俺、ツインテールになります。AIRs HERO   作:風墳K

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第13話です。

少し間が空いてしまいました…すみません。

あと、先に謝らせてください。
すみません。

では、どうぞ…


第13話 お見合いとG

俺は今、ある料亭に来ている(自力で来ました)。有名人などがお忍びで来るような料亭だ。そこでは後数年後にはアラフォーと化す母が待っていた。

そして、俺は母に誘導されるようにある和室の個室に入る。それにしても、今日、異様におめかしをしているな。この中二病は…

 

「それじゃあ、お母さんは別の部屋に行くわね~」

「なあ、何があるんだ?」

「何って、お見合いよ。輝跡ちゃんのお見合い」

 

…は!?

 

「ちょ!聞いてないぞ!!何勝手にそんなことしてんの!!」

「え~、だって、輝跡ちゃん、まだ彼女作ってないでしょ~」

「まあ、そうだけど!」

「それにね、こういうイレギュラーイベントは、萌えるのよ!」

「人を犠牲にして萌えるな!!」

「大丈夫よ。相手は、私の学生時代のライバル…の下僕の子だから」

「大丈夫の意味何!?余計に心配なんですけど!?」

 

こんな母親のライバルの下僕たぜ?そんなの、普通な訳あるはずが無い!

 

「彼女、お金持ちだし、何より輝跡ちゃんと相性いいはずよ~。それじゃあ、若いお二人で~」

 

そう言って部屋を出ていってしまう中二病の母親。くそ!なんでこんなことになるんだ!

 

試しに入ってきた襖を開けてみようとするが開かない。どうやって閉めてるんだよ!

それに、俺、今一人だよ!

 

兎に角…まずやることは…

 

 

数分後、俺は個室で相手、ようはお見合い相手を待つ。この部屋にある盗聴器や監視カメラは全て破壊した。これであの母親に会話を聞かれることは無い。

 

待っていると襖が開く。そこには…俺の予想外の人物が立っていた。

 

黄色い着物を着た黄色い髪のツインテール。そして、幼い顔。

 

陽月学園生徒会長、神堂慧理那先輩だ!

 

「…あら、あなたは…」

「ど、どうも!慧理那先輩!」

 

俺はピンと立ってお辞儀をする。まさか、慧理那先輩が来るなんて、誰が思うか。

学園の生徒会長で、アイドル的存在。そして、俺が密かにテイルエアーで犯罪を犯そうとしてしまった二人目の相手。

何より、エレメリアンに狙われているツインテール第2位。

そんな慧理那先輩が来たのだ。頭を下げるのは当たり前だ。

 

「確か…二摘輝跡君…でしたよね?」

「俺の事知ってるんですか!?」

「ええ。あのツインテール部の部員の二摘輝跡君ですよね」

 

まさか、俺がツインテール部に入っていることまでバレているとは…まさか、テイルエアーだということもバレて…はいないよね?

 

「まあ…友達に誘われた(自分で入った)ので、幽霊部員(幽霊が怖いため)ですが…」

「そうなんですか…」

 

「…」

「…」

 

き、気まずい…

何か、何か話をしなくては、あまりにも気まずすぎてテイルドライブしそうだ!

考えろ…考えるんだ、輝跡。そう、考えるんだ。俺の全く入っていない脳ミソをフル回転させるんだ!

 

「せ、先輩は何か趣味とかありますか?」

 

これだーー!いける。これならいける。

…待て、もし慧理那先輩と俺の趣味が一致しなかったらまた気まずい空気になるぞ!

 

「趣味ですか…笑わないで聞いてくれます?」

 

まさか、そんなヤバイ趣味なのか!?笑いを誘う程の趣味をしているのか?でも、慧理那先輩に限ってそんなことは無いはずだ。

 

「あ…あの…私…その…ヒーロー物が好きでして…」

 

モジモジと話す慧理那先輩。なーんだ、ヒーロー物か。そうだよね~、この前玩具売場でリアルのヒーロー(ヒロイン)であるテイルレッドとテイルエアーのフィギュア(プラスチック性)をマジマジと見てたもんね。

なーんだ、そんなことか…

 

「そんなことか。別に笑わないよ。いや、ヒーローに憧れるのは当たり前だし…」

 

そのヒーロー(ヒロイン)は俺なんですけどね。

 

「特にテイルレッドとテイルエアー…と言うよりツインテイルズのファンでして…」

 

空前のツインテールブーム、そんな中、ツインテールの慧理那先輩がツインテイルズにはまらない訳が無い。てか、ヒーロー物が好きなんだ、慧理那先輩。なんか以外。

 

