俺、ツインテールになります。AIRs HERO   作:風墳K

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どうも

何とか立ち直った作者です。

新しいツインテールの戦士(?)が出てきます。

まあ、楽しみにしていてください

それでは~


第8話 決戦!ツインテール!

違和感はあった。ツインテールが流行しすぎな気がしていた。だが、あえてそれに流されることを選んだ。だが、この違和感は当たっていた。いや、当たってしまっていた。

テイルレッドとテイルエアーの異様な人気…これが敵の…アルティメギルの目的なんてわかる訳が無かった…

 

 

その日はいたって普通の日だった。

いや、エレメリアンが出てきた時点で普通じゃないんだが…

 

テイルレッドがエレメリアンを瞬殺する。

俺もそこに駆けつけるが本当にあっという間だった。てか、相手のエレメリアンの姿すら見ずに終った。

基本、エレメリアンは一日に一回しか出てこない。それが十何日も続いた。もう4月の後半、GW直前だ。エレメリアンが出てからあっという間だった気がする。俺も、この姿に慣れ初めていた。同時に違和感も大きくなっていた。総二と話した違和感。テイルレッドとテイルエアーが人気過ぎること。

でも気にしないようにしていた。

 

テイルレッドか属性玉を回収する。その時、俺は何かを感じた。大きな力。そう、テイルレッドのようなツインテールの力。何を言っているのかわからないと思うがそう言うしかない。

 

テイルレッドもそれを感じたのかその場から避ける。そう、避けたのだ。テイルレッドのいた場所は一瞬にしてクレーターが現れる。クレーターの中央に黒い影をみる。砂煙が舞うなか、その姿はハッキリとわかった。エレメリアンだ。砂煙が晴れてきた。

そこに立っていたエレメリアン…黒く今まで戦ってきたエレメリアンと雰囲気もオーラも違う。まるで別次元だ。こいつは…強い。そう思えた。いや、思うしかなかった。

 

「すまぬな…不意打ちをしてしまって…だが、これで確信した。テイルレッド、貴様は強いと!!」

 

そう、エレメリアンは言った。このエレメリアン…どこかで見たことある。そうだ!演説をしていたエレメリアンだ!

 

「我が名はドラグギルディ。テイルレッド…貴様の属性力、貰い受ける!!」

 

そう言った瞬間、ドラグギルディはテイルレッドに剣を降り下ろす。それをテイルレッドは炎の剣、ブレイザーブレイドで受け止める。だが、その威力は凄いものだった。風圧だけで俺が吹き飛ばされそうになる。

 

そして、何度も剣を交える。その都度爆風にもみた風が襲いかかる。直接戦っていない俺にもその風が襲いかかり、まるで俺までドラグギルディと戦っている感覚になる。

いや、ドラグギルディと正面で戦っているテイルレッドはもっと切迫しているだろう。奴のプレッシャーは俺まで怯えさせる程だ。

そのせいか、俺が臆病なのか、俺はドラグギルディとテイルレッドの戦いに入る勇気が出ないでいた。

 

「ドラグギルディ!お前の剣技…」

「ほう…気が付いたか。そう、我の剣技は…」

 

丁度遅れてきたテイルブルーも俺の隣に来る。

 

「ごめん、遅れた…」

 

テイルブルーが俺とテイルレッドにそう言おうとしたとき、ドラグギルディとテイルブルーが到着したことを知らないテイルレッドが声を合わせて

 

「「ツインテールの剣技!!」」

 

と確信したように大きな声でそう言い放った。

 

「「は?」」

 

俺とテイルブルーは同時にそう声が出てしまった。既に俺とテイルブルーは飽きれ顔になっている。たぶん、心の中では「何言ってんだ、コイツらは?」と同じ事を思っているだろう。初めてテイルブルーと同じ考えをしたのかもしれない。テイルレッドはツインテールの愛情がとてつもない。その点、テイルブルーは常にクールと言うか、冷静と言うか…

兎に角、掴み所(胸の話しではなく)が無かったテイルブルーと初めて同じ考えになった。

 

「お前の属性力は…」

 

テイルレッドは何か確信を見たかのようにドラグギルディを見た。

 

「そう!我の属性は、ツインテール属性!!」

「あ、今回の敵はそーじ系なのね」

 

テイルブルーがそう言った。そーじ系?何そのお掃除みたいな発言?何か掃除でもするの?

