俺、ツインテールになります。AIRs HERO   作:風墳K

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第4話です…

取り合えずどうぞ…


第4話 ツインテールな仲間

俺は体育館の上から校庭を見た。そこには恐るべき光景があった。

 

テイルレッドが女子生徒(ブルマを履いた)に囲まれているのだ。それを嫌がるテイルレッド。男ならあれは御褒美でもなんでもない。だが相手は幼女。小さい子どもに発育が良い女子生徒が群がって抱き付いたりしている。

 

テイルレッド…そこ代われ…

 

そう思った。だがそれは勘違いだったのだ。

 

「あ!あそこにテイルエアーが!」

 

一人の女子生徒が此方に気が付き指を指す。

こらこら、人に指を指してはいけませんよ。

そして女子生徒達が目の色を変えて此方を見る。

その瞬間に寒気が走る。これは…下手すれば女の子としての大事なものを失う。そう本能で悟った。そしてさっきまでの憧れは恐怖に変わる。

 

女子生徒達が此方に向かって来ているのだ。しかも体育館をよじ登って。これはある意味でホラーである。そう、この時俺は思った。

 

(逃げないと…ヤバい!!)

 

俺は逃げようとする。だがまだテイルレッドは女子生徒達に拘束されている。このまま見捨てることは簡単だ。だがそれでいいのかテイルエアー?

 

いくないだろ。テイルレッドは嫌がっているんだ。助ける以外の手段はない!そしてそれがきっかけでテイルレッドと…ゲフンゲフン

 

兎に角テイルレッドを救出だ!

 

俺は体育館の上から飛び降りてスピードを出して女子生徒を縫うように避けながらテイルレッドの所まで行く。女子生徒達は突然なことに戸惑う。その隙にテイルレッドの手を掴みそこから脱出する。

 

そして人気の無い路地裏に行く。

 

「はぁ、はぁ…ここまでくれば大丈夫」

「えっと…ありがとう、テイルエアー」

 

テイルレッドから感謝の言葉を貰う。いや…可愛い…

 

こんな幼女がこの世にいたのか?まだ二回程しか会っていないが心を奪われた。そう思った。

 

「あ、ちょっと待ってて」

 

テイルレッドがそう言って何か独り言を話し始めた。いや、この場合独り言では無く通話をしているようだ。通話相手がいるということは仲間がいるということだ。テイルレッドは一人で戦っている訳では無かったのか!?

 

心の中で安心する俺。待てよ…俺はテイルレッドの仲間(自称)だ。ってことは…テイルレッドに仲間=俺の仲間ってことにならないか?

 

…もし、その仲間が敵の場所がわかるような道具もしくは敵の場所に転送してくれるような道具を持っていたら是非とも欲しい。てかそれないと今後の活動(エレメリアンとの戦闘。けしてテイルレッドの活躍を見たい訳ではない)が国内というかこの町周辺に限定されてしまう。そうなればいつかは姿がばれる。

 

俺は男だ。だが世間一般的には女の子…いや幼女だ。もしその正体が男だとわかれば…世間一般的にもその以外にも何されるかわからない。特に変態達に。

 

それを防止も予てそういう道具が欲しいのだ。

 

「テイルレッド、ちょっといい?」

 

俺は通話の途中で話しかけた。

 

「おう、なんだ?」

 

男口調で返された。ある意味萌えポイントだな。

 

「頼みがあるんだけどいい?」

「頼み?」

「そう。僕、敵の場所に行く移動手段が無いんだ。だからお願い!移動する道具か何かください!」

 

俺は頭を下げてお願いする。ツインテールが地面に付きそうになるがギリギリ付かなかった。

 

「ちょ!ちょっと待ってくれ!今トゥ…仲間に連絡してみる!」

 

そう言ってテイルレッドは仲間と通話をまたし始めた。この場合は人気が無い。だから大丈夫だとは思うが人が来ないかどうか警戒はしておいた方がいいだろう。

 

…人気が無い?そうか!ここでテイルレッドを押し倒しても誰にも気付かれない!!

 

ダメだ!こんな純粋な女の子を押し倒すなんて俺には出来ない!

 

「テイルエアー?」

「ひゃ!?」

 

いきなりテイルレッドに呼ばれて驚く。そして可愛らしい声が路地裏に響く。自分でもこんな声が出たのにビックリだよ。それにしてもテイルレッド、もう通話が終わったようだ。以外に早いな。

 

「今から俺達の秘密基地に案内するよ。着いてきて」

 

そう言って此方を見る。テイルレッドのための秘密基地!?

うおおお!男の夢である秘密基地!?テイルレッドは秘密基地から出撃してるのか!?男の夢をとことんわかっている幼女じゃねーか!これはポイント高いぞ!!

