俺、ツインテールになります。AIRs HERO   作:風墳K

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皆さん、お久しぶりです。
風墳Kです。

お恥ずかしながら帰って来ました!!

なんとか前のデータを奇跡的に復活させることが出来たので投稿再開します!


いやー、気がついたら夏アニメと秋アニメが終わり冬アニメも終盤の時期。
この話を書いている時は丁度一年前。
時が立つのは早いね。

それでは、俺、ツインテールになります。 AIRs HERO 再開&一区切りです。

どうぞ~(ター〇ナルの駅長風)


第33話 後片付けが大変

その世界ではエレメリアンの侵攻は無く、人と呼べる知識生命体はいない。

 

だが、そこへある人形の何かが舞い降りた。

 

「はぁはぁはぁ…ここまでくれば…」

 

そう言ったのはロブスギルディ。エレメリアンである。

ロブスギルディの外見としては大きなハサミの二つの腕、そして青黒く光る頑丈な装甲。

だが、今のロブスギルディには右腕の付け根からハサミが無く、青黒く光っていた装甲には数多くの傷が付けられその光沢は既に無くなっていた。

 

ロブスギルディは追われているのだ。

アルティメギルの破壊者に。

 

「見つけたな♪」

 

そう声がする。

 

場所は森の中。いや、ただの森の中というよりも白亜紀頃のような原生林の森と言えばいいのだろう。地面にはシダ植物が多く生えている。

 

ロブスギルディは声のした方向を見る。

木上に中学生程度の女の子がいた。フードを被った白いローブ姿の少女。左手には細い剣…フェンシングに使われているような剣が握られている。

彼女はアルティメギルに新しく入った幹部の一人であり、首領直々の破壊者。

その目的はいらないエレメリアンの削除。

そう、処刑人であるダークグラスパーと同じ事をする。だが、違うとこは、基本的に破壊をするということ。

 

ダークグラスパーは闇の処刑人。

 

だが、この少女は…

 

「右腕もぎ取ったから、次は左手な♪」

 

エレメリアンの命を軽く見る破壊者。

 

名を…

 

「や、止めて下さい!!ライトロイヤー様!!」

 

軽き破壊者。ライトロイヤー。

 

スッと風を斬る音がする。

 

その瞬間にロブスギルディの真後ろにあった大木が斬れ、大きな音を立てて倒れる。

 

「命乞いはしないことな♪」

 

何故ロブスギルディが追われることとなったのか…

理由は簡単。ライトロイヤーの機嫌を損ねたからだ。

 

「お前が私を知らない。それだけで破壊対象な♪」

「も、申し訳ございません!」

 

知らないのも無理は無い。彼女が幹部所かアルティメギルに正式に入ったのは数日前。しかもその数日間アルティメギルの本艦に設けられた自分の部屋から出てこなかったのだ。知っている人の方が少数である。

なのに、だ。彼女は自分を知らないと理由だけでロブスギルディを手にかけようとしているのだ。

 

たまたまアルティメギル本艦の廊下ですれ違ったロブスギルディ。そこでロブスギルディは会ったことの無い人間のアルティメギルの処刑人…ダークグラスパーだと思い話し掛けそして間違えた。ただそれだけである。

 

彼女はある特権がある。それは幹部級以外のエレメリアンを自由に消しても良いということだ。

何故彼女にそんな特権があるのは頭領しか知らない。でも、彼女の機嫌を損ねるのは死に値することであることは確かである。

 

後ろの大木が斬られたことを自らの目で黙視しロブスギルディは先程から味わっている死の恐怖を改めて知った。

 

「い…命だけは…」

 

誇り高きエレメリアンであるロブスギルディ。だがその誇りを捨ててまで命乞いをしているのだ。

体の一部が無くなったからか…

いや、ただ死にたくないだけか…

 

ライトロイヤーは左手のフェンシングに使うような剣で空を斬る。

 

