文字通り絵に描いたような、あくまでドラゴンメインの高校生活   作:ぐにょり

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五十五話 君の温もりを感じて

「殺していない?」

 

「襲撃者の中で、自分の意志で戦っていない者に限られるそうだが、洗脳を解いて然るべき場所で保護して貰っているらしい。情報源をあいつが好き勝手してるってのは問題だがな」

 

アザゼル先生の言葉を聞いて、オウム返しに聞き返してしまった部長を含むその場のみんなの大半はまず耳を疑ったんだと思う。

それを不思議そうに見るのは、詳しい事情を知らないイリナさんとギャスパーのみ。

 

「ねぇ、それってそんなに驚くような事なの? 彼が善良な市民の味方だった、っていうだけで済む話じゃない。ほら、エクスカリバーの時も手伝ってくれたんでしょ?」

 

「いえ、それは……」

 

困ったように言葉を濁す部長。

それにイリナさんはぴんと人差し指を立てながら続けた。

 

「私は人伝に聞いただけだけど、イッセー君がアーシアさんを助ける時に、何の報酬も求めず手伝おうとしてくれて、木場君の仇討ちにも無償で手を貸して、街を吹き飛ばす術式を解除してくれた挙句、満身創痍の貴方達の代わりにコカビエルを倒した。……これ、順当に考えたら普通に善人じゃない?」

 

「あー」

 

皆、思い思いに単音で唸りながら困ったようにイリナさんから目を逸らす。

なんという箇条書きトリック。

心理描写とか人格面での評価というものが如何に重要であるかを改めて思い知らされているような気分です。

 

「そう、ですよね。書主さん、優しい人ですし……」

 

何故か自分が褒められたかのように頬を染め、掛けたメガネを大事そうに両手の指先で触れるギャー君。

潤んだ瞳が実に熱っぽく、視線の先はまるで此処には居ない書主さんに向けられているようだ。

これは見事なメスの顔……いや雄ですが。

このままだとホルモンバランスとか崩れ始めたりしませんかギャー君。

でも、ギャー君のこのリアクションというか、評価は責めることができない。

同病相哀れむとでも言うのでしょうか、出会った当初から書主さんはギャー君に対しては優しい面が多く見られるし、普段の対応もかなり柔らかい。

兇悪な戦闘時の姿を見た事も実は無く、ギャー君視点での書主さんがどう写っているか、というのは想像に難くない。

 

「優しいかどうかはともかく、やって良いことと悪いこと、何をすれば目をつけられて、どうすれば目をつけられないか、ってのの線引が上手いんだろうな」

 

「では、例えば私達の訓練に付き合ってもらう、なんていうのは……」

 

何かを考え込むように斜め下を見ながら、ふとゼノヴィアさんが呟く。

なるほど、考えもしなかった。

けれど、考えもしなかった、というのも、それなりの理由があって考えもしなかったわけで。

 

『此方、あなた方『悪魔だの堕天使だの天使だの』の、ややこしい仕組みの中に入りたいとは、どうしても思えないんですよ』

 

思い出すのは、はっきりとした拒絶の意志。

言葉と共に脳裏に浮かぶのは、底の見えない井戸の様な、星のない宇宙の様な、じっとりと睨むように細められた目。

 

「やって悪いことじゃないだろうけど……仲間と見られるようなことはしたくない、って、断られるのがオチじゃないかな?」

 

苦笑する祐斗先輩。

今更じゃないか、と、そう思う程度には私達は悪魔として彼と同じ戦場に立ち会っているのだけれど。

実のところ、助けられたりした事はあれど、それが共同戦線であるかは微妙なものばかり。

基本的に、彼のやることは非常にシンプルだ。

敵が居るところに現れて、それを殺す。

笑いながら、楽しそうに殺す。

私やギャー君の様に直接的に助けてくれる事が無い、とは言わないけれど……。

何処に主な目的があるかは明らかだろうと思う。

もっとも、その場に居る敵は大体の場合死ぬので、その事実を相手側が考慮できるかは不明ですが。

有名無実化しているとはいえ、そこまで露骨に悪魔としての私達の活動に手を貸してくれるでしょうか。

 

「まぁ、頼むかどうかは小猫に任せるわ。それじゃあ、夜も更けてきたし、始めましょうか。学生じゃなく、悪魔としてのお仕事をね」

 

