俺ツイにはまってもう何ヵ月たったか…
まだギミーレボリューションを毎回聴いてます。
そして、二次創作を書こうとなぜか思ってしまい、今にいたります。
それでは…どうぞ~(駅長風)
第1話 俺、ツインテールなのか!?
ツインテール…髪型の一種で中にはポニーテールの亜種だと言う人もいる。まあ、束ねるのが一ヵ所か二ヵ所の違いだけなのに。
俺の名前は二摘輝跡(ふたつみ きせき)
いたって普通の中学三年生だ。いや、明日から高校生だ。俺は念願の独り暮らしをしようとしている。今俺はアパートの一室…今日から三年間(出来れば一生)住む家にいる。引っ越して来たばかりなので荷物が多い。それを整理する。時には懐かしいものまで出てくる。
「これは…」
ダンボールの中から一つの髪止めを見つける。俺はその髪止めを見ながら昔の記憶を思い出す。この髪止めは大切な親友から貰ったものだ。
親友は男だった、なのになぜか髪止めを俺にくれた。不思議だよな。男の俺に髪止めをくれるなんて。俺の髪はそこまで延びていない。そのためこの髪止めは使う機会がない。
だからダンボールの中に入れて持ってきたのだ。
そういや、あいつ…何してるのかな…
俺はこの髪止めをくれた親友を思い出した。凄く小さい頃の記憶。何故かそいつと話しが合ってずっと話していた記憶がある。話していた記憶はあるのに親友の顔が思い出せない…けど楽しく話せた記憶はある。
俺は小学校、中学校の時友達が殆どいなかった。理由としては話しがわかる奴が誰もいなかったことと、両親のせいだ。
俺は自分を変えるため、両親から離れるためここに来た。そう、ここから俺の物語が始まるんだ!
俺は髪止めを握りながらまたそんなことを思っていた。因みにこんなことを思うのはこれで三回目だ。
そして、高校入学の日。
お守り…と言うのも何だけど鞄の中に髪止めを入れて来た。そして登校する。
時は過ぎ、入学式。
教壇の上に立つこの学校…私立陽月学園の生徒会長、神堂慧理那先輩が新入生に色々と話している。
慧理那先輩は容姿が幼く見える。というか幼い。そしてツインテール。そのツインテールが更に幼く魅せるのだろう。別に先輩を侮辱する訳でもツインテールを馬鹿にする気もないが言わせてもらう。
なぜ、ツインテールなんだ?
慧理那先輩のツインテールはとても綺麗だとは思う。けど、なんでツインテールなんだ?他の髪型でも可愛いとは思うのに…
入学式が終わり教室に戻る。この教室にもツインテールの女の子がいる。外見は可愛い…というか少しタイプかもしれない。まあ、朝から赤髪の男と話しているところを見ると彼氏なのだろう。少し頼り無さそうに見えるがそれがいいのだろう。
俺の元にアンケート用紙が届く。どうやらどんな部活に入りたいのか、という内容のようだ。勿論、俺は二文字で書く。
無し
と。
その後、アンケートが回収されあの可愛いツインテールの女の子の彼氏がツインテール部という謎の部活をアンケート用紙に書いて更には皆の前でツインテールが好きと答えた。いや…彼女さんが辛そうな顔してるよ。これから三年間…頑張れよ。
更に時は過ぎ放課後
引っ越したばかりのため食料品という名の消耗品かも殆ど無かったことに気が付き自宅近くのスーパーに買いに行った。そこまでは良かった。ここら辺の地理はおおよそ把握したつもりだったが…
「迷った…」
目の前には大きなドーム状のコンサートホールと思われるものがある。近くではヒーローショーが行われている。そのヒーローショーで見覚えある人影をみる。陽月学園生徒会長神堂慧理那先輩その人だ。俺はあえて無視をする。というか俺に気が付いていないけど。
触らぬ神に祟り無しとも言うし、ここは無視しておこう。
取り合えず歩き疲れたので近くのベンチで休むことにした。自宅から結構歩いていたため足がパンパンだ。明日は確実に筋肉痛確定である。まあ、この近くにコンビニがあっただけマシかもしれない。コンビニで買った昼食ことカレーパンを食べながらスポーツドリンクを飲む。関係ないが俺はスポーツドリンクはアク〇リアス派だ。ポ〇リはなんか甘過ぎる。けど粉末状ならどちらも却下だな。不味いし、あの溶けきらなかった粉っぽさが最悪だ。本当に関係ないな。
昼食のカレーパンを食べて、スポーツドリンクで喉を潤す。そして何となく空を見る。
蒼く清んだ青空だ。雲一つ無い。
今日は温かく、天気もいい。こんな陽気は眠くなる。近くでヒーローショーがやっているが、眠くなってしまったからには仕方がない。
俺はベンチに横になる。そして気持ち良く目を瞑る。俺は意識を夢の中に送ろうとしていた。
だが、数分してヒーローショーの音が大きくなってきた。爆発音や悲鳴なんかも聞こえてきた。最近のヒーローショーは手が凝っているな。音だけでも臨場感を出している。まるですぐそこで怪人でも暴れているようだ。
「者共!!」
うっさ!!