スッと風を斬る音だけが森に響く。

本来この原生林には数多くの生物がいるのだろう。だが今は何もいない。ロブスギルディが現れたからか…それとも、ライトロイヤーがここに現れたからか…

生物が殆どいない森に響く空を斬る音。

 

その音と共にロブスギルディは立てなくなった。

 

ロブスギルディの体に激痛が走る。腕を斬られた時と同じ痛みである。

 

「ぐぁぁぁぁ!?」

 

ロブスギルディは何とかして自らの体に何が起きたのか見ようと頭を上げる。

目線は自らの左足に向く。

 

左足が付け根から無いなっているのだ。

 

「煩いな…でも楽しいな♪」

 

ロブスギルディはこの少女が狂っていると感じていた。まるで自分を痛めつけることが彼女の快楽のように思えたからだ。

 

恐怖。

 

ロブスギルディに残された最後の感情だった。

 

「うぁぁぁぁぁぁ…」

 

残った左手と右足で地面を這いつくばってその場から逃げようと試みる。

 

「あー…面白いな♪」

 

そうライトロイヤーは木から降りてロブスギルディの残された右足を掴む。

 

「止め…」

「君の悲鳴、面白いからな♪ゆっくりと君を壊すよな♪」

「ひぃぃぃ!?」

 

右足を掴まれ、引きずるように連れていかれるロブスギルディ。ロブスギルディの体重は約211㎏。例え右腕と左足が無くなったとしてもかなりの体重である。それをまるで小さい子どもが少し大きな玩具を引きずりながら持っていくかのようにライトロイヤーはロブスギルディを引きずって行く。

 

その後、ロブスギルディの姿を見たものはいない。

 

◇

 

全ての戦いが終わったのだ…といいたい所だが生憎そんなことは無い。

アラクネギルディとの死闘を終えて俺はテイルレッド達より一足早く自宅へ帰宅して変身を解いた。

 

俺は鏡の前まで行き自分の姿を確認してみる。

 

そこには、女の子の服装をしている男の俺がいた。

俺は服を全て脱いであるものを確認する。

 

ある。あの男の象徴がある。

 

なんて感動なんだ。

 

戻ったぞーーー!俺は男に戻った!!

 

真っ裸の俺は自分の部屋に戻り私服(男物)に着替える。

着替え終わり俺はリビングに向かう。お祝いにインスタントではあるがとっておきのコーヒーを飲むとしよう。

リビングに行くと天子が一人でリビングに立っていた。

 

「天子…」

「輝跡、戻れたんだ」

「おう!このとおりばっちり戻ったぞ!」

「良かった…」

「天子、ありがとうな」

「え!?」

 

なんか以外って顔をする天子。

 

「いや、女の子になっちまった時に色々と世話になったしさっきの戦いでは俺達の事を守ってくれたじゃん。だから、ありがとう」

「な、な、な!」

 

なんで顔赤くしてんだ?

 

「私はただやりたいことをやっただけよ!あ、あんたを守ろうとか!そんなこと…」

 

あー、ツンデレだ!

幻想郷の実力者ってのはツンデレが多いのか?

 

「兎に角、ありがとう」

 

だが、俺の感謝の気持ちは変わらない。多分だが天子は授業を抜け出して来たんだ。そこまでして俺達は助けられた。感謝以外無いだろう。

 

「…なら、私の願い一つの叶えなさい」

「俺、神〇とかじゃ無いから無理な事は出来ないよ?」

「…いいよの。今度私の願いを叶えて貰うから、覚悟しなさい!」

「なんで覚悟されなきゃいけないの!?」

 

そんな感じで俺と天子はその日の授業をサボった。いや~サボるってのは学生だけの取り柄だよな。

 

 

 

そして、次の日。

 

昨日の内に学校の手続きを終えて晴れて今日から学校復帰である。

まあ、俺の両親と電話で話した時に男に戻った事を話したらブーイングを受けたのだが、あの両親なんだ。仕方がない。

 

