ハイスクールD×D ~転生のG~   作:さすらいの旅人

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新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

ちょっとフライング気味ですが、どうぞ!!


第五十話

「隙ありぃ!」

 

「くっ!」

 

 

 パキィンッ!

 

 

 俺――兵藤一誠はライザーの『女王(クイーン)』の魔道師に回し蹴りをかますが、向こうは用心深いのか防御結界があった為に防がれた。尤も、それは俺の蹴りで粉砕されたが。

 

 結界が壊された魔道師はすぐに転移魔術を使って姿を消し、少し離れたところで再び姿を現す。

 

「あ、あなた……どうやって私の爆発を……」

 

「そんな問いに敵の俺が素直に答えると思うか? ……って言いたいが、お姉さん美人だから教えてあげるよ。お姉さんが爆発魔法を放った事に気付いた俺は爆発する直前に超スピードで避けた。ただそれだけだよ」

 

「嘘よ! あんな一瞬で出来るわけが!」

 

「別に嘘は言ってないんだがな。ま、信じる信じないはそっちの自由だ。さて、そんな事よりお姉さん。俺にあんな不意打ちをしたんだから、当然やられる覚悟はあるんだろうな? 俺と小猫ちゃん相手に無事で済むと思うなよ?」

 

 本当なら魔道師が小猫ちゃんと会話してる隙を突いて、そのまま撃破(テイク)しようかと思ったんだが敢えてやらなかった。普通に考えてライザーの懐刀とも言える『女王(クイーン)』を倒せば、向こうにとってはかなりの大打撃になる。

 

 だが人間の俺が序盤からそんな大手柄を取ったら後々不味い事になるので、ここは小猫ちゃんに花を持たせる事にした。

 

「よし、小猫ちゃん。ここは二人掛りで倒すぞ。にしても小猫ちゃん、何だかんだ言って俺の事を心配してくれたんだな。お兄さん、凄く嬉しいよ」

 

「……心配して損しました」

 

 空中浮遊していた俺が小猫ちゃんの近くで着地するが、小猫ちゃんは俺を見ず向こうの方へ視線を向けたままだった。

 

 ひょっとして小猫ちゃんって……ツンデレか?

 

「……バカなことを考えてないで、さっさと『女王』を倒しますよ」

 

 おおう、どうして考えてる事が分かったんだ? 俺、ひょっとして顔に出てたかな?

 

 まぁ良いや、取りあえず早く魔道師を倒すとしますか。

 

「くっ! こんなことになるんだったら、初めから『戦車(ルーク)』を狙えば……!」

 

 自分の行動が失策だった事に後悔する魔道師。

 

 けどなぁ、お姉さん。例えそうしても、小猫ちゃんがやられた事に俺が少しキレた後、即行でお姉さんを瞬殺してたかもしれないぜ。

 

「あらあら。残念でしたわね。イッセーくんを撃破(テイク)することが出来なくて」

 

 そう思ってると、俺達と魔道師の間に入る朱乃さん。

 

「朱乃さん、その様子じゃ大して心配しなかったんですね」

 

「最初は心配しましたわよ。けれどイッセーくんが『爆弾王妃(ボム・クイーン)』ユーベルーナさんの背後を取るのを見て、すぐに無用だったと安堵しましたの」

 

 朱乃さんが敵の異名を言った途端、魔道師は少し顔を顰めていた。

 

「その二つ名はセンスがなくて好きではないわ、『(いかずち)巫女(みこ)』さん。けれど、貴女まで加わったら完全にこちらが不利のようね」

 

「勘違いされないでくれますか? 貴女の相手は私一人でやりますから」

 

「え?」

 

「……朱乃さん?」

 

「イッセーくん、小猫ちゃん、ここは私に任せて祐斗くんのもとへ向かいなさい」

 

 朱乃さんがにこやかに俺と小猫ちゃんに向かってそう言ってくる。

 

「良いんですか?」

 

「……私たちがいれば確実に倒せる筈では?」

 

 俺と小猫ちゃんの問いに、にこやかな笑みから真顔を見せる。少しばかりドキッとした。

 

「お二人にはお二人の役目があるでしょう? お行きなさい。ここは私の仕事です。それに……」

 

 朱乃さんの周囲にバチバチと電気が走ると――

 

「私の修行の成果を試せる絶好の相手ですから」

 

 

 ゴウッ!

