神々の戦争   作:tuki21

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第11話:竜騎士顕現

 誰もいない第一デュエル場。対峙する和輝(かずき)鷹山(たかやま)

 すでに神々の戦争(デュエル)は始まっている。あとは、互いに全力を尽くして、雌雄を決するのみ。

 

和輝LP8000手札5枚

鷹山LP8000手札5枚

 

 

「俺の先攻!」

 

 先攻を勝ち取ったのは和輝。彼は五枚の手札に一つ一つ目をやり、吟味する。

「和輝、大ファンな相手とのデュエルだけど、気を抜かないでくれよ。何しろ相手は資格こそ持っていないものの、その実力はプロデュエリストに匹敵するといわれているんだからね」

「気を抜く? できるわけがないだろ。実力を置いておいても、俺たちほかのデュエリストになくて、鷹山勇次(ゆうじ)にあるものがあるんだ」

「君になくて彼にある物? それはいったい何?」

 

 半透明のロキの疑問が和輝の耳朶(じだ)を叩く。和輝は前を向いたまま言った。

 

「ロキ、お前ゴヨウ・ガーディアンのカードは知ってるか?」

「知ってるさ。デュエルモンスターズの歴史の中に時折現れる、明らかに性能がおかしいカードの一枚だろ? 今は禁止カードだけど、デュエル刑事(デカ)では警視総監から牛角(うしかど)警部に特別にデュエルでの使用許可をもらったカードとして登場して、牛角警部の切り札的カードだ」

「正解。そしてな、ロキ。鷹山さんはファンのイメージを崩さないために、使うデッキはドラマと同じだ。当然、ゴヨウ・ガーディアンは禁止カードだから使用できないはずだよな?

 だが、このデュエル刑事の世界的人気を受けて、国際デュエリスト認定委員会から世界で唯一、禁止カードのゴヨウ・ガーディアンの公式デュエルでの使用を認められているんだ」

「何……だと……?」

「つまりカードアドバンテージの差が、既にあるってことだな。

 

 だから、最初から出し惜しみはしない。俺はカードを三枚セットし、クリバンデットを召喚する」

 和輝のフィールドに現れたのは、クリボーを一回り大きくし、盗賊のような頭巾と眼帯を装着した目つきの悪い悪魔族モンスター。

 

「俺はこのままエンドフェイズに入り、クリバンデットの効果発動。このカードをリリースし、カードを五枚めくる」

 

 クリバンデットの姿が消え、和輝のデッキの上から五枚のカードが自動的に排出される。

 めくられたのはダンディライオン、ドッペル・ウォリアー、闇の誘惑、見習い魔術師、E・HERO(エレメンタルヒーロー) シャドー・ミストの五枚。

 

「闇の誘惑を手札に加え、残りは墓地に送る。この瞬間、墓地に送られたダンディライオンとシャドー・ミストの効果発動。俺のフィールドに綿毛トークン二体を守備表示で特殊召喚。さらにシャドー・ミストの効果でデッキからE・HERO ブレイズマンを手札に加える。改めて、ターンエンド」

 

 

クリバンデット 闇属性 ☆3 悪魔族:効果

ATK1000 DEF700

(1):このカードが召喚に成功したターンのエンドフェイズにこのカードをリリースして発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中から魔法・罠カード1枚を選んで手札に加える事ができる。残りのカードは全て墓地へ送る。

 

ダンディライオン 地属性 ☆3 植物族:効果

ATK300 DEF300

(1):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。自分フィールドに「綿毛トークン」(植物族・風・星1・攻/守0)2体を守備表示で特殊召喚する。このトークンは特殊召喚されたターン、アドバンス召喚のためにはリリースできない。

 

E・HERO シャドー・ミスト 闇属性 ☆4 戦士族:効果

ATK1000 DEF1500

「E・HERO シャドー・ミスト」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「チェンジ」速攻魔法カード1枚を手札に加える。(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「E・HERO シャドー・ミスト」以外の「HERO」モンスター1体を手札に加える。

 

 

「さーて、俺のターンだ。ドロー!」

 

