聖剣使いの禁呪詠唱〜よくある神様転生です〜   作:白波風

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作者は自らの書く2作品の人気の違いに戸惑いを感じています。ワルブレってすごい。


第2話 私の心は晴模様

やあみんな、オリ主の岳だ。時は流れた。2日目、いよいよ運命が動き出す日だ。午後の授業、すなわち実技が始まる日だ。要するに《源祖の業(アンセスタルアーツ)》の授業。アリーナに入ると、強い睡魔に襲われるような不思議な感覚がある。おそらくこれが、原作の『夢の世界』な感じなのだろう。

「うわぁ〜〜!すっごいねぇ!《源祖の業(アンセスタルアーツ)》ってこんなこともできるんだ!」

と、隣の満月は大はしゃぎだ。ので、一応解説。

「多分、俺たちの光技じゃなくて闇術のものすっごい使い手……校長かな?辺りが作ったものだろうな。あの人はすごいから」

「なぁに岳?ひょっとして浮気?」

「まさか。俺が愛するのは未来永劫マイハニーのお前だけだぜ」

なんてことを言ってやると、満月は満足そうに笑っている。

そんなこんなでアリーナの中心。担任の田中先生が話し始めた。

「先生は白鉄だから、今日は光技の授業をするよ。先生に注目。君達に手本を見せよう」

なんて言った。そして、

「ほあぁぁぁぁぁぁ」

変な掛け声をあげると、田中先生の体から、陽炎のようなものが生まれた。

「君達には見えるだろう?これが先生の通力(プラーナ)だ」

これがか。なんだか面白くなってきた。オラワクワクすっぞ!クラスメイト達もそうみたいで、先生を急かす。しかし、田中先生はこう言った。

「君達の前世の記憶を参考にやってみなさい。そうすれば必ずできるはずだ」

まあ、当たり前っちゃ当たり前か。

「やったるわー!」「ふぉぉぉ!」「私だってぇ!」

……なんか、みんな空回りしてるな……そんな中、サツキが順当に両手に通力(プラーナ)を纏わせていた。まあ、面倒な方法で、だが。はあ、じゃ、俺もやるか。

「満月、もうやれるだろ?模擬戦しないか?」

「武器無し?いいねそれ!」

満月も了承してくれたので、先生に確認を取る。

「先生!ちょっと模擬戦やってもいいですか?」

「見た所君はまだ門を開けてないようだけど?……まあ、いいよ。亜鐘学園は生徒の自主性も重要視しているし」

ということで、満月とお互いに7歩距離を取る。一歩下がるごとに、一つ門を開けながら。7門を開通させ、記憶と違わない空色の通力(プラーナ)を出し、同じく記憶と違わない、美しさを強調するような銀色の通力(プラーナ)を満月も出していた。

「先生、合図をお願いします」

「ああ、では……始め!」

その声を聞いた、いや、その声があがったと同時に《神速通》で突っ込み、俺と満月の同時に繰り出されたハイキックがぶつかり合った。

「相変わらず初手はそれなんだ?」

「早く終わるに越したことはないからな。結構マジでやったんだが」

「あはは、私だって結構マジだよ?」

「じゃ、全力だ。ついてこれるか?」

「当たり前よ?」

そして、白鉄同士特有の、超高速戦闘を始める。蹴りを主体に戦う俺と、手刀を主体に戦う満月。お互いがお互いを相手取った場合、なかなかいい鍛錬になると言える。しかし、俺は通力(プラーナ)の強さに、一つの可能性を見出していた。

(これ……ひょっとしてアレができるんじゃ?)

と、思い立った俺は、再び《神速通》を活かして一瞬で満月の懐に飛び込むと、満月に拳を当て、通力(プラーナ)全開で超高速で振動させ、満月にぶちこんだ。わかる人はもうわかったはず、そう、アレとは、

「無空波」

これである。流石に手加減はしたけど。全身の力が抜けたように倒れこむ満月を支えながら、戦いを終えた。ちょっと……やりすぎたかな。

※2日目は終わりじゃないぞ。もうちっとだけ続くんだ。




ネタ2個とタグ回収1個をぶっこむ暴挙。わかる人は何人かな?
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