遊戯王~Truth of Satellite~   作:鬼柳高原

36 / 58
第36話 炎水VS ~破滅の光闇~

「……勝った」

 

高尾はカードと決闘盤を収め、決闘場から戻ってくる。

青年はアドガンと同じ様に何処かへと運ばれていった。

 

「よーし!! よくやったぞ高尾!」

 

「高尾さんの信念、凄かったです!」

 

鋼貴と遊伸が前に出て迎える。

 

「カードが信念に答えてくれたよ……お前達、気をつけろ、相手は手強い」

 

高尾の言葉に二人は真剣な顔で頷く。

 

「第2戦目、お見事です、さあ続いていきましょう」

 

安藤が3人目に手招きをすると、立ち上がり、フードを脱ぐ。

初老の男で、口元に立派な髭を蓄えている。

 

「あ、あの人は!?」

 

「また知ってるの? 高尾さん」

 

空が首を傾げながら高尾に聞くと、高尾はよろめく。

 

「……プ、プロデュエル見てないのか? それに有名人だぞ!?」

 

「ん~…見るのは嫌いじゃないけど、テレビでやってる時間は大抵寮の皆とデュエルしてるから…」

 

「僕は最近事務所で見てましたけど、あの人は知らないなぁ……」

 

遊伸は初老の男を見ながら首を傾げる。

燃次と冷次もその横で首を振る。

 

「……まあいい、彼は元プロ決闘者、霧島 黒男(きりしま くろお)だ。 数年前に引退したんだが、その後はあっちこっちでデュエルの講演会を開いたりして、後続の決闘者の育成に励んでいたな、アカデミアの教諭になるって話もあった位だ。 デュエル業界でも信頼が厚く、引退した身でありながらナンバーズ・テスターを任されたらしい。 ……だが」

 

高尾は表情を曇らせる。

 

「…何ヶ月か前に行方不明になってな、かなり騒がれたんだ。 サテライトにいた遊伸はともかく、正直お前達が知らないなんて思わなかったぞ……」

 

「俺は知ってるぜ、”天使”のオッサンだろ?」

 

「天使のオッサン……」

 

明らかにおかしいものを想像している遊伸に鋼貴が訂正を入れる。

 

「あのオッサンが天使なんじゃねーよ、あのオッサンが使う種族だよ……見たって言っても大分昔だからなぁ、どんなもんかは忘れちまった」

 

鋼貴が頭を捻りながら答える。

 

「よし! じゃあ今度は俺達が行くぜ!」

 

燃次と冷次が立ち上がる。

 

「まてまて! お前等タッグ専門だろ! 相手一人じゃねーか」

 

鋼貴が二人を引き止める。

 

「だからもう一人呼んで貰うんだよ! 行こうぜ冷次!」

 

「ああ」

 

二人は決闘場へと入る。

 

「こっちは俺達だ! もう一人呼んでくれよ!」

 

燃次が安藤にそう言うと安藤は頭を振る。

 

「いいえ、こっちには余分な人数はいません。 ですから貴方達は2人、こっちは1人で戦って貰います。 勿論このままで戦うなんて芸当はテオドールさん位しか出来ませんから、こちらは手札10枚で始めさせて貰いますよ」

 

「おういいぜ!」

 

「元プロ決闘者……望むところだ」

 

 

「「デュエル!!!」」

 

「……デュエル」

 

 

この瞬間、決闘場を黒い炎が囲む。

 

順番は霧島から順に冷次、霧島、燃次。

 

「私のターン……ドロー……」

 

霧島 手札:10+1

 

「《創造の代行者 ヴィーナス》を召喚……」

 

霧島の場に黄金に輝く女性の天使が現れる。

その周りには青い玉が2つ、赤い玉が1つ周っている。

 

ATK:1600

 

「ヴィーナスの効果発動……500LPを払い…自分の手またはデッキから《神聖なる球体》1体を 自分の場に特殊召喚する……デッキから特殊召喚……」

 

霧島 LP:8000→7500

 

ヴィーナスが光を発すると、霧島の場に光り輝く球体が現れる。

 

DEF:500

 

以降、霧島は同じ事を2回繰り返す。

 

霧島 LP:7500→7000→6500

 

DEF:500

DEF:500

 

「ああ? あんなに弱いの沢山出してどうする気だ?」

 

燃次が首を傾げながら霧島の場で輝く3つの球体を見る。

 

「……レベル2の《神聖なる球体》3体をオーバーレイ……3体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築……」

 

3体の神聖なる球体が黄色の光球へと変わり、現れた地面の穴へと吸い込まれる。

その穴から金色の閃光が放たれると、その閃光を掻き消すような黒い霧が現れる。

 

「……エクシーズ召喚……《No.96 ブラック・ミスト》……」

 