―――――――――――――――――――

 

「っていう、話がありまして……どんな顔ですかそれ」

 

昼休み。

手製弁当が無いので購買部で買ったパンを持って日当たりの良い空き教室で食事をしていたら、食事に誘った小猫さんがあまり楽しそうではない提案をしてきた。

 

「どんな顔て」

 

意識的に作った表情は、眉根を寄せて唇を若干アヒル口にしつつ気持ち程度舌を前に突き出した……どんな表情なんだろうこれは。

 

「……まぁ、こんな顔をしてしまうような提案を持ってきた小猫さんにも非はある。うん」

 

「……やっぱり、仲間に見られるのは嫌ですか?」

 

「いや、まぁ嫌というか嫌じゃないというか、そういう話以前に別に仲間ではないし」

 

こちらとオカ研メンバーの関係は個人個人でだいぶ差があるので一言で片付ける事は難しい。

一番親しいのは言わずもがな小猫さんとして、女装以外はほぼまともな男友達であるギャスパー、此方に踏み込んでこないけど変化球気味の進化を見せ付けつつも先輩らしさを適度に見せてくれる木場先輩。

それなりに親しい、と言えるのはこの辺。

一歩劣るのがなんか最近余所余所しく成ったような気がするゼノヴィアさん。

で、その他先輩方だ。

確実に友達と言い切れる二人に関しても、友達であって仲間ではない。

そこら辺をごっちゃに考えては戦闘時の判断が面倒になる。

 

「友達だから助ける、ってのはあっても、友達だから共闘する、ってのは違うでしょ?」

 

「そういうものですか?」

 

「んー、小猫さんはほら、戦場で仲間でない友達と出くわした事無いでしょ? あれば此処らへんの感覚わかると思うなぁ」

 

「それ、そのまんま書主さんじゃないですか」

 

「此方はノーカンです。此方は問題なければ味方も斬るので」

 

仲間、というのは、仕事、任務、或いは何かしたの目標、目的に挑む上での共同体だ。

友達は私的な時間、任務に関わりのない時間での関係性なわけで。

例えば友達であったとしても、任務の妨げになるのであれば無力化するべきだ。

ココらへん、実は今までオカ研の方々と此方は上手いこと噛み合っていたんだと思う。

間が悪ければ、めぐり合わせが悪ければ、まぁ、暫く動けなくなる程度に手足を飛ばすくらいはしていただろう。

どうせ連中には回復手段があるし、悪魔なら手足の三、四本切り落としてそのまま放置してもそうそう死ぬことはないのは実験済みだし、それで死ぬ程度ならその内勝手に無念の内に死ぬだろうから死んでしまっても仕方がない。

治そうと思えば治せるしね。

 

「いい訓練になりませんか」

 

「ならないなぁ……うん、ならない。少なくともこっちは全然、ぜぇんぜん、ならない」

 

ぶっちゃけ、寸止めで殺しちゃだめ、という時点で朝の運動に劣る。

息の根を止めるまでやれるのと、寸止めで終わらせなければならないのでは得られる経験の質が異なるのだ。

一人斬り殺せば三ヶ月分の鍛錬と同等の経験を得られる、なんて話もあるが、命を賭けるか賭けないか、奪うか奪わないかではそれほどの差がある。

築いてきた人間関係がゼロを通り越してマイナスの限界値に至る程度の精神攻撃などが制限されるのも頂けない。戦いにおいて精神攻撃を織り交ぜるのは基本中の基本だ。

何かの得になるとすればギャスパーや小猫さんなど朝の運動で描かない連中を相手にした時くらいだろうけれど……。

時間停止能力者もタンク型魔術師も仙術使いも、全て上位互換が作れるのでそっちと組手をした方が速い。

というか、小猫さんは仙術学び始めてそんな期間も過ぎてないし、その道ではサバミソ……黒歌さん……鯖歌さん……黒味噌さん……ううん、まぁ、センニャンの下位互換だろう。

あれなら全力状態でも十分処理できた。

魔術との併用としても論外だ。

此方は、此方に向けられる魔族由来の魔術を全て無視できるし、発動も差し止めできる。

 

「まぁ。やっても放課後の日影さん待ちの間に軽く合わせる程度が妥当じゃないかなって」

 

「……その時間は、ゆっくり休むべき時間では?」

 