「俺もファンだよ。てかファンクラブ作る程のファンだよ」

 

俺の作ったテイルエアーファンクラブ(本人公認)の会員No.1だしな。そして、テイルエアーは会員No.0だ。

 

「輝跡さんはそこまでツインテイルズが好きなんですね」

「まあね」

 

少し前の俺はツインテールの魅力を馬鹿にしていた。だが、訂正しよう。ツインテールは素晴らしいと…。

 

「輝跡さんは、見ました?テイルエアーの必殺技。高速での連続回し蹴り…レッドやブルーとは違い肉体一つで戦う…なんて格好いいのでしょう。でも、レッドはヒーロー物の王道である剣使い。レッドも格好いいですわ…」

 

いや…本当にツインテイルズが好きなんだな。メディアで取り上げられた戦いの格好いいシーンを次々と話す慧理那先輩。俺もそういうのは出来る限りの見ているつもりなのだが…てか、俺当事者だし…

 

以外なのは、ブルーのことも誉めていたことだ。ブルーは今や悪魔の一種と言われる程だ。変身者(たぶん愛香)には悪いがそれが世の中だ。折角可愛いのにな…惜しい。

 

その後、ツインテイルズの話しで盛り上がっていた。まあ、ボロが出ないように慎重に話しはしていたが。

 

そんな時だった。

 

俺と慧理那先輩のいる部屋の襖がいきなり開いたのだ。俺と慧理那先輩はいきなり開いた襖の方を見る。そこには、いかにも不健康そうな痩せた男の姿があった。

 

「み~つけた。僕の慧理那ちゃ~ん」

 

言い方キモ!!何この人。

慧理那先輩を守るように俺は慧理那先輩を俺の後ろに誘導して、俺自信を盾にするように男の前に立つ。

 

「慧理那先輩この人は?」

 

まさか、慧理那先輩、こんな危ない男と知り合いなのか!?

 

「…確か…尊がキャンセルしたお見合い相手のお人…だったと思います」

 

お見合い相手ね…ってことは、こいつは以外にもリッチマンてことか。

 

「慧理那ちゃ~ん、折角会えると思ったのになんでキャンセルなんかしたの~てかそのモブ何?」

 

俺をモブ扱いだと…俺、この物語の主人公なんですけど!てか、モブってお前だろ!

 

「確か…尊が言うにはあなたは、ろりこんとかいうからキャンセルしたと…」

 

あ、ロリコンでしたか。それならキャンセルされてしょうがないね。

ん?俺はロリコンじゃ無いよ。ただ、慧理那先輩もレッドもブルーも可愛いと思ってるし、普通に女の子は好き(年上3歳、年下2歳まで)だよ。あ、レッドは除く。てか、何となくだが、レッドは俺と同年代な気がするんだよな…まあ、何となくなんですけど…

 

「折角、慧理那のために衣装を大量に用意したのに…さあ、僕と一緒にハネムーンまで行こう」

 

何言ってんのこいつ。頭のねじありますか?

 

…あれ?何かおかしい。そういえば、慧理那先輩とよく一緒にいる尊先生はどうした?慧理那先輩の警護兼メイドの尊先生が見当たらない。こんな時に何をしてるんだ?

 

そんな時に俺の携帯が鳴る。俺は急いで携帯を取り出す。相手は…あの中二病患者からだ。

 

俺は一応電話に出る。

 

『輝跡ちゃん!無事!』

「どうしたの…てか、此方も色々と…」

『お店の中に怪人が表れて神堂さんの家のメイドさんを次々と倒しちゃったのよ!そして、慧理那はどこだ!とか言って!』

「ちょ!話しが見えないんですけど!?」

『兎に角、慧理那ちゃんを連れて逃げて!!』

 

逃げてって言われても…

途中で切れる電話。てか、俺が状況をややこしくさせないために電話を切ったんだけどね。

 

「逃がさないよ。さあ、慧理那。俺とハネムーンに行こう。そして、毎日良いことしよう」

 

そう男はUSBメモリーらしき物を取り出す。あれは!

 

男はUSBメモリーのボタンを押す。

 

《dragon》

 

マダオボイスがUSBメモリーから流れる。

そのUSBメモリーを左手の掌に突き刺す男。

男の姿は徐々に変わっていき黒い皮膚、固い装甲に被われ首は少し伸び人としての原型を崩していき、ドラゴンをモチイフにしたような怪人に姿を変える。奴はドーパント!!

