神々の戦争   作:tuki21

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第21話:孤独な瞳に見える背中

 子供のころ、亡き父が見せてくれた昔の特撮番組のビデオ。

 咲夜(さくや)が生まれる前の番組で、刑事だった父が、照れくさそうにはにかみながら「お父さん、子供に見せられるの、こういうのしかなくてなぁ」と言っていたのを今でも覚えている。

 番組の内容はまさしく子供受けしそうな昔の特撮番組だ。

 主人公が強大な敵にも怯まず一人でも立ち向かい、弱い者たちを守り、正義を貫き、ついには悪を打ち倒す、勧善懲悪もの。

 当時は父と一緒に見て楽しむだけで、どことなく「かっこいい」と思っていただけだったが、父が殉職してから、一人で何度も同じ番組を見ているうちに、その背中が父と重なった。

 子供のころ、お父さん、こんなヒーローに成りたかったんだ。

 銀行強盗から子供を庇って死んだ父が、恥ずかしげに、そしてどこか誇らしげにそう言っていた。殉職したその姿こそが、ヒーローの姿だったんだと、今なら言える。だから、父のヒーローの背中が重なったことに、さほど驚きは感じなかった。

 己の正義を貫き生きてきたからだろうか。あるいは、幼い咲夜にとって、悪い奴を捕まえてみんなの平和を守る父の姿が原初のヒーローだったからか。

 或は父親譲りの正義感が、彼ら(、、)の尊さを知っていたからか。

 憧れはいつしか誓いになった。

 父のような、そしてあの主人公のような、誰かの希望になれる、誰かを守れる、ヒーローに成りたい。

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 二対一とは圧倒的に不利な状況だ。

 手札、デッキ、フィールドにライフ。全てのアドバンテージに初期から倍の開きがある。そこらの常人ならいざ知らず、神々の戦争参加者は並の相手ではない。

 それでも咲夜は退かない。恐怖を抱く心を必死に鼓舞し、守るべきもの、力を失った女神、アテナを守るために、ともすれば崩れ落ちてしまいそうな膝の力を込め続ける。

 

 

咲夜LP7500手札3枚

ペンデュラムゾーン赤:なし青:なし

場 E・HERO(エレメンタルヒーロー) ノヴァマスター(攻撃表示)

伏せ 1枚

 

兵藤(ひょうどう)LP7900手札4枚

ペンデュラムゾーン赤:なし青:なし

場 なし

伏せ 1枚

 

オデッサLP7000手札3枚(うち1枚はデーモンの将星)

ペンデュラムゾーン赤:なし青:なし

場 永続魔法:デーモンの宣告、フィールド魔法:伏魔殿(デーモンパレス)-悪魔の迷宮-、永続罠:デモンズ・チェーン(対象なし)

伏せ なし

 

 

E・HERO ノヴァマスター 炎属性 ☆8 戦士族:融合

ATK2600 DEF2100

「E・HERO」モンスター+炎属性モンスター

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。

 

デーモンの宣告:永続魔法

1ターンに1度だけ、500ライフポイントを払いカード名を宣言する事ができる。その場合、自分のデッキの一番上のカードをめくり、宣言したカードだった場合手札に加える。違った場合はめくったカードを墓地へ送る。

 

伏魔殿-悪魔の迷宮-:フィールド魔法

このカードがフィールド上に存在する限り、自分フィールド上の悪魔族モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。また、自分フィールド上の「デーモン」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスター以外の自分フィールド上の悪魔族モンスター1体を選んでゲームから除外し、自分の手札・デッキ・墓地から選択したモンスターと同じレベルの「デーモン」と名のついたモンスター1体を選んで特殊召喚する。「伏魔殿-悪魔の迷宮-」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

 

「オレのターンだ、ドローしろ、兵藤」

「はい、アレス様」

 

 兵藤=アレスのターン。アレスの指示に従うだけの人形と化した兵藤は虚ろな表情のまま、淡々とカードをドロー。アレスのみ、ドローしたカードを確認してにやりと口角を吊り上げた。

 

「手札の究極恐獣(アルティメットティラノ)を捨て、ワン・フォー・ワン発動! デッキからレベル1モンスター、ジュラック・アウロを特殊召喚!」

 

 兵藤=アレスのフィールドに新たなモンスターが現れる。

 卵の欠片をズボンのようにはいた、小さなアウロサウルスの子供。やはり黒、黄色や青などの原色で目に痛い色彩をしており、赤ん坊であるためかジュラック特有の炎は身に纏っていなかったが、代わりに小さな炎を吐いていた。

 

「ジュラック・アウロの効果を発動しろ。自身をリリースし、ジュラック・グアイバを墓地から特殊召喚しろ」

 