 ターンは和輝から鷹山に移る。鷹山はちらりと和輝を見た。

 いい目をした少年だ。まっすぐで、全力でぶつかることに躊躇はない。好ましい姿勢だ。やはりウェスタの言うような、後ろから襲い掛かるような卑劣漢ではないと確信できる。

 契約した神であるロキも、邪神といわれているがこっちにサインを求めてきたのだ。あのドラマの良さが分かる奴に悪い奴はいない。きっとそうだ。

 

「何をしている勇次。お前のターンだぞ」

 

 半透明のウェスタから叱責を受けた。悪いと思い、鷹山は思考をデュエルに切り替える。

 

「こいつでいくか。ジュッテ・チェイサーを召喚」

 

 鷹山のフィールドに現れたのは、一見するとチューナーモンスターのジュッテ・ナイトに見える。ただ、徒歩だったジュッテ・ナイトと違い、そのモンスターは赤い大型バイクに乗っていた。

 

「ジュッテ・チェイサーの効果発動! 手札からジュッテ・ドッグを特殊召喚!」

 

 左手でバイクのハンドルを、右手で十手を振り回すジュッテ・チェイサー。その姿に率いられるように現れたのは、十手を口に加えた大型犬。吠えることはないが、低い体勢から威嚇の唸り声をあげている。

 

「切り込み隊長みたいな効果、か」

「違いはレベル、として、ジュッテ・チェイサー自体がチューナーってところだね。即シンクロ召喚につなげられる」

 

 ジュッテ・チェイサーのレベルは2、ジュッテ・ドッグは1。合計レベルは3。

 

「レベル3のシンクロといえば、来るね、牛角警部の得意モンスターが」

「ああ」

 

 身構える和輝。それに応えるように、鷹山が笑う。

 

「じゃ、ファンの期待に応えるか。レベル1のジュッテ・ドッグに、レベル2のジュッテ・チェイサーをチューニング!」

 

 シンクロ召喚。

 二つの緑の輪となったジュッテ・チェイサーと、それをくぐって一つの白い光星(こうせい)となったジュッテ・ドッグ。ジュッテドッグだった光星が、一本の光さす道へと変わる。

 光が満ちる。

 

「桜の代紋その背に背負い、胸に刻むは正義の心! シンクロ召喚、でませいゴヨウ・ディフェンダー!」

 

 光の(とばり)の向こうから現れるのは、二頭身の小柄な影。

 歌舞伎役者のようなメイクと髪型の頭、身体を隠せる巨大な盾を左手に、右手に十手を握り締めたモンスター。その姿は岡っ引きが一番近いか。

 

「この瞬間、シンクロ素材となったジュッテ・ドッグの効果により、俺はカードを一枚ドロー。さらに俺のエクストラデッキにいる残る二体のゴヨウ・ディフェンダーの効果発動! こいつらをエクストラデッキから特殊召喚!」

 

 一体のみだったゴヨウ・ディフェンダーの両脇に、さらに二体のゴヨウ・ディフェンダーが現れる。ゴヨウ・ディフェンダーたちは口々に「御用だ。御用だ!」と言って和輝を威嚇する。

 

「来たよゴヨウ・ディフェンダー。一体出ただけで三体並ぶって凄いよね」

「その分、召喚しにくいレベル3のシンクロモンスターなんだろうけどな。――――来るぞ」

 

 身構える和輝。その眼前で、鷹山が動く。

 

「バトルだ。ゴヨウ・ディフェンダーで綿毛トークンを攻撃!」

 

 エクストラデッキから自身の効果によって特殊召喚されたゴヨウ・ディフェンダーは攻撃できない。ゆえに攻めてくるのはシンクロ召喚されたゴヨウ・ディフェンダー。だが綿毛トークンのステータスは攻守ともに0。撃破は容易。

 案の定、ゴヨウ・ディフェンダーの十手の一撃を受け、綿毛トークンはあっさりと消滅した。

 和輝の狙い通りに。

 

「この瞬間、リバースカードオープン! スピリット・バトン! このカードは戦闘破壊された俺のモンスターと同じレベルのモンスター一体をデッキから手札に加えることができるカード。俺はレベル1の異次元の精霊を手札に加えます」

 

 転んでもただは起きぬとばかりに、和輝もデッキからチューナーモンスターをサーチ。次のターンへの布石を整える。

 

「やっぱり一筋縄ではいかないかねぇ。カードを二枚セットして、ターンエンド」

 

 

ジュッテ・チェイサー 地属性 ☆2 戦士族:チューナー

ATK100 DEF300

(1):このカードの召喚に成功した時に発動できる。手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。(2):???