声のボリューム考えろよ!!マイクかスピーカーが壊れたか!!一瞬びっくりしたぞ!
全く、すぐに声ののボリューム直せよ、係員。
「我々はアルティメギル!!この世界のツインテールを奪いに来た!!」
あーもう!限界だ!
俺は目を開けて、その声の方向に鋭く睨みながら歩いて行く。途中黒いタイツを着た変態達が俺を妨害しようとするが俺はお構い無しにずんずんと進む。目標はあのトカゲの怪人(たぶん着ぐるみ)の所だ。
「何者だ!!貴様!!」
凄くうるさい声で脳みそが圧迫されそうな感じだ。しかも相手は二メートルはある大男(中はヤッパリ着ぐるみだと思う)の目の前に立つ。
「声うるさいんだよ!俺は昼寝してんだ!もっと小さい声で喋れ!!てか、その声の大きさは近所迷惑だ!ボリューム下げろ!!いいな!」
「お…おう…」
トカゲの怪人着ぐるみ(勝手に確定)の返事を聞いた後俺は昼寝しようとしていたベンチに戻り昼寝を再会させる。
「何故…人間ごときに怒られなければならない…」
トカゲの怪人(着ぐるみ)はそう言った後、なにかを黒いタイツを着た変態に命令する。
俺はベンチに戻ってまた昼寝の続きをする。俺はベンチごと移動されていることに気が付いた…というかもう移動されていた。気が付くと衣装部屋のような所に閉じ込められていた。どういうことだ?
取り合えず外に出ようとするが体が動かない。どうやら寝ている(約五分ほど)に拘束されて閉じ込められたようだ。手には縄で結ばれている。幸なことに鞄も近くにあった。というかベンチと一緒にあった。
俺は何とかして鞄を開けて中からハサミかなんかを探す。だが、生憎ハサミは持ち合わせていないし、カッターも持っていない。鉛筆やシャーペン、消しゴムで何とかなるならしているが何とかならない。唯一取り出したのはあの髪止めだ。髪止めを力強く握る。何だろう、こんな緊急時なのになんか分かって来た。よく思い出してみればあのトカゲ…本物の怪人では?だってなんか近くの車は爆発してたし…
俺は寝起きが凄く機嫌が悪くなる。それこそ見境無しに説教をするようになる。しかもその時の記憶はとても曖昧になるし、判断力も無くなる。そんな所に非現実的なことが起きてもいつも通りに怒るだろう。
…あれ?俺もしかして怪人に対して怒鳴った?
…てか、あいつなんかとんでもないこと言って無かったか?
ツインテールを奪いに来た…って言ってたな…
はぁ?ツインテールを奪う?何言ってんの?精神外科でも行ったら?いや、マジで。
でも、あいつ本物の怪人だよな?ってことは本当にツインテールを奪う気か?でもなんでツインテールなんだよ。そう、なんでよりによってツインテールなんだよ。クラスにいたツインテール好きの彼女持ちの男子ならツインテールを守るために~とか言って戦いに行きそうだな。
ツインテール…そういや、親友と約束したっけ…
人の心の輝きを守れ
心の輝きってようはそれが好きってこいう心のことだろ?例えばポニーテールが好きな人、ツインテールが好きな人…
ツインテールを奪う…それは人の好きという感情を奪うってことじゃないか?
好きという感情が無くなる?そんなの…俺は
「我慢できね…」
俺は髪止めを握りしめる。力いっぱいに握りしめて縄を外そうとする。だが外れない。
くそ!あいつら!早く行かないと!確か生徒会長もいた。生徒会長もツインテールだ。ならツインテールが…
俺は必死に縄を外そうとする。だがやはり外れない。
嫌だ…好きなものを失うなんて嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ
守りたい…力が欲しい、守れるだけの力が…
こんなにも俺はそれが好きなのに!!