 

「我がツインテールへの愛は誰にも負けぬ!これを見よ!!」

 

ドラグギルディはマントを外し背中を見せる。いや、魅せる。

その背中には傷一つついていなかった。

 

「いつ日か、ツインテールの幼女にこの背中を洗ってもらうことを夢にも見、闘う。それが我が夢!!その為にこの背中は傷を作らぬよう戦ってきた!」

 

…俺ならあの背中、電動ヤスリで磨いて殺りたいよ。やはり、エレメリアンは変態でしか無かったか。強そうな奴ほど変な夢を見てるな。

 

そうドラグギルディは言った後、テイルブルーを見る。

 

「…テイルブルー…貴様らはあの戦士の差し金だったか」

 

ドラグギルディがテイルブルーを見て何か確信付いた事を言い始めた。

 

その後のドラグギルディの話しはとてもショックの大きなものだった。

ツインテール属性を奪うためにツインテールの守護神となるツインテールの戦士…いや偶像を造り出し世界にツインテール属性を拡散させ、その偶像を破壊し、ツインテール属性を根こそぎ奪う。そういう内容だった。

そう、最初から奴等の思惑通りだったのだ。異様にツインテールが世界で人気になった。その時点でもうわかっていたんだ。

 

前に総二と話したことがあった。この頃ツインテールが流行りすぎではないかと…その予想は当たっていた。そう、最悪な結果として…

 

そんな現実…受け入れるしかなのか…

 

「なぜ、そんなことを話すのよ…」

 

テイルブルーはドラグギルディの話しにそう言った。確かに、なぜ、今、このタイミングで俺達にそのことを言うんだ…いや、これが作戦なのだろう。一見武士道を貫き通す武人だと思っていたが、そうでは無かった。そう、知能的に、確実的に俺達に絶望を味会わせるための…

 

「せめてもの…手向けよ!」

 

そう、武人としてのせめてもの手向け。普通ならそんなこと言わない。だが、このエレメリアン…ドラグギルディは違った。変態でも武人であった。てか、武人って全員変態なのか?いや、違うよね?せめて、人間の武人は違うよね?

 

「やっぱり、私達…利用されてたんだわ…」

 

座り込むテイルブルー。利用されてた…確かにそうだ。

 

「ははは!!」

 

笑い出すテイルレッド。気でも触れたか!?

とうとうテイルレッドがおかしくなったのか!?

止めろ!可愛いテイルレッドをおかしくするな!せめてツインテール愛で少しおかしいのに!!

 

「お前達の言い方だと、今、世界に広がっているツインテール属性は本物だということだろ!なら、お前を倒せば万事解決じゃねーか!」

「なんと!!」

 

ドラグギルディは驚く。少しオーバーリアクションだな。

 

…確かに、簡単なことだろ。こいつを倒せば万事解決。そんなことに、俺達は気が付かなかったのか…

好きという気持ちに偽りは無い。そう、今世界で広まっているツインテールへの愛は本物だ。奪われた後のことを考えるより、奪われない未来のことを考えた方がいい。そう、この世界からエレメリアンを追い出す。そんな難しくて簡単なことだ。

 

「確かに、そうだよな!テイルレッド!!良いこという!」

「ありがとう。テイルエアー」

「全く、馬鹿は馬鹿でも、本物のツインテール馬鹿ね」

「ブルー…」

 

そう。今、ツインテイルズは一つに…

 

「待ったー!!」

「なんだ!?」

 

ドラグギルディが振り向く。いや、この声、聞き覚えがある。すっかり忘れてた仮面ツインテールだ。ツインテイルズのもう一人のメンバー。

うん。すっかり忘れてた。

 

「私の名前は仮面ツインテール!!」

 

ご紹介ありがとうございます。

まあ、俺は知ってたけど…

 

その後、坦々と仮面ツインテールが自分かやってしまったことを話した。そう、仮面ツインテールこそ、先代テイルブルーだった。

うん、仮面ツインテールの方がテイルブルーの格好似合うかも…いや、今のテイルブルーでも十分だ。

 

そして、戦闘に戻る…はずが…

 

ドラグギルディは俺を見る。まじまじと俺を見る…何なんだろう…

 

「貴様…テイルエアーと言ったな…」

「まあ…そうだけど…」

「貴様からは何も属性力を感じぬ…何者なのだ?」

「うーん…自分でも良くわからないけど、人々の好きという気持ちを守りたい。そう思っている。だから、最低限、お前たちの敵だよ」

「ふん。貴様のような属性力を感じぬ…者が敵か…だが、それも良かろう。しかし!」

 

ドラグギルディは改めてテイルレッドを見る。

 

「まず、テイルレッド!!貴様と手合わせ願おう。そして、そのツインテール、貰い受ける!!」

「いいぜ…受けて立つ!」

 