 

ジュッテ・ドッグ 地属性 ☆1 獣族:効果

ATK100 DEF200

(1):このカードが「ゴヨウ」モンスターのS素材として墓地へ送られた場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。(2):???

 

ゴヨウ・ディフェンダー 地属性 ☆3 戦士族:シンクロ

ATK1000 DEF1000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

(1):自分フィールドのモンスターが「ゴヨウ・ディフェンダー」のみの場合、 このカードはエクストラデッキから特殊召喚できる。 この効果で特殊召喚したこのカードはこのターン攻撃できない。 (2):このカードが相手モンスターに攻撃された相手のダメージ計算時に発動する。 このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、 フィールドの「ゴヨウ・ディフェンダー」の数×1000になる。 (3):このカードが効果で破壊された場合に発動する。 自分フィールドのモンスターを全て破壊する。

 

スピリット・バトン:通常罠

(1):自分フィールドのモンスターが相手によって破壊された時に発動できる。デッキから破壊されたモンスターと同じレベルのモンスター1体を手札に加える。

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

 ターンは和輝に移る。彼はドローカードを確認後、まず最初に手札からカードを一枚引き抜き、デュエルディスクにセットした。

 

「手札から魔法カード、闇の誘惑を発動。カードを二枚ドローし、手札のブラック・マジシャン・ガールを除外する」

 

 手札交換。これによって変化した手札から、戦術を組み立てる。

 

「和輝、鷹山さんのゴヨウ・ディフェンダーは厄介だよ。下手に殴り掛かったら攻撃力3000のカウンターパンチが来る」

「分かってる。だがゴヨウ・ディフェンダーは一体が破壊されれば他のモンスターも全て破壊される。そこが弱点だ。

 俺はジャンク・シンクロンを召喚。効果で墓地からドッペル・ウォリアーを特殊召喚します」

 

 和輝のフィールドに現れたのは、オレンジの耐火服の様に着膨れした服を着た機械戦士。そしてジャンク・シンクロンが墓地から両手で抱え上げるようにして引っ張り出したのは、顔を隠した野戦服姿にライフルを構えた、二重存在の戦士。

 

「レベル2のドッペル・ウォリアーに、レベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!」

 

 シンクロ召喚。三つの緑の輪となったジャンク・シンクロン。その輪をくぐり、ドッペル・ウォリアーが二つの白い光星となる。

 

「集いし五星(ごせい)が、知識と祝福の司書官を紡ぎだす! 光さす道となれ! シンクロ召喚、GO! TG(テックジーナス)ハイパー・ライブラリアン!」

 

 光の(とばり)の向こうから、新たな影が現れる。

 学者帽に分厚いハードカバーの本、インバネスをマントのように翻し、バイザーの向こうから鋭い視線が相手を射抜く。

 

「ドッペル・ウォリアーの効果発動。俺のフィールドに二体のドッペルトークンを攻撃表示で特殊召喚します。そして手札の異次元の精霊の効果発動。ドッペルトークン一体を除外し、このカードを特殊召喚します」

 

 新たに現れるチューナーモンスター。更なるシンクロ召喚に予感に、鷹山は戦意に満ちた笑みを浮かべる。

 

「来るかい、岡崎君」

「はい。俺はレベル1のドッペルトークンに、レベル1の異次元の精霊をチューニング!」

 

 レベル2のシンクロ召喚。先ほどと同じシンクロ召喚のためのエフェクトが走り、辺りが光に満ちる。

 

「集いし二星(にせい)が、新たな地平の導き手を紡ぎだす! シンクロ召喚、駆けろ、シンクロチューナー、フォーミュラ・シンクロン!」

 

 新たに現れたのは、F1カーの玩具をボディに、手足と頭が生えたようなモンスター。シンクロチューナーだ。

 

「フォーミュラ・シンクロンとハイパー・ライブラリアンの効果発動。カードを合計で二枚ドロー。

 

 そして、レベル5のTG ハイパー・ライブラリアンに、レベル2のフォーミュラ・シンクロンをチューニング!」

 三回目のシンクロ召喚。二つの緑の輪となったフォーミュラ・シンクロンと、その輪をくぐって五つの光星となったハイパー・ライブラリアン。光が辺りを照らして新たに輝く道を作る。

