奉仕部と私   作:ゼリー

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第二十一話

       ◇

 

 その年、千葉を含む関東一帯を襲った八月の暑さは筆舌に尽くしがたいものがあった。ただでさえ覇気のない私の顔が、汗や脂や他にいかんとも形容しがたい男汁のようなものに覆われて、見るも無残な猥褻物の様相を呈していた。これで往来を歩こうとするならば官憲の世話になる覚悟が必要である。きっとお巡りさんもそんなことで労力を使いたくなかろう。世の中のためにも、暑さを追い払わねばならない。わずかな隙間でもあろうものなら自室が熱帯と化してしまうため、私は窓やドアをぴしゃりと閉じてメーターが半狂乱に回るのも厭わず、冷房でこれでもかと部屋を冷やした。

 しかしながら外に出てしまえば、ものの数分で汗が滝のように流れ始める。喉が渇いて水分を摂取すれば、それに応じて加速度的に汗となって体内の水分が失われていくような気がした。私はおびただしく流れる汗の有効活用として、含有されるナトリウムを取り出して塩を生成し、「男塩」として売り出せないものだろうか考えたのだが、それくらいには暑さにやられて錯乱していた。

 朝のニュースでは観測史上五番目の猛暑だという。これより暑い年が何度もあったのかと私は絶句した。こんな時に思い起こすのはK君のことである。たとえ極寒の零下であろうとも彼は薄着で日々を送り、アイスをぺろぺろ美味しそうに食して我々の心胆を寒からしめ、暖房器具を断固拒絶した無類の暑がりである。

 

「冬は涼しくて良い」

 

 それがK君の口癖であった。

 茹だるような暑い夏は不愉快であるが、凍りつくほど冷やしてある彼の部屋は御免こうむりたい。私は小一時間で凍死しかけた経験を持っている。いくら暑いからといって夏に凍死しては本末転倒どころの騒ぎではない。落語家も吃驚仰天のオチである。おそらくK君は今頃凍てつく部屋で悠々自適に読書でもしているのだろう。さもなくばドロドロに溶けて排水溝にでも流れているかもしれない。

 氷河期に生まれていれば、彼はヒーローになれたろうと思う。毛皮を腰に巻き、颯爽と氷河の上を走って行く彼の姿は勇ましい。考えてみれば、世間は生まれる時代を間違った人間でいっぱいである。私もまた、そうだ。

 私はもっと評価される時代に生まれるべきだった。彼らは間違っていて、私こそが正しい時代。そんな時代に生まれていれば、向かうところ敵なし、アッと言う間に人心を掌握し、酒池肉林で自由自在、そのうちにファンクラブが出来上がり、やがてはゴルディオスの結び目を一刀両断にして、アレキサンドロス大王にも不可能だった世界征服への梯子を駆け上がれたというのに……。

 そんな妄想を弄びつつ、私は容赦ない夏の日々を一日一日と刻んでいた。

 

       ◇

 

 日没が近づき、ようやく暑さが和らいできた頃、私は電車に乗って近くの繁華街へ出かけた。

 怠惰極まる不毛な夏休みを少しでも有意義なものにするため向かったのは、某予備校の夏期講習である。賢明なる諸君にはお分かりのことと思うが、私の成績は決して悪くない。むしろ学年では上から数えた方が早いくらいである。ゆえにここへ来たのは学校の勉強のためではなく、大学受験を視野に入れた先見的対策のためである。私のような人間がわざわざ暑い夏に街へ繰り出すからには相応の立派な理由があるというものだ。

 まだまだ受験ムードとは程遠い高校二年生を対象とした国立理系クラスは、ぱらぱらと一握りの豆をまいたぐらいの生徒しかおらず静かだった。私は教室の中央あたりに腰を据えた。

 机に置かれた講義予定のプリントをぼんやり眺めていると、ふいに傍らから視線を感じた。間を置かずして、人影がぬっと眼前に現れる。プリントの活字が影になって大変読みづらい。我を邪魔する奴は何者ぞと、私は鋭い一瞥を投げかけた。

 

「なんだ、川崎さんか」

 

 私は早鐘を打つ心臓を落ち着けながら言った。乱暴な人間だったらどうしようかと、やや不安だったのだ。

 

「うん」

 

 川崎さんは頷き、となりの席に腰を下ろした。

 

「あんたも受けてたんだね」

「え、そこ座るの?」

「悪い?」

「いや、うん、悪くはないが……だけどなあ」

「じゃ、いいじゃん」

 