 

「エレメリアン!?」

 

慧理那先輩がそう言うが生憎違うな。

 

「なんで…ガイアメモリ持ってんだよ…」

「へー、お前、ガイアメモリ知ってんだ。なら話しは早い。俺はエレメリアンじゃねぇ。ドラゴンドーパントだ」

 

ドラゴンドーパントだと!?おかしい…フィリップさんから聞いたガイアメモリの情報だと、地球の記憶ががガイアメモリになるはずだ。空想の産物であるドラゴンの記憶なんてあるはずが無い。ってことはこいつは何なんだ?

 

だが、現実はそんなことを考えている時間など無かった。ドラゴンドーパントは慧理那先輩を狙っている。目的はたぶん慧理那先輩の拉致監禁更には健全とは程遠い行動だろう。

 

俺は慧理那先輩の盾になるようにドラゴンドーパントに立ちはだかる。その気になれば変身出来る。だが、ここでは変身出来ない。慧理那先輩を絶望させたくない。

 

「さて、ドーパントを知ってるなら、その行動が命取りになることわかってるだろ?それとも何か?お前もドーパントになるのか?まあ、そんなこと出来るはずねーよな!雑魚!!」

「はぁ?なんで、そんな化け物になる能力を使わないといけないんだよ。第一そんな物に頼らないと女の子を口説けないなんて本当に頭のねじサヨナラバイバイしちゃったんじゃないんですか?」

 

あー怒った!こうなれば、婚活中のメイドをこてんぱんにした口の数でこいつの心にダメージを与えてやる!!

 

「んだと!!」

「因みに、俺、この二日で女子のメアド13も手に入れました~」

「このリア充が!!」

「はっ!非リア充に言われても何も効きませんな!」

「なら、慧理那を渡せ!」

「はいどうぞって言って渡す程俺は馬鹿じゃないぜ!でも、お前にはそんな勇気ねーだろうな!な、ロリコンドーパント」

「ロリコンじゃねー!ドラゴンだ!」

「どっちにしろロリコンだろ!」

 

俺は思いきり必殺の右ストレートをロリコンドーパント基ドラゴンドーパントの腹に突き刺す。だが、相手にはダメージが無い。てか、逆に右手が痛い。

 

「そんなもんかよ!リア充が!!」

 

俺はそう言われて殴られる。その威力は半端無い威力だ。殴られ吹き飛び、壁を貫通して隣の部屋と穴を開けてしまった。隣にいた客は驚いた様子で俺を見る。この頃体が頑丈になて来たため此ぐらいならなんとか耐えられる。

 

「大丈夫かい?君?」

 

格好いい男の人が心配してくれる。あれ?この人、俳優の…

 

「きゃーー!」

 

そんな時、慧理那先輩の悲鳴が聞こえる。ヤバイ!慧理那先輩が!

 

「あれは…怪人か?」

「ま、まあ、そんなもんです」

「あの子は僕に任せて、君は避難してくれ」

 

避難?笑わせんなよ。折角慧理那先輩に良いところ見せられる機会なんだぜ?それに怪人いや、変態に対して耐性はあるぜ。毎回変態怪人と戦ってるんだからな!

それに、避難するのはこの人のほうだ。

 

俺は起き上がりロリコンドーパントの方を見る。いや、睨む。

 

「いや…貴方の方こそ逃げてください」

「そうは行かないな。大事なワインが台無しになったんでな」

 

男は割れたワインボトルを見せる。どうやら俺がここに突っ込んだ衝撃で割れてしまったようだ。それに、それなりの年代物だ。さぞお高いだろうに…

あれ、ここ和風料亭だよな。なんでこんなところでワイン飲んでんの?雰囲気ぶち壊しじゃない?まあ、壁に穴空けたあいつよりかはマシだけど…

 

「ゴチャゴチャうるせえな!まあいい。俺の慧理那は貰ったぜ!」

 

日本語崩壊のロリコンドーパントは右腕で慧理那先輩を抱えていた。慧理那先輩は気絶している。今なら変身するチャンスか?だが、ロリコンドーパントとこの男がいる。結局変身出来ねぇ。

 

「なあ、あのロリコンを表に出すの手伝って貰えませんか?」

「ロリコンじゃねぇ!!ドラゴンだ!!」

「…何か策があるみたいだな」

「まあ、そんなものです。それに、これ以上この料亭に迷惑かけたく無いですから」

「それは同意だ」

「なら、俺が右から突っ込んで慧理那先輩を救います。ですが、多分失敗します。なのでその隙を付いて慧理那先輩を救ってください」

「それは、君が囮になるってことかい?それなら賛成出来ないね…」

「大丈夫です。上手くいけばあいつをこの料亭から出せます」

「…わかった。信じよう。君の名前は?」

「俺は輝跡」

「そうか。僕は吾朗」

 

やっぱり俳優の吾朗さんか。確かアイドルから俳優になった凄腕俳優なんだよな。本来ならサインとか貰うのだが、そんなことをしている暇など無い。さあ、イケメン俳優とテイルエアー(変身前)の連携見せてやる!