黒い霧が集合し、1体の悪魔へと姿を変える。

頭の右側には”96”の数字、そして鋭い爪に長い尾、マッド・デーモンの様な大きい顎が腹部にあり、その上の胸部には眼の様な炎が二つ燃え盛っている。

胸部と腹部、合わせて見ると恐ろしい顔の様に見え、見た者に恐怖を与える。

 

ATK:100

 

「ナ、ナンバーズ!? 何でこのオッサンが……」

 

「燃次、高尾さんの話を忘れたか? このオッサンもナンバーズ・テスターだ」

 

冷次が慌てる燃次に声を掛ける。

 

「何だあいつ!? ファントム・オブ・カオスの仲間か!?」

 

「でも鋼貴、雰囲気は似てるけど、あの嫌な感じはしないよ……ん? 遊伸どうしたの?」

 

遊伸がブラック・ミストを凝視している事に空が気付く。

遊伸は何かを思い出そうと、自分の頭の中の記憶を探る。

見えて来たのは友河、そしてナンバーズ。

 

「……そうだ! 思い出した!」

 

「きゃ!? どうしたの遊伸! 急に……」

 

遊伸を探る様に見ていた空は、遊伸の突然の大声に驚く。

 

「ごめんよ、でも思い出したんだ、友河さんからの依頼を」

 

「依頼…? ……あ!」

 

どうやら空も思い出した様である。

 

「何だよ、何かあったっけ?」

 

まだ思い出せない鋼貴、遊伸が思い出した事を話す。

 

「鋼貴、あのナンバーズ、行方不明の7枚の内の1枚だよ」

 

「あ! そういやそんな話あったな! 忘れてたぜ……だがこれで分かったな」

 

鋼貴は安藤を睨む。

 

「うん、持ち去られたのはどうやらナンバーズじゃなくて……”決闘者”本人みたいだね……」

 

遊伸も鋼貴と同様に安藤を睨むと、それに気付いた安藤が笑う。

 

「さっきも言いましたが、私が連れて来たんじゃないですよ、睨むなら連れて来た人を睨んでください」

 

「…私はカードを4枚伏せターンエンド……」

 

LP:6500

手札:6

モンスター

・創造の代行者 ヴィーナス

・No.96 ブラック・ミスト

(オーバーレイ・ユニット:神聖なる球体×3)

魔法・罠

・セット

・セット

・セット

・セット

 

「流石10枚スタート……あれだけ伏せて手札が6枚か。 俺のターン、ドロー」

 

冷次 手札:5+1

 

「俺は永続魔法《ウォーターハザード》を発動、1ターンに1度、自分の場にモンスターが存在しない場合、手札からレベル4以下の水属性1体を特殊召喚出来る。 俺はチューナーモンスター《フィッシュボーグ-アーチャー》を特殊召喚」

 

冷次の場に現れたのはケンタウロスの様なマシン。

頭部と胴体は水槽になっており、頭部にはカワウソ、胴体にはアシカが入れられているのが分かる。

両腕にボウガンを装備したそのマシンは、照準を相手に向ける。

 

ATK:300

 

「そして《ゴラ・タートル》を召喚」

 

続けて冷次の場に大きな亀が現れる。

 

ATK:1100

 

「行くぞ、レベル3の《フィッシュボーグ-アーチャー》と《ゴラ・タートル》をオーバーレイ、2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築」

 

フィッシュボーグ-アーチャーとゴラ・タートルが青の光球へと変わり、現れた地面の穴へと吸い込まれる。

その穴から金色の閃光が放たれると、中から1体のドラゴンが姿を現す。

 

「エクシーズ召喚、《No.17 リバイス・ドラゴン》!」

 

現れたドラゴンは青い6枚の翼を羽ばたかせ、虫の様な6本の脚で地面に降り立つ。

頭の右側の角に”17”の数字が見える。

 

ATK:2000

 

「おお! 来たぜ冷次のナンバーズ、リバイスが!」

 

「ああ、リバイス・ドラゴン、効果発動! 1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを1つ取り除く事で、このカードの攻撃力を500ポイントアップする」

 

取り除いたユニット

フィッシュボーグ-アーチャー

 

リバイス・ドラゴンがユニットを一つ食らうと、青いオーラを発する。

 

ATK:2000→2500

 

「ホープと並んだ! 成る程、どんどん強くなるモンスターか! 凄い!」

 

遊伸はリバイス・ドラゴンの能力に感心する。

 

「(手間を掛けてナンバーズを出していたが、あの低い攻撃力で攻撃表示……罠か? だがLPとモンスターをあれだけかけて出したんだ、それだけ重要な存在に違いない) バトル! リバイス・ドラゴンでブラック・ミストを攻撃、《バイス・ストリーム》!」

 