俺は部屋で着替えをする。

 

そして…

 

「シフトチェンジ」

 

俺の姿が変わる。これはテイルエアーではない。

 

俺の姿は女性。そう、女体化したのだ。

いや~、テイルタイマーから(正式にはテイルバレットから)なんか説明書みたいのが頭の中に流れこんで来て、色々とわかったんだよね。昨日の属性追加機構の制限時間なんかもそうだ。その一つにこのテイルバレットには武器や服等を小型収納出来るスペースがあることがわかったんだ。そこに俺は女体化したときの服を入れた。

更にわかったことは、テイルバレットがあればいつでも女体化出来るってこと。

今の俺は霊夢達が言うならば女の子になれる程度の能力といったところか。

 

え?需要が無い?いや、あるね。

例えば女の子限定のスイーツ展とか、女性限定ケーキバイキングとか…今まで俺が手を出せなかったあのスイーツ達に手を出せるようになったのだ。これは利用するしかない!

え?性欲的なことにも利用するんだろって?

いや、そんなことに使うなんて勿体無いことしないよ。それこそスイーツと性欲を秤に掛ければ普通にスイーツに行く。普通の男子の俺がそれなんだ。そう、これが普通のはずだ。

 

俺は女の子になった格好でリビングに行く。

そこには新聞を読む当真。お前はお父さんか!って雰囲気が出てる。

 

「おう、おはよう、輝跡…って、なんで女の子になってんだよ!?」

「おはよう、当真」

 

マイペースに話をしようとするがそこへ霊夢と天子がリビングに入ってくる。

 

「おはよう…って、あんたまた女の子になっちゃったの?」

「あれー?なんで?」

「いや~自由に女の子になれるようになってさ。それで試しに当真でどんな反応するかやってみたくなってさ」

「上条さんを実験台にしないでください!」

 

そんな朝を向かえ、そして俺は男の姿に戻って学校に向かった。

 

学校では、ソーラちゃんとミライの急な転校により落ち込む生徒達が続出していた。

まあ、俺はいつでもミライとして遊びには来れるけど、あまり来ようとは思わないな。きっとソーラちゃんはあのばか騒ぎが嫌になって転校してしまったに違いない。

まあ、その代わりに総二がツインテイルエンザという奇病との闘病生活を獲て戻ってきた。

 

「おはよう!総二!久しぶりだな!」

「おう、輝跡。久しぶり」

 

本当に久しぶりだよ。全く。

 

「そうだ!総二。実はな、お前がいない間にソーラっていうツインテールが素晴らしい女の子が来てたんだ」

「そ、そうか」

 

なんか戸惑ったような表情をする総二。そうだよな。あんな素晴らしいツインテール美少女を見れなかったんだもんな。それは戸惑ってしまうよな。

 

そう思うと総二って勿体無いな。

 

ソーラちゃんには会ったこと無いだろうし、ツインテール好きなのにツインテイルズの事をあまり聞こうとはしてこないし。てかツインテイルズの面々が全員ツインテール部のメンバーだし。あれ?もしかして総二って…

 

完全に省かれてる!?

 

嘘…あの総二LOVEのトゥアールと愛香が総二の事を省いているなんて…

…いや、もしかして、総二は既にツインテイルズの関係者!?

ってことはどんな事をやってるんだ?

まず戦闘員のテイルレッド、テイルブルー、テイルイエロー、更に俺達。

そして裏方でメカニック&オペレーターのトゥアールこと仮面ツインテール。

一応慧理那先輩の警護の尊先生。

 

じゃあ、総二のポジションってどこなんだ?

 

…あ!もしかして、カウンセラーとかか?

いや、きっとカウンセラーだ。ツインテール好きの総二のことだ、ツインテールに詳しいはずだ。そうなるとツインテールカウンセラーって所か?

ってことは、ソーラちゃんのカウンセリングとかもやってたりとか?

うわー!スゲー羨ましいぞ!