テイルレッドはドラグギルディにブレイザーブレイドを向けて宣言する。

 

「だが、テイルブルーとテイルエアーも我々の戦いを見ているのはさぞつまらぬだろう」

 

ドラグギルディはそう言って右手を軽く上げる。

 

ドラグギルディの後ろからあの変態集団、通称アルティロイドと呼ばれるよく特撮などで出て来る雑魚キャラが大量に出で来る。

 

「アルティロイドの数は987体。貴様ら二人にとっては良い準備体操にでもなろう…」

「いや…この数…準備体操じゃ無くて無双シリーズだから…」

「確かに、いい準備体操になりそうね」

 

テイルブルーはやる気満々だな。てか、この数、本当に無双シリーズだよ。戦国とか三国とかガン〇ムとか海賊とか…

というか、後13体用意しようよ。切り悪いじゃん。

 

俺達、三人でこの数を相手するのか…

 

「あの…私、戦えませんので…」

 

仮面ツインテールが木の影で隠れていた。

先代テイルブルーだから、戦えると思っていた…どうしよう…

 

「レッド!ここは私とエアーが何とかするから!そいつをちゃんと倒してね!!」

 

あー、俺の心のコマンドに逃げるというコマンドが数秒前まであったのに!!

だが、そう言われたら、やる気にもなる。一人約500体だ。

 

「テイルレッド!お前のツインテール愛…魅せてやれ!!」

「おう!!」

 

テイルレッドは二つ返事で返した。

 

俺とテイルブルーはアルティロイド達(変態集団)の中に突っ込む。本当なら嫌なのだが…

 

アルティロイド達の中に突っ込み、1体のアルティロイドを踏みつけて、それを踏み台にして空へ高く飛ぶ。高く…高く…

そう、俺の必殺技、フォールナックルだ。

 

雲まで届く程にまで飛ぶ。まあ、実際には飛んではいなくてジャンプなのだが、俺の変身はテイルレッドやテイルブルーよりも少し特殊らしく、張力やスピードが高かったり、速かったりする。まあ、その代わりにパワーと防御力はテイルレッド以下らしいけど。

 

俺は高くジャンプした後、空を見る。地平線まで青い。その中に二つの影を見る。一つはよく見えないが、人が宙に浮いていた。

ここまで非現実的なものを見てきた俺にとってはこの時、何も感じなかった。

だが、もう一つの影が俺を掴んだ。そう、その時にやっとその不自然さがわかったのだ。俺を掴んだ影…いや、少女…と言うより幼女が俺の左手を掴んでいた。おかしいと瞬時に感じた。そう、この幼女…空に浮いているのだ。そして、その幼女の見た目、まんまテイルレッドなのだ。テイルレッドは今ドラグギルディと戦っている。なのに、空に浮いて、俺の左手を掴んでいるのだ。

 

「て…テイルレッド!?」

「残念、人違いよ」

 

少し冷たい声。この幼女がテイルレッドでない事を指す。良く見ればこの幼女は何かテイルレッドと違う。そう、テイルレッドは腰の部分にスラスターを着けているが、この幼女は紅と白のスカートを足の方だけ巻いているようやものを着けている。そして、何よりツインテールだ。この幼女のツインテールはテイルレッドのように纏まっていない。そう、リボンで結ばれたツインテールは少しバラバラなのだ。しかし、そのツインテールがこの幼女をさらに可愛く見せている。

これは…テイルレッドと同等!?

見れば見る程可愛く見える。何なんだこの幼女は!?

 

「取り合えず、投げるわね」

「え?」

 

左手を軸にされて真下におもいっきし投げられる。左手は何ともないが、落下のスピードが尋常ではない。自由落下+幼女の投げる力が加わっているのだ。これを利用しない訳にはいかない。

 

「フォールナックル!プラスアルファ!!」

 

右手の拳に力を込める。そして右手の拳ごと地面に落下する。その衝撃でアルティロイドは次々と光になる。

まあ、右手がピリピリと痛むが、骨折や肉が切れた訳でもない。ただ余りの衝撃に少し痺れただけだ。

幸い、テイルブルーと距離を取っていたためテイルブルーには俺の攻撃の余波は行っていないようだ。

回りのアルティロイドが光になり消えたことで俺の一撃がクレーターを作っていたことに気が付く。いや…凄い威力だな。自分でやっていて何だけど…

 

クレーターとなった地面に次々とアルティロイドが踏み込む。暫くは右手は使用不能。なら、左手、両足、更には頭突きがある。

ツインテールはまだ健在。行ける!!