 

俺は直線的に走りドラゴンドーパント(ロリコン)の視線を俺に写す。そして、左足を重心にして回し蹴りをドラゴンドーパントの顔面に与える。だが、ダメージは入らない。逆に俺の右足がぴりぴりと痛む。

 

「そんなんじゃ効かねーよ!!」

 

俺の右足を左手で掴み俺を投げ飛ばす。その方向は隣の部屋の押し入れ…そう、この料亭には何故か押し入れがある。まあ、酔って寝てしまう人の為の布団なのどが入っている押し入れなのだが、俺の狙いはそこだった。俺は投げ飛ばされた後、吾朗さんの方を見る。俺が囮になったおかげで無事慧理那先輩を救出出来たようだ。その後吾朗さんは此方をチラリと見た後外へ走って行く。そして俺は押し入れに激突。全身に痛みが走るが、布団などがあるためそこまでのダメージを負わなかった。まあ、痛いのは痛いのだが…

 

「おい!待て!糞イケメン!!」

 

吾朗さんを追いかけるドラゴンドーパント。

 

さて、目撃者はもういない。

 

痛みの走る体に鞭を打って立ち上がる。そして、変身のセリフ

 

「テイルドライブ!!」

 

一瞬のうちに二摘輝跡から正義のヒロイン、テイルエアーに変身する。そして、出口へと向かう。

 

 

料亭から出ると少し広い場所…ここは初めてエレメリアンと戦った場所…そう、あのドームがある場所…マキシーム空果だ。

そこで吾朗さんがドラゴンドーパントと対峙していた。いくら有名俳優といっても、相手はドーパントだ。無理がある。だが、吾朗さんはただの俳優では無かった。

 

吾朗さんはドームを背後にしてベルトを着ける。そのベルト…それは所謂変身アイテム。吾朗さんはGを描くポーズを取る。

そう、吾朗さんは…

 

「今、僕のヴィンテージが芳醇の時を迎える…変身!」

 

吾朗さんはベルトにワインボトルを装着して変身した。その姿は、俺が尊敬する翔太郎さんやフィリップさんと同じ…そう、仮面ライダーだ。

 

変身すると、背後のドームがGの形に爆発し、ガラスが綺麗にGの形だけ無くなる。

あのドーム…確かリザドギルディとテイルレッドの戦いでボロボロになったんだよな…また修理するのか…まあ、ここ、テイルレッドファン(テイルエアーも)にとっては聖地的なところだから、直ぐに修理されるのだろうけど…

 

俺は吾朗さんが変身しているところを見た後、慧理那先輩の安否を確認するために回りを見てみる。野次馬はどうやらいないようだ。そして、ベンチで横になっている慧理那先輩。よかった。よし!俺も加戦しに行くか!

 

俺はドラゴンドーパントに突っ込む。

 

「な!なんだ!?」

「取り合えず喰らえ!!」

 

俺は空中からの回し蹴りを喰らわす。変身前とは威力が違う。

その威力で弾みながら飛んでいくドラゴンドーパント。

 

「君は…テイルエアー!」

 

どうやら吾朗さんが俺に気が付いたようだ。

 

「えーと、貴方のお名前は…」

「僕は、仮面ライダーG。とでも言っておくよ」

「わかった。僕はテイルエアー…て知ってるよね?」

「よくニュースで見るからね」

 

そう話した後俺とGはドラゴンドーパントを見る。ドラゴンドーパントは初めてダメージがあったため、同様しながら立ち上がる。

 

「痛ぇ…痛ぇよ!何なんだよ!いきなり変身したり!」

 

そして、俺の姿を見る。驚きの表情だが、此方をギッと睨むドラゴンドーパント。

 

「テメェか!テイルエアー!なんでお前がこんな所にいるんだよ!黙ってエレメリアンだけ倒して、そして、ボロボロになった所でレ〇〇させろ!」

「そんな言いがたじゃあ、女の子は口説けないよ。もっと優しく話さないと」

 

流石俳優です。ピンポイントを付いてくれる。

 

「えっとね、僕、エレメリアン以外にもドーパントとも戦ってるから…」

「マジかよ…じゃあ噂は本当だったのか…ドーパントになるとテイルエアーに会えるって噂は…」

 

誰だよ、そんな噂を流すのは…あ、あの分身するドーパントの奴か!あの野郎、ドーパントを増やすようなこと言いやがって!