 アレスの命令が下り、兵藤が従う。再び現れたジュラック・グアイバが威嚇の咆哮を上げる。

 

「さらにジュラック・モノロフを召喚。そして、伏せていたリビングデッドの呼び声を発動! 墓地の究極恐獣を復活!」

 

 兵藤=アレスの戦術、展開が加速。二体のジュラックが爪を振るい、その奥から、ひときわ大きな咆哮を上げて現れる黒い巨体。

 弾丸さえ無意味と化しそうな固い外骨格、鉄など紙の様に引き裂きそうな鋭い爪、牙、そして何より「攻める」ことに貪欲な双眸。

 捕食者の王たる恐竜の中でも際立って攻撃本能の強い個体だ。

 

「さぁバトルだ! 蹂躙せよ、究極恐獣!」

 

 攻撃宣言が下る。先陣を切った究極恐獣が、貪欲な殺意と食欲をむき出しにしながら疾走。その巨体からは想像もつかぬ速度で距離を詰め、一気に爪を振り下ろした。

 衝撃、轟音。眼前で自身のヒーローがずたずたに引き裂かれる様を、咲夜は目をそらさず見据え続けた。

 

「く……ッ!」

「まだ終わると思ってはいまいな? ジュラック・グアイバでダイレクトアタック!」

 

 咆哮を上げ、ジュラック・グアイバが疾駆。一気に咲夜への距離を詰めてくる。

 

「――――――ッ!」

 

 咲夜の心に恐怖が走った。初めての神々の戦争のデュエル、今まで追い込まれていた憔悴、そして守らねばならぬという気負いと、二対一という不利な状況が相乗的に重なった結果だ。

 だから咲夜は反射的にデュエルディスクのボタンを押してしまった時、「あっ」と声を上げた。発動してはいけないと分かっていたのに(、、、、、、、、、、、、、、、、、、)

 リバースカードが発動。トゥルース・リインフォース。その効果が発動してしまい(、、、)、デッキからレベル2以下の戦士族モンスターを特殊召喚せざるを得なくなる。

 

「ハッハハ! これは戦術ミスだな。戦闘で相手モンスターを破壊すればデッキから増援を呼べるジュラック・グアイバ相手に、わざわざ餌を増やしてくれるとはな!」

 

 アレスの嘲笑が耳に痛い。しかし起きてしまった事実は変えられない。咲夜は苦い表情のまま、デッキからクロス・ポーターを守備表示で特殊召喚した。

 

「当然バトルは続行だ。ジュラック・グアイバでクロス・ポーターを攻撃!」

 

 攻撃宣言が下り、ジュラック・グアイバの牙が赤いアーマーで防御を固めていた戦士――クロス・ポーター――を噛み砕く。

 

「――――この瞬間、クロス・ポーターの効果が発動! デッキから(ネオスペーシアン)・グラン・モールを手札に加える!」

「しかしこちらもジュラック・グアイバの効果が発動、デッキから二体目のジュラック・アウロを特殊召喚する。

 さぁまだオレのバトルフェイズは続いているぞ? 今度は防げまい! ジュラック・モノロフでダイレクトアタック!」

 

 攻撃宣言。今度は咲夜を守るものは何もない。ジュラック・デイノが頭部の冑のような外骨格をつきだして突進してくる。

 

「躱せ、咲夜!」

「ッ!」

 

 アテナの叫びに従って跳躍する。バトルフィールド内で飛躍的に上昇した身体能力が彼女の行動を助けた。

 だがそれでも、完全に躱すことができなかったのは、アレスの侵略の気迫に本人も気づかないうちに圧倒されていたからかもしれない。

 回避が完全に間に合わない。足先がひっかけられた。

 

「ッ!」

 

 咲夜の視界が回転する。どちらが上でどちらが下かわからなくなる。地面に激突したことでようやく止まった。

 

「かはっ!」

 

 肺の空気が絞り出され、悶絶する。自然と溢れてきた涙で視界が滲んだ。

 

「う……」

 

 だがすぐに立ちあがった。ここで倒れたままなどもってのほかだ。この程度の痛み、アテナが自分と出会うまでに味わった苦痛や恐怖と比べたら物の数ではない。何よりここで倒れるなんて、ヒーローにあるまじき失態だ。父だって失望するだろう。そんなのは嫌だ。

 

「立つか。それもいい。メインフェイズ2、レベル4のジュラック・グアイバに、レベル3のジュラック・モノロフをチューニング!」

 

 兵藤=アレスは手を休めない。攻撃の手段がなくなったならば、今度は全体の戦力の底上げに走った。

 先ほどの焼廻しのように、三つの緑の輪っかとなったジュラック・モノロフ。その輪をくぐったジュラック・グアイバが、四つの白い光星となった。

 

