俺、ツインテールになります。AIRs HERO   作:風墳K

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どうも、風墳Kです。

いや~ごちうさ最高!
第1羽を何度も見返すほど。特にエンディング…
おっと、長くなりそうなのでごちうさの話題は置いておきましょう。
それに、ガンダムも長々に面白い…

まあ、本編では殆ど関係無いですけどね。

では、
どうぞ~


第24話 VSテイルシャーマ!!

俺は、テイルシャーマの約束した時間、場所に来ていた。

ここは、曽、テイルレッドとドラグギルディが死闘を繰り広げた場所であり、アルティメギルの作戦を知り絶望に落ちかけた場所、そして、テイルシャーマに初めて会った場所だ。

その場所に俺は再び来たのだ。

 

勿論変身している。

 

あの死闘の跡はまだ少し残っていた。一部の木々は不自然に折られていたり、焦げた跡があったり、やはり、死闘だった事を改めて語っている。

 

ワープ装置を駆使してなんとかここまで来れた。流石にツインテイルズの大型ワープ装置を使う訳にもいかない。この事はテイルレッド達には内緒なのだ。

 

荒野に近くなったこの場所を俺は眺めたいた。荒野の一部に幾つか石が積まれた場所がある。俺はここをドラグギルディの墓だと思っている。ドラグギルディは正々堂々とテイルレッドと戦い破れた。変態ではあったが男としてはいい奴だったと思っている。だから、俺はあの戦いの後、もう一度ここに来てドラグギルディの墓を作ったのだ。

だけど、いつかはドラグギルディと会えそうな気がする。フラグとかでは無く、ツインテールが時を超えられるとかニュー〇イプぽい事を習得すればあり得るかもしれない。まあ、ニュータ〇プは時を越えられなかったけど。それに、テイルレッドならやりかねない。

 

話しが反れた。

 

俺はそんな荒野を眺めていた。

 

その時だった。

 

俺の目の前で爆煙が広がったのだ。飛び散る砂利等はフォトンアブソーバー(命名トゥアール)で防ぐが爆風は防ぎきれず熱風が俺の肌を攻撃する。だが、これぐらいなら、フォトンアブソーバーにより弱くなっているのであまり痛くない。

 

俺は爆煙を起こした所を見る。煙が晴れてそこにクレーターが出来ている事に気が付く。

小さいながらもクレーターがある。それはここに何かがぶつかった事を意味していた。クレーターの中心には何もない。ということは、エネルギー弾などが撃ち込まれたということだ。

俺は空を見る。そこにいたのは、テイルレッドと同じ位の身長、見た目もテイルレッドと瓜二つ、巫女を思い出させるような紅白の色合い、そして、テイルレッドと違うツインテール…そう、テイルシャーマが宙を浮いていたのだ。

 

テイルギアやテイルタイマーに空を飛ぶ機能は無い。テイルタイマーはテイルギアより跳躍力に富んでいるので本気でジャンプすれば飛んでいるようには見える。でも宙に浮くということは出来ない。だが、テイルシャーマは浮いているのだ。

 

「…今のは威嚇よ。次は返答次第で当てるわ」

 

その言葉により、爆煙を起こしたのがテイルシャーマだとわかる。だが、俺はテイルシャーマと戦う理由が無い。何故テイルシャーマは俺に攻撃したんだ!?

 

「なんで攻撃を…」

「質問するのは私よ。貴方じゃないわ」

 

そう言われた。仕方がない。力の差は歴然。火を見るよりも確かだ。ドラグギルディが慌てるようなテイルシャーマ、俺は今でもドラグギルディを超えていないだろう。

なら、質問に全て答える。それしか無い。それに、下手して戦ってアルティメギル側についてしまったら、それこそ絶望だ。

 

「貴方の正体を言いなさい」

「!?」

 

言えない。一番されたくない質問だ。そして答える事が出来ない質問。もしテイルシャーマに俺が…テイルエアーが男だと知れば絶望してしまうかもしれない。そうなればアルティメギル側に行ってしまうかもしれない。

 

「答えられないと言ったら?」

「この場で退治した後、屍からその装甲でも剥がして顔を拝ませて貰うわ」

 

結局は物理的な解決か…

 

「正体は言えない。けど…」

 

俺の真横を光の弾が通る。その大きさは変身した俺がスッポリと入る程の大きさだ。あんなのを喰らったらフォトンアブソーバーでも打ち消しきれず、この世からあの世に直ぐに逝けるかもしれない。

 

「もう一度言うわ。正体を言いなさい」

 

最終警告…テイルシャーマからプレッシャーがヤバイ。俺は生唾を飲む。余りにも次元が違い過ぎる。こんなのに勝てる訳がない。

 

…正体を明かしてしまおうか…

 

いや、駄目だ。俺は正体を明かしてはいけない。相手がテイルシャーマだからって弱気になっちゃ駄目だ!