 

「取り合えず、あの怪人を倒そうか。テイルエアー」

「わかったよ。G。」

「何馴れ馴れしくしてんだーー!」

 

目的はドーパントの討伐、同じ標的なら手を結ぶ。これは当たり前だし、何より仮面ライダーだぜ?正義のヒーローとヒロインが手を結ばないなんて面白くない。

 

「行くよ!」

 

Gがパンチを何発もドラゴンドーパントに浴びさせた後、俺が蹴りを喰らわす。何も出来ないドラゴン(ロリコン)ドーパント。

 

「ぐぐぐ!くそ!」

 

ダメージはかなりある。ここで必殺技だ!

 

「行くよ!G!」

「了解だ。テイルエアー!」

 

俺とGは空へとジャンプする。それぞれ足に力を込める。そして、Gは横回転を、俺は二回ほど縦回転しながら

 

「スワリング・ライダー…」

「スカイストーム…」

 

「「キック!!」」

 

決め手の蹴りをドラゴンドーパントに撃ち込む。

 

「ががが!なんでこんなに簡単に俺は!」

「取り合えず…ロリコン死すべし慈悲は無い」

「なんでテイルエアーがそのこと知ってるんだーー!てか、俺はロリコンじゃねーー!」

 

そして、爆発するドラゴンドーパント。爆風がGの形、そしてSの形になる。どうやらSkyのSのようだ。

 

爆風の後に倒れているロリコン男。さて、後は警察がやるか。そして、その足元に落ちているUSBメモリーを拾う。やっぱり、メモリブレイクじゃ無いと破壊出来ないか…仕方がないな。それに、このUSBメモリーはフィリップさんに渡そう。

 

「ありがとう。テイルエアー…いや、輝跡君」

 

俺はギクっとなる。なんでわかった?いや、バレる要因が無かったはず…

 

「僕にはわかるんだよ。テイルエアー…君の正体が。でも、安心して欲しい。別に誰に言おうって訳じゃない。」

「じゃあ何が…」

「あの子は…彼女かい?」

 

Gは…いや吾朗さんは慧理那先輩の方を見る。今だ気絶している慧理那先輩。

 

「いえ…まだ知り合ったばかりです。でも、友達になれると思います」

「そうか…なら、友達は大切にした方がいい」

 

Gは仮面を…いや、ヘルメットか。ヘルメットを取る。

 

「それが無くなった後に気が付いても、もう遅いからね」

 

忠告だろう。心にその言葉を刻んで置こう。

 

「あの…これ…」

 

俺は紙を渡す。常に持っておこうと思っていた紙だ。一応サインを迫られた時用の紙、そして、サインペン。俺はスラスラと自分のメアドを書く。女体化していると文字なども女性らしくなる。

 

「僕のメアドです。一応、同じヒーロー同士、交換しておきましょう」

「そうだね。このメアドは貰っておくよ。テイルエアー」

 

そう言ってメアドを書いた紙を手に取る吾朗さん。

 

「それじゃあ、僕は行くね。面倒事は嫌だしね」

 

そう言って何処にあったのか、バイクに股がる。そして、バイクを走らせ闇の中へと消えていく。

 

さて、俺も消えるとするか。

 

慧理那先輩はまだ意識が無い。

 

ここで変身わ解く訳にも行かない。何処に人の目があるのかわからないからな。取り合えず、人目のつかない場所に行くか。

 

ドームの中(ここなら人はいない)の更衣室(勿論女子更衣室)で変身を解いた後走って慧理那先輩の所に駆け寄り、携帯で母親に連絡する。転がっているロリコンはその場で放置。

 

慧理那先輩の警護のメイド達(尊先生はいなかった)が来て慧理那先輩を連れていき、そして、警察の方々が来て事情聴取。勿論此方は被害者。加害者は仮面ライダーとテイルエアーにやられたって言っておいたぜ。

 

まあ、犯人も捕まったし、終わり良ければ全て良しってね。

 

さーて、次の日にどんな報道が放送されるのか、楽しみだな。




はい、仮面ライダーGが出てきました。
その事で最初に謝りました。

ふとYou〇ubeの仮面ライダーWの戦闘シーンなどを見ている時に関連動画でGが出てたものでつい出してしまいました。

多分、Gが出るのはこれで最後だと思います。

でも、後悔はない。

輝跡「終わった?」
あ、うん。
輝跡「じゃあ、次回予告するな」
よろしく!


次回予告

GWも終わりに近づき、とうとう俺の誕生日!
年齢が上がるイベント!
それに伴って貰う新しい力!
そして、名前の意味!

次回

誕生日と予感



テイルドライブ!!
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