 

「集いし七星(しちせい)が、魔石の力操りし女魔導師を紡ぎだす。光さす道となれ! シンクロ召喚、現れろ、アーカナイト・マジシャン!」

 

 光の向こうから現れる新たなモンスター。紫の意匠を施された白いローブに身を包んだ女魔術師。その周囲を、ほのかに光るエメラルドグリーンの光が二つ、まるで蝶のように舞い踊る。

 

「アーカナイト・マジシャンの効果発動。このカードの上に魔力カウンターを二つ乗せます。

 そしてアーカナイト・マジシャンのもう一つの効果発動! このカードの上に乗っている魔力カウンターを一つ取り除き、ゴヨウ・ディフェンダーを破壊する!」

 

 和輝の命令を受けて、アーカナイト・マジシャンが手にした杖の先端を真ん中のゴヨウ・ディフェンダーに向けて突き出し、呪文を詠唱。

 次の瞬間、杖の先端から光の矢が放たれ、ゴヨウ・ディフェンダーを貫いた。ゴヨウ・ディフェンダーは盾を掲げることもできず消滅した。

 

「あっちゃー、あっさりやられたな。ゴヨウ・ディフェンダーの効果で、残った二体のゴヨウ・ディフェンダーも破壊だ」

 

 パシンを小気味いい音を立てて右手で額を叩く鷹山。その眼前で、残った二体のゴヨウ・ディフェンダーも次々に破壊された。これで鷹山のフィールドにモンスターはいない。

 だがまだ伏せカードが二枚残っている。可能な限り除去しておきたい。

 

「アーカナイト・マジシャンの効果をもう一度発動! 魔力カウンターを一つ取り除き、俺から見て右側の伏せカードを破壊する!」

 

 再び放たれる光の矢。フリーチェーンのカードかと警戒したが、特に何の変化もなく、鷹山の伏せカードは破壊された。

 次の瞬間、アーカナイト・マジシャンも破壊された。

 

「何!?」

 

 驚愕の声を上げる和輝。鷹山がにやりと笑う。

 

「残念。地雷を踏んじまったな。君が破壊したのは荒野の大竜巻。破壊されたこのカードはフィールドのカードを破壊する」

「見事に地雷を踏んでしまったわけだ」

 

 ロキの言葉に和輝は無言で首肯。

 

「だけど攻撃の手段がなくなったわけじゃない。リバースカードオープン! 闇次元の解放! これでゲームから除外されているブラック・マジシャン・ガールを特殊召喚!」

 

 翻るリバースカード。直後、和輝のフィールドの空間が一部砕け、その向こう側から影が飛び出してくる。

 影の正体は可憐な少女。

 艶やかな金髪、太陽のような明るい笑顔、済んだ宝石のような青い瞳にライトブルーにピンクをあしらった衣装、短めの杖。師匠に当たるブラック・マジシャンが黒の衣装に長めの杖を愛用しているのに対して、ある意味対極的だ。

 

「なるほど。闇の誘惑は手札交換だけでなく、闇次元の解放と合わせて、攻め手を増やす意味もあったわけか」

「そう言うことです。ブラック・マジシャン・ガールでダイレクトアタック!」

 

 鷹山のフィールドにモンスターはいない。ここぞとばかりに動く和輝。だが、

 

「甘いな岡崎君。君が多くの攻め手を用意したように、俺もまた、守り手を残している。墓地のジュッテ・ドッグの効果発動! 相手の直接攻撃時、墓地のこのカードを守備表示で特殊召喚する!」

 

 主人を守る忠義の証か。墓地から蘇るジュッテ・ドッグ。だが壁にしかならない。攻撃目標を鷹山からジュッテ・ドッグに変更され、放たれる黒い、光熱を内包した球体がジュッテ・ドッグに直撃。哀れジュッテ・ドッグは断末魔の悲鳴とともに蒸発した。

 

「自身の効果で特殊召喚されたジュッテ・ドッグがフィールドを離れた時、除外される」

「何とかモンスターは全部潰せたか。俺はこれでターンエンドです」

 

 

闇の誘惑:通常魔法

(1):自分はデッキから2枚ドローし、その後手札の闇属性モンスター1体を除外する。手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。

 