リバイス・ドラゴンがブラック・ミスト目掛けて口から波動を撃ち出す。

珍しいナンバーズ同士の激突、リバイス・ドラゴンが制す、遊伸達はそう思っていた―――

―――しかし。

 

「ブラック・ミストの効果発動……相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に1度…オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いて発動出来る……その相手モンスターの攻撃力を半分にし…このカードの攻撃力はその数値分アップする……《シャドーゲイン》……」

 

No.96 ブラック・ミスト   ATK:100→1350

No.17 リバイス・ドラゴン ATK:2500→1250

 

ブラック・ミストが突如姿を霧に変え、バイス・ストリームをかわすとリバイス・ドラゴンを霧となった自身で覆う。

霧がその場から離れると、既にリバイス・ドラゴンの姿は無かった。

 

「う……馬鹿な……リバイス・ドラゴンが…」

 

燃次・冷次 LP:8000→7900

 

「リバイス・ドラゴンの力を奪った……」

 

「マジかよ!? 雰囲気だけじゃなく効果まで似やがって!」

 

ブラック・ミストの能力に遊伸と鋼貴は驚く。

 

「…俺はカードを2枚セット、ターンエンド」

 

LP:7900

冷次 手札:1

燃次 手札:5

モンスター

・無し

魔法・罠

・ウォーターハザード

・セット

・セット

 

「私のターン……ドロー……」

 

霧島 手札:6+1

 

「罠発動……《ナイトメア・デーモンズ》……自分の場のモンスター1体をリリース……相手の場に《ナイトメア・デーモン・トークン》3体を攻撃表示で特殊召喚する……《創造の代行者 ヴィーナス》をリリース……」

 

ヴィーナスが消えると、冷次の場におどけた影の様な悪魔が3体現れる。

 

ナイトメア・デーモン・トークン ATK:2000

ナイトメア・デーモン・トークン ATK:2000

ナイトメア・デーモン・トークン ATK:2000

 

「俺の場にモンスターを……何故?」

 

「バトル……ブラック・ミストでナイトメア・デーモン・トークンを攻撃……《ブラック・ミラージュ・ウィップ》……」

 

ブラック・ミストがナイトメア・デーモン・トークンに向かって跳び掛かる。

 

「効果発動……《シャドーゲイン》……」

 

No.96 ブラック・ミスト      ATK:1350→2350

ナイトメア・デーモン・トークン ATK:2000→1000

 

先程の様にブラック・ミストが黒い霧に変わり、ナイトメア・デーモン・トークンを覆うと、ナイトメア・デーモン・トークンを消滅させてしまう。

 

「ぐうぅ……ああ……!」

 

燃次・冷次 LP:7900→6550

 

「冷次!?」

 

後ろの燃次が叫ぶ。

 

「ナイトメア・デーモン・トークンの効果発動……破壊された時…コントローラーに800ポイントのダメージを与える……」

 

「おお……ぐっ……!」

 

燃次・冷次 LP:6550→5750

 

「バトル終了……魔法カード《トークン収穫祭》を発動……場のトークンを全て破壊し、1体に付き800LPを回復する……」

 

霧島の魔法が発動すると、冷次の場にいた残りのナイトメア・デーモン・トークンが全て破壊される。

 

「うわぁぁぁ!!!」

 

燃次・冷次 LP:5750→4950→4150

霧島 LP:6500→8100

 

「冷次!? おいしっかりしろ!?」

 

冷次は連続で襲ってくる”闇のデュエル”のダメージに耐えかね、膝をつく。

 

「魔法発動……《オーバーレイ・リジェネレート》……このカードをモンスター・エクシーズのオーバーレイ・ユニットとして下に重ねる事が出来る……ブラック・ミストの下へ……」

 

ブラック・ミストの周りを漂う光球の中に、白い光球が加わる。

 

「モンスターをセット……カードを伏せターンエンド……」

 

LP:8100

手札:3

モンスター

・No.96 ブラック・ミスト

(オーバーレイ・ユニット:神聖なる球体、オーバーレイ・リジェネレート)

・セット

魔法・罠

・セット

・セット

・セット

・セット

 

「LPを一気に逆転されてしまうとは……それにユニットを増やした……まだ強化をする気か……」

 

「ブラック・ミストの攻撃力を上げ、さらに相手のLPを削りつつ、自分のLPを回復する……理想的なコンボだ、伊達に元プロじゃねぇな」

 

高尾もグレイグも霧島の戦術に驚く。

 

「すまない……燃次……」

 

「冷次! よくやった、次まで休んでろ! 俺がばっちり繋いでやる! 俺のターン! ドロー!」

 

燃次 手札:5+1

 

冷次がよろよろと後ろに下がると、燃次が前に出てドローする。

 

「おいオッサン! 勝ったと思うなよ! 俺達のデュエルはな、3、4ターン目からなんだよ! 行くぜ! 冷次が伏せた魔法カード《手札抹殺》を発動! お互い手札を全て捨て、捨てた分ドローだ! 俺は6枚全て捨て、6枚ドロー!」

