Fate/buro   作:這い寄る劣等感

3 / 19
感想をいきなり6りからもらって喜びが有頂天になった結果がこれ。
お前らのおかげだよ?


さらば翁!悲しみの向こうへレディーゴー!

間桐臓硯ーーーーマキリ・ゾォルケンは蟲蔵へと向かっていた。

其処にサーヴァントが現れた反応があったからだ。

しかし、従来の聖杯戦争ならこんなことはあり得ないはずである。

聖杯戦争において召喚される英霊ーーーーセイバー、ランサー、アーチャー、ライダー、キャスター、バーサーカー、アサシンーーーーは既に揃っているのだ。

だが蟲蔵に現れた反応は間違いなくサーヴァントのもの。

それ即ち、八騎目のサーヴァントが現れたということに他ならない。

臓硯は蟲蔵に向かいながら考える。一体誰が召喚したのかと。

とは言っても大体の目星はついている。それでも敢えて考えるのだ。

名目上の間桐の当主である間桐鶴野か。

絶対に違う。

アレは自分に怯えているし、それでなくとも気の弱い男だ。

自分に隠れて召喚なんて真似が出来るはずもない。

では鶴野の息子である慎二か。

そもそも魔術回路が無い。仮に召喚したところでサーヴァントがアーチャーでもなければすぐに魔力不足に陥って勝手にドロップアウトするだろう。

ならば残る答えはただ一つ。

遠坂から養子としてもらった母胎ーーーー旧姓遠坂、現間桐桜しかいない。

魔力回路、場所ともに一番召喚したのに辻褄が合う。

今回の聖杯戦争は見送る気だったが、鶴夜の弟の雁夜が何を思ったか母胎の解放を願って自分を頼ってきたので、手伝ってやることにした。

お陰で今の雁夜は髪の毛は白くなり、顔には血管が浮かんでバーサーカーを使役するのに血反吐を吐いている。

見ていて中々面白い。

そんな中での間桐陣営の二体目のサーヴァント。

聖杯戦争をより混乱させられるかと思うと愉悦の極みである。

そんなこんなで蟲蔵に入るとーーーー

 

 

「メガトンパンチ!」

 

 

グシャッ、と肉が潰れる音が耳朶に響く。

何かに受けた衝撃を殺しきれないまま臓硯は壁まで吹き飛ぶ。

壁に叩きつけられて、ズルズルと床に落ち、物言わぬただの肉塊と成り果てた。

さて、ここでカカッっと時間を巻き戻すんだが?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの、貴方は……?」

 

 

私、間桐桜は私の身体を這っていた蟲を全て吹き飛ばした目の前の人物に誰なのかを訊いた。

サんヴァーんととか言っていたけどなんのことだか理解不能状態なのでまずは誰なのかを知りたいからだ。

 

 

「俺はおもえのサーヴァントでクラスはナイトなんだがどこもおかしくはないな。真名はブロントで謙虚だからさん付けでいいぞ」

 

「私は間桐桜です。サんヴァーんとってサーヴァントのことだったんだ。あと、真名って?」

 

「ほむ、そこから絶命しないといけにいのか。サーヴァントってのは、営々、昔居たauとか異人を物凄い使い魔にさせたやつのことだぬ。真名はその英雄とかのなあmえのことだ。けどこの真名は他人に走られてはいけにい。それが例えマスターであってもだ」

 

 

私はブロントさんと名乗るナイトの話を聞いたけどそれでも理解不能状態だった。

取り敢えずサーヴァントっていうのはわかったけど、なんで名前を隠す比喩用があるのだろうか?

それにそんなことを言っているブロントさんは正正堂堂と名乗っているし……。

そう思っていたらブロントさんは私がそう感がえてたのをわかっていたのか、そのことについて話し始めた。

やはりナイトの理解力はやはりA+といったところですね、今回のことでそれがよくわかりました≫ブロントさん感謝。

 

 

「なんで名前を隠すのかと言うとだな。名前を知られることによって弱点がスレに晒されるのを防ぐためだ。あsくらが嫌いなものは何だ?」

 

「えっ、急になんですか。えーっと、蟲と爺ですね。ワカメは、まあ、普通です」

 

「そう言えばお前スッポンポンじゃにいか。しかもこの部屋ちょとわずかに芋が多すぐる不具合。取り合えず服をおごってやろう」

 

 

そう言うとブロントさんはどこからか私でも着れそうな小さめの服を取り出して、私にくれた。

 

 

「これは……?」

 

「うむ、そるはタルタルの初期装備なのだよ。俺はエルヴァーンなんだが、エルヴァーンだからと言ってタルタルの服を持っていないと思う浅はかさは愚かしい」

 

「タルタル?エルヴァーン?何それ?外人?生肉のステーキ?まあ、後でいいですね。それで、嫌いなものが何だと言うんですか?」

 

「お前相手に名前を知られたら自分の嫌なものばかり見せつけられたり押しつけられたりする人の気持ち考えたことありますか?俺はマジでぶん殴りたくなるほどムカつくんで止めてもらえませんかねぇ……」

 

「おk、把握しました。「」確かにムカつきますし、名前を隠す理由もわかりました」

 

 

ブロントさんの説明で名前を隠す理由がわかった。

名前を知られるだけで自分の嫌なもの、爺とか蟲とか爺とか蟲とかを持ってこられたら溜まったもんじゃないですよ。

私はブロントさんに渡された服を着ながら次の質問をした。

 

 

「それで、サーヴァントというのは何のために呼び出すのですか?」

 

「そるは正妻戦争のためなのだよ。聖杯に選ばれた魔術師……マスターがサーヴァントを召喚して互いに戦わせ最後まで残った一りが願いを叶えることができるのだよ」

 

