やはり俺の魔法科高校入学はまちがっている。   作:T・A・P

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やはり俺の魔法科高校入学はまちがっている。 染

 

 

 放課後、司波達也は「頑張ってねぇ~」と司波深雪とともに送り出された。その表情はまったく乗り気ではないとはいえ、やるべき事だと飲み下して重い足を引きずっていた。

 そんな司波達也の後ろ姿を三人は見送り自分達も帰ろうとして、教室にいるはずの比企谷に声をかけた。

「比企谷、お前はど……あれ、もう帰ったのかよ」

「さっきまで居たはずなんですけど」

「まぁ、帰ったんならいいじゃん。あたしたちも帰ろ」

 教室内を見まわしたが比企谷の姿を発見することはなく、三人は連れ立って教室を後にした。

 実のところ比企谷八幡は教室内に残っていた。

「ったく、あんま関わってくんなよな」

 鬱陶しそうに頭を掻きながら教室を出る。

「やっぱり残っていたわね」

 教室を出ると、ずっと待っていたのか雪ノ下と由比ヶ浜が立っていた。

「さっきエリカたちと会ったんだけど、ヒッキーは教室にいないって言ってたから勝手に帰ったと思っちゃった」

「まったく、いい加減私達以外の人と関わったらどうなのかしら」

「そんなの面倒だろうが。てか、教室くらいはぼっちでいさせろよ」

 比企谷は二人を先導するように教室の前から移動し、預けていたCADを取りに行く途中だった。

「いいえ、あなたはいざという時に無茶をしすぎるのを自分で分かっているかしら」

「そうそう、ヒッキーは無理しすぎるよ。一人にしていたら絶対危ない事するんだから」

「俺がいつそんなことをやったんだよ」

「「3年前」」

「……オボエテネェナ」

 

 3年前、大亜連合と旧ソビエト連邦が沖縄と佐渡に侵攻してきた事件。始めは沖縄の方に加勢する手筈になっていたが、現地で優秀な援軍が偶然旅行で来ていたらしくすぐに制圧されたと聞かされ佐渡へと赴く事になった。佐渡に行くと後にクリムゾン・プリンスと呼ばれる事になる一条家の次期当主、一条将輝を目撃していた。

 比企谷は、その姿をまじかで見て思ったことがある。「こいつは使える」と。

 佐渡での一件では、一条の協力で佐渡侵攻事件が早期に解決されたとなっているが、一条があれほど派手に暴れ回っていた裏では、比企谷が敵の幹部を暗殺したことが一番の要因だった。比企谷は、敵からも味方からも、一条という隠れ蓑を利用し表舞台に出ると言う愚行を回避した。

 ただ、そのころは今に比べて未熟で最後の詰めを誤り、大けがをして雪ノ下と由比ヶ浜の元へ帰る事になった。二人には佐渡のことは秘密であったがなぜかあっさりばれてしまい、力試しに参加したら返り討ちにあったと嘘をついておいた。

 けがが治ったあと沖縄防衛戦の援軍の存在を調べてみたが、どうにも情報はいっこうに得ることはなかった。

 

「比企谷君、彼らは私から見てもいい人たちよ」

「そうそう、それに楽しそうじゃん」

 ああ、そう言えばこいつらに『お前ら以外の人間を信用できねぇ』とかなんとかでっち上げた理由を言ったことがあったな。と、思い出した。

「へいへい、考えるだけ考えておく」

 そう、気のない返事を返しちょうど保管室についた。そして、生徒会に行ったはずの司波達也が自分のCADが入っているであろうケースを受け取っているところに遭遇した。

 

 

 

 司波達也達の話を聞けば、どうやら司波深雪が売り言葉に買い言葉で司波達也が副会長と模擬戦をする事になったらしい。比企谷はその模擬戦を見てみたいと思ったが、自分が言えば断られる可能性が高いと感じ二人が言い出すのを待った。本命は由比ヶ浜、ってところか。こう無邪気に「模擬戦って何やるの、あたしたちも見てもいい?」というのが想像できる。

「司波君、その模擬戦を私達も見学できないかしら?」

 予想は外れ、雪ノ下が口を開いた。

「なぜ?」

「上級生の戦い方を見てみたいのだけれど」

 どうやら、目的は副会長の実力のようだ。

「それは……聞いてみないと分からないと思うのですが」

「なら皆で行こう!」

 司波達也は諦めたように第三演習場へと足を向けた。

 

 

