルエルは苦笑いすらできなかった。そもそもどう対応すればいいのかわからない、純玲達が慌てて目だけ動かして周りを見ると他のデジモン達はあらかた逃げ出したようで普段は戦場の厨房なのに今は鼠の足音すら聞こえそうなぐらいに閑散としている。
ブランも狼狽えていて話にならない。こういう空気を壊せそうなマミーモンもいないし穏便におさめてくれそうなリリモンもいない。
純玲は逃げ一択だと判断し、クルエルに目くばせをしてそっと逃げ出そうとする。
「・・・スミレ?どこ行こうとしてるの?ブランのことこれからお願いするんだからいなくならないでよ・・・ちゃんと聞いて?」
ノワールの手が純玲のスカートを掴み逃げることを許さない。純玲は一瞬女子の尊厳を捨ててスカートを脱ぎ捨てることも考えたがそれを繰り返していたら裸になってしまうと気づきあきらめた。
クルエルはそんな純玲を置いて逃げるべきか残るべきか悩んでいたが訳の分からなくなったブランに尻尾を掴まれてしまったので逃げられない。もちろん、一旦分解してしまえばいいのだけれどそれをするとなんとなく裏切ったような感じになってしまう。
「・・・詰んだ。」
「スミレ?何か言った?」
「いや、何も言ってないけど?」
「いいんだよ隠さなくても・・・どうせ私のことめんどくさいとかなんとか言ったんでしょ・・・」
純玲は心の底からノワールがめんどくさいと思った。
ムシャモンはブライモンとの一戦を終えて小腹が減ったので何か軽くつまめる物を作ってもらおうと厨房に向かっていた。純玲やリリモン、ウィッチモン達は軽く小言を言うがメラモンやスティングモン達は特に気にしない。自分もちょくちょくつまみ食いしているので騎士見習い達に味方する。騎士見習い達の間では小腹が減ったらメラモンかスティングモンに頼めと言う話が広まっていた。
「いやーまさか某の剣筋が見切られるとは・・・最近幼年期から進化したばかりとはとても思えない!」
ブライモンに背中をバンバンと叩かれムシャモンは苦笑いした。結果としてはムシャモンとブライモンの闘いはブライモンが一方的な勝利を修め、ムシャモンはブライモンの技である燕二枚返しを何とか一回防いだだけに過ぎない。成熟期のまま十年以上いるらしいブライモンはその分剣技が研ぎ澄まされていてムシャモンから見るとサイバードラモンのそれよりよっぽど恐ろしいほどだった。
同じ成熟期でも大きく実力が違う、絶対的に経験が足りない。サイバードラモンみたいに進化前から武器が変わらなければいいがクルエルみたいに四足から二足へと切り替わることもある。何故クルエルが二足でもスムーズに戦えたのかはムシャモンにとって不思議なことだがほとんど手足が武器のようなものだからまだましだったのだろうと結論付けた。
ブライモンの賞賛を謙遜しながらムシャモンが聞き流していると厨房の方からぞろぞろとデジモン達が出て来た。
「何かあったんですか?」
厨房に弾丸が飛び交っていようが逃げないある騎士見習い曰く俺達より強いんじゃね?と言われるデジモン達が完全に料理を放棄して厨房から逃げ出してくる。異常事態に他ならなかった。
「ノワールのやつがまためんどくさくなりやがった。ありゃ半日はめんどくさいままだな。」
マミーモンがぼりぼりと頭を掻く。
「なるほどなるほど・・・それじゃ仕方ない。小腹はすいているが某達も逃げるとしよう。」
ブライモンは残念そうに笠をかぶり直して踵を返した。
「あまりよくわからないのですが・・・」
結局ムシャモンにはよくわかっていない。そもそもシスタモン姉妹についてもあまり詳しく知らないからだ。
「ノワールは時々卑屈になるのよー。最初ここに来た時だって卑屈だったし今みたいに明るく悪口言うようになったのってつい三、四年前ぐらいなのよー?」
リリモンがマミーモンの後ろから口をはさむ。それでもただ卑屈になっているだけならとムシャモンは思うのだがそれは実際に見ていないから思うことである。
「何があったんですか?」
「ここに来た時は六年前だったんだけど二人は六十年前に亡くなったガンクゥモン様がバンチョーレオモンとか言うデジモンに託した三つのデジタマのうち二つから生まれたデジモンなのさ。」
ムシャモンの問いに横からユキダルモンが口をだし、
「最後の一つから生まれたデジモンがガンクゥモン様のデータの一部を引くデジモンで姉妹はそのデジモンの教育係をしていたんだがな。」
次にメラモンが口を出し、
「だがそんなデジモン、魔王とかに通じるデジモン達にとっては未来の脅威でしかなく究極体十数体で囲んでバンチョーレオモンとそのデジモンを襲った。」
次にスティングモンが言い、そしてウィッチモンに目くばせした。
「なんでリレーしてるのよ・・・ロードナイトモン様が見つけ時には既に遅く、敵はもう全滅していたらしいけどそのデジモンとバンチョーレオモンは死亡、ノワールとブランはロードナイトモン様に拾われ、ノワールは長いこと自己嫌悪で卑屈になってた。おしまい。」
「・・・すごい経緯ですね。」
ムシャモンも似たような経験をした。ムシャモンは直に見たわけではないけれど帰る場所を失い育ての親を失ったという点では一緒だ。
「まぁみんな似たようなもんだけどな。騎士見習いのデジモン達はだいたい強くなりたい単細胞だが俺達は何かしらのきっかけでまともに住めなくなった奴らだ。」
マミーモンがムシャモンの言葉に返しお前もそうだろ?と続ける。
マミーモンの言葉を聞いてムシャモンは少しだけ安心した。ある程度引きずったりすることはあるみたいだけどここにいるデジモン達は過去にあったことを乗り越えている。それを見てムシャモン自身もそうだしこの世界に来る前に何かあったらしい純玲も乗り越えていけそうだと思ったのだ。
「そうですね。生まれた森が焼き払われました。」
ムシャモンは笑って告げた。ディノビーモンやアルケニモンだったらきっとこういう形なら笑っても赦してくれるだろうとムシャモンは思った。
「私とスティングモンも同じ様な感じかなー。土砂崩れで村がぐっちゃぐちゃになっちゃったんだよー。」
リリモンが言うとスティングモンが頷く。そしてそれをきっかけにみんな身の上話をし出した。
「私は村の掟を破っちゃってね。凍えていたデジモン達を村に招き入れちまって追い出されちまったのさ。」
ユキダルモンが懐かしそうに目を細めながら言う。
「俺はマミーモンに進化しちまって色々な奴らに追い回されるようになっちまったんだ。バルバモン様に合わせてくださいとかあるフォースブイドラモン様と話がしたいんですとか好き勝手言いやがって面倒だから逃げ回ってたらここに辿り着いた。」
マミーモンも話し出し、それから純玲とクルエルが厨房からぐったりして出てくるまでの数時間、ムシャモンは十数体ものデジモン達の身の上話を聞いていた。