ジャンク・シンクロン 闇属性 ☆3 戦士族:チューナー

ATK1300 DEF500

(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

 

ドッペル・ウォリアー 闇属性 ☆2 戦士族:効果

ATK800 DEF800

(1):自分の墓地のモンスターが特殊召喚に成功した時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。自分フィールドに「ドッペル・トークン」(戦士族・闇・星1・攻/守400)2体を攻撃表示で特殊召喚する。

 

TG ハイパー・ライブラリアン 闇属性 ☆5 魔法使い族:シンクロ

ATK2400 DEF1800

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

(1):このカードがフィールドに存在し、自分または相手が、このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合に発動する。このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、自分はデッキから1枚ドローする。

 

異次元の精霊 光属性 ☆1 天使族:チューナー

ATK0 DEF100

このカードは自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体をゲームから除外し、手札から特殊召喚する事ができる。次のスタンバイフェイズ時、この特殊召喚をするためにゲームから除外したモンスターをフィールド上に戻す。

 

フォーミュラ・シンクロン 光属性 ☆2 機械族:シンクロチューナー

ATK200 DEF1500

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

(1):このカードがフィールドに存在し、自分または相手が、このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合に発動する。このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、自分はデッキから1枚ドローする。

 

アーカナイト・マジシャン 光属性 ☆7 魔法使い族:シンクロ

ATK400 DEF1800

チューナー+チューナー以外の魔法使い族モンスター1体以上

このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードに魔力カウンターを2つ置く。このカードの攻撃力は、このカードに乗っている魔力カウンターの数×1000ポイントアップする。また、自分フィールド上の魔力カウンターを1つ取り除く事で、相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。

 

荒野の大竜巻:通常罠

魔法&罠カードゾーンに表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。破壊されたカードのコントローラーは、手札から魔法または罠カード1枚をセットする事ができる。また、セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。

 

闇次元の解放:永続罠

ゲームから除外されている自分の闇属性モンスター1体を選択して特殊召喚する。このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊してゲームから除外する。そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。

 

ブラック・マジシャン・ガール 闇属性 ☆6 魔法使い族:効果

ATK2000 DEF1700

(1):このカードの攻撃力は、お互いの墓地の「ブラック・マジシャン」「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数×300アップする。

 

ジュッテ・ドッグ 地属性 ☆1 獣族:効果

ATK100 DEF200

(1):このカードが「ゴヨウ」モンスターのS素材として墓地へ送られた場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。(2):相手モンスターが直接攻撃を宣言した時に発動できる。墓地のこのカードを表側守備表示で特殊召喚する。この効果によって特殊召喚されたこのカードがフィールドを離れた時、このカードをゲームから除外する。

 

 

「俺のターンだな、ドロー」

 

 ドローカードを確認後、鷹山は「さて」と言って身構える。

 

「来たか、勇次」

 

 半透明のウェスタが嬉しげにそう言った。鷹山がドローしたカードはゴブリンドバーグ。レベル4モンスター、これが欲しかったのだ。絶妙なタイミングで来てくれた。

 

「俺はゴブリンドバーグを召喚。効果で手札からジュッテ・ナイトを特殊召喚!」

 

 鷹山のフィールドに現れたのは、赤いプロペラ飛行機に乗った、三機編成のゴブリンたち。三機の飛行機はコンテナを吊るしており、そのコンテナが音を立てて地面に落ちる。

 開かれたコンテナから現れたのは、二頭身の体躯にちょんまげ、十手を手にした戦士。

 

「合計レベル6、ついに来るよ、和輝。鷹山さんの、いや、牛角警部の真骨頂が!」

「ああ。まさかこの目で生で拝めるとはな。ピンチなんだが。ちょっと楽しみだぜ」

 

 ファンの反応をする一人と一柱。

 

「じゃあ、ファンの期待に応えないとな。レベル4のゴブリンドバーグに、レベル2のジュッテ・ナイトをチューニング!」

 

 シンクロ召喚。

 二つの緑の輪となったジュッテ・ナイトと、その輪をくぐって四つの光星となったゴブリンドバーグ。二体のモンスターたちが響き合い、新たな道を作りだす。

 

「御用改めである! 神妙にお縄につけぃ! シンクロ召喚、ゴヨウ・ガーディアン、参上!」

 

