気が付いたらお気に入りが60!!本当にありがとうございます。
やっと前、計画していた番外編を書き始めました。
取り合えずその話しは今度にしてどうぞ~
俺はソーラちゃんに会った後、真っ直ぐ家に帰ってきて、ラッキースケベをやらかして霊夢の手により戦闘不能にされた当真の変わりに夕食を作った。
え?霊夢と天子が料理すればいいって?確かにそうなんだけど、二人とも忙しかった(モン〇ンで)から変わりに俺がやるって事になったんだよ。
それから、夕食、片付け、勉強、入浴を終えて俺はベットに入って夢の中へ向かった。
ここは…草原?
風が常に吹いている草原に俺は立っていた。
一面草原しかない。それと、木で出来た椅子が一つだけあった。
そんな中、俺の目の前には見たことのある人が立っていた。
テイルエアー…彼女だ。
『ねえ、貴方は何が好きなの?』
いきなりの質問に俺は戸惑ったが、
「…好きって感じる事…かな?」
そう答えた。実に曖昧だと思う。でも、それが色々な戦いを乗り越えてきた俺なりの今の答えだ。
『…そうなんだ』
そう言ってテイルエアーは俺に歩み寄って来る。ツインテールは風に靡く。その表情は穏やかに笑っていた。
『貴方は僕…だからわかるよ。その言葉に偽りは無い。でもね、輝跡。それだけじゃ強い心にはならないの』
そういって俺の両ほほに手をのっけるテイルエアー。ドキドキしない…俺自身だから?
『貴方はもっと知らないと…自分の属性力に。そして、その無限大の力に…そのために試練を与えないといけない』
「何を…言ってるんだ…?」
『テイルレッドと同じ試練…でも貴方ならきっと乗り越えられる。いえ…僕達なら乗り越えられる…』
そう言ってテイルエアーは消えていき、まわりの景色が白く輝き始める。
意識が覚醒していくのがわかる…
目を開ける。
知らない天井…ではなく、よく見知った俺の部屋の天井だ。
そっとベットから出て顔を洗うために洗面所に向かおうといつも通りの朝を再現しようとした。だが、立ち上がって違和感があった。
胸が…重い…。いや、身体中が重く感じる。まるで筋力が無くなったようだ。
そんな体を無理矢理動かして部屋のドアまで向かう。この時、俺は無意識にテイルタイマーを着けていた。
あれ?ドアのぶ少し身長伸びた?いつもなら手元に来るドアのぶが手元の少し上にあるのだ。
脳が覚醒し始めて少しずつ異変に気がつく。
俺は部屋から出て、洗面所に向かう。
ツインテールを靡かせて…
洗面所について鏡を見る。
そこにはツインテール美少女が…
はぁ!?
この現象は俺は体験している。そう、始めてテイルエアーに変身した時と同じ。
でも姿はテイルエアーでは無く普通の美少女。
まるでテイルエアーが成長したかのような美少女である。
ツインテールも健在。ただ、違うと言えば黄緑色の髪は少し黒色になっている事だろうか…
何故こうなった?
そう思いながらも顔を洗う。
そして、一応確認のために…
「テイルドライブ」
変身してみた。
普通に変身出来るし、出力が落ちた感じはしない。
そして変身を解いてみる。
うん、女の子だ。
おい、作者、俺本当は女の子だったのか?
…な訳ねぇよな…それだったら、この話のサブタイトル変えないといけないし…
おっと、メタ発言をしてしまった。
取り合えず良く体を見てみるか。
視線を下に向ける。
デカイ…俺の…胸が…
勿論着ているのは男物の薄衣。ブラジャーなんて付けてる訳無い。下を向いた瞬間に大きな谷間、それこそ、愛香には不可能なものが俺の胸にある。それが少し安定していない感じがする。このままでは俺の胸が落ちるんじゃないかと思ってしまう。
まあ、胸の話は置いておこう。問題は始めてテイルエアーに変身した時と同様、俺の男の象徴があるかどうかだ。
変身した際には無くなってしまった俺の象徴。もし、この状態であったら、ある意味変態達の好む体になってしまったこととなる。
それだけは嫌だ。
俺は勇気を振り絞ってズボンを…パンツを脱ぐ。
…
グハ!?
俺の口と鼻から血が出てくる。兎に角ズボンを履かなくては。
急いで履いて心を落ち着かせる。
無かった…。俺の大事なものが…無かった…。男では無く、女になっちまった。
…これから俺…どうなるの?