 

燃次が捨てたカード

フレムベル・グルニカ

ネオフレムベル・サーベル

溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム

フレムベル・デスガンナー

フレムベル・デビル

ネオフレムベル・オリジン

 

「げっ! 何だ燃次の手札! モンスターだらけじゃねーか! しかも半分重い!」

 

「シングルだったら今頃大変だよ……」

 

「(そういえば燃次は手札事故をよく起こすらしいんだよな、僕との最初のデュエルがそうだった)」

 

鋼貴と空と遊伸が燃次の初手を見て驚く。

 

「だからこそのタッグだろうが、まあ見てろよ」

 

グレイグは二人の新しいデュエルを見た事があるからなのか、余裕そうにこの場を見ている。

 

燃次 手札:0+6

 

霧島が捨てたカード

裁きの代行者 サターン

ファントム・オブ・カオス

紫光の宣告者

 

霧島 手札:0+3

 

「おお! ファントム・オブ・カオスが! これは幸先いいぞ!」

 

高尾は思わず握り拳を作る。

 

「よっしゃー行くぜ! 俺は《フレムベル・マジカル》を召喚!」

 

燃次の場に赤い炎の様な杖を持った魔法使いが現れる。

 

ATK:1400

 

「そしてこいつは自分の場に魔法使い族がいる時、手札から特殊召喚出来る! 来い! 《稲荷火》!」

 

続けて燃次の場に現れたのは一匹の狐。

その尻尾は炎であり、稲荷火が威嚇すると同時に燃え上がる。

 

ATK:1500

 

「お次はこいつ! 墓地から炎属性モンスターを1体除外する事で手札から特殊召喚出来る! 墓地の《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を除外して、《炎の精霊 イフリート》を特殊召喚!」

 

今度は鬼の様な姿と形相をした炎の精霊、イフリートが現れる。

 

ATK:1700

 

「さあ反撃だ! レベル4の《フレムベル・マジカル》、《稲荷火》、《炎の精霊 イフリート》をオーバーレイ! 3体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!」

 

3体が赤の光球に変わり、現れた地面の穴へと吸い込まれる。

その穴から金色の閃光が放たれると、一人の拳闘士が現れる。

 

「エクシーズ召喚! 熱き流星! 《No.105 BK(バーニングナックラー) 流星のセスタス》!」

 

現れた拳闘士は青白く輝く体を持ち、右肩には”105”の数字。

そして両肩にはセブン・ソード・ウォリアーが装備している物に似ているショルダーシールドが付いている。

拳闘士、流星のセスタスは握り拳を作り、相手に構える。

 

ATK:2500

 

「これが燃次のナンバーズ……」

 

「綺麗だね、スターダスト・ドラゴンみたい」

 

空の言葉に遊伸は頷く。

 

「バトル! 流星のセスタスでブラック・ミストを攻撃!」

 

拳を構えて突っ込んでくるセスタスを待ち構えるブラック・ミスト。

 

「ブラック・ミストの効果発動……《シャドーゲイン》……」

 

ブラック・ミストが再び自らを黒い霧に変える。

 

「させるかぁ! 流星のセスタス、効果をチェーン発動! 《BK》と名のついたモンスターが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップ時にオーバーレイ・ユニットを1つ取り除く事で、その相手モンスターの効果はターン終了時まで無効化される! 《バーニングナックル・スピリッツ》!」

 

取り除かれたユニット

稲荷火

 

ユニットを一つ取り込んだセスタスが勢いよく拳を突き出すと衝撃波が発生し、霧になっているブラック・ミストを吹き飛ばす。

飛ばされまいとブラック・ミストは慌てて元の姿に戻る。

 

「くらえ! 《スターダスト・インパクト》!!!」

 

元に戻った瞬間、セスタスの強烈な一撃を貰い、ノックダウン、ブラック・ミストはそのまま破壊される。

 

「…」

 

霧島 LP:8100→7950

 

「おお! ぶっ倒しやがった! 行けるぞ!」

 

セスタスの一撃に鋼貴は歓声を上げる。

 

「俺はカードを2枚伏せてターンエンド!」

 

LP:4150

冷次 手札:1

燃次 手札:1

モンスター

・No.105 BK 流星のセスタス

(オーバーレイ・ユニット:フレムベル・マジカル、炎の精霊 イフリート)

魔法・罠

・ウォーターハザード(冷次)

・セット(冷次)

・セット(燃次)

・セット(燃次)

 

「私のターン……ドロー……」

 

霧島 手札:3+1

 

「装備魔法《魔界の足枷》を発動……装備モンスターは攻撃する事ができず…攻守は100になる……《No.105 BK 流星のセスタス》に装備……」

 

