俺、ツインテールになります。AIRs HERO   作:風墳K

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はい、11話です。

今回もコラボ回…
あ、戦闘シーンはありません…
すみません…

では、どうぞ…


第11話 勇者とツインテール?

GW

 

一種の長期休みの一つにも成りうる一週間程度の休み期間。大抵の子供は遊園地など娯楽がある場所へ行く。大人なんかもGWぐらいは休みになる。

勿論、学生も同じだ。

 

俺は今少し遠出をしている。両親の元に帰ってもいいのだが、どうせ数日すれば会える。ならどうするか…それは、GWを存分に楽しむ。それしかない。なので、今隣町まで自転車で来た。別にワープ装置を使ってもいいのだが今ワープ装置は充電中。凄いよな、あれ、充電式なんだもんな。本当便利。でも、この頃充電しなかったから充電をしなくては。まあ、時には自転車で移動するのもいい。風が気持ちいい。因みに、自転車はマウンテンバイクにママチャリのカゴを着けた奴だ。カッコ悪いように思えるが、これが結構いいデザインしている。真っ黒な小さめなカゴがいい雰囲気を出している。それに、ギアチェンも完璧に出来る。

 

隣町に来た理由は一つ。美味しいクレープの情報があったからだ。甘党の俺にとっては最高の祝福だ。

 

俺はそのクレープ屋が良く来ると言われる公園に行ってみる。

公園にはGWを楽しむ親子達が楽しく過ごしている。ほのぼのとした光景。だが、親子連れだけでは無く、クレープ目当ての俺と同族の人達もいるようだ。チラホラと若い女性や男性が見受けられる。

 

時間帯はクレープ屋が来る頃。俺はまだかまだかと公園の木下で立って待つ。勿論、ベンチなどに座ればいいのだが休日で子供が多い時にいい年した高校生がベンチを独占していたら、なんだこいつとか思うだろう。それに、俺はマナーは確りあるつもりだ。

 

しばらく経ちクレープ屋が来る。やっと待ち望んでいた時が来た。だが、俺はマナーを確りしている。一目散にクレープ屋に並びたい所だが、ここは子供達優先だ。

 

家族連れの人達が次々と並びそしてクレープを買っていく。

クレープを喜んで食べる子供達。その表情は百%の喜びだ。見ている此方も嬉しくなる。甘いものにはそういった効果がある。そう、甘いものは良いものだ。あ、食べ過ぎは良くないけどね。

 

家族連れが少なくなった所を見計らってクレープ屋の列に並ぶ。あ…甘いいい香りがする。

 

そして、念願のクレープをゲットする。ヨッシャ!!

 

クレープを持って少し離れたベンチに座る。時間帯は既にお昼。昼食を取る為か家族連れが少なくなっている。やはりこの時間帯は家族連れが少ない。だから、ベンチが空いていたのだ。

 

既に目標は達成された!後はこのクレープという名の俺の欲望を満たす物を食すだけだ!

 

「いただきます~」

 

俺は大きな口を開けてクレープを食べようとする。そんな時だった…

 

「勇者パーンチ!!」

「ヒデブシ!!」

 

思いきり右ほほを殴られる。その瞬間にクレープは俺の手元から離れていき、地面に落ちる。だが、その光景を俺は見ることが出来なかった。

俺は右ほほを殴られたのだが、あまりの威力に脳が揺さぶられて気が朦朧としたのだ。

 

そして、ドサと音を立てて俺は地面に倒れる。

 

「友奈ちゃん!その人違う!!」

「え?」

 

どうやら、俺は人違いで殴られたようた。解せぬ。

意識が朦朧とはしているが思考は働いている。俺は殴られたと思われる人、そして、その連れだと思われる人を見る。ほほを殴られたのに脳が揺さぶられたのだ。相手は筋肉ゴリゴリの男に決まっている。

俺は必死に目を凝らす。そこにいたのはナイスボディの黒髪美少女と赤に近い髪をしたポニーテールの美少女だった。何この二人!本当可愛いんだけど!!

 

「大丈夫ですか?」

 

黒髪の子が心配して話しかけてくれる。大丈夫、何度も気を失う経験でこういうことには馴れている。いや、慣れちゃいけないんだろうけど。

 

「大丈夫…だよ…」

 

俺は起き上がる。そして、改めて二人を見る。いや…本当可愛い…

 

「えーと…すみません!」

 

赤い髪をした女の子が謝ってきた。ちゃんと謝ってくれるとは…

 

「いや…大丈夫…だよ…」

 

俺の目線は女の子達から地面に力無く倒れているクレープに行く。

 

「あ…クレープが…俺の祝福の時が…」

「す、すみません。買って返しますから…」

 

あ、良いこと考えた。こんな可愛い子、テイルレッドやブルー、シャーマなどを除いたらそうそう会える訳では無い。ならば、この二人をナンパ…いや、知り合いにならなくては!!

