俺は知ってるぞ。こういう白い空間、そして目の前にいるジジイ。やはりここは……
「俺死んだか。しかも神様の手違いとやらで」
「よくわかるのお、お主。それなら話は早い。お主には転生してもらう」
やっぱりかー……なんかこう、ヲタク冥利には尽きるんだけど、嬉しくない……
「因みに世界は、『聖剣使いの禁呪詠唱』じゃ」
……まじか⁉︎最近一番好きなラノベの世界じゃねえか!
「特典とかはあるのか?」
「あるぞ、他の神もやらかしたときはそうしとるからの」
うーん……じゃあ、
「まず一つ目、俺に
「彼女の前世はどんな風じゃ?」
「んー?くノ一かな。武器は原作の
「要求が多いように見えて実はあまり無駄な能力とかはつけたりせんのか。エンシェントドラゴンにならなくて良いのか?」
「だってあれ立場とか面倒くさくなるし。あ、追加忘れてたんだけど、千里眼が欲しい。彼女には動物や建物とか、あらゆるものの声を聞く能力。ただし両方制御は可能の状態でな」
「それは今世で、ということかの?」
「あったりまえさ。なきゃ要求する意味がない」
「わかった。それではそろそろ、行った方がいいかもしれんから送るぞ。あ、要求の身体能力並びに頭脳と、草笛関連はあまりチートではないから、チートとしては扱わんつもりで頼む」
「わかった。ああ、あと、転生は産まれた時からにしてくれる?」
「それが最後の要求かの?では送るぞ。じゃなかった、すまぬが、彼女の名前を決めてくれるかの?」
あーそれ忘れてたな……じゃあ
「容姿は東方の咲夜さん。あ、髪の色はまんまな。特異体質ってことで。名前は、花崎満月ではなさきみつき。こんなかんじでどうかな?」
「うむ、いいと思うぞ?では送るぞ。あ、能力が覚醒するのは3歳ぐらいからじゃからな」
「いろいろありがとな神様。あんたの神社見つけたらお参りしとくよ」
「わしは稲荷のより高尚なものじゃからの。お参りしたいのなら京都の伏見稲荷かと思うぞ」
「じゃーな神様。また会えたらゆっくり語ろうや!」
「うむ、行ってこい。『逢沢 岳』よ」
そして俺は光の中へ歩いていく。新たな人生を歩むために。
滑り出しとしてはそこそこじゃないかと自分では思っています。