霧島が伏せていた装備魔法が発動すると、セスタスの側に顔の付いた巨大な鉄球が現れ、それに繋がっている足枷がセスタスの脚にはめられる。

 

No.105 BK 流星のセスタス ATK:2500→100

 

「な、何だコリャ!?」

 

「……永続罠《リビングデットの呼び声》……墓地の《裁きの代行者 サターン》を特殊召喚……」

 

霧島の場に紫の翼を羽ばたかせながら男性の天使が現れる。

 

ATK:2400

 

「バトル……サターンで流星のセスタスを攻撃……《大宇宙の裁き》……」

 

サターンが腕に力を集中させて力の球体を作ると、それをセスタスへぶつけようと近づく。

セスタスに足枷がはめられて慌てふためいていた燃次が突然落ち着き、ニッと笑う。

 

「オッサン! 油断大敵だぜ! 脚が動かなくても腕は動く! そしてセスタスの効果は無効化だけじゃないぜ! 効果発動!」

 

取り除いたユニット

フレムベル・マジカル

 

セスタスが近づいてきたサターンの顔面に強烈なカウンターパンチを入れる。

サターンは顔を腫らし、フラフラと自分の場に戻る。

 

「…」

 

霧島 LP:7950→5650

 

「どうだ! セスタスは効果を無効にするだけじゃない! こっちのモンスターは戦闘では破壊されず、 その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける!」

 

「いった~い……」

 

空は自分も痛そうに顔を手で覆い、指の隙間から前を見ている。

 

「すげぇ綺麗に入ったな……やるじゃねーか!」

 

鋼貴はセスタスの見事なカウンターに感心している。

 

「……バトル終了……チューナーモンスター……《ブーテン》を反転召喚……」

 

霧島のセットモンスター、豚の様な天使、ブーテンが現れる。

 

ATK:200

 

「……レベル6《裁きの代行者 サターン》に…レベル1《ブーテン》をチューニング……」

 

ブーテンが自身を一つの光輪に変えると、サターンを囲み、6つの光、そして光の柱へ変える。

 

「……シンクロ召喚……《ヴァイロン・デルタ》……守備表示」

 

光の柱から現れたのは、大きな翼と機械的な上半身だけの体を持った天使。

その大きな腕を交差させ、翼で体を覆う。

 

DEF:2800

 

「ターンエンド……この時…ヴァイロン・デルタの効果発動……表側守備表示で存在する場合…自分のエンドフェイズ時に自分のデッキから装備魔法1枚を選択して手札に加える事が出来る……《ダグラの剣》を手札に……」

 

霧島 手札:4+1

 

LP:5650

手札:5

モンスター

・ヴァイロン・デルタ

魔法・罠

・魔界の足枷(No.105 BK 流星のセスタス)

・リビングデットの呼び声

・セット

・セット

 

「冷次、大丈夫か?」

 

「ああ、もう大丈夫だ。 …任せておけ。 俺のターン、ドロー!」

 

冷次 手札:1+1

 

「燃次の伏せた魔法カード《トレード・イン》を発動! 手札からレベル8のモンスターを捨て、2枚ドローする、レベル8《ウォーター・ドラゴン》を捨て2枚ドロー」

 

冷次 手札:1+2

 

「墓地の水属性を1体除外する事で、このカードを特殊召喚出来る。 墓地の《No.17 リバイス・ドラゴン》を除外して《水の精霊 アクエリア》を特殊召喚」

 

冷次の場に青い肌をした少女、水の精霊 アクエリアが現れる。

 

ATK:1600

 

「さらに《ハイドロゲドン》を召喚」

 

続けてハイドロゲドンが場に現れる。

 

ATK:1600

 

「レベル4の《水の精霊 アクエリア》と《ハイドロゲドン》をオーバーレイ、2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築」

 

アクエリアとハイドロゲドンが青の光球へと変わり、現れた地面の穴へと吸い込まれる。

その穴から赤い閃光が放たれると、中から1体の海竜が現れる。

 

「未知なる轟き……深淵の闇より姿を現わせ! エクシーズ召喚《バハムート・シャーク》!」

 

その海竜は竜と鮫の特徴を兼ね備えており、その姿からは相応の凶暴さを感じさせる。

 

ATK:2600

 

「バハムート・シャークの効果発動! 1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを取り除き、このターン、バハムート・シャークの攻撃が出来なくなる代わりに水属性・ランク3以下のモンスター・エクシーズ1体を エクストラデッキから特殊召喚する。 …さあ2体目だ、現れろ《No.47 ナイトメア・シャーク》! 《ゴッド・ソウル》!」

 

取り除かれたユニット

水の精霊 アクエリア

 