 

「なら、殴った変わりに、一緒にクレープを買いに行かない?」

「え?」

 

キョトンとする二人。まあ、普通いきなり殴られたら怒るし、更にクレープが無くなったら泣くよな。けど、やった相手は美少女。それなら許せる。

 

「ほら、行くよ」

「ちょっと待って!」

「友奈ちゃん!知らない人に付いて行っちゃ駄目だよ!」

 

黒髪の子がそう言って付いて来る。

 

「あ、自己紹介がまだだったね。俺は二摘輝跡。輝跡ってのは、輝くの輝に跡のほうの跡。それで輝跡。よろしく」

「え…輝積?」

「友奈ちゃん、漢字が違うよ…あ、私、東郷美森と言います」

「私は、結城友奈!」

 

赤い髪の元気系少女が結城友奈で黒髪のおしとやか系の少女が東郷美森…

 

「あの…輝跡さんは同じ名前の人…下の漢字が蓄積の積の人を知りませんか?」

 

東郷美森が俺に聞いてきた。俺と同じ名前?そんなのいる訳無いじゃん。第一俺と同じ名前っていじめられる対象でしかないぞ。俺も被害に会う前に馬鹿にしている奴等をボコボコにして解決したんだから。

それに同名には一度もあったことが無い。

 

「無いね」

「そうですか…」

「けど、似てるよね…まさか、また記憶を無くてるとか!」

「すみません、何度も、あの…目覚めたらこの世界にいたとか、そんなこと起きてませんよね?」

 

何その非現実的なこと。そんなの二次元だけにして欲しい。第一それは俺の両親の大好物だ。もしも俺が別世界とかから来たりしていたら、真っ先に言うし、バレバレの態度を取る。それに、俺は自分の出産されるシーンを小さい頃両親に見せられた。(出産の所を録画していた)だから、俺は正真正銘この世界の住人だ。仮面ツインテールやアルティメギルでは無い。

 

「いや…俺、両親いるし、目覚めたら別世界とかファンタジーなことなんて起きる訳無いよ」

「やっぱり違うか…」

「取り合えず、クレープ食べるぞ!」

 

俺は改めて二人を連れてクレープ屋に向かう。そして、本日二度目のクレープを購入する。二人もクレープを買う。そして、ベンチに座る。

 

今度こそ邪魔はいない!

 

「いただきます~」

 

俺はクレープを口の中に頬張る。うーん!美味しい!!

 

「このクレープ美味しい!!」

「本当ね」

 

二人も絶賛のようだ。良かった。流石、甘いもの。甘いものを使えば世界平和に繋がるよ。きっと。

 

「でさ、二人とも何者?」

 

俺は率直に聞いた。聞いた理由?そんなの決まっている。俺はエレメリアンとか仮面ツインテールとかと会っているのだ。異世界の人間の雰囲気というか、そんなのが何となく分かるのだ。ごめん、嘘です。まあ、言うなれば東郷美森さんがこの世界という単語を言ったからだ。大抵そんな単語は転生したりとか、別の世界から来たりしない限り、中二病患者しか言わない。それに、そんな事を赤の他人にいきなり言うなんて中二病患者にはハードルが高すぎる。生憎、俺は異世界人を二人知っている。だから聞けるのだ。まあ、最初は信じてはいなかったのだが、この二人の純粋な行動がどうにも中二病には見えないことから推測したのだ。

 

「え…と私達は…」

「私は勇者部、結城友奈!」

 

大きな声で教えてくれました。勇者部って…

 

「質問を変えるね。君達はこの世界の住人じゃ無いよね?」

「な!なんでわかったんですか!?」

 

大袈裟な反応だな。でもこれでこの二人が異世界人てことがわかった。さて、この二人はエレメリアンの仲間か、それとも俺達の仲間か…

 

「…この事は誰にも言わないと誓えますか?」

「誓うよ」

 

誓うに決まっている!こんな美少女の誓い!

