今日はみんな大好き幕末です
いきなりお気に入りありがとうございます
嬉しすぎて色々してしまいました
とにかくありがとうございます
「おいどんはマティーニで」
低い声で注文が入る
見事に四角の顔
太い眉毛、どっしりとした物腰
体型はふくよかな九州人
座っている椅子の下にはお座りする犬
そう、彼こそは薩摩の雄 西郷隆盛である
「以外とマティーニってキツイけん、飲めんわ」
優しそうな顔立ち
黒い和服姿 柔らかそうな物腰
足には幕末の時代の人でありながらブーツを
彼は土佐の雄 坂本龍馬である
「じゃあ俺はサイドカーで」
シチサン分けの髪型
謎のスーツ、堅実そうな物腰
背もたれがあるのに背筋がピンとしている
彼は長州の雄 木戸孝允である
この三人が揃っているのはすごいものである
幕末の超有名人である
歴史に詳しくない人でも知っている日本史の顔
この三人といえばあの出来事だな
「いやー、まさか薩長同盟の三人が揃っているとは」
薩長同盟
薩摩と長州
この犬猿の仲をとりまとめた坂本さんは凄い
とても苦労したのだろう
この同盟があったからこそ
日本は近代化を歩み始めたのか
「ああ、薩長同盟か」
坂本さんはグラスを手に取り口に含ませた後呟いた
「もう嫌になっていく面倒くささだった」
「そうですな、坂本どん」
「それはわかるよ、龍馬」
成る程、大変だったのか
倒幕という大きな目標の為
苦労したのだな
なんて考えていると木戸さんがボソッと
「ドタキャンしたしな、西郷」
と小さな声で呟いた
「⁉︎」
焦った表情で木戸さんの方を向く西郷さん
「俺、下関で何時間待ったけなぁー?
待ってたんだよー?」
「ええい黙れぃ」
「え?逆ギレ?逆ギレなの?」
「はぁ」
ため息の坂本さん
あ、察しがついた
これは大変だ
「薩摩と長州は仇敵!
簡単に信用できるか!」
怒鳴る西郷さん
「え?俺きたよ?ちゃんときたよ?約束通りに」
煽る木戸さん
「もうやだ..........」
疲労する坂本さん
「てか怖いかったの?長州の事
まぁそうだよね元幕府の犬だしね」
「ええい!手当たり次第に外国に喧嘩売る
ところには言われたくない!」
「落ち着きなさい、まあまあ」
なだめる坂本さん
実際こんな感じなんだったのだろ
「まぁでも薩摩のお陰で成し遂げられたって事もあるしな」
いきなりのデレである
木戸さんのいきなりのデレに戸惑う西郷さん
「!?、な。」
「喧嘩ばかりで敵ばかりであった
長州に味方してくれた時は嬉しかった、ありがとう」
「木戸どん....」
「でもドタキャンしたしな」
「おいこら」
上げて落とす人だった
思わず突っ込む坂本さん
「そういや俺以外みんな死に方悲惨だろ」
木戸さんが言う
「まぁね」
「確かにそうだな」
「龍馬なんて暗殺だろ?
カワイソス」
「誕生日に殺しに来るとかどんなサプライズだよって
思ったけ。」
「まったくない嬉しくないサプライズでごわすなw」
「誕生日おめでとう〜、殺しにきました。っじゃけんw」
「なにそれひでえ」
「西郷はあれだっけ、桜島」
「桜島でちりもうした」
「おつじゃ」
「ああ、大久保にやられてもた」
「その大久保も殺されるという悲劇」
「幕末ってある意味恐ろしい時代だったな」
「まったくじゃけん」
静まり返る一同
それぞれ注文したお酒を口にふくむ
「お龍さんかわいかったな」
小さくまた呟いた木戸さん
「なはは、自慢の女房じゃ」
「おいどんも羨ましかった.....」
「てか龍馬はよく考えたな、あのアイデア」
「薩摩には米、長州に武器をよく閃きもうした」
「なはは、まぁねー」
薩長同盟の内容だ
長州から薩摩には米
薩摩から長州には武器
お互いに欲しい物を交換する
当時の利益が合致している
「それにしても」
「明治から色々変わったな」
「そうじゃけんな」
「そうですな」
明治以降は彼らの目指した近代化を歩み始めた
富国強兵の元西洋諸国に追いつこうと
奮起していきそして世界大戦へと.......
「いまの日本は西洋諸国と対等に会話してるけん
嬉しい事じゃ、平等が大切じゃ」
「なにかっこいい事言ってんだか」
「坂本どんのせいでお通やみたいになったでごわす」
「責任取れよ、龍馬」
「じゃあ面白い話で、船中八策の完成ぐらいの時かな」
船中八策
坂本さんが船の上でまとめた
新国家体制の基本方針の事
「あの時は波が結構荒れれてな、それで酔ったんだよ
船酔い、そんな時に船中八策考えよーぜってなって
俺喋ったら吐きそうだからジェスチャーで合図送ったら
何を勘違いしたのか坂本さんが意見あるらしいとかなんとか
で伝わって死にかけた、はい」
「え?終わりで?」
「おう」
「龍馬つまらん」
「すまん」
「長州には面白い奴多いしな、高杉とかいるし」
「長州は喧嘩話の方が多いでごわす」
「あ?」
西郷さんの煽り
つられる木戸さん
「だいたい長州はおかしいでごわす
なんであんな喧嘩っぱやいのか?
イギリスとかアメリカ敵に回すとかw
無理ゲーww」
「武器だけ俺らに与えておいて影から応援かよw
倒幕派(笑)じゃねえかw」
「黙れヤクザ藩
京都から追放されたから仕返しに御所に
大砲でファイヤーする奴がおるでごわすか?
あ、いたでごわすww」
「あれは天皇の名前使って色々してたらあっちが
切れただけだしー 、ったく、すぐきれやがって.....」
「いやそれは怒るけん」
今なら犯罪沙汰ですね
「最近遊べる奴いなくて困ってる」
「それは長州だからでごわすな」
「あ?」
「公家のアイドル、ともみちゃんといればいいんでごわす」
「ともみちゃんwww」
「あ?なんであいつと」
「あいつ死んでから吹っ切れてるけんw」
「死者の国デビューでごわすな」
「遅すぎだろ」
「薩摩は大人しく薩摩芋作ってろよ」
「!?、薩摩いもがなかったら大学イモとか食えなく
なるでごわすよ?」
「馬鹿な!俺はあまり好きではない!」
「なん.......と!」
「長州は大人しくういろうを作っていればいいでごわす」
「そんなに長州嫌いなら瓦そばもう食べるなよ」
「!?、それは勘弁して!瓦そばおいしいでごわす!」
「ふっふっふっ」
「はぁ......!」
ため息の坂本さん
大変だな
苦労がにじみ出ている
「長州と薩摩仲悪すぎワロタ」
笑い出す坂本さん
怖いよなんで笑うの?
ホラー映画だよ
でもまぁ、こんなチグハグだったからこそ
息があったのかもしれない
相手を知っているから
明治でも2藩が国を引っ張って行った
日本には必要不可欠なんだ
そんな時この言葉か思い浮かんだ
それは小さな頃によく言われた言葉だ
「喧嘩するほど仲がいいっか.......」
色々ごめんなさい
でも長州も薩摩も好きです