「戻ってきた…いつの間にお前の兄妹は増えたんだ」

「渡辺先輩、分かっていて言わないでください。この三人が模擬戦を見学したいとのことですが」

「ん、良いんじゃないか。見られて困る事もないしな」

「そうですか」

 司波兄妹につられて比企谷達が演習場に入ってきた。

「渡辺風紀委員長、そのせつはどうもありがとうございました」

「ありがとうございました」

 雪ノ下が真っ先に頭を下げ、続くように由比ヶ浜と比企谷も頭を下げた。

「ん? ああ、なんだあの時の三人か。ならなおさら大丈夫だ、ゆっくり見ていくといい」

 再び三人はお礼をいい、邪魔にならないように部屋の端に移動した。比企谷は入ってくる特に、演習場の真ん中で準備をしている副会長からの視線に気がついた。完全に格下を見下している視線を無視して、持っていたケースを足元に置き始まるのを待った。

「しかし、意外だったな」

「なにがですか?」

 渡辺先輩が司波達也に声をかける。

「君が案外好戦的な性格だったという事が、さ。他人の評価などあまり気にしない人間だと思っていたからね」

「こういう私闘を止めさせるのが風紀委員の仕事だと思っていましたが」

「私闘じゃないさ。これは正式な試合だ。

 真由美がそういっただろう?

 実力主義というのは、一科と二科の間のみに適用されるものではないんだよ。むしろ、同じ一科生の間こそ適用されるものだ。

 もっとも、一科生と二科生の間でこういう決着方法がとられるのは初めてだろうね」

 そんな話が聞こえてきているが、渡辺先輩は楽しそうに司波達也は少し憂鬱そうな表情をしている。

「先輩が風紀委員長になってから『正式な試合』が増えたんじゃありませんか?」

「増えているな、確かに」

 その悪びれもなく言う態度に、司波達也だけではなく後ろに控えていた司波深雪や離れていた比企谷達にまで苦笑を浮かべさせた。

 と、渡辺先輩がいきなり司波達也に顔を近づけた。どうやら内緒話をしているようだがおそらくアドバイスか何かだろう。

 その間に控えていた七草会長が三人に話しかけてきた。

「あなた達、どうしたの?」

「突然すみません。私が上級生の実力を見ておきたい、と司波君に無理を」

「そうなの。まぁ、摩利が許可したんだからゆっくり見学していっていいわよ」

「ありがとうございます」

 と、ようやく始まるようでしゃがんだ司波達也がケースから拳銃形態のCADを取り出した。よくは見えなかったが、どうやら二丁入っているうちの一丁だけを使うようだ。CADにカートリッジを取り付け、立ち上がり準備は終わったみたいだ。

「よし、それではルールを説明するぞ。

 直接攻撃、関節攻撃を問わず相手を死に至らしめる術式は禁止。回復不可能な障害を与える術式も禁止。

 相手の肉体を直接損壊する術式も禁止とする。ただし、捻挫以上の負傷を与えない直接攻撃は許可する。

 武器の使用は禁止。素手による攻撃は許可する。蹴り技を使いたければ今ここで靴を脱いで、学校指定のソフトシューズに履き替えること。

 勝敗は一方が負けを認めるか、審判が続行不可能と判断した場合に決する。

 双方開始線まで下がり、合図があるまでCADを起動しないこと。

 このルールに従わない場合は、その時点で負けとする。あたしが力づくで止めさせるから覚悟しておけ。以上だ」

 司波達也と副会長の双方が頷き、五メートル離れた開始線で向かいあう。

 共に引き締まった表情をしているが、副会長の顔には明らかに余裕が垣間見えていた。まぁ、それは当たり前だろう。少なくとも司波達也より一年多く学び、しかも一科生である。それに加え実力は自他共に認めるものだ。自惚れ、油断と言ってしまえばそう言われるような心境だが、それは表面上に限っては当たり前の結論だろう。

「比企谷君、どちらが勝つと思うのかしら」

「あ~雪ノ下はどう思うんだ」

「そうね、普通に考えて服部副会長ね」

「あ、それならあたしも副会長が勝つと思う」

 由比ヶ浜もノッてきた。

「ええ、はんぞーくんは強いわよ」

 どうやら、この場にいる二人以外は副会長が勝つと思っているようだ。比企谷達と生徒会メンバーに挟まれる形で立っている司波深雪はそんな会話を涼しい顔で受け流し、自身の兄が負けるなど微塵も考えていなかった。

 そして、

「いや、司波達也だろ」

 1+1の答えが2、だという当然のことを言うように比企谷は淀みなく答えた。そんな言葉を少し怪訝な顔をしながら雪ノ下と由比ヶ浜、そして七草会長が覗き込むように顔を向けた。七草会長の奥にいる生徒会メンバーもその発言に少しだけ興味を見せていたが、特に追及はなかった。その中で、司波深雪だけは少し驚いた表情をした後、どこか誇らしげに開始を待っている兄に目を向けた。

「始め!」

 司波達也と服部副会長の「正式な試合」、その火蓋が切って落とされた。

 

 

 