 川崎さんはTシャツにデニムの短パンと何と言うのか知らない黒い股引みたいなものを履いていた。足元はサンダルで、まるで今から海にでも行くような恰好であった。

 艶やかなポニーテールを揺すって、川崎さんは鞄から携帯電話を取り出した。なにやら含み笑いで操作している。漏らすまいと努めているらしいが、口元の笑みを隠し切れていない。本人はさぞかし愉快なのだろうが、はたから見るといささか気色が悪い。注意しようか迷ったが、面倒なのでそっとしておくことにした。

 私が視線をプリントに戻そうとすると、「ねえ」と声がかかった。

 

「見たでしょ」

「見たよ。楽しそうだったね。よかったね」

「べつに、楽しいとかじゃないから」

「あ、そう」

「ていうか、人の顔じろじろ見るとかやめなよ」

「ごめん。しかしだね、そんなに顔を赤らめるくらいなら、公共の場でにやつくのも遠慮すべきだろう」

 

 川崎さんははっとすると、顔をぶんぶん振って辺りを窺った。幸いなことにまだ人は少なかった。誰もこちらを気に留めていない。

 

「そんなににやついてた?」

「それは、もう」

「ほんとに?」

「不気味なくらいね」

 

 川崎さんは俯いてまた顔を赤くした。普段、滅多に見ることができないその様子がなんだか微笑ましく、私もにやにやとねぶるように彼女を観察した。

 講義が始まった。内容は難しかったが、ついていけない程ではない。はじめは顔色を忙しく変えていた川崎さんであったが、いざ講師が話し出すと銀狼の名に相応しい凛とした表情を見せていた。どうやら彼女の方も理解がしっかり追いついているらしかった。

 

「そこそこ難しいね」

 

 すべての講義を終えて、川崎さんが言った。

 

「けど、あたしちょっと自信出てきたよ」

「ふぅん」

「これくらいなら国公立目指せそう」

「文理選択は決まっているの?」

「うーん、まだ。はっきりさせるのはもう少し先かな」

「へえ。ま、急ぐ必要はないもんな」

「あんたは?」

「理系だ」

「ぽいね」

 

 私は筆記用具をしまうと、ポケットから飴を出して口の中に入れた。川崎さんにも一応勧める。

 

「ありがと。……黒飴」

「なんだよ、文句ある?」

「いや、ないけど。あたしも好きだし」

「へえ。それでは俺はそろそろ」

「あ。あたしも帰るわ」

 

 我々は揃って予備校を出た。夜はだいぶ深まっている。ネオンが潸然と輝く繁華街をまだ高校生である男女が歩くのはいかにも危険であったが、駅までの一番の近道ということで我々は足早に通り過ぎた。

 

「そういえば、スカラシップ取れたよ。あんたたちのおかげでさ。ありがとう」

「お、それはめでたい。すごいじゃん」

「うん。あの時、あんたらの助言があって本当に良かったよ。大志ともうまくやってるからさ」

 

 大志って誰だ、と私は思ったが適当に頷いておいた。

 

「でさ、そのことについて比企谷たちにもお礼がしたいんだけど、連絡してくれない?」

「自分でしたまえ」

「あたし連絡先知らないんだよ」

「……聞けばいいじゃないか」

「今夏休み。しばらくそんな機会がないじゃん。ていうか、会えたらお礼してるっつうの」

「知らん」

「部活あるんでしょ。そのときでいいから」

 

 自然と顔が強張る。私は自分でもにわかには信じがたいほどか弱い声で言った。

 

「ちょ、ちょっと、部活はアレなんでね」

「はあ? なんて?」

「部活は出てないからさ」

「どういうこと?」

「……辞めたんだよ」

 

 正確には辞めていない。退部届を受理してもらえなかったのだ。平塚先生に提出したのだが、「これは預かっておく。気が向いたら取り戻しに来なさい」とけんもほろろに返されてしまった。あの時は何の権利があってそんなことをするのだと詰問すべきだった。そもそも私は仮入部なのである。とはいえ、私の方ではすでにケリはつけたつもりだ。もう奉仕部活動をすることはないだろう。

 そういえば、奉仕部の面々は先週、平塚先生とともに千葉村へ行ったそうである。平塚先生はもとより由比ヶ浜さんや雪ノ下さん、そしてなんと比企谷までもが、その様子についてメールを送り付けてきたのであるが、なんて反応をしていいのやらわからなかった私は、毅然とした態度で無視を決め込んだ。予想はしていたが、平塚先生のしつこさには頭が痛かった。というより現在進行形で悩まされている。この先返信しなければ、延々と活動報告のメールが続きそうである。一体、彼女の何がメールを送るという行為に走らせるのか。私には謎であった。その情熱をもっと他に向ければ、きっと今よりも幸せな未来が開けるであろう。

 