 

この後、淡々と話される内容に驚いた。だって、世界が四国しか無くなって、更にはばーでっくすとかいう化け物とこの美少女達が戦って勝ったとかいうんだから。あ…そう言えば俺やテイルレッドも同じようなものか?でもこの世界はそこまで絶望に陥ってないぞ?…いや、変態がこの世界に進攻しています。ある意味絶望が迫っております。

それと、俺と同姓同名の奴。何々、この二人だけでは無くこの二人が所属している勇者部の殆どの女子の心を射ぬいて、更にはごめんなさいだぁ?もし、その上賀輝積とかいう奴に会ったらフォースナックル何発も咬ましてやる!

 

「よし!今度、その上賀輝積とか言う俺のパチもんに会ったら、ボコボコにしてやる!」

「…やっぱり、見た目や下の名前が同じでも違いますね」

「うん。何か違うね」

「そう!俺は上賀輝積とか言うハーレム野郎じゃ無い!俺は二摘輝跡!そう!俺は正義の…」

 

そう言おうとした時だった。

誤って俺は爆弾発言を言おうとしていた。このままだと「正義のヒロイン、テイルエアーだ!」と言ってしまう。だが、俺はここで言葉を止められる。

 

「あーー!輝積!!見つけた!!」

 

そして、またもや殴られる。そう、殴られたお陰で爆弾発言を言わなくてすんだ。だが、痛い。生憎、俺はドMでは無い。なので何度も殴られていい気持ちにはならない。てかならない。だが、俺を殴ったのはまたもや女の子…いや、結城友奈や東郷美森と同じぐらいの美少女だ。こんな可愛い女の子に殴られるなら許せる。あれ?俺ドM?

 

「銀!この人違うよ!」

「え!マジ!ごめん!」

 

即効で謝ってくれた。いや、可愛いから許すけど。

 

「いや…大丈夫だよ。それに、何故か知らないけど女の子に殴られるのは慣れてるから」

 

そういや、俺、女の子に殴られる機会多すぎない?

 

「それなら、大丈夫だな」

 

いや、慣れてるだけですから、痛いですから。

 

「で、こいつ何?」

「こいつ呼ばわりしないでくれ!俺は二摘輝跡…グベ!?」

 

俺は自己紹介をしようとした時、真横から拳が迫り俺の顔面にクリーンヒット。

 

「やっと…見つけたわ。これは、散々私達を心配させた分よ!!」

 

思いきり黄色い髪の女の子に殴られる。本日三度目。いや…痛いよ…

 

「風先輩!この人は違います!」

「え?だって、顔一緒じゃ…あれ~?少し違う…」

 

俺、人違いで殴られます。ていうタイトルに変えた方がいいよ。もう。

 

気を失なわずに踏ん張った俺。ここは、この美少女達に俺の自己紹介をしよう。

 

良く見ると美少女が結構いる。あ…これは所謂ハーレムという奴では無いか。もし俺なら全員口説いた後に全員と付き合うぞ。

あーも!俺と同じ名前の上賀輝積!!絶対許さなえ!!

 

「もう一度…自己紹介…俺の名前は…」

「輝積!!見つけたわ!!」

「またかよ!グベへ!?」

 

今度はツインテールの女の子に思いきり蹴られる。いや、ただ蹴られるんじゃねぇ。飛び蹴りだよ。吹き飛ぶ俺。それでも気を失なわないのはある意味地獄である。

 

「ちょ!夏凜ちゃん!!この人は違うよ!」

 

最初に俺を殴った結城友奈がそのことをツインテールの子に言う。

 

「え?…あ、本当だ。ごめん」

 

あっさりと謝られた。いや…この痛みはあっさりしてない。てか、皆力強い。話してた勇者ってやつだからか?もしかしたら愛香と同等クラスの強さを持つかも…そんなの、霊夢だけで十分だ!まぁ、美少女を見ることは目の保証になるからいいけどな。

 

「改めて。俺は二摘輝跡。その上賀輝積とかいう人ではない!」

「えーと…すんません…勇者部代表で謝るわ」

 

黄色い髪の美少女が謝る。いや…確かに何度も殴られたらがお陰でこんな美少女と知り合えたんだ。感謝しなくては。気が付くと女の子が八人。うひょーー!ハーレムや!

 

「今度こそ邪魔は無いな。よし!俺の名前は二摘輝跡!甘党だ!」

 

ここでテイルエアーだ!と言いたいけど我慢。まあ、言っても信じてくれないだろうしまずこの美少女達は異世界の住人。テイルエアーを知らないはずだ。それに、俺が女の子に変身するなんて、夢物語だろう。

 

「よろしいね、二摘君」

 

結城友奈が握手しようと右手を出してくる。あれ?俺あんまり女の子と握手したことが無いから少し抵抗が…てか、こんな美少女と握手出来るなんて…俺でいいのか!?これは夢では無いよな!