「マジで?」

 

「マジで」

 

 

これには私も驚きが鬼なった。

願いを叶えられるなんてそんなメルヘンやファンタジーじゃあるまいし、あり得ないと思っていたからだ。

 

 

「そいやしゃくらは爺と蟲が嫌いって言ってたが、それはこの部屋と関係があるんですかねぇ……?」

 

 

ブロントさんがその長い首を回して部屋を見る。

色と相まってどことなくアルパカに見えてしまう。パカントさんであるか^^。

私は別に隠すほどのことでもないと思い、ブロントさんに全て話した。

すると、ブロントさんは驚きが鬼なっていた。

 

 

「育児放棄とかちょとsYれならんしょ……?ネットポリスはおろかBBAにも激しい粘着行為を受けてしまう。しかも養子に預けた先で虐待まで受けているというあるさま!あもりにも舐めた行為をしたことによって俺の怒りが有頂天になった!この怒りはしばらく収まることを知らない」

 

 

ブロントさんが拳を固く握り締め、怒りの炎を上げていた。

いや、多分実際に上がってるんだと思う。近づいたら吹き飛ばされそうだし(MUGEN話)

 

 

「桜。俺はもう結構結構ウデとか血管血走ってるから騒ぐと危険なんだがお前はどうしたいだよ?」

 

「どうしたいって……何をですか?」

 

「その父親や爺のことに決まっているサル!俺は不良だからよ、親だからと言って殴るのを手加減したりしない。けど今の俺はお前のサーヴァントであるという事実。お前の遺構には沿うべきと思った(ここら辺の心配りが人気の秘訣)」

 

「はあ……」

 

 

急に言われてもちょとわずかに困りますね……。

だけど思い直してみて、お父様はともかく爺には腹が立ってきました、那珂ちゃんのファン辞めます。

 

 

「……ブロントさん」

 

「何かようかな?」

 

「……爺を倒してくだしあ;;」

 

「いいぞ」

 

「早い!もう許しが出たのか!これで私達の勝利は確定的に明らかなものとなった!」

 

 

殺ったぜ。

 

 

「黙ってようかとおもたがこの部屋に近づいてくる奴がいる。これはサフランの爺なのではないかな?まあ一般論でね?」

 

「わざわざこんなクソッタレな場所に近づくといったら彼奴しかいませんね、殺っちゃってください」

 

「おk把握」

 

 

そう言うとブロントさんは蟲蔵の扉の前まで行き、そこに着くと右拳に力を込め始めた。

こうしてみるとなんだがゴンさんみたいに見えなくもないという事実。

さんと言えばブロントさんとミストさん。一体この二人の差は何なのだろうか。

慢心、環境、性格、言葉遣いの差。

 

 

「メガトンパンチ!」

 

 

臓硯くん吹っ飛ばされたー!

っしゃ、殺れた殺れた^^

私はとてとてと爺の屍体に近付いて確認しようとしたが、ブロントさんに押し止められた。

 

 

「ブロントさん?」

 

「下がってろ、昨夜。こいつはまだ死んでにい」

 

 

ブロントさんが言うなら紛うことのない事実だと私は信じ、素直に後ろに下がる。

すると、頭がザクロみたいに弾けた爺から声が響く。

 

 

『何故まだ儂が生きておるとわかった……?』

 

 

どこかで聞いた感じだなと思ったらこれブロントさんが出てくる時の感じだ。

頭の那珂に直接響く感じ。

ブロントさんなら圧倒的に圧倒的な安心感が得られるけど、爺のならふるかいになる。

 

 

「普通なら騙されるのがぜいいんだろうが俺は騙されなかった。上の方のログを見るべきそうすべき。誰も屍体になったとは書いてないんだが?物言わぬ肉塊に成り果てたとは記録されてるがな」

 

『何のことを言っている……?まあ、よい。儂は如何に強力なサーヴァントであろうと殺し切れんよ』

 

「お前自分の状況が理解できないバカですか?それならお前の脳は意味ないな後ろから破壊してやろうか」

 

『何じゃと……?』

 

 

ブロントさんは徐に右手を前に持っていき、そこから光が鼻たれた。

それを見てーーーーどうやって見てるんだろうこの爺ーーーー爺が声音に明白に明瞭な童謡の色を見せる。

 

 

「まさか、それはーーーー!」

 

「なんとなくだがお前はゴーストと同じ感じがひゅんひゅんする。まあ経験論でね?つまりそるはだ」

 

 

放たれた光を肉塊にぶつけるブロントさん。

すると何が起こったのか、こう、なんていうか浄化している感じ、うん、知らないけどきっとそう。

 

 

『貴様ァ……!霊体に直接ダメージを与えるだと……⁉︎そんなデタラメが罷り通ってなるものか!」

 

「お前頭悪ぃな。生半可なナイトには真似できないホーリーは光属性だからゴーストに特攻ダメージを与えらるる」

 

「クソォ……勝ったと思うなよぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

「もう勝負ついてるから」

 

 

あわれ爺は雲散霧消。

いやはや、実にめでたいですね。

これで私は蟲に犯されることがなくなりました。

さて、これ以上は次の話とすることでこの話にミステリーを残し私達は曹操と去りましょう。

多分不良界で伝説になってますし。




俺は不良だからよ、今がテスト期間中でも話は作るし宿題はやらない。

前回からそうだったが佐倉ちゃん大分吹っ切れてる感。
まあナイトがいるからなしょうがないな。

タルタルの初期装備の桜ちゃんの姿を想像してもいいんじゃよ?

では闇系の勉強があるからこれで

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。