バハムート・シャークが咆哮を上げると、隣にエクシーズ召喚時の穴が現れる。

その中から金色の閃光を放ち出て来たのは、またしても海竜。

バハムート・シャークと同じ様に竜と鮫の特徴を兼ね備えている。

しかしバハムート・シャークは竜をベースにした姿なのに対し、この海竜は鮫をベースにしている様に見える。

大きな翼と長い尾、鎌の様なヒレを持ち、背ビレ付近に”47”の数字が見える。

 

ATK:2000

 

「一気にモンスター・エクシーズを2体、それも片方はナンバーズ! 凄い!」

 

遊伸が驚きの声を上げる。

 

「お互いがお互いのカードを上手く利用している……燃次のターンからの流れる様なこの戦術……見事だ、セキュリティでも俺を含め、ここまで上手くタッグデュエルを行う者はいないだろう」

 

鋼牙がこれ以上無いと言っていい程の称賛を送る。

 

「確かに凄いけど……私と遊伸のタッグだってあれ位出来るよね!」

 

空が期待を込めて遊伸に聞く。

 

「いや、まだまだあの二人には敵わないよ。 今だって二人から学ぶ事が沢山あったし、彼等みたいにもっと頑張らないとね」

 

「うん…(嘘でもそこは”うん”って言って欲しかったなぁ…)」

 

「(遊伸……そこは汲み取ってやれよ……)」

 

横の高尾は内心で遊伸に突っ込む。

 

「よしよし! 連れて来た甲斐があったな! だがあの天使を倒せる奴がいないぞ、冷次、どうすんだ?」

 

グレイグが場を見ながら冷次に問いかける。

 

「目の前の敵が倒せないなら……その後ろです。 ナイトメア・シャーク、効果発動! 特殊召喚に成功した時、自分の手札または場から水属性・レベル3モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてオーバーレイ・ユニットとする事が出来る。 手札の《スターフィッシュ》をオーバーレイ・ユニットに」

 

ナイトメア・シャークの周りを青の光球が周り始める。

 

「そしてオーバーレイ・ユニットを取り除き、自分の場の水属性1体を選択、このターン選択したモンスター以外のモンスターは攻撃できず、選択したモンスターは相手に直接攻撃出来る。 俺は《No.47 ナイトメア・シャーク》を選択、バトル! ナイトメア・シャークで直接攻撃、《ナイトメア・バイト》!」

 

ナイトメア・シャークが霧島に飛びつき、鋭い歯で噛み付く。

 

「…」

 

霧島 LP:5650→3650

 

「俺はこれでターンエンド」

 

LP:4150

冷次 手札:0

燃次 手札:1

モンスター

・No.105 BK 流星のセスタス

・バハムート・シャーク

(オーバーレイ・ユニット:ハイドロゲドン)

・No.47 ナイトメア・シャーク

魔法・罠

・ウォーターハザード(冷次)

・セット(冷次)

・セット(燃次)

 

「私のターン……ドロー……」

 

霧島 手札:5+1

 

「スタンバイフェイズ……魔界の足枷の効果により装備モンスターのコントローラーに500ポイントのダメージを与える……」

 

「ぐぅ……」

 

燃次・冷次 LP:4150→3650

 

「……伏せカード《手札抹殺》を発動……手札を6枚全て捨て…6枚ドロー……」

 

捨てたカード

堕天使マリー

神罰

ダーク・パーシアス

大天使ゼラート

ダグラの剣

ゼラの戦士

 

 

「何!?」

 

「何だよ高尾、捨てたカードに何か問題でもあるのか?」

 

鋼貴が驚いている高尾に尋ねる。

 

「大ありだ、まずは闇属性、今までの霧島元プロのデッキには入ってた事は無かったはずだ……それに見た事無いカードもあるが……今気にしても仕方が無いか……一番不可解なのは《大天使ゼラート》をあっさり捨てた事だ!」

 

「大天使ゼラート?」

 

その事を知らない遊伸が高尾に尋ねる。

高尾が言うには、大天使ゼラートとは霧島が誇る天使族の切り札である。

面倒な召喚条件と効果発動条件を持つが、その強さは一級品であるという。

 

「せっかく召喚の為のキーカードである《ゼラの戦士》まであったのに、どうして《天空の聖域》を待たなかったんだ?」

 

霧島 手札:0+6

 

「……魔法カード《大嵐》を発動……場の魔法・罠を全て破壊する……」

 

「何!? 自分のカードまで……」

 

場に大嵐が起こると、全ての魔法・罠が吹き飛ばされる。

 

霧島の破壊されたカード

魔界の足枷

リビングデットの呼び声

セットカード《裁きの光》

 

燃次・冷次の破壊されたカード

ウォーターハザード(冷次)

セットカード《燃え上がる大海》(冷次)

セットカード《聖なるバリア-ミラーフォース-》(燃次)

 