「マジ?」

「マジだ。比企谷のメールアドレスを教えるよ」

「あんた、大丈夫?」

「なにが」

「何がって、すごい表情に出てるけど。見てて痛々しい」

「悪かったね。もともとこんな顔なんだ」

「……あっそ。そんな顔、一度も見たことないけどね」

 

 それきり駅まで黙って歩いた。

 私は無性に腹が立っていた。理由は判然としないが、むやみに腹立たしかった。心中で、形をとらないあやふやな影を散々に罵倒することで一旦は落ち着いた。密かに深呼吸を繰り返して気を取り直しているうちに駅までやって来ていた。

 私はスマートフォンを操作して電話帳を呼び出した。比企谷の連絡先を表示させ、川崎さんに手渡す。

 

「どうも」

 

 川崎さんは二つのスマートフォンに目をやりながら連絡先を打ち込んでいた。

 

「はい、ありがと」

「ふん」

 

 私は鼻を鳴らして受け取った。スマートフォンの電源を落とすと、黒々とした画面に暗澹たる男の顔が映り込む。

 

「あたしの連絡先も入れといたから」

「え」

「一応世話になったんだし、何かあったら言いな」

「世話をした覚えはない。俺は何もしてないから」

「人の厚意は素直に受け取りなよ」

 

 まさか川崎さんともあろう人間が、私を気遣っているのであろうか。もしそうならば、今の私は、孤高無頼の銀狼でさえも憐憫を感じてしまうほど惨めな奴ということになる。冗談ではない。余計なお世話である。

 

「やかましい。川崎さんごときの手助けなんて――」

「あ?」

「失敬。早速なんですが、ラーメンを奢ってください」

 

 強烈な眼光を一身に浴びて、私は瞬間的に敗走した。彼女がこれまでで一番恐ろしい顔をしていたのだからしかたない。

 

「むり。お金ないもん」

「はあ。んじゃ、もうべつにいいです」

「……あんたがさ、教室であたし以外と喋ってるとこ見たことないんだけど」

 

 ふと川崎さんは声の調子を変えて言った。

 

「まあ、それはあたしも同じなんだけどね。だから困ってたら、さ。言いなよね」

 

 川崎さんは驚くほど真剣な顔をしており、茶化す気など毛頭ない様子が窺えた。本気で心配しているらしい。私はそこに母性の瞬きを見た。なんでも彼女には下に兄弟が二人いて妹もいるという話である。生来の世話焼きなのだろう。普段の人を寄せ付けない態度はただ社交性が著しく欠落しているだけであり、本来の彼女は真心を持った性根のやさしい人なのだ。どうやら彼女という人間を見誤っていた。すると、彼女は私を弟のような存在とみなしているのかもしれない。

 川崎さんの顔を見つめる。高校生という若さで臆面もなくこれだけのことが言えるのだ。少なからず好意を持っている人間に対するはにかみがあってしかるべきなのだが、微塵にも表れていない。もしかしたら私のことを好いているのかとちょっぴり期待してみたが、これは相違なく母性的感情のようだ。

 私は川崎さんをお姉ちゃんと呼びたくなった。

 

「では、そういうことなら」

「ん」

「あのね、ぼくって男性としての魅力ないかな」

「は?」

「ないかな」

 

 川崎さんは救いがたい阿呆を見つけたような目つきをしたが、考える素振りなく「うん、ない」と即答した。

 私はゴビ砂漠に吹く風のような乾燥した笑いを零して手を挙げた。

 

「さいなら」

「え? じゃ、じゃあね。気を付けて」

 

 同じ電車に乗ることを避けるため、私は一度逆方面に向かってから帰宅した。

 きらきらと流れゆく車窓の風景を眺めながら、筋トレをしよう、そう思った。

 

       ◇

 

 夏期講習の課程をすべて終え、学校の課題も粗方こなしてしまった私は途方に暮れていた。

 俗称コロコロとかいう掃除用具で我が愛すべき四畳半を三往復し、布団を干して、窓からホトトギスを眺め、その鳴き声に耳を澄ませてから珈琲を飲み、またコロコロで一往復したあげくに珈琲を飲んでも、まだ昼前であった。おそろしく暇である。もはや拷問に近い。

 私は部屋の隅に投げ出してあった携帯電話を手に取った。不承不承の体で、受信の欄を見る。

 