 

…あ…ついやってしまった…この考えも全てあの両親のせいだ…うう…

 

少し落ち込みながらもテイルレッドを見る。

 

テイルレッドは少し心配そうに此方を見たが俺は大丈夫と手を振った。

 

そして移動するテイルレッド。それに付いていく俺ことテイルエアー。

 

数分後、また人気の無い路地裏に着いた。てかあまり移動していない。ほとんど人気の無い所を歩いただけだ。大体20㍍から30㍍ぐらいだ。

 

そこには不自然に何か置いてある。テイルレッドはそれを拾って操作する。どうやら何かの端末のようだ。

 

「テイルエアー、ちょっとこっちに来て」

 

テイルレッドから指示をされる。それに従いテイルレッドの真横に来る。そしてその端末を除きこむ。何してるのかさっぱりわからない。

 

その時、光が二人を包む。

 

そして気が付いたら近未来的な部屋にいた。一面灰色という感じの部屋だ。近未来の会議室といった感じの部屋だな。

 

「テイルエアー、少し待っててくれ。今仲間を呼んでくるから」

 

そう言ってテイルレッドは会議室の扉だと思われる場所に行く。扉は自動的に開きテイルレッドは会議室から出ていった。そして自動的に閉まる扉。俺は一気に暇になってしまった。取り合えず会議室の椅子に座ろう。

ここはやはり会議室のようで椅子や机が用意されている。

 

椅子に座って数秒後、会議室の扉が開く。そこには仮面を着けた女性が立っていた。なぜ仮面を着けているのに女性なのかわかったかって?それは…あの胸だ。デカイ、デカスギル。

 

「貴女がテイルエアーですね」

 

仮面を着けた女性が話しかけてきた。この女性は体つきからして女性体型の理想論そのものを表している。所謂ボンキュボンなのだ。

それとさらさらとした銀色の髪。美しい。

だが、なぜか白衣を着ている。白衣からしてこの女性は科学者なのだろう。

 

「私はテイルレッドの仲間の仮面ツインテールと言います」

 

すとーーー!

 

椅子と机を巻き込んで転ける。ツインテールじゃ無いのに仮面ツインテールかよ!そんな発想無かったわ!

 

「大丈夫ですか…ぐへへへ…」

 

何だろう。あの仮面の下では恐ろしい笑顔があるような気がする。

 

「大丈夫です。で…あの…」

 

俺は用件を言おうとした。だがそれを知っているのか仮面ツインテールは

 

「私達との通信機器と敵の場所に移動するための端末…が欲しいのですね」

 

そう答えた。そうだと言わんばかりに首を立てに振った。

 

「いいでしょう。わかりました」

「ありがとうございます!」

 

感謝の言葉を出す。以外に簡単に話しが進んだぞ!やった!

 

「ですが、条件があります」

「!?」

 

ここに来て条件が出るか…予想は出来た。だが…仲間になるとしても、自分の正体を明かすのはちょっと抵抗がある。

 

「で…その条件ってのは何ですか?」

 

そう聞いた。やはり正体を知りたいということだろう。

 

「今夜…一緒に過ごして貰います。あ、大丈夫ですよ。優しくしますから…ぐへへへ」

 

いやーーーー!!最悪な展開が来た!!

正体を知られるよりも最悪だ!!

下手すれば俺の大事なものを二つ(男と女の)が奪われる!!

 

「いやーーー!!」

 

俺は無意識に、正当防衛として右ストレートを仮面ツインテールに咬ましていた。仮面ツインテールは変な声を出しながら壁に激突。激突した壁にはクレータが出来ている。

殺ってしまった…だが…何だろう、こいつはここで死ぬ運命だったと何となくわかる。変態は死すべしとか言ってた人がいたっけ…今ならその気持ちわかるぞ。

 

「な…なかなかの攻撃質量ですね…」

 

仮面ツインテールが這い上がる。あ、生きてた。てか、普通死ぬレベルだぞあれ。よく生きてたな。

 

「まあ、冗談はさておいて…」

 

いやいや、冗談じゃ無かったよね?本気で言ってましたよね?

 

「まず、最初に言っておきます。私達は貴女の正体を知りたいです」

「けど…」

 

わかってた。テイルレッドや目の前の変態…仮面ツインテールは俺の正体を知りたがっている。いや、世間一般的にもテイルレッドとテイルエアーの正体を知りたいに決まっている。

だからこそだ。俺は他の人達を…皆を絶望させたくない。テイルエアーという少女が実は男なんて知りたくない真実。それこそ一番恐れていることだ。

 

「ですが…今は貴女の正体を問いただすのは止めます」

 

…予想外の言葉だった。俺の正体を聞かないのか!?