「……装備魔法《幻惑の巻物》を《ヴァイロン・デルタ》に装備……属性を1つ宣言する…装備モンスターの属性は宣言した属性になる……闇属性を宣言……」

 

現れた幻惑の巻物が広がり、黒いオーラをヴァイロン・デルタに放つと、ヴァイロン・デルタを黒いオーラが包む。

この瞬間、冷次の前に4枚のカードのソリッド・ビジョンが現れる。

 

「これは……相手の墓地にある4体の闇属性モンスター……」

 

「墓地に闇属性モンスターが4種類以上存在する場合……このカードは闇属性1体をリリースしてアドバンス召喚出来る……ヴァイロン・デルタをリリース……《堕天使ゼラート》をアドバンス召喚……」

 

ヴァイロン・デルタが消えると、その場に大天使ゼラートが現れる。

すると大天使ゼラートの下から”黒い何か”が現れ、大天使ゼラートを包み込む。

”黒い何か”が消えると、そこには変わり果てた大天使の姿があった。

全身は黒く染まり、翼は悪魔の様。

堕ちた大天使、堕天使ゼラートは腕の剣を振るい、不敵に笑う。

 

ATK:2800

 

「ば、馬鹿な!? 大天使ゼラートが……」

 

「この感じ……”大いなる力”!?」

 

高尾と遊伸は堕天使ゼラートを見上げ、驚愕する。

遊伸達は堕天使ゼラートから先程のガイウスと同じ”力”の気配を感じていた。

 

「その通りですね、本来、大天使ゼラートはフィールド魔法《天空の聖域》と《ゼラの戦士》がいなければ召喚は出来ない……”大いなる力”に掛かれば、その様な条件など必要でなくなるようですね」

 

安藤はそう言うと笑みを浮かべる。

 

「……堕天使ゼラートの効果発動……手札から闇属性を1体墓地へ送る事で相手の場のモンスターを全て破壊する……《破滅の闇》……」

 

墓地へ送ったカード

闇よりの恐怖

 

堕天使ゼラートが剣を振り上げると、決闘場を闇が覆う。

その瞬間、冷次達のモンスターの断末魔の咆哮が聞こえてくる。

闇が晴れると、冷次達の場には何も無かった。

 

「こ、こんな事が……」

 

「嘘だろ……俺達のナンバーズが……」

 

冷次と燃次はあまりの事に呆然としている。

 

「バトル……堕天使ゼラートで攻撃……《破滅の波動》……」

 

堕天使ゼラートが腕から衝撃波を冷次に向けて放つ。

 

「うわぁぁぁ!!! ……ぐあぁぁ……」

 

燃次・冷次 LP:3650→850

 

冷次はダメージにより再び地面に膝を付く。

 

「冷次!? くそ! 何で冷次にばかり……」

 

「心配するな燃次……大丈夫だ……」

 

冷次は何とか立ち上がる。

 

「バトル終了……フィールド魔法《天空の聖域》を発動……」

 

霧島の背後に空中に浮かぶ巨大な神殿が現れる。

 

「ターンエンド……」

 

この瞬間、堕天使ゼラートが呻き声を上げる。

そんな様子の堕天使ゼラートを安藤が見上げる。

 

「ふむ、やはり”大いなる力”は素晴らしい……しかし、”力”が強すぎたのでしょうかね? カードの方がその”力”に耐え切れなかった様ですね」

 

堕天使ゼラートは叫び声を上げると、そのまま消滅する。

 

「な、何!? 自滅した…!?」

 

突然の事に冷次は驚く。

 

「堕天使ゼラートは効果を使用したターンのエンドフェイズに破壊される……」

 

LP:3650

手札:1

モンスター

・無し

魔法・罠

・無し

フィールド

・天空の聖域

 

「がら空き! 今がチャンスだ! 俺のターン! ドロー!」

 

燃次 手札:1+1

 

「魔法カード《貪欲な壺》を発動! 墓地からモンスターを5体デッキに戻しシャッフル! 2枚ドロー!」

 

デッキに戻したカード

フレムベル・デスガンナー

ハイドロゲドン

稲荷火

炎の精霊 イフリート

水の精霊 アクエリア

 

燃次 手札:1+2

 

手札

ヘルフレイムエンペラー

???

???