「シンクロ召喚、蹂躙せよ、二体目のジュラック・ギガノト!」

 

 咆哮と地響きを伴って、再び現れる大型ジュラック。身体から漲る炎を揺らめかせ、その爬虫類の双眸が咲夜を睨みつける。

 

「さらにジュラック・アウロの効果。自身をリリースし、再びジュラック・グアイバを特殊召喚し、ターンエンドだ」

 

 

ワン・フォー・ワン:通常魔法

(1):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。

 

ジュラック・アウロ 炎属性 ☆1 恐竜族:チューナー

ATK200 DEF200

このカードをリリースして発動できる。自分の墓地から「ジュラック・アウロ」以外のレベル4以下の「ジュラック」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。

 

ジュラック・グアイバ 炎属性 ☆4 恐竜族:効果

ATK1700 DEF400

このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、デッキから攻撃力1700以下の「ジュラック」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン攻撃宣言できない。

 

ジュラック・モノロフ 炎属性 ☆3 恐竜族:チューナー

ATK1500 DEF1200

このカードは相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃できる。

 

リビングデッドの呼び声:永続罠

(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。

 

究極恐獣 地属性 ☆8 恐竜族:効果

ATK3000 DEF2200

自分のバトルフェイズ開始時にこのカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する場合、このカードから攻撃を行い、相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ続けて攻撃しなければならない。

 

トゥルース・リインフォース:通常罠

デッキからレベル2以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚する。このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。

 

クロス・ポーター 闇属性 ☆2 戦士族:効果

ATK400 DEF400

自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。選択した自分のモンスターを墓地へ送り、手札から「N」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。また、このカードが墓地へ送られた時、デッキから「N」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。

 

ジュラック・ギガノト 炎属性 ☆7 恐竜族:シンクロ

ATK2100 DEF1800

チューナー+チューナー以外の恐竜族モンスター1体以上

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上の「ジュラック」と名のついたモンスターの攻撃力は、自分の墓地の「ジュラック」と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする。

 

 

ジュラック・ギガノト攻撃力2100→3100

ジュラック・グアイバ攻撃力1700→2700

 

 

「あたしのターン、ドロー」

 

 やはり淡々と、どこか突き放したようで無関心な気配を満載にしたオデッサのドロー。だがプレイングに容赦はない。

 

「デーモンの宣告の効果発動」

 

 宣言とほぼ同時に、オデッサは己のデッキトップに軽く触れる。その瞬間、オデッサの脳裏に触れたカードの内容が浮かび上がった。

 

「悪夢再びを宣言。――――当然正解、手札に加え、発動。墓地のマッド・デーモンとトリック・デーモンを手札に戻す」

 

 オデッサの墓地から二枚のカードが排出され、それをつかみ取り、彼女は己の手札に加えた。マッド・デーモンはともかく、トリック・デーモンは厄介なサーチ効果を備えている。それでなくとも、単純に相手の手札が増えたというのは歓迎できる事態ではない。

 

「さて、次は何をしましょうか、オデッサ? 嬲っても、加減はしてはダメよ?」

 

 くすくす笑いを含んだエリスの問いかけ。すでに一人と一柱の間で答えは決まっているだろうに、咲夜とアテナを怯えさせるため、嬲るためにあえて言葉に出している。

 

「惰性で生きているし惰性で戦争に参加してるけど、だからって手は抜かないよ。

 次に出すのは、これ。闇の誘惑発動。カードを二枚ドローして、戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモンを除外。それから、トランス・デーモンを召喚」

 

 オデッサの空になったフィールドに新たなモンスターが現れる。

 青紫の身体、やけに細い手足、翼。それに反比例して巨大な頭、痩せ細った貧相な見た目ながらもいやしくも大きな赤い双眸が不気味な悪魔モンスター。

 

「トランス・デーモン効果発動。手札のトリック・デーモンを捨てて攻撃力500アップ。これは、手札からの墓地送りも含めて効果だから、トリック・デーモンの効果も発動。デッキからデーモンの巨神をサーチ」

 

 トランス・デーモンが咆哮を上げる。するとどうしたことか、貧相な体格だった悪魔の筋肉が見る見るうちに膨張し、瞬く間に筋骨隆々な悪魔となった。

 おまけにトリック・デーモンの効果を巧く使い、手札も増強、戦力補充も欠かさない。性格の悪いエリスが選ぶだけあって、実に無駄がないプレイングだ。

 

「バトル。トランス・デーモンでダイレクトアタック」

 