 光の向こう側から現れる影。

 歌舞伎役者のような衣装とメイク、背にはバックパック、両手には十手を括り付けた投げ縄。召喚と同時に「御用だ!」と自身の存在意義そのものを叫び、鷹山のフィールドに現れた。

 

「来たよ、ゴヨウ・ガーディアン!」

「ああ。これで俄然俺はやばくなったわけだが、それよりも――――」

 

 和輝の視線がゴヨウ・ガーディアンに吸い寄せられる。ロキもそうだが、心なし輝いている。

 

「光栄すぎるぜ。こう言うのを目の当たりにできるなんて! あ、あのすみません! デュエル中なんですけど、写メ撮ってもいいですか!?」

 

 マナー違反であることは承知しつつも、和輝はそう申し出ずにはいられなかった。

 

「おい貴様! 戦いの際中に何緊張感に欠けたことを――――」

「いいとも。好きなだけ撮りな」

「おい勇次ぃ!」

 

 ウェスタの叫びは全員スルー。和輝は携帯電話を取り出して無心に鷹山とゴヨウ・ガーディアンのツーショットを撮影。満足した後ありがとうございますと清々しいくらいの切れのあるお辞儀をした。

 

「じゃ、続けるぜ。ゴヨウ・ガーディアンでブラック・マジシャン・ガールに攻撃!」

 

 攻撃宣言を受け、ゴヨウ・ガーディアンが動く。手にした十手付き投げ縄を手足のごとく操り、ブラック・マジシャン・ガールに向かって投擲。先端の十手が魔術師の弟子に直撃、ブラック・マジシャン・ガールは悲鳴を上げて消滅した。一時的に。

 

「ゴヨウ・ガーディアンの効果発動! 戦闘破壊したモンスターを、守備表示で復活させる!」

 

 ゴヨウ・ガーディアンは逃がさない。例え墓地に行ったとしても追いかけて捕まえる。ゴヨウ・ガーディアンの投げ縄が和輝の墓地に向かって投擲された。

 引き上げられたとき、縄はブラック・マジシャン・ガールの腰に巻き付いていた。

 ゴヨウ・ガーディアンが力を込めて投げ縄を引っ張り上げる。ブラック・マジシャン・ガールが悲鳴を上げて鷹山のフィールドに移った。

 

「だ、大丈夫だ和輝。確かにゴヨウ・ガーディアンの効果は強力で凶悪だけど特殊召喚されるモンスターは守備表示、追撃はない!」

「おいやめろバカ。それはフラグだ!」

「じゃ、そのフラグ、回収しようか。リバースカードオープン! 永続(トラップ)、最終突撃命令! これでモンスターは全て攻撃表示に強制変更!」

 

 翻るリバースカード、直後、鷹山のブラック・マジシャン・ガールと、和輝の綿毛トークンが揃って攻撃体勢をとった。

 

「しまった!」

 

 目を見開き、驚愕の声を上げる和輝。間髪入れず鷹山の声が走る。

 

「バトルフェイズは続いている! ブラック・マジシャン・ガールで綿毛トークンを攻撃!」

 

 寝返ったブラック・マジシャン・ガールに容赦はない。先程ジュッテ・ドッグに叩き込んだものと同じ一撃が今度は攻撃表示の綿毛トークンに叩き込まれる。

 

「があああああああああ!」

 

 ダメージのフィードバックが宝珠を通して和輝に与えられる。ダイレクトアタックを受けた殿と変わらないダメージに、思わず声が出た。

 

「カードを二枚セットして、ターンエンドだな」

 

 

ゴブリンドバーグ 地属性 ☆4 戦士族:効果

ATK1400 DEF0

(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動した場合、このカードは守備表示になる。

 

ジュッテ・ナイト 地属性 ☆2 戦士族:チューナー

ATK700 DEF900

1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して表側守備表示にする。

 

ゴヨウ・ガーディアン 地属性 ☆6 戦士族:シンクロ

ATK2800 DEF2000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、そのモンスターを自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚できる。

 

最終突撃命令:永続罠

このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上に存在する表側表示モンスターは全て攻撃表示となり、表示形式は変更できない。

 

 

和輝LP8000→7200→5200手札5枚(うち1枚はE・HERO ブレイズマン)