 

だが、アルティロイドは空から降り注ぐカラフルな光の玉により次々に消え去る。

 

俺は空を改めて見る。そこにはあのテイルレッドそっくりの幼女がいた。

 

「な、何なのだ!?」

 

戦いを中断してドラグギルディがそのカラフルな光の玉を出した人物を見る。それはテイルレッドもテイルブルーも仮面ツインテールもアルティロイド達も同じだった。

 

カラフルな光の玉を出した人物はさっきあった人物。紅と白のテイルレッド…

 

「さて、あんた!」

 

その幼女はドラグギルディを指差す。

 

「貴様!!何者!?」

 

もう、その言い方、お約束。ドラグギルディは純粋にその発言をしているが、わざとなら確信犯だぞ…

 

「私のことなんかどうでもいいわ。あんたらのせいで、こっちは迷惑したのよ!その分返さして貰うわよ」

「貴様!?まさかあの世界の住人か!?なら、もう進攻は止めたはず…」

「うるさいわね!あんなことされたんじゃ皆キレるわよ!私はあんたらを退治する代表にされたのよ!全部あんたらのせいだからね!!あんたらを全滅させるまで帰って来るなとか、異世界での異変だ、頑張ってこいとか言われてこっちは来たくないのにこんな所まで…兎に角、あんたら全員ぶち殺すから!!」

「ま、待て…確かに、あれはどうかと思った…だが、我々は兵を引いた。お前達には二度と…」

 

紅と白のテイルレッド(?)はドラグギルディに向かおうとする。だが、その目の前を槍が通る。ある意味横槍を入れられた。

 

「あんた…何勝手に話し進めてんのよ…」

 

槍を投げたのは青いツインテール…テイルブルーだ。テイルブルーは警戒して紅と白の幼女を見る。

 

「…はぁ…なんかやる気無くしたわ。それに、今はそのちっこいのがそいつと戦ってるみたいだし…」

 

紅と白の幼女はそう言った。そしてやる気無さそうに此方を見る。

 

「いいわ。今回は、あんたらに譲るわ。でも、もしコイツらのボスが出てきたら遠慮無く殺らせて貰うわ」

「…改めて聞こう…貴様は何者だ?」

 

ドラグギルディが聞く。そう、この幼女の正体を…

 

「テイルシャーマ。そう名乗らせて貰うわ」

 

テイルシャーマと名乗った幼女。シャーマ…シャーマンか!?確かに少し巫女服に…うん、ほんの少しだけ見える。

 

「テイルシャーマ…確かに強き力を感じる。だが、それは属性力ではない」

「残念ながら、そんな力を無くてもあんたらぐらいなら退治できるわ」

「確かに…できるかもしれんな…良かろう。ツインテイルズを倒した後、貴様とも手合わせ願おう」

「おい、ドラグギルディ!俺を忘れちゃいけないぜ!」

 

テイルレッドはブレイザーブレイドをドラグギルディに改めて向ける。

 

「わかっている。さあ、続きをしようぞ!!」

 

また剣と剣を交えるテイルレッドとドラグギルディ。その戦いは既に太陽のような熱さを感じさせる。回りの岩は溶けて出しているレベルだ。

 

「さて、めんどくさいけど、この雑魚でも蹴散らすか…」

 

テイルシャーマはアルティロイド達を見る。気迫だけでもアルティロイド達はたじろむ。強さの次元が違う。そう感じさせるのだ。

 

テイルブルーはテイルシャーマに対して警戒は怠らない。だが、それと同時進行でアルティロイド達を血祭りに上げていた。

 

…あれ?俺蚊帳の外?

 

「俺だけ…なんか置いてかれてる…」

 

あー…なんかイライラしていたぞ…なんで俺だけ話しにあんまし関わってねーんだよ!てか、テイルシャーマが可愛い!!…違ーーう!

 

このイライラを何で発散するか…そんなの決まってる。

 

右手の変身アイテム…テイルタイマーのタイマー機能を作動させる。

テイルエアーの特殊能力…それを見せる!!