 淡々とした攻撃宣言。だがモンスターの反応は荒々しい。

 甲高い咆哮を上げ、巨大になった翼を大きくはばたかせて飛翔、そこからの急降下を行うトランス・デーモン。その宝珠狙いの爪牙を、今度は反応が遅れなかった咲夜がバックステップで回避。否、一度躱した爪が胸元の宝珠めがけて跳ね上がった。

 

「ッ!」

 

 無関心そうなオデッサの戦意の発露。どことなく距離をとっておきながらも、神々の戦争そのものに対しては本気である証拠だった。

 とっさに両腕を宝珠の前でクロスさせてガードした直後に衝撃。悪魔の一撃が咲夜の身体を軽々を吹き飛ばす。

 バトルフィールド内故に上昇した身体能力がここでも彼女を救った。空中で身をひねり無理な着地を回避。猫のように丸まりながら地面に激突。痛みに悲鳴を上げそうになる。だが衝撃を逃がすことには成功し、そのまま後方に一回転した勢いを利用して立ち上がった。

 

「この、程度!」

 

 ライフは大きく削られた。だが宝珠には傷一つない。まだやれる、やれるのだ。咲夜はそう自分に言い聞かせた。

 

「ん。メインフェイズ2、補給部隊を発動して、手札のデーモンの将星を、自身の効果で特殊召喚」

 

 トランス・デーモンの傍らに現れる新たな悪魔。

 鎧代わりの白い外骨格、紫色の筋肉が張り詰め、全身から稲妻を帯電させた巨躯の悪魔。

 

「デーモンの将星の効果発動。トランス・デーモンを破壊」

 

 デーモンの将星が右手をトランス・デーモンに向けて差し出す。次の瞬間、そこから迸った雷がトランス・デーモンに直撃、トランス・デーモンの断末魔の悲鳴が周囲に響き、焼け焦げたその身体がどっと崩れ落ちた。

 不快げに顔を歪めるアテナ。「自分のモンスターを、あっさりと……」

 反対に、嗜虐的に嗤うエリス。「だって仕方がないことなんだもの。それに、この方が都合がいいの」

 毒を含んだ笑み。オデッサがエリスの台詞を引き継ぐ。

 

「この瞬間、破壊されたトランス・デーモンの効果が発動。除外されていたジェネシス・デーモンを手札に戻す。さらに補給部隊の効果が発動。カードを一枚ドロー」

「とことんまで無駄がないわけね……」

 

 除外されていたカードがオデッサの手札に戻る。おまけに手札も増え、結果、オデッサの手札は減らないどころかむしろ増えた。

 

「カードを一枚セットして、ターン終了」

 

 

悪夢再び:通常魔法

(1):自分の墓地の守備力0の闇属性モンスター2体を対象として発動できる。その闇属性モンスターを手札に加える。

 

闇の誘惑:通常魔法

(1):自分はデッキから2枚ドローし、その後手札の闇属性モンスター1体を除外する。手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。

 

トランス・デーモン 闇属性 ☆4 悪魔族:効果

ATK1500 DEF500

(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札から悪魔族モンスター1体を捨て、このカードの攻撃力をターン終了時まで500アップする。(2):自分フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた時、除外されている自分の闇属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

 

トリック・デーモン 闇属性 ☆3 悪魔族:効果

ATK1000 DEF0

このカードがカードの効果によって墓地へ送られた場合、または戦闘によって破壊され墓地へ送られた場合、デッキから「トリック・デーモン」以外の「デーモン」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。「トリック・デーモン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

補給部隊:永続魔法

(1):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合にこの効果を発動する。自分はデッキから1枚ドローする。

 

デーモンの将星 闇属性 ☆6 悪魔族:効果

ATK2500 DEF1200

自分フィールド上に「デーモン」と名のついたカードが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。このターンこのカードは攻撃できず、この方法による「デーモンの将星」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。この方法で特殊召喚に成功した時、自分フィールド上の「デーモン」と名のついたカード1枚を選択して破壊する。また、このカードがアドバンス召喚に成功した時、自分の墓地からレベル6の「デーモン」と名のついたモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。

 

 

デーモンの将星攻撃力2500→3000

 

 

咲夜LP5600→3100手札4枚(うち1枚はN・グラン・モール)

兵藤LP7900手札1枚

オデッサLP7000→6500手札4枚(うち3枚はデーモンの巨神、マッド・デーモン、戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモン)

 

 

「あたしのターン、ドロー!」

 

 ライフが半分を切り、目に見えて追い詰められてきた咲夜。負けてたまるかという思いを抱き、状況打開の(すべ)を求めてカードをドロー。

 

「ッ! 頼むわよ!」

 

心を奮い立たせてドローしたカードを、間髪入れずにデュエルディスクにセットした。

 