ここは強行手段で行く!

所謂肉体言語。殴りあって拳にお互いの気持ちを乗せて相手に伝える。良くバトルものや青春ものでは定番のシチュエーション。

テイルシャーマに通じるかわわからないけどこれしか俺に出来る事は無い。

 

「どうしたの?まさか、私から逃げられると思っているの?」

「いや…」

「なら正体を明かす気になったの?」

「…僕の正体を知りたかったら、僕を倒したら教えるよ」

「そう。やはり、殺さないと駄目か…」

「いやいや!僕がギブアップしたら教える!頼むから殺さないで!!」

「…まあいいわ。それでも私の有利に変わり無いもの」

 

そうテイルシャーマは言うと地面に降りてきた。親方、空から女の子が!?というネタをやりたい所だが、ここはグッと我慢。いつかはツインテイルズの誰かと出来ると思うし。

 

「さて、さっさと終わらせるわ」

「こっちも色々と立て込んでるから、早めに決着決めたいね」

 

別にテイルシャーマに勝てない訳じゃない。でも、テイルシャーマの力はまだ未知数。それこそダークグラスパーと同じ感じだ。

それでも…この戦いは勝たないといけない。自分の為にも、テイルシャーマの為にも。

 

「行くわよ…」

 

そうテイルシャーマが言った瞬間、テイルシャーマが視界から消えた。いや、普通なら目に見えない程のスピードなのだろう。だが、テイルタイマーの力により強化された視力によりテイルシャーマを確認することが出来る。

 

テイルシャーマは俺の頭に向かって縦にお払い棒で叩き付けようとする。それを読んだ俺はフォースナイファーを取り出し防ぐ。

 

「へー。今の受け止めるんだ」

 

フォースナイファーでお払い棒を防ぐ俺。お払い棒はどっからどう見ても木で出来ている。なのに、フォースナイファーと同じ強度…いや、それ以上。お互いの力がぶつかっているのかお払い棒とフォースナイファーの間で火花が散る。俺はあまりの力の強さに片手で持っていたフォースナイファーを両手で持つ。その点、テイルシャーマは右手だけで俺を押している。正直パワー勝負ではテイルシャーマには敵わない。でも、テイルエアーは力や防御が他のツインテイルズより弱い変わりにスピードがある。

 

「力では私の方が強いわよ?」

「わかってる!」

 

俺はそれを承知の上で最初の一発を受けたのだ。どれ程の力があるのか…知りたかったらだ。それ以外無い。

 

あまりの力に両足が地面に沈む。俺の足元でひび割れる地面。フォトンアブソーバーのお陰なのか身体へのダメージは少ない。でも油断は出来ない。俺はフォースナイファーを横にいなして体を横にずらす。俺のいたところにお払い棒が空を切るように過ぎ去る。

あんなの下手に喰らったら真っ二つだよ。

 

「どうしたのかしら?まさか、もう降参?」

「まさかね…」

 

俺は得意のスピード勝負に出ることにした。

まだテイルタイマーの能力は使わない。それでもテイルエアーのスピード最高時速はツインテイルズ一だ。

 

俺はステップを踏みながら攻撃の隙を伺う。

 

今だ!!

 

俺は得意のスピードを生かしテイルシャーマの後ろを取りフォースナイファーの逆刃の部分で攻撃した。しかし…

 

「な!?」

「何そんなに驚いてるの?」

 

テイルシャーマは俺の攻撃をお払い棒で受け止めたのだ。まさか…読まれた!?

 

「全く…戦いの初心者ね。あれぐらいの攻撃予測出来ない訳ないじゃない」

 

戦闘の経験値が違い過ぎるのか!?でも…それでも!!勝たないといけない!!

 

《ready》

 

十秒間の加速。これでテイルシャーマにダメージを与える!