「あ、別に小猫さんが訓練に乗り気って訳じゃないのね」

 

「やれたら面白いんじゃないかな、程度の話だったので」

 

「あー、まぁ、えんえんオカ研メンバーだけで練習してたら、そういう話も出てくるか」

 

「唐突でしたけどね。ゼノヴィアさんが言って無ければ誰も思いつかなかったんじゃないですか?」

 

「ゼノヴィアさんかあ」

 

中々難儀な人だ。

体育倉庫でのあれ以来、以前ほど露骨な動きを見せてこなかったから、心を入れ替えたと思っていたのだが。

いや、それとも単純に訓練の相手として便利かもと思っての発言というのもあり得るか。

変なアプローチを受けていたからといって直ぐにそっちに直結するのは短絡的だな。

あれで戦闘に関しては真面目な人だ、単純に訓練のパターンに幅を持たせたいだけかもしれない。

 

「……気になりますか?」

 

「あんまり。それより何買った?」

 

「おにぎりのおかか、鮭、そしてドローパンを。そちらは?」

 

「明太マヨ、焼きそばパン、ドローパン。……ちょっと野菜足りてないかな」

 

サラダでも足せばいいのかもしれないが、そんな気の利いたものが食べたければ食堂に行くしか無い。

栄養バランスは大切だが、偶にはこういう偏った食事も悪くはない。

健康を気にせず無茶な食べ方ができるのは若者の特権だ。

 

「ドローパン買っておいて他にパン買うとかネタかぶりがリスキー」

 

「大丈夫、これは黄金のだから」

 

まだ残っていたからついつい買ってしまったが、サラダのが良かったかもしれない。

まぁ野菜系が人参とゴーヤだけだったから仕方がないか。

ややレア気味のが入った具無し紙入りもあったが……。

あんまカード系は深入りしない方がいいだろう。あれも人の身で抜けるには厳しい沼だ。

 

「そういうとこで第六感使うのはずるいです。でも私は寛大なので黄金半分で黙っていてあげます」

 

「だってそういう趣旨のパンだし……。あ、それならそっちのパンとはんぶんこで。栄養バランスも多少良くなるし」

 

「齧る前どころか封を開ける前にネタバレとか許されませんよ。許しますが」

 

「小猫さんのそういう不安定に安定してるとこ好きですよ」

 

「そうストレートに言われると照れますね……」

 

褒めてないんですがそれは。

 

―――――――――――――――――――

 

さて、学校も終わり、家に帰れば自由時間だ。

今の此方は学生にして学生にあらず、忍者にして忍者にあらず、錬金術師にして錬金術師位あらず。

立場に縛られる事無く、学んだ、身に着けた力で社会的秩序を乱さない範囲で様々な活動を行える。

今回の活動は、いつもの地域の清浄化にもつながる趣味の塗り絵とも異なり、実に個人的な取引。

以前に顧客に提示した商品の受け渡し日の取り付けだ。

 

「それ、買い物のついででいいんか?」

 

「今日遭遇するとは限らないしね。何事も無けりゃそのまま帰ればいいだけだし」

 

ただ、おでんさんとの遭遇はかなりの運任せになるものの、現地産旧型ロキには早い段階でかなりの確率で遭遇する事ができると踏んでいる。

此方はこの世界におけるロキの性格を知らないが、基本的に北欧神話のロキと言えば陰謀暗躍の人、トリックスターといった印象がある。

嫌がらせ、悪戯が大好きで人や神をあざ笑うのが大好き、というのは、大体のロキに共通するところではないだろうか。

まぁ、場合によっては神の力を捨てて人の世界で美少女を漁っている胸が平坦なロキなども居るだろうが、それはいわゆる味方になると人相が柔らかくなる父さんの親戚や同僚連中と同じ法則であり、ボスをしていた時には六桁くらいあったHPが四桁にガクッと下がってしまうようなものだ。

とりあえずは秩序側に居る主人公連中に合わせるためのキャラ調整を行われていないロキともなれば、自分のところの主神が他所で何かを始めたとなれば、それは喜々としてちょっかいを駆けて来るに違いない。

そして、おでんさんはこの街を起点に日本観光を楽しんでいるらしい。

だからこそ、何かやらかすなら滞在先、交渉先である悪魔側のメンツやら何やらに泥を塗ってぶち壊しにして指差して腹抱えて嗤うためにもこの街におでんさんが戻るタイミングで、というのが予測されうる中での最適解かな、と。