「コンバート・コンタクト発動! 手札からグラン・モールを、デッキからアクア・ドルフィンを墓地に送って、二枚ドロー!」

 

 ドローカードを確認し、咲夜は「よし!」と喝采を上げた。

 

「戦士の生還を発動して、墓地のE・HERO シャドー・ミストを回収。さらに二枚目の融合を発動! 手札のシャドー・ミストとE・HERO ネオスを融合!」

 

 負けはしないとばかりに、咲夜も融合を発動。彼女の頭上の空間が歪み、渦を作り、その渦に二体のヒーローが飛び込んだ。

 

宇宙(そら)の戦士よ! 剣士の魂その身に宿し、並み居る敵を切り捨てよ! 融合召喚、切り捨て御免、E・HERO ネオス・ナイト!」

 

 渦の中から現れる新たなモンスター。

 ベースはE・HERO ネオス。ただし全体的によりがっしりとした、鎧のような体つきになり、右手に青い剣を、左手に柄の上下に刀身を持った剣を装備し、頭部に青い兜を装備し、その後頭部から橙色の毛髪が膝まで伸びている。

 

「ネオス・ナイトは融合素材となったネオス以外のモンスターの元々の攻撃力の半分、攻撃力がアップする。シャドー・ミストの攻撃力は1000だから500アップ! さらにシャドー・ミストの効果! デッキからE・HERO プリズマーをサーチ!」

「ハッ。鳴り物入りで融合モンスターを召喚したが、攻撃力はたったの3000、その程度ではせいぜいオレのジュラック・グアイバを倒すのが関の山。ダメージも蚊に刺されたようなものだ」

 

 アレスの嘲笑。だが咲夜は不敵な笑みを崩さない。例え虚勢でも、自信をひけらかし、相手に面白くない(、、、、、)を思わせる。

 

「手札からミラクル・コンタクトを発動! 墓地のネオスとグラン・モールをコンタクト融合!」

 

 咲夜の墓地からネオスとモグラの戦士、グラン・モールが飛び立ち、輝かしい白い光と共に一つに混ざり合う。

 

「異星の戦士よ、大地の力を得てどこまでも掘り進む一矢となれ! コンタクト融合! 天元を突破せよ、E・HERO グラン・ネオス!」

 

 そして現れた新たなヒーロー、ネオスの進化の形、その一つ。

 大地のような色合いの体躯、深い緑色のバトルアーマー、硬い岩盤さえも容易く掘り進めそうな右手のドリルと左手の爪。

 

「まだよ! E・HERO プリズマーを召喚し、効果発動! エクストラデッキのE・HERO エアー・ネオスを提示して、デッキからいま戻したネオスを墓地に送る。これでこのターン、プリズマーはE・HERO ネオスとして扱われる! さらにフィールド魔法、ネオスペース発動!」

 

 周囲の景色がまたも変化する。虹色の輝く、上も下もわからぬ宇宙空間のようなフィールドに。

 

「これでネオスとネオスを融合素材にするモンスターの攻撃力は500アップ!」

「ち……ッ! これでネオス・ナイトの攻撃力は3500、グラン・ネオスは3000、おまけにネオスとして扱われているプリズマーも強化されて2200か」

 

 アレスの毒づき。ここぞとばかりに咲夜が攻める。

 

「バトル! ネオス・ナイトで究極恐獣とデーモンの将星を攻撃!」

 

 咲夜の戦意を宿したかのように、ネオス・ナイトが雄たけびをあげて跳躍、手にした剣の上部で究極恐獣を切り捨て、返す刀で下部の刃がデーモンの将星の首を切り飛ばした。

 

「チィ……ッ!」

「ッ! 補給部隊の効果で一枚ドローして、オデッサ」

 

 忌々し気に吐き捨てるアレスと不快げな表情を浮かべるエリス。二柱の神を真っ向から睨みつけ、熱い息を吐きだした。

 

「グラン・ネオスでジュラック・グアイバに攻撃!」

 

 烈火のごとき攻撃宣言。主の熱意を受け取ったかのごとく、手にしたドリルを突き出し、疾走。右手のドリルを前に突き出した姿はさながら一本の矢のごとく。

 ジュラック・グアイバは抵抗しようとしたが、微動だにする間もなくその身体を貫かれた。

 

「……ッ!」

 

 ダメージのフィードバックに兵藤の身体が震える。咲夜がさらに畳みかける。

 

「まだまだぁ! プリズマーで兵藤にダイレクトアタック!」

 

 姿を写し取る鏡のヒーローが虹色の光線を、兵藤の胸元、アレスの宝珠に向けて放たれる。

 

「躱せ兵藤!」

「はい、アレス様」

 