 

俺は恐る恐る結城友奈と握手する。あ、以外に力強い。

 

「よろしく。えっと…友奈?」

 

この時、俺は首をかしげながら友奈の顔を見た。

友奈は一瞬困惑した表情…いや、ここにいる勇者部の美少女全員が同じような表情になったのだ。まるで何か懐かしいものを見ているかのような。

 

「…あ、そうだ!」

 

俺は携帯を取り出す。

 

「この世界でわからないことがあったら俺に連絡してくれ。あ、後、この世界、実は侵略者が来てるんだ。だから、出来るだけ早めに別の世界に行くことをオススメするよ」

 

友奈達の話しからして、友奈達はその上賀輝積を探しているはずだ。だがエレメリアンはそんなの関係ない。こんな美少女達だ。絶対にエレメリアンに狙われる。俺としては一緒に学校生活を送りたいレベルではある。でも彼女達は勇者と呼ばれていても一見普通の女の子だ。もし、狙われたらただじゃすまない。なら、少し…いや、とても残念な事だが早めにこの世界以外に行った方が安全だ。まあ、別の世界が安全という確信も無い。でも変態に狙われるより何倍もいいし、俺やテイルレッドみたく偶像なって欲しくない。

 

「侵略者!?そんなのがいるの!?」

「まるで、バーデックスじゃ無いの!!」

「あ…あれは本当すまなかった…」

 

勇者部皆さんは驚いた様子だ。赤髪の短髪美少女がなんか謝っているが、何かあったのだろうか?まさか、そのばーでっくすとか言う化け物を作ってたがその赤髪短髪美少女で戦いの果てに仲間になったとかいう良く漫画でありがちな事が起きたのか?まさか~

 

「でも、そんな事を聞いたらほっとけないよ!」

 

友奈がそう言ったのだ。うん、予想はしてた。でも、俺は変態に狙われるよりももっと恐ろしいものを思い出す。

 

テイルブルー

 

この前のグラビアアイドルコンテストの会場でエレメリアンを無惨にボコったツインテールの戦士。いや…あれ、テレビでたまたま見てて、その時の映像を仮面ツインテールから送って貰ったが…本当テイルブルーは巨乳に対する敵意がヤバイ。もし、この世界の女性が巨乳ならその世界の女性は絶滅させられた程だ。

何が言いたいかと言うと、勇者部にはある程度胸がある人が多い(てか大半)特に東郷美森さん。これは早めにこの世界から脱出した方がいい。この子達のために。

 

「友奈…お前は何のために世界を転々としておる?上賀輝積のためだろ?もし、この世界を救いたかったら上賀輝積を見つけてからだ」

「で、でも、照ちゃん!」

「でも、ももしもない。ここで道草を食っていたらまた輝積が遠くに行ってしまうぞ!」

「…!」

 

皆、確信を付かれた表情だ。

 

「…さて、すまんかったな。数日したらこの世界から出ていく。まあ、何かあったら連絡はする。我の名前は天乃照だ」

「あ…ああ」

 

俺は天乃照と手を握る。…熱い…そう、彼女は暑いのではなく、なんと言うか…熱いのだ。

 

「では、我のメアド教えて置こう」

 

こうして、俺は無事この美少女達のメアドを入手することに成功した。

 

 

 

でも、結局、連絡は来なかったけどな!しかも、GWを過ぎたら此方から送れなくなった!

あーあ…でも、もし無事上賀輝積と出会えていたら、また俺達の世界に来るかな?まあ、少し期待しておこう。




実は自分が書いている(本当は書いていた)結城友奈は勇者である の二次創作、上賀輝積は勇者でない の続きとなっています。

輝跡「上賀輝積、ハーレム野郎許さぬ…」
まあまあ…いつかは会えるから…それに、メアド貰ったでしょ?
輝跡「まあ、そうだけど…」
なら、そのことは置いとこう。ほら、次回予告。
輝跡「次回はなんなんだ?」
日常回。
輝跡「なんか、手抜きじゃねーか?」
元々の予定です。それに、次回も可愛い女の子が出てくるよ。
輝跡「よし!張り切って行こう!」
(本当にチョロいな)

次回予告

ある街で出会う小動物。そして、少女達。
果して、輝跡の運命は!?

次回

うさぎとツインテール?



テイルドライブ!!


輝跡「うさぎだと!?」
モフモフ天国で難民続出です。
輝跡「意味がわからん」
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