 

「(くそっ! 出せるモンスターが来ねぇ……) 俺はカードを2枚伏せてターンエンド!」

 

LP:850

冷次 手札:0

燃次 手札:1

モンスター

・無し

魔法・罠

・セット(燃次)

・セット(燃次)

 

「私のターン……ドロー……」

 

霧島 手札:1+1

 

「スタンバイフェイズ……墓地の《堕天使マリー》の効果発動……LPを200ポイント回復する……」

 

霧島 LP:3650→3850

 

「《奇跡の代行者 ジュピター》を召喚……」

 

霧島の場に逞しい男性の天使が現れる。

 

ATK:1800

 

「やべぇぞ!? この攻撃が通ればあいつ等の負けだ!」

 

鋼貴が慌てて叫ぶ。

 

「バトル……ジュピターで攻撃……」

 

ジュピターが燃次に向けて衝撃波を放つ。

 

「くそ! やられねぇぞ! 罠カード《ガード・ブロック》を発動! ダメージを0にして1枚ドロー!」

 

燃次 手札:0+1

 

「(! こいつは……)」

 

燃次はドローしたカードを見て顔色を変える。

 

「……カードを伏せてターンエンド」

 

「ちょっとまったぁー! エンドフェイズ時に罠カード《砂塵の大竜巻》発動! 相手の場の魔法・罠1枚を選択して破壊する! 今伏せたカードを破壊!」

 

大竜巻が伏せカードを襲うと、跡形も無く消し去る。

 

破壊した伏せカード

魔法の筒

 

「その後カードを1枚伏せる事が出来る! 俺はガード・ブロックで引いたカードを伏せる!」

 

LP:3850

手札:0

モンスター

・奇跡の代行者 ジュピター

魔法・罠

・無し

 

「さあ繋いだぜ冷次! 決めてやれ!」

 

「(! このカードは……) …成る程、良い置き土産だ」

 

冷次は燃次の伏せたカードを見て笑みを浮かべる。

 

「俺のターン、ドロー」

 

冷次 手札:0+1

 

「行くぞ……燃次が伏せた魔法カード《真炎の爆発》を発動! 自分の墓地から守備力200の炎属性を可能な限り特殊召喚する! 俺は墓地から《フレムベル・グルニカ》、《ネオフレムベル・サーベル》、《ネオフレムベル・オリジン》、《フレムベル・マジカル》を特殊召喚!」

 

冷次の場に4体のフレムベルが現れる。

 

フレムベル・グルニカ    ATK:1700

ネオフレムベル・サーベル ATK:1500

ネオフレムベル・オリジン  ATK:500

フレムベル・マジカル    ATK:1400

 

「さあ……これで最後だ! レベル4の《フレムベル・グルニカ》、《ネオフレムベル・サーベル》、《フレムベル・マジカル》をオーバーレイ、3体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築」

 

3体のフレムベルが赤の光球へと変わり、現れた地面の穴へと吸い込まれる。

その穴から金色の閃光が放たれると、中から1体の海竜が現れる。

 

「最強最大の力を持つ深海の帝王、その牙で全てのものを噛み砕け! エクシーズ召喚、俺の最後のナンバーズ、《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》!」

 

現れた海竜は赤黒い体に大きなヒレ、そしてヒレの様な翼、左胸には”32”の数字を持つ。

海咬龍シャーク・ドレイクはジュピターに向かって咆哮を上げる。

 

ATK:2800

 

「さらにフィールド魔法《ウォーターワールド》を発動! 場の水属性の攻撃力を500ポイントアップし、守備力を400ポイントダウンさせる」

 

場にあった天空の聖域が消滅すると、辺り一面が海原、水の世界となる。

 

No.32 海咬龍シャーク・ドレイク ATK:2800→3300

 

「バトル、シャーク・ドレイクで奇跡の代行者 ジュピターを攻撃! 《デプス・バイト》!」

 

シャーク・ドレイクがジュピターに向かって光線を放つと、その光線は鮫の形となり、ジュピターに食らいつく。

鮫の形をした光線はそのままジュピターをウォーターワールドの海の中へと引きずり込む。

 

「…」

 

霧島 LP:3850→2350

 

「シャーク・ドレイクの効果発動! 相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、オーバーレイ・ユニットを1つ取り除き、破壊したそのモンスターを相手の場に攻撃表示で特殊召喚する!」

 

シャーク・ドレイクがユニットを一つ取り込むと、デプス・バイトにウォーターワールドの海の中へ引きずり込まれたジュピターが浮かんでくる。

 

「さらにこの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は1000ポイントダウン」

 

ATK:1800→800

 

「そしてこのバトルフェイズ中、シャーク・ドレイクはもう1度だけ攻撃出来る! 止めだ! 《デプス・バイト》!」

 

再びシャーク・ドレイクが鮫の光線を放つと、ジュピターは海の底へ引きずり込まれ、二度と上がってくる事はなかった。

 

「……!」

 

霧島 LP:2350→0

 

黒い炎とソリッドビジョンが消え、デュエル終了のアラームが鳴った。

 




最近ミスが多いです……今回も書いてる時にも何度かミスして修正しました。
一通りチェックしましたが…大丈夫かな…(-。-;)

追記
全然チェック出来てないよOTL
頭を冷やす為ちょっと書くの休みます……

追記
書いてから間を置く、そしてチェック、そうアドバイスを頂いたのでそうします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。