 頷いた後に兵藤が宝珠を隠すように半身をひねり防御行動をとる。

 被弾。兵藤の巨躯がトラックに激突されたように吹っ飛んだ。

 

「よく宝珠を守った、兵藤。だからサッサと立ち上がれ」

「……はい、アレス様」

 

 ぎこちなく立ち上がる兵藤。さながら壊れた人形が、見えない糸でぎくしゃくと無理矢理動かされる様に見えた。

 

「これが、あたしのフェイバリット! ネオスたちの力! ヒーローの魂! そう簡単に、砕けると思わないで! ターンエンド!」

 

 咲夜のエンド宣言と同時に、プリズマーはネオスの名を失い、ネオスペースの加護を失った。

 

 

コンバート・コンタクト:通常魔法

このカードは自分フィールド上にモンスターが存在しない場合のみ発動する事ができる。自分の手札及びデッキから1枚ずつ「N」と名のついたカードを墓地に送り、デッキをシャッフルする。その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。

 

戦士の生還:通常魔法

(1):自分の墓地の戦士族モンスター1体を対象として発動できる。その戦士族モンスターを手札に加える。

 

融合:通常魔法

(1):自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

 

E・HERO シャドー・ミスト 闇属性 ☆4 戦士族:効果

ATK1000 DEF1500

「E・HERO シャドー・ミスト」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「チェンジ」速攻魔法カード1枚を手札に加える。(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「E・HERO シャドー・ミスト」以外の「HERO」モンスター1体を手札に加える。

 

E・HERO ネオス・ナイト 光属性 ☆7 戦士族:融合

ATK2500 DEF1000

「E・HERO ネオス」+戦士族モンスター

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。このカードの攻撃力は、このカードの融合素材とした「E・HERO ネオス」以外のモンスターの攻撃力の半分の数値分アップする。このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。このカードが戦闘を行う場合、相手プレイヤーが受ける戦闘ダメージは0になる。

 

ミラクル・コンタクト:通常魔法

自分の手札・フィールド上・墓地から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを持ち主のデッキに戻し、「E・HERO ネオス」を融合素材とする「E・HERO」と名のついた融合モンスター1体を召喚条件を無視してエクストラデッキから特殊召喚する。

 

E・HERO グラン・ネオス 地属性 ☆7 戦士族:融合

ATK2500 DEF2000

「E・HERO ネオス」+「N・グラン・モール」

自分フィールド上の上記のカードをデッキに戻した場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」魔法カードは必要としない)。1ターンに1度、相手フィールド上のモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す事ができる。また、エンドフェイズ時、このカードはエクストラデッキに戻る。

 

ネオスペース:フィールド魔法

このカードがフィールド上に存在する限り、「E・HERO ネオス」及び「E・HERO ネオス」を融合素材とする融合モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。また、「E・HERO ネオス」を融合素材とする融合モンスターは、エンドフェイズ時にエクストラデッキに戻る効果を発動しなくてもよい。

 

E・HERO プリズマー 光属性 ☆4 戦士族:効果

ATK1700 DEF1100

(1):1ターンに1度、エクストラデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体をデッキから墓地へ送って発動できる。エンドフェイズまで、このカードはこの効果を発動するために墓地へ送ったモンスターと同名カードとして扱う。

 

 

E・HERO ネオス・ナイト攻撃力2500→3500

E・HERO グラン・ネオス攻撃力2500→3000

 

 

咲夜LP3100手札0枚

兵藤LP7900→6600→4400手札1枚

オデッサLP6500手札5枚(うち3枚はデーモンの巨神、マッド・デーモン、戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモン)

 

 

「オレのターンだ、が……。先立つ手札(もの)がなければどうにもならんな。モンスターをセットしてターンエンドだ、兵藤」

「はい、アレス様」

 

 アレスは攻めなかった。闇雲に攻めてこないのはさすがは戦神、引き際をわきまえているというべきか。

 

(やっぱり、一筋縄じゃ行かないわね……)

 

 そして問題は、ある意味アレスよりももっと厄介な相手、エリスだ。彼女の陣営は手札は盤石、攻めるならここか。

 

 

「あたしのターン、ドロー」

 

 ドローカードの確認を一瞥で終わらせたオデッサは、刺して手札を吟味することもなく、デュエルディスクのボタンを押した。

 

「リバースカード、デーモンズ・ギャンビット発動」

 

 オデッサの足元のカードが翻る。それは咲夜も知らないカードだ。果たしてその効果は。

 

「デーモンズ・ギャンビットの効果。カードを二枚ドローして、その後手札のデーモン一体を破壊する(、、、、)。あたしは二枚ドローの後、手札のデーモンの巨神を破壊する」

 