 一瞬だった。

 時間に直せば5秒もかかっていなかっただろう。

 司波達也がさっきまで服部副会長が立っていた場所に向けてCADの銃口を向け、服部副会長は開始場所から一歩も動けないままその場にうつ伏せで倒れていた。

「……勝者、司波達也」

 渡辺風紀委員長による勝ち名乗りは、むしろ控えめだった。勝者である司波達也の顔には喜悦はなく、ただ淡々と作業を行うかのようにそれが当たり前の表情であった。

 比企谷、司波深雪を除くメンバー達は驚愕が隠せないのか目を見開いていた。いや、比企谷も少しは驚いてはいたが、しかし、結果が見えていた勝負にそこまで驚くような個所はなかった。身体能力はもう少し上方に修正しておこうかと思ったくらいか。

「待て」

 妹の元に戻ろうとした司波達也を、渡辺風紀委員長は呼びとめた。

「今の動きは……自己加速術式を予め展開していたのか?」

 渡辺風紀委員長の問いかけに、司波深雪と比企谷以外が今の勝負を思い返した。

 

 

『始め!』

 合図を聞いた瞬間、服部副会長の右手がCADの上を走る。

 服部副会長の持つ腕輪形態の汎用型CADの三つのキーを単純に叩くだけとはいえ、その動作には一切のよどみがない。確実に試合慣れしている動作だ。

 

服部副会長の使う腕輪形態の汎用型CADは、司波達也の使っている拳銃形態の特化型CADより魔法の発動スピードに劣る。その分汎用型は多様性に優れてはいるが。

 まぁ、スピードが劣ると言ってもCADは道具でしかなく、使い手次第でその差は変わってくる。故に、服部副会長は重要視していなかった。

 本来、服部副会長が得意とする術式は、中距離以上の広範囲攻撃魔法。近距離、一対一の試合は、どちらかと言えば苦手としている。だが、それも「どちらかといえば」であり、第一高校入学以来の丸一年間、負け知らずだ。

 

 スピードを重視した単純な起動式は即座に展開を完了し、一瞬とも言える速度で服部副会長は魔法の発動態勢に入った。

 しかし、魔法は不発に終わった。

 起動式の処理に失敗したのではない。

敵の姿が、消えたのだ。

 

 司波達也は合図の後に走り出していた。

 魔法を使おうとする動きを見せず、単純な身体能力だけで服部副会長の目の前まで間合いを詰めていた。そこで服部副会長が慌てて座標を修正し、魔法を放とうとする隙をついて後ろに回り込んだ。相手には姿が消えたように見えただろう。

 連続して三波。

 服部副会長の意識は刈り取られた。

 

 

「そんな訳がないのは、先輩が一番良くお分かりだと思いますが」

 瞬間移動と見間違えるほどの、速力。

 生身の肉体には、為し得ない動きに見えた。

だが、渡辺風紀委員長は分かっている。審判としてフライングでCADが起動されていないか、隠し持つCADの存在を想定してサイオンの流れを注視していたからだ。

「しかし、あれは」

「魔法ではありません。正真正銘、身体的な技術ですよ」

「わたしも証言します。あれは、兄の体術です。兄は。忍術使い・九重八雲先生の指導を受けているのです」

 渡辺風紀委員長が、息をのむ。対人戦闘に長じた彼女は、九重八雲の名声をよく知っていた。渡辺風紀委員長ほど八雲のことを知らない生徒会長を含めた生徒会メンバーと雪ノ下や由比ヶ浜も、身体的技能のみで魔法による補助と同等の動きを実現する古流の奥深さに驚きを隠せずにいた。

 比企谷は『あのハゲかよ』と、誰にも聞こえないほどに小さな独り言を漏らしていた。

 もっとも、驚いてばかりではなかった。七草会長が新たに、魔法を学ぶ者としての見地から疑問を投げかけた。

「じゃあ、あの攻撃に使った魔法も忍術ですか?