その時俺の体が光輝く。
何が起きているのかさっぱりわからない。
光が収まり俺は目を開ける。両手が自由になっている。縄が外れている。
訳がわからないが取り合えず外に出てあの怪人をぶっ飛ばそう。
その時俺は気が付かなかった。衣装部屋の鏡に写っている姿が二摘輝跡でないことに。
俺は衣装部屋から出た。衣装部屋は外と直接繋がっておりそこから出てた。
なんか妙に周りが大きく見える気がする。でも気のせいだろう、
俺は音がする方に目をやる。やけにハッキリと怪人が見える。それに小さい音…あの変態達の足音すら聞こえる。
おかしい。体が光った後と前とじゃ五感の鋭さが違う。何かおかしい。
俺は衣装部屋に一旦戻り衣装部屋の鏡を見る。
そこには、黄緑色と水色、そして黒を基調としたスク水を基本とするかのような服に装甲のような物が肩や足、手の甲に着いていた。
そして、なんと言っても黄緑色のツインテールな少女が鏡の中にいた。
やべ…ちょータイプ。
あれ?俺鏡見てるんだよな?
俺は試しに右手で右側のツインテールを触ってみる。キモチイイ…
…あれ?これ俺?おいおいおいおい!どうなっとんじゃ!?
たが、そんなとき、外で更に大きな音がする。俺は急いで外に出る。
そこには、俺と同じようにツインテールの少女が怪人と戦っていた。あの子強い。そう思えた。だが、俺はとんでもない光景を見てしまう。
生徒会長…慧理那先輩のツインテールが無くなっているのだ。
ど…どうしてこうなってしまった!?
俺の中には怒りと悲しみの感情が込み上げて来ていた。
あの怪人をぶっ飛ばせば、きっと元に戻る。確証は無い。だが、ヒーロー物にとっては当たり前のことだ。たぶん同じなはず。
俺は怪人に向かって走る。予想以上にスピードが出てしまった。
「うわわわわ!避けてー!」
「え?」
そのまま赤いツインテールにぶつかり二人で転がって行く。気が付くと赤いツインテールの少女(幼女)が俺に馬乗りのような格好でいた。なにこれ?俗に言う床ドン?え?こんな美少女に床ドン?壁ドンよりも床ドン派なの?
やべ…この子が可愛くてテンションおかしくなってる。
「だ、大丈夫…ですか?」
そう聞かれた。いや、大丈夫だよ。…これで俺が男の姿だったらこの子を口説くのに!!くそ!!今の姿が女の子なのを忘れそうになっちまうじゃねーか!
「だ、大丈夫だよ。」
俺は赤いツインテール少女をどけて立ち上がる。
「なんと!ここまで素晴らしいツインテールが二人も!」
あのトカゲ野郎、声のボリューム上げやがったな!その声頭に響くんだよ!(特に寝起き)
「えっと…君は?」
赤いツインテール少女が聞いて来る。俺?俺は…は!?本名は言えない…こうなればなんかヒーローみたいな名前を…
あ…小さい頃の記憶が…
出来れば中二っぽい名前は避けよう。
「テイルエアー…テイルエアー!」
「テイルエアーか!俺…いや、私はみ…テイルレッド。よろしく」
「よ、よろしく…」
何がよろしくなのだろう。だが、さっきの光景をみた限りこの子は敵では無いはず。
敵の敵は味方って言うし。この少女もコイツらを倒すために来たのだろう。だって俺と似ている格好してるし。
「者共!あの二人を捕まえよ!」
うーん…よし!
「テイルレッドはあの変態トカゲ野郎を倒して来て」
「テイルエアーは?」
「あの黒タイツ軍団を倒すよ」
「わかった。気を付けて」
「そっちこそ」
俺とテイルレッドはツインテールを合わせる。なんかこの方が彼女にとってこれが挨拶みたいなものなのだろう。
そしてそれぞれ戦いに赴く。
そう、これはツインテールと、好きという感情を守るための戦いだ。
一つの作品が終わって束の間、すぐに新しい作品へと…
さて、前回の作品みたく次回予告を…
…やっぱしいっか♪
今回は主人公、普通(?)でしたが、次回からぶっ壊れます。お楽しみ。
それでは~(駅長風)