問題はどのような手を使って干渉してくるか、だが……。

 

「まぁ、まずは一手馳走って事で」

 

「せやろな」

 

兎にも角にも、旧ロキの文字列を読んで、この世界でのロキとしての活動に必要な記述を新ロキに追記しなければ取引は成立しない。

できれば、暗躍タイプであっても自己顕示や煽り目的で姿だけでも見せてくれればいいのだが。

或いは最初は味方のふりをして潜り込んでくるタイプだとなおよし。

ありえるとすれば……、北欧神話そのものを狙う第三の敵っぽいポジションを招いて、神話全体の危機をおでんさんに知らせるために命がけで駆けつけた、みたいな。

リアリティを出すために予め北欧の地を襲わせて神話全体を壊滅ギリギリまで追い込んでおくのもあり得るか。

ロキ本人ではなく別人になりすまして現れるという可能性もあるので、一目見るだけならそれなりにチャンスはある筈だ。

 

「そんで、日影さんは何買うの?」

 

「せやなぁ……まぁ、歩きながら考えるわ」

 

絡めていた腕に身を寄せる日影さんの体温に、ふと目を閉じた。

夏場とは異なり互いに長袖を着た状態であるため肌同士の接触はないが、その分、体温と腕の肉の柔らかさを強く感じる。

この世界では唯一と言って良い、常に見ていても大丈夫な日影さん。

だけど、目で見ずとも、日影さんが居る、という事を実感できる感触は心が安らぐ。

手の添えられた手首の辺り、絡んだ肘、髪からは家で使っているシャンプーと日影さんの体臭が混じった匂い。

そして腕に押し付けられる横おっぱい。

 

「日影さん」

 

「なんや」

 

「ありがとう。そして、ありがとう」

 

「おお」

 

長い付き合いだ。

此方が何に感謝しているか、なんてのは、日影さんだって承知しているのだろう。

いや、別におっぱいだけに感謝している訳ではない。

もちろん、日影さんのおっぱいに対する感謝とリスペクトは常に心の中に抱いているし、その愛がそんじょそこらのおっぱいマニアやおっぱい救世主に負けるなどとは微塵も思っていないけれど。

 

「む」

 

「ん」

 

穏やかな空気の中、夜の静寂の中に僅かに響く爆発音に同時に気付く。

火薬や高出力のレーザー、或いはビーム、もしくは反物質、忍術によって齎される音ではない。

生命力、いや、大気中の魔力、あるいはオーラか?

しいて近い音を挙げるとすれば、だいぶ前に試しに描いてみた聖剣のものに似ている。

というか、このオーラは微かに覚えがある。

この世界のデュランダルか。

とりあえずぶっぱ、というレベルで放たれる程度の『これで手足の一本でも取れればいいが』という意気を込められているのが感じられる。

 

「タイミングが良いんだか悪いんだか……」

 

「行くんか」

 

「いや、うーん」

 

確かに、今のデュランダルの一撃は実戦レベルで放たれる一撃だった。

が、しかし、だ。

それが向けられた相手が必ずしもロキ関係者であるとは限らない訳で。

聖書の陣営の過去におけるやらかしを考えれば、他の神話との外交中に、更に他の勢力に狙われる可能性はかなり高い。と、思う。

 

「少なくとも、多神教系の神か、それに近いレベルの知らんのが居るのは確かなんだけど」

 

それロキ?って聞かれても即答できる程の材料は無いというか。

陽性の気配も無いから、悪神とか邪神の類いかな? とは思うんだけど。

 

「ほんなら、見て確かめればいいんと違う?」

 

「まぁ、それくらいなら……」

 

直接ロキかロキの化けた何者かが居なくとも、ロキに何かを仕込まれた透破の一人程度は紛れていても可笑しくはない。

だから、見に行く事自体に否はないのだけど。

 

「買い物はまた今度や」

 

「うん」

 

「また別の日にいけるて」

 

「ごめんね」

 

「気にせん気にせん」

 

せめて、日影さんとの買い物を中断するだけの価値のある何かが見れればいいのだけど。

 

―――――――――――――――――――

 