鷹山LP8000手札0枚

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

 ゴヨウ・ガーディアンは強力なカードだ。だが単体では耐性も持たないカード。現在の環境ならば倒すことはそう難しくはないはずだ。そして、鷹山が公式デュエルで使用を許可されているゴヨウ・ガーディアンは一枚のみ。

 

「とにかく、この状況を打破しないとまずいね」

「手札は潤沢なんだ。やってやるさ。E・HERO ブレイズマンを召喚!」

 

 和輝のフィールドに現れたのは、背後にブースターのようなパーツを備えた炎のヒーロー。

 

「ブレイズマンの効果発動、デッキから融合のカードを手札に加えます。墓地の見習い魔術師をゲームから除外し、輝白竜(きびゃくりゅう) ワイバースターを特殊召喚します!」

 

 ブレイズマンの傍らに、青い体躯に白い外殻を持った翼竜が現れる。そしてこのワイバースターこそが、ある意味状況打破の切り札だ。

 

「手札の融合を捨て、速攻魔王、超融合発動! 俺の場のワイバースターと、あなたの場にいるブラック・マジシャン・ガールを融合!」

「うお!?」

 

 二人のフィールドのちょうど中間部の空間が歪み、渦を作りだす。その渦は凄まじい吸引力で和輝のフィールドのワイバースターと、鷹山のフィールドのブラック・マジシャン・ガールを吸い込んだ。

 

「魔術師の弟子よ、輝ける白き翼竜よ。今一つに今一つに交わり竜の力得し魔術師へと変じよ! 融合召喚、竜騎士ブラック・マジシャン・ガール!」

 

 歪みの渦から和輝のフィールドに向かって飛びだす一つの影。

 緑の体色をした巨大な竜。そしてその竜に跨ったのは、ブラック・マジシャン・ガール。ただしいつもの衣装ではなく、その身は銀の甲冑に包まれ、杖は剣へと変わっていた。

 

「ワイバースター効果発動。デッキから暗黒竜 コラプサーペントを手札に加えます。そして墓地のワイバースターを除外して、コラプサーペントを特殊召喚します。

 竜騎士ブラック・マジシャン・ガールの効果発動! 手札のクルセイダー・オブ・エンディミオンを捨てて、あなたのゴヨウ・ガーディアンを破壊!」

 

 竜騎士の一閃が光の線となって走る。次の瞬間、ゴヨウ・ガーディアンの身体が上半身と下半身で両断されていた。

 

「ガードが開いたぞ和輝!」

「ああ。今こそ攻め時だ! 三体のモンスターでダイレクトアタック!」

 

 和輝が操る三体のモンスターが一斉に鷹山に向かって襲い掛かる。

 先陣を切るのは竜騎士ブラック・マジシャン・ガール。(またが)っている竜が口腔を開いて、金色の息吹(ブレス)を放つ。

 

「さすがに三体全部は喰らえねぇな。竜騎士ブラック・マジシャン・ガールの攻撃に対して、リバーストラップ、ガード・ブロック発動! 戦闘ダメージを0にし、カードを一枚ドロー!」

 

 竜騎士の一撃は、突如として屹立(きつりつ)した不可視の壁によって阻まれた。おまけにワンドロー献上だ。

 

「防がれた!」

「だが残りはどうだ!? ブレイズマン、コラプサーペントでダイレクトアタック!」

 

 和輝の、残る二体のモンスターが一斉に飛び掛かる。

 一撃目、ブレイズマンの(こぶし)が炎をまとって鷹山の宝珠めがけて繰り出される。鷹山は腕をクロスさせて宝珠をガード。ブレイズマンの一撃を受け止めた。

 

「う……!」

 

 打撃音。炎の拳を、鷹山は生身でガード、しかもそれで体勢が崩れるようなこともない。

 

「うわ、モンスターの攻撃受けきったよ……。さすがだね」

「だがもう一撃残っている。コラプサーペントでダイレクトアタック!」

 

 暗黒竜が一声(いなな)き、鷹山に肉薄する。その尻尾から繰り出される薙ぎ払いの一撃を、やはり鷹山はクロスガードした腕で受けた。

 今度は踏みとどまることができずに後方にふっとぶ鷹山。だが背中から地面に激突したように見えて、その実、ふっとばされた勢いを利用して後転、そのまま立ち上がった。やはり何ともないようだ。

 