そういや、夢の中でテイルエアーがなんか言ってたよな…
うーん…思い出せない…
夢って思い出そうとすると思い出せないって言うけど本当みたいだ。
この状況をなんとかしないと…
口の血をタオルで吹いて、鼻から出ている忠誠心の液体をディッシュを丸めて鼻に突き刺す。
そう思い、俺はもう一度テイルエアーに変身する。だって、この場合俺は霊夢や天子と同じ立場になってしまった訳だ。それは、当真のラッキースケベの標的(本人無意識)にされるということになる。
それだけは嫌だ。
だったら最初から変身して状況を霊夢や天子に話してから服を借りてそこから当真に会った方がいい。こんな薄衣で見られて嬉しく感じる程俺は露出狂じゃないし、こんな姿を男友達に見られるなんてもっと嫌だしな。
それじゃあ、上条宅に向かいますか。
俺は上条宅とドア一枚だけを隔てているリビングに向かった。そして、上条宅に入れる扉を開けた。
ドアを開けた瞬間に此方に飛んでくる当真。俺はそれを人間離れした身体能力で右から左に受け流した。
急な事に驚きはしたが、直ぐに対応出来た。流石、変身した俺は違うぜ。
当真はドアがある方と反対の壁にぶつかり目を回してしまった。
「…輝跡?何変身してるのよ?」
そう言って来る当真を此方側に飛ばした張本人の霊夢。
「いや…実は…変身してなくても女の子になっちまったみたいてさ…」
「は?何言ってるの?」
「取り合えず、当真が見てない所で変身を解きたいんだが…」
「なら、此方来なさい」
「わかった」
そう言って俺は上条宅に上がる。そして上条宅と二摘宅を結ぶドアを閉める。霊夢はその扉に何かお札を張る。
「さて、ここまでして嘘だったら殺すから」
「いや、嘘でこんな事出来ないよ」
「それじゃあ、変身解いてみて」
そう言われて変身を解く。やはり女の子になっている。
「…本当みたいね…」
「…これからどうしよう…」
「そうね。これは問題だわ」
「トイレ…」
「そこ!?もっと考えないといけない事があるじゃない!」
「あ!!あの両親の事だ!こんな状況がバレたら遊ばれる!!」
「た、確かに、それはそれで問題みたいね…」
そんな事を話していると、天子がパジャマ姿でリビングに入って来る。あ、因みに霊夢は既に制服だ。
「おはよう…霊夢…と、誰?」
「俺だよ!二摘輝跡!」
「あ、おはよう~輝跡~」
そう挨拶を返して洗面所(上条宅の方)に向かう天子。まさかの天然?いや、多分頭が回って無いだけか?
そこからドタドタと洗面所(上条宅の方)から聞こえ、走って来る天子。
「って!輝跡が女の子な訳無いじゃ無い!!」
おっと、朝からいい突っ込みだ。さっきとは違い力があるぞ。そして、キレも抜群だ。
「残念ながら、輝跡よ。輝跡、変身してみて」
「テイルドライブ」
変身して天子の目の前でテイルエアーになって見せる。勿論、天子は俺がテイルエアーって事は知ってるし、何度も目の前で変身を解いたりしている。
「嘘…なんで女の子になっちゃったの!?」
「それ、僕も知りたい…」
そう言いながら変身を解く。
「さて、これからどうしようかしら…」
そんな事を言っているとバチと何か弾ける音がする。それは、二摘宅と上条宅を結ぶドアに霊夢が張った即興の結界の核となるお札だった。お札が破け、結界として機能しなくなった瞬間にドアを開ける空気の読めない不幸少年。
「何結界張ってんだよ!」
そう言いながら霊夢を見る不幸少年。霊夢の右隣には天子、そして、左隣には俺(薄衣の)がいる。
それが意味する事は…
「…どなた?」
「兄貴…」
「当真…」
俺は薄衣で外にも出れないような格好だ。男ならこの格好もわかる。でも、今は女の子体なのだ。
恥ずかしいという感情が脳内を巡る。
顔が真っ赤になっているのが自分でもわかった。霊夢や天子は毎回こんな事を当真に(本人無意識です)やられているのか…
「当真、死刑」
「なんで俺の名前を!?」
「って事で、兄貴、今の記憶を無くすくらい強めに頭叩くから、すいかみたいにならないように気をつけてね」
「俺が気を付ける事じゃ無いですよね!?」
その後は想像に任せるが、当真の頭はすいかのようにはならなかった事だけは言っておく。
そして、俺は女の子になってしまった事を当真に説明した。(霊夢からジャージを借りて着ています)
「成る程…なら、俺の右手でなんとかならないか?」
「え?」
当真は自分の右手を付き出す。何を言ってるんだ?このとんまは…
「俺の右手は、幻想殺しって力があってな、この力は異能を消し去る能力を持ってるんだ。この右手で輝跡を触れば何とかなるかもしれない」
「あ、そういえば、俺の攻撃を防いだのもその右手だったもんな」
シャーマと戦った時に俺の完全解放をしたフォースナイファーをその右手で防いだもんな。でも、あれって異能なのか?俺のフォースナイファーの攻撃は異能って言うより科学って言った方がいいはず…。それに、属性力って異能なのかな?(俺に属性力があるか無いかは別として。
あれ?矛盾してない?