「夏の休暇、いかがお過ごしであるか。

 我はすでに宿題を終え、日々原稿の執筆に心血を注いでいるのであるが、このあたりで気分転換が必要ではないかと思い始めておる。

 なにぶん忙しい身ではあるが、骨休めを怠っては真の傑作を産むことはできないであろう。(これ)、芸術家の辛いところなり。

 さて、数少ない我のオフの日をおぬしに知らせておこうと思う。じつのところ、昨日まで体を痛めつけ死に物狂いでペンを握っていたおかげか、明日からは時間を作ろうと思えば、作れないこともないのだ。驚きなさるな、なんと最終日までである。これは相当に稀有なことだと考えていただきたく候。我もこんなに進むとは思わなかった。本心としてはさらなる刻苦勉励で執筆を続けたいところであるが、無理は体に毒である。そこで、致し方なく休養を取ろうという決断をしたのだ。

 長くなったが、もしおぬしが我と遊びたいと言うのであれば、それを拒む理由はない(何度も言うようであるが、我にも息抜きが必要)。暇な日があれば連絡求む。いついかなるときに次の予定が埋まってしまうかわからない。おぬしのためにも、なる早でよろしくお願いし候。」

 

 言うまでもなく送り主は材木座で、メールを受け取ったのが一週間前である。何度目を通しても怒り心頭に発すること必定(ひつじょう)で、その点に関していえば飽くことなき煽り名文句と言えよう。

 私は頭に血が上るのも我慢して、拷問に近いこの閑暇と材木座を天秤にかけた。しかしながら、否、当然であるわけだが、それはいずれにも傾かなかった。つまり材木座との交遊は拷問に等しいという結論が出たわけである。これにはさすがの私も薄情すぎやしまいかと恥じ入りかけた。だが、次の瞬間に届いたメールによってその気持ちも霧散した。

 

「こんにちは。

 夏休みはどうですか? ぼくは結構楽しんでいます。

 それはそうと、突然ですが明日か明後日、ひまですか?」

 

 私は単純素朴こそ真理である意味をこの時に悟った。たった三行に、レトリックも機知も世辞も作法も超越した、手紙の深奥を垣間見たのだ。手紙とはかくありなん。材木座よ、お前はまず手紙とは、メールとは何かを考えるべきだ。

 私はメールの送り主である戸塚君に間髪を容れず返事をした。待たせていいはずがない。ああ、声が聞きたい。戸塚君の成長期を素通りした玲瓏たる肉声で鼓膜を震わせたい。だが急いては事を仕損じる。この場合、電話をするのは礼節に(もと)るであろう。焦らずともすぐに会えるのだ。

 それから私は戸塚君と何度かメールのやり取りをした。むろん、材木座のことはすっかり念頭から抜け落ちていた。

 明日は戸塚君と逢引きである。

 

       ◇

 

 その日、私は自宅を出て、海浜幕張駅構内にある喫茶店を目指した。

 午後一時に昼食をとることになっていたから、正午に戸塚君と待ち合わせて珈琲を飲む約束を取り付けた。遅刻せぬように、私は午前十時に家を出なくてはならなかった。そのために午前五時に起床しなくてはならなかった。なぜならばシワのない服を選ぶのに半時間、シャワーを浴びて髪を乾かすのに一時間、歯を磨くのに五分、髪を整えるのに半時間、昨夜考えた機転の利く会話の予行演習に数時間を要し、多忙を極めたからである。

 京葉線に揺られながらざわざわと落ち着かない心を鎮めていると、車掌のアナウンスで目的の駅に到着したことを知った。私は慌てて電車を飛び降りた。夏休みということもあって、家族連れや、同じ歳の頃の若者で駅の歩廊は混雑している。

 改札を出てすぐそばにある喫茶店に私が入ったのは、午前十一時であった。まだ一時間の余裕がある。カウンターで珈琲を受け取ると、窓際に席を占め、文庫本を取り出した。

 浮き立つ精神を統一するには読書が一番である。『奥の細道』を読んでいると、自然と私の心は漂泊の思いにさすらった。ちなみに芭蕉の句で私のお気に入りは、「鎖あけて月さし入れよ浮御堂」である。いつの日か風光明媚な滋賀の満月寺浮御堂を訪ねてみたいものだ。

 そういう風にして心を落ち着けていると、いつの間にやら約束の時刻が近づいていた。文庫本をしまって、「よっしゃ、いつでも来い」と準備を整えていると、喫茶店の入り口に戸塚君が姿を現した。

 私は浮かびかけただらしない笑みを押しとどめ、頭を下げる。戸塚君は天真爛漫な輝く笑顔を見せて、手をぱたぱたと振った。それに応えるべく手を振ろうとした時である。戸塚君の背後に何やら圧倒的に不気味な人影を認め、私は思わず悲鳴を上げそうになった。

 喫茶店に現れたのは戸塚君だけではなかったのである。

 彼のうしろを不吉な影を背負って立っていたのは、あろうことか材木座、そして比企谷だったのだ。

 

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