 二枚のドローの後、オデッサの手札にあったデーモンの巨神が硝子が割れるような音を響かせて砕け散った。

 

「この瞬間、デーモンの巨神の効果発動。手札から戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモンを特殊召喚」

 

 ズンと、空気が重くなった。

 オデッサのフィールド、誰もいなくなっていたはずのフィールドに現れたのは、見上げんばかりの巨大な悪魔。

 城と見紛うばかりの紫の玉座に座り、本人もまた禍々しい、要塞を思わせる鎧姿、心臓部に赤い宝玉、手にしたのは赤い刀身の両刃剣。フシューと兜の呼吸孔から、迂闊に浴びればその部分が腐り落ちてしまいそうな息を吐きだしている。

 

「マッド・デーモンを召喚。ここで伏魔殿の効果発動。ジェネシス・デーモンを選択し、マッド・デーモンをゲームから除外。その後、デッキからジェネシス・デーモンと同じレベル8のデーモン、ヘル・エンプレス・デーモンを特殊召喚」

 

 背景の伏魔殿から異様な光が輝き、その光を浴びたマッド・デーモンが苦悶の叫びを上げて消滅。マッド・デーモンの魂を吸い取った魔城から、新たに現れたのは女性型デーモン。

 一見するとトリック・デーモンが成長し女帝となったように見える。幼いころにあった稚気は消え、代わりにおぞましいほどの妖艶さ、魔力の上昇による死の気配を如実に感じさせる強大さが前面に現れている。

 

「ジェネシス・デーモン効果発動。墓地からデーモンの雄叫びを除外し、ネオス・ナイトを破壊する」

 

 ジェネシス・デーモンが双眸が赤く怪しげに光る。次の瞬間、光を浴びたネオス・ネイトが戸惑う間もなく石化、音を立てて砕かれた。

 

「ネオス!」

 

 咲夜の悲痛な叫び。彼女にとって、父から始めてもらったカードであるE・HERO ネオスと、その融合体は切り札(フェイバリット)でありある意味心の支えだ。だ。負けられない戦いだからこそ、それがあっさりと倒されると心に刺さる。

 

「まだでしょオデッサ。この、壊したくなるほどの可愛らしいお嬢さんに、絶望を突き付けるの。ねぇお嬢さん、貴方のデュエル、映像資料で見せてもらったわ。だから、貴方が一番信頼している子を奪ってあげる(、、、、、、、、、、、、、、、、、、、)。」

 

 エリスのサディスティックな笑い。オデッサは一つ嘆息し、次の言葉を宣言した。咲夜にとって、ある種の絶望の言葉を。

 

「デーモンの宣告の効果発動。500ライフを払い、宣言するのは――――堕落(フォーリン・ダウン)

「な――――!?」

 

 咲夜の表情が青ざめる。同時に絶句する。宣言されたのは、デーモンがいる限り相手モンスターを奪い続ける装備魔法。

 

「正解。堕落を手札に加え、発動。装備するのは当然、グラン・ネオス」

 

 グラン・ネオスが頭を抱え膝をつき、苦しみの声を上げた。正義のヒーロー、その心が悪に黒く染め上げられる。その証のように、身体が次第に黒ずんでいく。

 

「グラン・ネオス!」

「いかん!」

 

 咲夜の悲痛な叫び、アテナの切迫した叫び。どちらもグラン・ネオスには届かない。

 正義と悪が反転。陣営が移動され、グラン・ネオスの戦意が咲夜に叩き付けられる。

 

「……ッ!」

 

 この状況は非常にまずい。心のよりどころであったモンスターを奪われたこと、主力を奪われたこと、なにより、自身の防御があまりにも薄いことが咲夜を追い詰め、囲い込む。

 

「あ――――――」

 

 咲夜の、神々の戦争参加者としての部分は、まだ終わっていないと叫んでいた。

 

「ジェネシス・デーモンでプリズマーを攻撃」

 

 ジェネシス・デーモンが手にした剣を一閃。なす術なく両断されるプリズマー。フィードバックのダメージが咲夜を襲い、彼女の守りを完全にはぎ取った。

 

「――――――!」

 

 まだ終わっていない。叫びたくとも、プロデュエリストとしての冷静な咲夜がもう勝つ目がないと告げている。

 孤独(ひとり)では、この状況を打開できないと。

 

「さぁ、終わりね。グラン・ネオスでダイレクトアタック」

 

 エリスの囁き。オデッサが神の言うとおりに命令を下す。

 堕落し、敵となったグラン・ネオス。一切の慈悲も容赦もない、赤く変色した双眸が咲夜を、その後ろのアテナを睨みつけ、肉薄。

 手にしたドリルが唸りを上げる。まともに食らえば挽肉かなと、この場面にそぐわないことを――あるいは非常に合致したことを――ぼんやりと考えた。

 