 私には、サイオンの波動そのものを放ったようにしか見えなかったんですが」

 とは言っても、声も言葉遣いも硬いのはやはり、隠しきれない驚愕の故か。

「忍術ではありませんが、サイオンの波動そのものという部分は正解です。あれは振動の基礎単一系統魔法で、サイオンの波を作り出しただけですよ」

「しかしそれでは、はんぞーくんが倒れた理由が分かりませんが……」

「……比企谷、お前は分かったはずだ」

 急に話の矛先と、目線が比企谷の方に向いた。比企谷は鬱陶しそうな表情をして、司波達也を見返した。

「ったく、急に話しかけんな。びっくりするだろうが」

「それは悪かったな。それで、どうだ」

「はぁ、酔ったんだろ」

「酔った? 本当なの?」

「はい、酔ったんです」

「一体、何に?」

 全員が比企谷から目線を司波達也に戻し、説明を待った。

「魔法師は一般人には見えないサイオンを光や音と同じように知覚しています。それは魔法師には必須の技術です。

 しかし、予期せぬサイオン波にさらされた魔法師は、揺さぶられたように錯覚し『船酔い』のような状態になるんです」

「そんな、信じられない……魔法師は普段から、サイオンの波動に曝されて、サイオン波に慣れているはずよ。

 そんな、魔法師が倒れるほど強力な波動なんて……一体、どうやって……?」

 そんな、七草会長の疑問に答えたのが、市原生徒会会計だった。

「波の合成、ですね」

「リンちゃん?」

 その一言ではここにいるほとんどが理解できなかったようだ。無論、説明はそれで終わりではなかった。

「振動数の異なるサイオン波を三連続で作りだし、三つの波がちょうど服部君と重なる位置で合成されるように調整して、三角波のような強い波動を作りだしたんでしょう。

 よくもそんな、精密な演算できるものですね」

「お見事です、市原先輩」

 市原会計は司波達也の演算能力に呆れているが、それを初見で見抜いた市原会計の方がすごいではないのか、と比企谷はため息をついた。

 しかし、市原会計の本当の疑問点は、もっと別にあったようだ。

「ですが、あの短時間で三回の振動魔法、その処理速度で実技評価が低いのはおかしいですね」

 正面から成績が悪いと言われて、司波達也は苦笑していた。

 その代わり、先程からチラチラと落ち着きなく司波達也の手元を繰り返しのぞき込んでいた中条生徒会書記が、おずおずと推測の形で答えてくれた。

「あの、もしかして、司波くんのCADは『シルバー・ホーン』じゃありませんか?」

「シルバー・ホーン? シルバーって、あの謎の天才魔工師トーラス・シルバーのシルバー?」

 七草会長のその言葉で、中条書記の表情はパッと明るくなった。

「そうです! 『ループ・キャスト・システム』を開発した奇跡のCADエンジニア。その本名・姿・プロフィール。全てが非公開。

 そんな彼がフルカスタマイズした特化型CADが、このシルバー・ホーン! 最小の魔法力でスムーズな魔法発動、しかもこれは銃身が長いモデル!! 『ループ・キャスト』に最適化されているんですよ!

 言い忘れてましたが『ループ・キャスト・システム』とは、一回の展開で同じ魔法を、連続して、何度でも、連続発動できる起動式の事です! もちろん、魔法師のキャパシティが許す限りですが」

「ストップ! あーちゃん、ちょっと落ち着きなさい」

 息が切れたのか、胸を大きく上下させながら、中条書記は目をハート型にして司波達也の手元を見つめていた。

 一方、七草会長は新たな疑問に、首を傾げていた。

「でも、リンちゃん。それっておかしくない?」

 話を振られて、市原会計も頷く代わりに七草会長同様、首を傾げる。

「ええ、おかしいですね。

 ループキャストは『全く同じ魔法を連続発動する』ためのシステム。『波の合成』に必要な振動数の異なる複数の波動は作れないはず。もし振動数を変数化しておけば可能ですが、座標・強度・魔法の持続時間に加えて四つも変数化するなんて……

 まさか、その全てを実行したのですか?」

 今度こそ驚愕に言葉を失った市川会計の視線に司波達也は軽く、肩をすくめた。

「学校では、評価されない項目ですからね」

 七草会長と渡辺風紀委員長がマジマジと見詰めるその先で、司波達也はそれまでと変わらぬ醒めた口調でそう嘯いた。

「なるほどな。

 『魔法発動速度』『魔法式の規模』『対象物の情報を書き換える強度』

 学校の評価はこの三つで決まる。テストが本当の能力を示していないとはこういうことか……」

 呻き声をあげながら、司波達也のシニカルな言葉に応じたのは、半身を起した服部副会長だった。

「はんぞーくん、大丈夫ですか?」

「大丈夫です!」

服部副会長は慌てて立ち上がった。立ち上がった後、司波深雪に近づき、

「司波さん」

「はい」

 歯切れの悪いテノールに、答える。

「目が曇っていたのは私の方でした。許してほしい」

「わたしの方こそ、生意気を申しました。お許しください」

 二人は深々とお辞儀をしていた。

 おもむろに振り向いた。

 一瞬、たじろいた表情を見せるも、服部副会長はすぐに、強気な顔を取り戻した。

 結局、服部副会長は、司波達也と視線をぶつけ合っただけで踵を返した。演習場を出ていく際、比企谷と目が合ったが特に興味が無いらしくすぐに目線を外した。司波達也は認めたが、二科生はやはりまだ下に見ているのだろう。

「生徒会室に戻りましょうか」

 そう、七草会長が声をかけたが司波達也は首を振った。

「俺に、比企谷と正式な試合をさせてもらえませんか」

 

 


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