何、カウンセリングとか言って、ツインテール触ったりとか、ツインテール触ったりとかしたのか!

…あれ?なんでツインテール触ったりしたことを妄想しただけなのに俺興奮してんだ?そこは、もっと性的な…いや、なんかこの頃そういうネタに飽きている俺がそれいるのか全然興奮しない。むしろツインテールとか、眼鏡とかしてるだけで興奮する。

 

うーん…もしかして、これがツインテイルエンザなのかな?

 

「どうしたんだ?輝跡?」

「…いや、今日病院に行ってこようと思って…」

「風邪かなんかか?」

「うーん…わからないけど取り合えず行っておこうとは思ってる」

「そうか…」

 

復活した総二と話したその日に俺は病院に行った。まあ、何とも無かったんだけどね。

 

その日の夕方…

 

俺は病院から帰ってきた後、リビング(俺の家の方)でゆったりと本(漫画)を読んでいた。因みに今リビングには同居人全員がいる。(と言っても霊夢と天子、当真がいるだけなのだが)

 

「輝跡、言っておかなきゃいけない事があるんだけど…」

 

口を開いたのは霊夢だった。

あ、俺は男の姿だよ。

 

「何?愛の告白とか止めてね。そういうテンションじゃ無いから」

「誰があんたを好きになんか…いや、その事はどうでもいいわ。話を戻すわね」

 

おーと、俺のボケがスルーされたぞ!?

 

「今度の夏休み、私達幻想郷に帰るから」

 

え?

 

「まさかの、お別れ…」

「大丈夫だ!輝跡。俺達は戻ってくる」

「そうか。なら、霊夢と天子は俺の懐に飛び込んでくるのか?あ、当真はいらないぞ」

「誰が飛び込むのよ!」

「…」

「そうだ!霊夢をこれ以上口説くな!上条さんが許さないぞ!」

「大丈夫だ。当真よ。霊夢とはこういうボケをかましあうのがもう定番になっているだけだ。霊夢のことは当真が一生面倒見てやればいいことだし」

「な!い、一生面倒見るって…」

「おう、一生面倒見るに決まってるじゃないか!」

「ちょ!?兄貴!?」

「兄妹なんだからな!」

 

その一言がいらない。

 

「あ~に~き~!!」

「え!?なんで霊夢さん怒ってるんですか!?ちょ!?ギャーーーーー!!」

 

霊夢に襲われる(物理的に)当真を俺は心から応援した後に天子の方を見る。

さっきからなにも言わない天子。どうかしたのかな?

 

「あ、あのさ…輝跡は私達がいなくなったら寂しい?」

「うーん…寂しいと思うよ」

「なら!私…」

「でも、実家には帰っておいた方が良いと思うし、故郷の空気を吸えば気分も一新出来ると思う。だから、帰った方がいいよ」

「…そう…」

 

なんか俺言っちゃいけないこと言った?

 

「なら、帰るわよ!」

 

逆ギレされた!?

 

「なんで怒ってるの!?」

「知らないわよ!馬鹿輝跡!」

 

何なんだよ、天子は…

 

そんなこんなで夏休みまで数日に迫っていた。

 

相変わらずエレメリアンは攻めてくる。

それでも、俺達は戦わないといけない。

好きなものを守るために。

俺は俺の好きなものを守るため、ツインテイルズはツインテールのために…

 

そう、まだ戦いはこれからなのだ!




久しぶりの次回予告♪
輝跡「ほんと、久しぶりだな!」
今回でやっと一区切り。新オリキャラも登場に、ヒロインも現れてやっと面白くなって………………来たのかな?
輝跡「おい!作者!」
とりあえず次回してみっか!


次回予告

ソーラとミライがいなくなった学園。
始まる少年達の夏休み!
そこで集まることになったツインテイルズ!
強化合宿と言う名の異世界旅行!
この時、輝跡ことテイルエアーは…

次回

新章!異世界へ!!

に

テイルドライブ!!
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