「咲夜! 何をしている! 避けろ、避けるんだ! 宝珠を破壊されない限り、敗北ではない!」

 

 アテナの叱咤もどこか遠いことのように感じる。守るべき少女の叫び。身体は動こうとしているのに心は諦めてしまった。だから体も心に従って、動けないでいた。

 あるいは、このデュエル、咲夜はネオスを奪われた時点で、その心を折られたのかもしれない。もっとも信頼していたのに、あっさりと奪われたことがショックだったのか。

 呆然と迫るドリルを見つめる咲夜。ふと思ったのは、あの少年はどうなったかということ。

 自分の勘違いで一方的にデュエルを仕掛け、その結果、アレスたちの攻撃に巻き込まれてしまった彼。無事だろうか? 無事であればいいと思う。

 敵であるはずのアテナを慮ってくれた彼なら、この状況でどう動いただろうか。

 関わり合いにならずに逃げただろうか。敵になって、三対一の状況に追い込んだだろうか。

 それとも、ひょっとしたら――――、一緒に、戦ってくれただろうか。

 

「あの子、名前くらい、聞いとけばよかったかな――――」

 

 それが最後の言葉になる、そう思ったが、予期していた痛みや衝撃は来なかった。

 

「え?」「何……?」

 

 呆然と呟く咲夜とアテナ。咲夜の宝珠の手前で、ドリルは不自然に停止していた。

 一瞬、敵がこちらを嬲るために攻撃を止めたのかと思ったが違った。エリスもアレスも戸惑いの表情置浮かべている。

 カチ、コチと規則正しいメトロノームのような音が頭上から届いた。上を見れば、確かにメトロノームのような悪魔がいた。

 あれは――――、

 

「手札から、バトルフェーダーの効果を発動させた。バトルフェイズを終了させた」

 

 声が聞こえた。乱入者の声。足音と共に咲夜と追い越して、彼女を守るように敵の前に立ちはだかる。

 意外と広い背中。そして特徴的な白い髪の少年。最初に見た時内心ちょっと驚いて、それから綺麗だな(、、、、)と思った髪の色。まさしく今、心に描いた少年だった。

 少年が、振り返った。

 

岡崎和輝(おかざきかずき)っつーんだ。覚えてくれたら幸いだ。助太刀させてもらうぜ、国守(くにもり)プロ」

 

 その言葉は――本人は口では否定するだろうが――咲夜が今一番言ってほしい言葉だった。

 

 

デーモンズ・ギャンビット:通常罠

(1):カードを2枚ドローする。その後、手札、またはフィールドの「デーモン」カード1枚を選択し、破壊する。

 

デーモンの巨神 闇属性 ☆6 悪魔族:効果

ATK2400 DEF1600

(1):モンスターゾーンのこのカードが効果で破壊される場合、代わりに500LPを払う事ができる。この効果はこのカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度しか使用できない。(2):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。手札から「デーモン」モンスター1体を特殊召喚する。

 

戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモン 闇属性 ☆8 悪魔族:効果

ATK3000 DEF2000

このカードはリリースなしで召喚できる。この方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力・守備力は半分になり、エンドフェイズ時に破壊される。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分は悪魔族以外のモンスターを特殊召喚できない。また、1ターンに1度、自分の手札・墓地の「デーモン」と名のついたカード1枚をゲームから除外して発動できる。フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。

 

ヘル・エンプレス・デーモン 闇属性 ☆8 悪魔族:効果

ATK2900 DEF2100

このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する悪魔族・闇属性モンスター1体が破壊される場合、代わりに自分の墓地に存在する悪魔族・闇属性モンスター1体をゲームから除外する事ができる。また、フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、「ヘル・エンプレス・デーモン」以外の自分の墓地に存在する悪魔族・闇属性・レベル6以上のモンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる。

 

堕落:装備魔法

自分フィールド上に「デーモン」という名のついたカードが存在しなければこのカードを破壊する。このカードを装備した相手モンスターのコントロールを得る。相手のスタンバイフェイズ毎に、自分は800ポイントダメージを受ける。

 

バトルフェーダー 闇属性 ☆1 悪魔族:効果

ATK0 DEF0

(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、その後バトルフェイズを終了する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

 

 

咲夜LP3100→1300手札0枚

兵藤LP4400手札1枚

オデッサLP6500→6000手札4枚

和輝LP8000手札4枚

 

 

「このデュエル、タッグにさせてもらう。勿論俺は国守プロと組む。さぁ、反撃開始だ」

 

 にやりと、不敵で頼もしく、そしてどこか安心させる笑みを、和輝は浮かべた。

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