これだけが唯一テイルシャーマを…いいや、エレメリアンの幹部を倒せる俺の力だ。

 

《time start》

 

時が遅くなる。いや、俺が速くなったんだ。

一気にテイルシャーマにダメージを!!

 

俺はテイルシャーマに向かって一直線に突っ込んだ。そしてフォースナイファーの逆刃でテイルシャーマの体を攻撃しようとした。

フォースナイファーはテイルシャーマに触れる。その瞬間に違和感が俺の体を走る。

 

まるで紙を切ろうとしている感覚。それが違和感の正体だったのだ。いや…これは、テイルシャーマじゃない!?

 

「あら、気付いたの?」

 

俺の後ろにいるテイルシャーマ。何故!?

 

まだ俺は加速している。なのに!?

 

「私はあんたみたく正々堂々の能力じゃ無くて、少しインチキな能力を使っているのよ」

 

そうテイルシャーマは言った。その瞬間に紙で出来ていたテイルシャーマがバラバラに紙として別れた。いや、別れたんじゃない。配置についたのだ。

 

「神技『八方鬼縛陣』!!」

「ぐあぁぁぁぁ!?」

 

体が締め付けられるような痛み、そしてバチバチと光の力により身体中の自由が奪われていく。いつのまにかテイルタイマーは止まっている。どうやら攻撃された影響で強制的に加速が終わってしまったようだ。

 

「…これで決まりね。このまま気を失ってくれれば簡単何だけど…」

 

気が遠くなる…駄目だ。負けたらテイルシャーマが敵になるかもしれない!!

嫌だ…少し冷たい奴だけど、一緒に戦った仲間だ。今は戦ってるけどいつかは仲間として一緒に戦いたい!!

 

動け!!俺の体!!

 

「ぐぬぬぬ!」

「動こうとしない方がいいわ。今ギブアップすればこの技を解いてあげてもいいわよ」

「誰が…」

「…」

「ぐあぁぁぁぁ!!」

 

縛りが強くなる。い、意識が!!

こうなれば…一か八か…掛けてみるしかない。

フォースナイファーに力を…俺自身の力を!!

 

「フォースナイファー!!ブレイクレリーズ!!」

「何!?」

 

右手に持つフォースナイファーの刃が黄緑に光輝きその刀身が伸びる。刀身はそのまま結界を突き破る。

ブレイクレリーズ…これはテイルレッドやテイルブルーがよくやる武器の完全解放のことだ。フォースナイファーも勿論ある。だが、フォースナイファーの場合、この世界の最先端の武器ではあるが、この力に耐えることの出来るギリギリの素材で出来ている。テイルレッドのブレイザーブレイドとは素材の強度が違う。そのため、フォースナイファーはブレイクレリーズを使用しながらマキシマムブレイクを使用すると破損する確率が出て来てしまう。

フィリップさんが言っていた三回とは、ブレイクレリーズを使用した状態でマキシマムブレイクが出来る回数のことだ。

 

少し体の自由が戻り始め、右手にあるブレイクレリーズしたフォースナイファーで結界を切り裂く。

 

そしてその刃を逆刃にしてテイルシャーマに横からぶつけようとした。

 

「しまっ!!」

 

完全に不意をついた。

その刃は確実にテイルシャーマに届いた。だが…

 

「!?え?」

 

フォースナイファーとテイルシャーマの間に割り込む一つの影が表れたのだ。

その影は…いや、その人物は右手で延長されたフォースナイファーの刃を触れたのだ。

その瞬間だった。

 

パリンと変な音がする。

 

その後、フォースナイファーの光が消え、強制的にブレイクレリーズが終了されたのだ。刀身は元のナイフサイズに戻ってしまった。

 

「…俺の妹に何すんだ」

 

右手を構えた人物…それは俺の良く知る人物だった。服そこ神社で神主さんが良く着ている服に似ていて違うが、彼は…そう、彼は…ツンツン頭の正義感溢れる俺の男友達…上条当真だ。

 

「当真…なんでこんな所に…」

 

俺は素が出ていることに気が付かなかった。

 

「俺の名前を知ってるのか!?何者だよ!」

「は!!」

 

その瞬間に我に帰る。そうだ。俺は今テイルエアーだ。二摘輝跡じゃない。

 