「外見からして十分屈強そうだったけど、身体能力が上昇するこのバトルフィールド内じゃここまでになるのか」

 

 呆れとも、簡単とも取れるロキの声音。和輝も内心で首肯した。

 

「メインフェイズ2、レベル4のコラプサーペントとブレイズマンでオーバーレイ!」

 

 和輝のターンはまだ終わっていない。和輝のフィールドの上方に、渦を巻くに宇宙を思わせる空間が展開。その空間に向かって、コラプサーペントは紫の光に、ブレイズマンは赤い光になって吸い込まれていく。

 

「二体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

 

 虹色の爆発が渦から起こる。そして誕生する、新たなモンスター。

 

「禁断の秘術収めし者よ。禁忌の線上に住みし者。今こそ出でよラヴァルバル・チェイン!」

 

 爆発が巻き起こした粉塵の向こうから現れるのは、ラヴァルの力を取り込んだリチュア・チェイン。炎を全身に纏い、ラヴァルのマークもその身に刻んでいる。

 

「ラヴァルバル・チェインの効果発動。オーバーレイユニットを一つ取り除き、デッキからシャドール・ビーストを墓地に送ります。シャドール・ビーストの効果で、一枚ドローします。カードを一枚セットして、ターンエンド」

 

 

E・HERO ブレイズマン 炎属性 ☆4 戦士族:効果

ATK1200 DEF1800

「E・HERO ブレイズマン」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「融合」1枚を手札に加える。(2):自分メインフェイズに発動できる。デッキから「E・HERO ブレイズマン」以外の「E・HERO」モンスター1体を墓地へ送る。このカードはターン終了時まで、この効果で墓地へ送ったモンスターと同じ属性・攻撃力・守備力になる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしか特殊召喚できない。

 

輝白竜 ワイバースター 光属性 ☆4 ドラゴン族:効果

ATK1700 DEF1800

このカードは通常召喚できない。自分の墓地から闇属性モンスター1体を除外した場合のみ特殊召喚できる。この方法による「輝白竜 ワイバースター」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「暗黒竜 コラプサーペント」1体を手札に加える。

 

超融合:速攻魔法

このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。(1):手札を1枚捨てて発動できる。自分・相手フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

 

竜騎士ブラック・マジシャン・ガール 闇属性 ☆7 ドラゴン族:融合

ATK2600 DEF1700

「ブラック・マジシャン・ガール」+ドラゴン族モンスター

このカードは上記カードを融合素材にした融合召喚または「ティマイオスの眼」の効果でのみ特殊召喚できる。(1):1ターンに1度、手札を1枚墓地へ送り、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。その表側表示のカードを破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。

 

暗黒竜 コラプサーペント 闇属性 ☆4 ドラゴン族:効果

ATK1800 DEF1700

このカードは通常召喚できない。自分の墓地から光属性モンスター1体を除外した場合のみ特殊召喚できる。この方法による「暗黒竜 コラプサーペント」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「輝白竜 ワイバースター」1体を手札に加える。

 

ガード・ブロック:通常罠

相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、自分のデッキからカードを1枚ドローする。

 

ラヴァルバル・チェイン 炎属性 ランク4 海竜族:エクシーズ

ATK1800 DEF1000

レベル4モンスター×2

(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。●デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。●デッキからモンスター1体を選んでデッキの一番上に置く。

 

シャドール・ビースト 闇属性 ☆5 魔法使い族:効果

ATK2200 DEF1700

「シャドール・ビースト」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。(1):このカードがリバースした場合に発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。その後、手札を1枚捨てる。(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。

 

 

ラヴァルバル・チェインORU×1

 

 

和輝LP5200手札2枚

鷹山LP8000→6800→5000手札1枚

 

 

 竜騎士ブラック・マジシャン・ガールの登場により、和輝が俄然有利になった。だが和輝の目は常に鷹山の表情と一挙手一投足を観察している。多少有利になったくらいで一気に勝利に持って行けるようならば、彼は資格こそないものの腕前はプロと同レベル、などとは言われない。

 それに、ゴヨウ・ガーディアンを倒されても、ウェスタにも、鷹山にも動揺はなかった。ゴヨウ・ガーディアンは強力なカードだし鷹山の代名詞だが、それが彼の全てではないのだ。

 この戦いは、まだ荒れる。和輝はそう思った。

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