「あれ?なんで俺の攻撃を防げたんだ?普通の人なら、あの攻撃をまともに喰らって無事でいるなんて可笑しいよ」
「兄貴の右手にはそういった力の他にも色々あるのよ。何もしない状態で『異能を無効化する程度の能力』、霊力を流せば『守りきる程度の能力』…本当に不思議な右腕なのよ」
「ふーん…ん?なんか、その言い方だとまるで当真が超能力者みたいじゃないか?」
話の流れで自然に受け答えしてたけど超能力者ですよね?それ…
「まあ…あながち間違ってはいないわね」
「ま、まさか…本物!?中二病設定とかじゃないよね?」
「何を言うか。上条さんは嘘をつきませんよ!」
「まあ、当真が嘘をつくかどうかはさておき、当真が超能力者だということがわかった」
もう、信じるしかないでしょ。エレメリアンとかテイルレッド達とか、現に俺は女の子になっちゃったし…
「ってことは、まさか、霊夢とかにも能力があったり?」
「あるわよ」
「冗談で言ったら本当だったの巻…」
「何?信じられないの?」
「信じるか信じないのは俺次第だけどさ…長い間一緒にいた霊夢や当真が超能力者ってのが…しかも、霊夢にかんしては変身まで出来てるし…」
「あれはただ姿を変えてるだけよ」
「え?もしかして、力とかはそんなに変わってないとか?」
「ええ」
変身しないでも強い霊夢さん…愛香より恐ろしい人物が同居人だったよ…
用は素手でエレメリアンを倒せるんだろ…
やべ~
「私もちゃんと程度能力持ってるわよ」
でしゃばってきたのは未だパジャマ姿の天子。
「へ~…え!?超能力って上条兄妹の特権では!?」
「幻想郷の実力者達は全員何かしらの程度能力を持ってるものなのよ。私は『大地を操る程度の能力』よ」
「大地を操る!?何それチート!!」
「私は『空を飛ぶ程度の能力』よ」
「あ、なんか普通な能力で安心した」
「あの…話が反れてるのですが…」
「あ、忘れてた」
そして、本題に入る。
「俺に触って、能力を打ち消すと…」
それで男に戻るなら、それに越したことは無い。それに、今日は平日だ。学校に行かなくては…
「それじゃあ、触るぞ…」
そう言って当真が俺に触れようと歩いて来る。だが、この時の俺は当真の体質を完全に忘れていた。
「うわ!?」
当真が何もない部屋で転びかける。
そして、当真の右手が俺の胸元へ…
ムニュ…
胸への違和感。
何が起きたのか一瞬でわかる。
躓きそうになった当真が右手であるものを触って倒れるのを防いだのだ。そう…女の子になった俺の胸を支えにして…
「…兄貴…」
哀れみの目で当真を見る霊夢。何が起きたのか未だわかっていない天子。
「…え?…えー!?」
「当真…早く右手退けろよ…」
「ご、ごめん!!わざとじゃねーんだ!!」
「取り合えず、当真は女なら誰でもセクハラ行為をやるんだな。例え俺が本当は男でも…」
「これは事故だ!」
「取り合えず、わかった事があるんだが…」
右手を俺の胸から離す当真。
そして、この一瞬で色々な事がわかった。
これは、異能で女の子になった訳じゃ無い。
この姿では感度は高くない。
当真のラッキースケベの標的になる。
この三つがわかった。
取り合えず…どうしよう…
「輝跡、まずやることがあるんじゃない?」
「ああ、わかってる」
「あ、それ、私も手伝うわ」
「あの…上条さんには何か手伝うことは…」
「取り合えず、当真は…」
「「「死刑」」」
「ふ、不幸だーーー!」
この後、俺と霊夢、天子は当真を殴る蹴る等の行為を行い、意識を当真から削ぎとった後、今後の事を考えた。
「で、どうするのよ」
「当真が役にたたないからね…取り合えず時間経過で戻る事を祈るよ」
「けど、もし時間経過じゃ無かったらどうするのよ?」
「うーん…もしかしたら、何もしないより、何かしてた方が戻る確率は高くなるかもしれない…」
そんな話をしていたら、バタンと俺の家と上条宅に繋がっているドアが開かれる。勿論、開ける人物は当真と霊夢、天子そして、俺しかいないはずなのだが、ここで現れた人物に俺は頭が痛くなった。
「それなら学校に通っちゃえば~」
俺の母親である。
まさか、今日に限ってここに来るなんて…
まだ、当真達の事を話してない。てか、今の俺の状況は、俺の両親の大好物だ。中二心が恐ろしい事になっているはずだ。だって目が輝いてるもん。
「さっき、遊びに来たら面白そうな話をしているから、つい全部聞いちゃった~」
「…て、ことは、俺が輝跡って事もわらかるの?」
「母親が息子のことわからない訳が無いじゃない」
「…へ~」
「普通感動するはずよ~」
「どうせ、今日は赤飯ね~とか言い出すんだろ?」
「あら、よくわかったわね~」
「ねえ…輝跡…この人誰?」
我慢に耐えきれず話してくる天子。まあ、話に置いてかれている感はあったけど…
「俺の母親」
「輝跡ちゃんのお母さんで~す。貴女達が輝跡ちゃんの友達ね~」
「一応ね」
「ふふふ、やっぱり今日は赤飯よ!輝跡ちゃんに友達が出来たし、何より女の子になっちゃったんだから~」
「止めろ!俺のストレスがマッハ!!」
俺のストレスが増大をしている時、当真が目を覚ます。
その後、色々と母親に説明。てか、どこから聞いていたのかと聞いたら俺がグハ!?と言った時には既に玄関に用意していたダンボールの中に隠れていたらしい(あんたはス〇ークか!)