……などと、考えていた自分を殴り飛ばしてやりたくなる程、今、此方は馬鹿馬鹿しい寸劇を見せられている。

結論から言えば、デュランダルのオーラらしきものはデュランダルのオーラだったし、襲われているのはおでんさんとオカ研メンバーだった。

襲っているのも、北欧神話系の神だ。

自称ロキ。

驚くべきことに、ロキの子であるフェンリルまで従えている。

なるほど、実によく出来ている。

本物のロキの子供を従えているのであれば、あれがロキである、という説得力も増すだろう。

例え、本人が北欧神話のトリックスターと名高いロキだとはとても思えない様なクソ以下な振る舞いであったとしても、だ。

 

「じゃあ、あれはロキとは違うん?」

 

「……いや、ロキだね。少なくとも、此方にはそう見える」

 

「それ以上の証明は何処で得られるんやろなぁ」

 

日影さんのすっとぼけた返答に、口の中で噛んでいたエア苦虫が十倍に増殖した。

なるほど、たしかに記述の上ではロキだ。

何者かにそう思い込まされているという訳でもない。

分霊的な何かで知力面能力面で劣化している訳でもない。

過去の記述含め間違いなくロキなのだろうと推測できる。

これで新ロキの最終更新も可能になるし、地下牢も空く。

いい事ずくめだ。

 

「でもなぁ……」

 

「?」

 

「いや、あれがロキかぁ……って思うと、なんか、もにょる」

 

「地下のあれも大差ないで。ただのオナホやろあれ」

 

まぁそうなんだけど、あれは元の世界じゃ少なからず策略を巡らせておでんさんと戦おうとしていた。

それは勿論あの世界でのロキとオーディンの力の差がこの世界でのそれとは比べ物にならないからこそだが。

それが……まてよ?

 

「それだ」

 

「どれや」

 

「大差ないんだから、つまり、どっちでも良いんだよ」

 

納品した後、処刑なり投獄なりされる旧ロキと、どうやって新旧を入れ替えるのか、他人事ながら心配していたのだが。

名案が浮かんでしまった。

あちら側での手間を省きながら、此方に諸々の矛先が向かず、ハルクにビターンビターンされていたロキ様の愉快なお姿を見てファンになったロキ様ファンの溜飲を下げる一手が!

 

 

 

 

 

 





一月掛けて書いた、という訳でなく、半分くらい書いてから一月くらい放置してもう半分書いた感じの話
なので前後の繋がりはあんまり無いし短い
模擬云々は使うか使わないかわからん伏線
実は生きてる一部禍の団洗脳解除組も回収できるか不明
投げるだけ投げて拾えるものだけ拾っていけばいいって誰かが

☆旧ロキさん
振る舞いと言動が知る限りの神話系ファンタジーのロキの中で一番小物っぽい
というか狭量っぽい
他所の神話と合併するならそこ事あれこれ引っ掻き回してやるぜくらいの事は言ってほしかった
でも他の神話と和平するとラグナロクが起こせない、とか、なんか世界設定とかを大切にしてる辺りはこう、こやつ自身神話というシステムの一部だった的なあれがあるんでしょうか
和平したならした上で改めてラグナロク起こせば良くね? 手を繋いだ後に改めてぶち壊しにすればよくね? と思うのですが

☆新ロキ(予定)さん
単純に作者が好きだったので出た
同着でスパナチュのロキとかでも良かったけど、あっちは設定的にHSDD以上の聖書勢力贔屓なせいで設定がめちゃややこしくなってしまうので無し
因みに作者のスパナチュ知識は天使と悪魔の二大巨頭が地獄に封じられて、天界から天使が全員落ちてきた辺りで止まっている上にうろ覚え

☆ドローパン
少なくとも主人公の学年には毎回黄金卵をドローする豪運の持ち主は居ない
なおカード入りのもあるが、中身のカードがデュエルモンスターズであるとも限らない
デジヴァイスとか持ってないのに超進化プラグインSとか出ても泣くのは禁止
甲鱗様が出た?
それは当たりですよ^^


次回は年明けか、さもなければ早めになるか
あとこの巻終わったら外伝物やりたい
メルブラ世界に転移しちゃう系の話
路地裏時代とかメルブラ初代時代に送ってお母さん呼びさせたい

それではまた次回
コメし難い内容かもしれませんが、気が向いたら感想とか書いていただけると嬉しいです
誤字修正とか送ってくれる方も、非常にありがたいです

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