 

タイマーを10秒にセットする。

《ready》

と機械音がテイルタイマーから聞こえる。

 

「10秒間だけ本気出す」

 

そう言ってタイマーを作動させる。その瞬間、タイマーから《time start》と機械音が鳴る。

 

そして、アルティロイド達の目の前からテイルエアーが消えた。

 

テイルエアーが消えた後、次々とアルティロイドが吹き飛ぶ。

 

俺の世界は今止まって見える。いや、進んではいる。俺の時の進み方が速すぎるのだ。

止まって見えるアルティロイドの腹を殴り次に隣にいたアルティロイドに回し蹴りを決め…とアルティロイド達に攻撃を次々と決めていく。

 

因みに、この能力は初めて変身した後、家に帰る時に無意識に使っていたものだ。

フィリップさんとそのその事を話していた時にフィリップさんが少し俺の時計を改造してくれて、10秒間だけ物凄いスピードを出せるようにしてくれた。

まあ、10秒間だけだけど。それ以上使うとなんか、服が破けるとか…

 

それはそれで見てみたい。

 

そして、あっという間に10秒という時は過ぎる。

 

《time stop》

 

その機械音が合図となり俺が攻撃していたアルティロイド達は次々と光になる。さて、次…

 

爆風が俺の頬を通る。

 

そこにはアルティロイドの姿は無く、立っていたのはテイルブルーとテイルシャーマのみ。

 

テイルブルーはテイルシャーマにランスを向ける。

 

「さあ、次はあんた?」

 

戦闘体制に入るテイルブルー…

 

俺はテイルブルーとテイルシャーマの間に入る。

 

「ここで戦っても意味ないよ。それに、敵の敵は味方って言うじゃん?」

 

二人の仲裁に入った。そう、ここで戦っても意味が無い。

 

「わかってるわ。でも、そっちがその気なら受けて立つだけよ」

 

テイルシャーマは冷静だ。それを見てテイルブルーもランスを下ろす。

 

「わかったわ。一応、テイルエアーと一緒で仲間ってことにしておくわ」

「あれ~?僕一応なの?」

「時々にしか来ない癖に…」

 

そんな会話をする。どうやら仲間として判断してくれたみたいだ。けど警戒はされてるな。

 

俺達はテイルレッドとドラグギルディの戦いを見守ることにした。テイルシャーマはこの戦いに手を出さないようだ。まあ、テイルレッドが負けるとは思わないけど。

 

戦いも佳境、とうとう膝をついた。そう、テイルレッドが。だが、俺達は動かない。いや、動こうとしない。それはテイルレッドを信じているから。テイルシャーマは兎も角テイルブルーは信じている。俺もテイルレッドを信じている。だから…

 

テイルレッドはブレイザーブレイドを弾かれた。そして、ドラグギルディの剣がテイルレッドに届く…

 

それをテイルレッドは弾く。そう、もう一つのブレイザーブレイドで。テイルレッドは二刀流だったんだ。

 

そのまま、テイルレッドの必殺技、グランドブレイザーがドラグギルディに決まる。

 

ドラグギルディからバチバチと電気が走る。

 

勝ったのだ。テイルレッドが。いや、ツインテイルズが…

 

ドラグギルディは爆発し、ドラグギルディの生きてきた証…属性玉がその場に残る。

 

テイルレッドは力を使い過ぎたのか倒れる。そこに駆け寄るテイルブルーと仮面ツインテール。俺も駆け寄ろうとした。だが、それは出来なかった。テイルレッドから光が放たれる。あの光は変身が解ける時に起きるものだ。

その瞬間に俺はテイルレッドがいる方向ではなく、真逆の方向を見た。テイルブルーと俺、テイルシャーマによりボロボロになった大地を俺は眺めていた。

テイルレッドの元へ駆け寄りたい。だが、正体は見ない。いや、俺が正体を見せればテイルレッドも正体を見せてくれるだろう。そう、それは今ではない。俺にはまだ正体を明かせる程の覚悟が出来ていない。だから、テイルレッドの正体を見る資格は俺には無い。

だから反対方向を見たのだ。

 

「お疲れ、テイルレッド、テイルブルー、仮面ツインテール。僕は帰るね」

 

そう言ってワープ装置を起動させる。

 

「お疲れ…テイルエアー…そしてありがとう…」

 

男の声が聞こえた。いや、気のせいだろう。

 

いつの間にかいなくなっていたテイルシャーマ。いつか会えるだろう。

 

そして俺はワープ装置でワープする。

 

場所は勿論家だ。

 

疲れた…

 

強敵ドラグギルディは無事に倒すことが出来た。だが、まだエレメリアンがこの世界を撤退した訳ではない。

出来れば、暫くは出てこないことを祈りたい。




輝跡「俺が空気になりかけた件について…」
まあまあ。取り合えず次回予告行ってみよう!!


次回予告

輝跡は運命的な出会いをする!?しかし、その相手は男!?
輝跡「おい、待て。確かに当たってはいるが、違うだろ!」
てな感じで次回、結成!!ツインテール部!!に

テイルドライブ!!


輝跡「俺、いる意味あった?」
すみません…
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