その後、俺の両親のコネにより、俺はこの姿で学校に通う事になったのだ。親のコネを使うのは気が引けるが、緊急時だし、仕方がない。それに、家にいてもこの状況を打破出来る気がしない。
そして、偽名で学校に通う事になった。当たり前だが、この姿で本命名乗ったらどうなるかわからない。
因みに、名前は、ミライ・フィーツ。
二摘を捩ってフィーツ。ミライってのは、母親がフューチャーとかヤバい名前を思いついた瞬間に俺が咄嗟に付けた名前だ。
設定では、二摘宅(実家の方)に居候することになったロシアからの留学生だが、二摘輝跡(俺本人)が家庭的事情でアメリカに行くことになり、変わりに俺の家(この家)に泊まることとなった…という感じらしい。
因みになのだが、ミライ(俺)は独り暮らしではなく、近所の人(霊夢や天子)と同居している事となっている。
うん、無理矢理過ぎる設定だな。
まあ、今日は手続きに時間がかかるみたいだから、休みとなる。
この現象を何とかしないといけないな…
現状で何も進展が無いのが辛い。
こうなれば、フィリップさんの所に行って原因を探って貰うか…
霊夢達は学校へ向かい、俺の母さんは父親にこの事を報告しに行った(行かなくてもいいのに…)
さて、時間が空いてしまったので、変身してフィリップさん達の事務所にでも行きますか。
俺は変身してフィリップさん達の所へワープ装置を使って移動した。
フィリップさん達に粗方説明して、目の前で変身を解いて、テイルタイマーをフィリップさんに渡した。
「にしても、本当に輝跡か?」
「本物です」
翔太郎さんの質問に普通に答える俺。
「うーん…輝跡がテイルエアーだってのにもう馴れたが、今度は変身せずに女の子になっちまうなんてな…」
「まあ、何とかなります…よね?フィリップさん?」
「わからない…だが、元の姿には戻れる…はずだよ」
「それまでゆっくりと待ちますよ」
「輝跡君、このテイルタイマー返すよ」
「え?」
「大体のデータは取って貰ったから、後はこのデータを頼りに元の姿に戻る方法を探してみるよ」
「ありがとうございます、フィリップさん」
「お、俺に出来る事はないか?」
「翔太郎さんには…特に無いですね」
「そ、そうか…まあ、何かあったら直ぐに連絡をよこしてくれよ」
「わかりました」
そう言って俺は家に戻った。
その後、両親が俺の家に駆け付けて、色々とめんどくさい事になったのは言っておく。
女物の服を大量に持ってきた事だけが嬉しかったことかな。でも、その中に陽月学園の制服が合ったのはわかるが、何故にメイド服やナース服、軍服なんかがあるんだよ…
帰ってきた霊夢達を巻き込んでコスプレ大会を開こうとした両親に突っ込みを入れてその日が幕を閉じたのだった。
さてー次回予告やろうか
輝跡(女)「…」
どうした?
輝跡(女)「なんで女になんなきゃいけねーんだよ!当麻にはターゲットにされるし、両親の遊び道具にされかけるし…」
あー…霊夢、代わりに次回予告やって
霊夢「しょうがないわね…」
次回予告
次の日になっても治ることはなかった輝跡。
そして、学校に行かされる。
そこで待ち受けているのは……
次回
ツインテールで学園へ!!
に
擬装結界 幻夢!!
輝跡(女)「次回予告取られた!?」