「てめぇ…ツインテイルズとか何とか言って俺達の世界に攻めてきた奴等の仲間だったんだな!!」

「ちょ!違う!!」

「じゃあなんで霊夢が攻撃のされなきゃなんないんだよ!!」

「僕だって本当は戦う気なんて…って霊夢?」

「あーもう…馬鹿兄貴…」

「兄に向かって馬鹿とは何なんだよ!!」

「兄って言っても先に生まれただけじゃ無い!しかも数分前位の!」

「それでも、俺が兄何だぞ!!」

「知らないわよ!馬鹿兄貴」

「この!」

「あの…上条カップル?」

「「違う!!」」

 

このハモり具合…

上条兄妹です。ありがとうございました。

完璧にシリアスモードが消え去った。流石当真だ。

 

「あーあ、兄貴のせいで計画が台無しじゃ無いの!!」

「計画って何だよ!!」

「テイルエアーの実力を知ること。ツインテイルズで唯一苦戦せずに戦っているのはテイルエアーだけ何だもの…」

「苦戦せずにって…僕は結構苦戦してるんだけどな…」

「いや…貴方はまだ力がある。それを引き出そうとしたんだけど…」

 

テイルシャーマがジーと当真を見つめる。

 

「何ですか?まさか上条さんが悪いとでも…」

「兄貴が悪い」

「妹のピンチに颯爽と表れた上条は出来る兄だと思いませんか!」

「使えない兄。空回りしてる使えない兄」

「あ…上条さんの精神ダメージが…」

「頑張れ当真。そんな当真を僕は応援してる」

「てか、お前誰だよ!!」

「輝跡よね?」

 

見破られていた…

 

「テイルシャーマ…君は…霊夢なのか?」

「そうよ」

 

テイルシャーマが頷く。あー、もうテイルシャーマと霊夢が一緒に見える。

 

「えーー!テイルエアーが輝跡!?そんなことあり得ないだろ!」

 

現実を逃避したお馬鹿さんがお一人。まあ、そう言われてもわからないよな。

 

「変身解きなさいよ。別に女の子になったからって軽蔑もしないし、勝手に絶望もしないわ」

「信じてもいいのか?」

「いいわ」

 

俺は変身を解く。

 

「ほ…本当にテイルエアーが輝跡…だったんだ…」

「黙っててごめん。騙すつもりは無かったんだけど…正義のヒロインの正体が男なんてことを知られたら、皆絶望するんじゃないかと思って…」

「まあ、私みたいに変身出来たり、兄貴みたいに馬鹿じゃないと普通信じられないわよね」

「霊夢さん、然り気無く上条さんに冷たくありませんか?」

「それはそうよ。計画台無しにされたもの」

 

テイルシャーマの正体が霊夢。更にそれを知っている当真。

君達は一体…

 

「それより急いでるんじゃなかったの?」

「あ!!」

 

テイルタイマーで時間を見る。もうすぐライブが始まっちまう!

 

「すまん、霊夢、当真。この話しは後でしよう!」

「なんか用事でもあるのか?」

「善沙闇子のライブを見に行くんだ」

「へー」

「そんなことで急いでたのね…」

「友達の晴れ舞台に行くのは当たり前だろ」

「友達…は!?善沙闇子と友達!?」

「それも今度な!んじゃ!」

 

ワープ装置を使用して一気にマキシーム宙果に向かう。

 

ライブスタート五分前。

 

俺はなんとかマキシーム宙果に着くことが出来た。

既に会場は熱気に包まれていた。皆眼鏡してるよ。

 

俺もポケットから伊達ではあるが眼鏡を取り出す。善沙闇子…いや、イースナのライブだ。眼鏡のライブには眼鏡を掛けて応援しよう。

 

そんな熱気溢れる会場内…眼鏡を着けていない観客がいた。赤に近い髪の俺と同じ位の歳の少年…あれは…総二?

まさか…イースナのツインテール目当てか?

でも、この頃イースナ、ツインテールじゃ無い時もあったし…

 

取り合えずライブを楽しみますか。




さて、今回から次回予告を霊夢がやってくれます。
霊夢「…なんで私なのよ…」
まあ、兎に角、次回予告お願いします。


次回予告

コンサートを楽しむ輝跡。だけど、そこに、エレメリアンがあらわれる。
そこへ駆け付けるテイルレッド。
勝利の鍵はコンビネーション?

次回

またもや幹部!?ケロベロスギルディ



偽装結界 幻夢!!



霊夢「ねぇ、テイルドライブじゃ無くていいの?」
いいの。霊夢の変身コールこれだから。
霊夢「まあ、いいけど」
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