 

「いずれ、自分の正体を話すことにはなると思います。それが今か後になるだけの話しです。だから、私とテイルレッドは話し合い、正体を聞くことを後にしたのです。その代わりにテイルレッドの正体も話す気はありません」

「そ…そうですか…」

 

短時間にそんな話し合いを…

 

「ですが、それとは別に聞きたいことがあります」

「なんですか?」

「貴女は…貴女の属性力は何ですか?」

「属性力?」

 

聞いたこと無い単語が出てきた。属性力?なんだそれは?

 

そのあと、仮面ツインテールからアルティメギルのこと、属性力のこと、仮面ツインテールのほんの少しの過去を教えて貰った。

俺も必死に戦おうとしたら変身出来たことを明かした。

 

「…おかしいですね…」

「?」

 

仮面ツインテールは端末を取り出して操作し始める。何をしているのかわからない。

 

「今、貴女の属性力を調べているのですが…貴女は属性力がありません」

「え?」

 

属性力が無い?予想外の言葉だ。え?属性力の話しは聞いていた。だが、属性力が無ければ変身出来ないしエレメリアンと戦えない。どういうことだ?

 

「なぜ、貴女が変身出来たのか…謎です。少し調べてもよろしいですか?ぐへへへ…」

 

俺は右手を構える。

 

「え…と冗談ですよ。ははは…」

 

いや、その言動…冗談じゃ無かったよね?

 

「まあ、貴女に属性力が無いのは確かです。ですが戦えないということは無いようですね。私も知らない技術が使われている可能性がありますが、今は聞かないでおきます」

「ありがとうございます」

 

俺は仮面ツインテールに感謝の言葉を出す。今俺の変身アイテムを取られたら、変身が解けてしまう。せめて、もう少し後にしたい。テイルレッドに正体を明かせるように強くなってから。

 

「…これが貴女の言っていた道具です」

 

仮面ツインテールは白衣のポケットから端末を二つ取り出す。一つは通信機器、一つはテイルレッドが使っていた端末のようなもの。

 

「こちらが通信機器。私と通信も出来ますしテイルレッドとも通信が可能です。そしてこちらが…」

 

後に説明された端末は簡単に言えばワープ装置のようだ。名前は…中二臭いので忘れた。

どうやらこの端末ことワープ装置はどこにいてもこの秘密基地に来ることが可能なようだ。そしてこのワープ装置の良いところはワープした座標に戻れるということ。別の場所にもワープ出来るということだ。しかも、この秘密基地には大型のワープ装置もあり、そこから世界各地に移動出来るそうだ。

 

「ありがとうございます。何から何まで…」

「まあ、そこは、体で払って貰いますけど…」

「右ストレートします?」

「すみません。嘘です」

 

あの右ストレートがかなり効いたようだ。まあ、変身して身体能力が上がってるもんな。てかよく仮面ツインテールは死ななかったよな。毎日のようにこういう攻撃を受けているのか?いや、まさか既にこの姿は変身している状態…それならあの耐久力…納得行く。

 

「それじゃあ、僕帰るね」

「え~」

 

何だよその子供らしい言い難は。

 

「今度は私と遊びましょう。ぐへへへ…」

「必殺の…左ストレート!!」

「右じゃなく左!?グヘ!!」

 

また壁にクレータが出来た。テイルレッド…まさか毎日こんな変態と夜を!?いやいや、あの子はそんな子じゃない。…はず…

 

俺は仮面ツインテールが延びている間にワープ装置を使い秘密基地から抜け出す。出たのはテイルレッドと一緒に秘密基地に行った路地裏だ。

 

俺は変身を解除する。

 

つ…疲れた…

 

何だろう、凄い疲労が溜まった。

 

けど…テイルレッドの仲間になれた…はず。

 

これからは世界各地に行ける…

…あのお二人は元気だろうか…いや、両親じゃないよ。あの両親は年がら年中元気しか取り柄が無いから。

あのお二人…怪人と戦う正義のヒーロー…

 

ワープ装置もあるし、今度会いに行ってみよう。






輝跡「おい、作者…」
なんでしょうか…
輝跡「女の子と絡みを増やすって言ったよな?」
実現したろ?
輝跡「変態は例外だろ!」
トゥアール可愛いじゃん
輝跡「おい!名前言うな!!メタ発言だぞ!」
え?大丈夫だよ。そんなこと本編では響かないし。それに、他にも絡みを用意してるから…
輝跡「本当か!?」
本当。だから、次回予告よろしく。
輝跡「おうよ!!」

次回予告

やっとの思いで友達が出来た俺。
更には隣に住む女の子は超可愛い!!
青春を費やす俺。
だが、エレメリアンはそれを許さない…
果たして、俺は青春を送れるのだろうか!?

次回 主人公とツインテール

に テイルドライブ!!




輝跡「おい、この次回予告」
え?クロスオーバー回だけど?
輝跡「それを先に言え!!」

それじゃあ、お楽しみに~
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