聖剣使いの禁呪詠唱〜よくある神様転生です〜   作:白波風

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タイトルは、今回使うネタと若干の内容の示唆、それに私の適当さを混ぜ込んで完成しています。


第4話 スクラップの時間だぜェェェ! クッソ野郎がァァァァァァ!

やあみんな、オリ主の岳だ。今は何してるかって?そりゃあもちろん、

「もう一回転生してくれば⁉︎そしたらあんたみたいな下衆でもまともな《救世主(セイヴァー)》になれるでしょ!」

「あんだとこのクソアマがぁ‼︎」

喧嘩を傍観中だ。助けん。それで何になる。まあ、ことのあらましはこうだ。

まず、本日も訓練所のアリーナで光技の練習中、石動弟(社会のゴミ)が「《異端者(メタフィジカル)》がいっぱい出てきたら、俺ら仕事増えてウハウハじゃね?」と言い、そしてそれにいつのまにか石動弟(繰り返すが社会のゴミ)の周りにいた腰巾着が同調、下衆い大笑い。それを聞いたサツキちゃんが切れてふっかけ、売り言葉に買い言葉←今ここ

ってわけ。で、まあこの後、原作通りに事は進み、サツキちゃんはあっさり負けてしまった。まあ、これは通力(プラーナ)を使うようになって実感したことだが、両手の門だけごときが七門開通には叶うはずがない。石動弟のクズ加減を見て、その日は幕を閉じる……筈だった。その日の夕方……

「覚悟はいいか!」

「いもーとの敵討ちってかあ?兄貴も辛えなぁ?」

アルェ?なんかおかしいな?田中先生に組まれるはずじゃなかった?なんで普通に戦ってんのこいつら。ご丁寧にアリーナで。で、なんで石動弟は多対一にしとるんや?あいつクズいな、まさかあまり通力(プラーナ)を使えん腰巾着を盾や閃光弾代わりにして、諸葉を確実に潰しに行ってやがる。観客も集まってきてしまった……

「どうしたぁ?終わりかおにーちゃん?ヒャハハハ!」

……ひどいなこりゃ。まるで公開処刑だ。

「……お前にあいつの痛みがわかるか?」

「あ?なんだって?」

「お前にあいつの痛みがわかるかって聞いてんだこのゲス野郎!」

あれ?目がおかしくなったかな?上○さん……いや、一○通行さんか?が諸葉に乗り移ってるように見える。

「お前があいつの何を知ってる!お前にあいつの努力がわかるか?お前にあいつの健気さがわかるか?お前にあいつの可愛さがわかるか?お前はあいつの何もかもを知らないのにあいつをコケにするんじゃねぇ!何も知らないお前に、あいつを語らせやしねぇ!だから俺は負けらんねぇんだよ!例え一対多でも!お前に負けていい理由にゃならねぇんだよぉぉぉぉ!」

これは……あれを叫ばざるを得ないっ!

「カッコイイーッ!‼︎惚れちゃいそうだぜぇ諸葉!‼︎」(注:藤○啓治ボイス)

そう叫んでから俺は客席からスタジアムへ飛び降りる。通力(プラーナ)を使って難なく着地、諸葉の背中側に立って、静かに天椿を呼び出すと、こう叫んだ。

「亜鐘学園一年一組出席番号一番白鉄逢沢岳!義によって助太刀いたす!」

 

岳 Side out

 

わーにんわーにん

ここからは下手な三人称視点並びに戦闘描写があります。そんなの見たくないでござる、という方は読み飛ばしてね!(戦闘で終わりではないため)

 

「諸葉、お前は石動に集中しろ、俺は雑魚を片付ける」

「わかった。一人強い奴がいるから気をつけろよ」

二人はそう短い会話を交わすと、お互いの敵に向かって走り出した。

アリーナの中心では、諸葉が石動と武器を打ちつけ合っている。少し離れたところでは、岳が諸葉の邪魔に向かおうとする奴からどんどん斬り伏せていく。五人いる中の四人を斬り伏せ、最後の一人と対峙する。

「……お前、七門開通してるな。感覚でわかる」

岳はそう言って武器を構える。相手も同じように武器である両手用の無骨な大剣を取り出し、構えた。お互いに全力で通力(プラーナ)を使いぶつかり合う二組の戦いに、彼らを見守る観客達は、飲まれてしまったかのように一言も発することができなかった。

諸葉は持ち前のスピードによって石動を翻弄し、石動の動揺や怒りを誘って単調になる攻撃の隙をつく戦い方を見せる。岳は、スピードとパワーを使って、大剣の男と打ちあう戦いを見せていた。と、二人に今までなかった動きが生まれた。岳は腰の鞘に武器を戻すと、そのまま鞘を左手で掴み、右手で柄を掴み腰を落とすと、集中しているかのように目を閉じた。一方諸葉は、唐突に頭を抑えたかと思えば、目をかっと見開いた。

(思い……出したっ!)

心の内でそう叫び、諸葉は何もない中空に左手を、さらに言えば人差し指を向け、思い出した通りに古代文字をその中空に書き出し、その詠唱を始めた。

「綴る!」

 

冥界に煉獄あり 地上に燎原あり

 

炎は平等なりて罪悪混沌一切合切を焼尽し 浄化しむる激しき慈悲なり

 

全ての者よ 死して髑髏と還れ いざや火葬の儀を始めん

 

そう言い放つと、諸葉は締めに拳でその文字列を叩いた。

それで、終。

あっという間に生まれた業火が、石動を飲み込み燃え盛った。

第三階梯闇術《火葬(インシネレート)

白鉄であるはずの諸葉が、なぜか闇術を使えていた。

諸葉が詠唱を始めたのとほぼ同じ頃、岳は目を開くと、そのまま瞬時に相手の後ろにいた。相手は振り返った時、そのまま血を流して倒れた。静かに通力(プラーナ)を出すのをやめた岳は、そのままただゆっくりと立ち上がり、諸葉の方へと向かった。そして諸葉も終わらせ、こちらへと向かってくる。二人は右手を上げると、そのままハイタッチをして、アリーナの出口へ静かに向かった。その決着に、集まっていた観客達はただ呆然と二人を見ていることしかできなかった。

 

岳 Side

ふぃー。終わった終わった。いやはや、久々に暴れれて楽しかったわ。と、諸葉がこう言いだした。

「貸し一……って奴か?今度なんか奢るよ」

ほうほう、それなら……

「ひとつ頼みがある。金土日潰しちまうが大丈夫か?」

「まあ、問題はないな。てかそんなに大変なのか?」

「まあ、ちょっと大掛かりなだけだ。あんまり気負わないでくれ」

と、まあこんな感じで、今日は終わりだった。明日、満月に無茶した事を謝んなきゃな……

 




すいません!前回言っていた事を何一つしていませんでした!次回は必ず書きます。
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