 

 

 次に朱乃さんの全身から凄まじい金色のオーラが吹き荒れた。

 

 うわ凄っ! 朱乃さんが魔力を最大にしてるし! 兄貴の修行で魔力が前と比べて格段に上がってる!

 

 近接戦メインの小猫ちゃんと違って、魔法戦メインの朱乃さんの一番の要素は魔力だから、ああも上がるのは当然か。

 

「な、なんなの、その魔力は!? あなた、さっき大技を放った筈なのにどうしてそこまでの魔力を!?」

 

「うふふふ。それは企業秘密ですわ」

 

 驚愕する魔道師を余所に、朱乃さんはいつもの笑顔を見せてくる。

 

「イッセーくん、小猫ちゃん。見てのとおりこの状態となった私は、下手をしたらお二人を巻き添えにしてしまいますので、早くお行きなさい」

 

「……行こう、小猫ちゃん。俺は朱乃さんの攻撃だけは食らいたくない」

 

「……私も同感です」

 

 笑顔を見せる朱乃さんだが、俺と小猫ちゃんにとっては恐ろしい笑みにしか見えなかった。だから俺達は朱乃さんに任せて、すぐに木場が待つ運動場へと走り出す。

 

『さぁ、行きますわよ!』

 

『魔力が上がったぐらいでいい気にならないでもらいたいわ!』

 

 少し離れたところで朱乃さんと魔道師の台詞が開始の合図の如く、凄まじい爆音と雷鳴が鳴り響いた。

 

 女同士の戦いだけど、やる事が凄ぇ派手だな。さながら爆撃戦みたいな魔法戦だ。思わずちょっと恐怖感を抱いちまったけど、それは俺の胸の内にしまっておくとしよう。

 

 

 

――――――――――

 

 

「小猫ちゃん、木場はあっちだ」

 

「……はい」

 

 俺と小猫ちゃんは木場の待つ運動場へと移動してる最中、校内アナウンスが鳴り響く。

 

『ライザー・フェニックスさまの「兵士(ポーン)」三名、リタイヤ』

 

 お、向こうの『兵士』がまた倒されたようだ。

 

 俺と小猫ちゃんは移動中で、朱乃さんは向こうの『女王(クイーン)』と激突中、部長とアーシアも移動中だと思う。残るは……木場しかいないな。

 

 一先ず相手は七名がリタイヤしたから、残りはライザーを含めて九名か。こちらはまだ誰も欠いてないから六名。数はまだ向こうが優勢だから予断は許されない状況か。

 

 そう考えながら木場がいる体育用具を入れる小屋の物陰に着くと、俺はすぐに声をかけた。

 

「よう木場、こんな所にいるとはな」

 

「………よく僕が隠れている位置が分かったね」

 

 背後から声を掛けられた事に木場が少し驚いた様子だった。

 

「木場の魔力を探ってきたんだ。つーか、隠れるんだったら魔力も消しておけよ」

 

「一応これでも消したつもりだったんだけど……」

 

 俺の指摘に木場が苦笑する。ふっ、甘いな木場。俺の気で探る能力は、相手の気がゼロになんない限り探知出来るんだよ。それは兄貴からのお墨付きだからな。

 

「……ところで、相手の『兵士』を倒したのは祐斗先輩ですか?」

 

 小猫ちゃんの質問に木場は頷く。

 

「うん、朱乃さんが張った結界のお蔭で一網打尽にしたんだけど、運動場を任せられているボスが冷静で、中々挑発に乗ってこないんだ。もしかしたら『兵士』を使って僕の攻撃を見ていたかもしれない」

 

「……どうやら向こうは、犠牲(サクリファイス)の戦法を好むようですね」

 

 あの美女・美少女達を捨て駒扱いかよ。男として許せんな。

 

「だから木場は相手の出方を窺う為に此処にいたって訳か」

 

「そういうこと。今はどうやって燻り出そうか考えてるんだけど」

 

「だったら俺にやらせてくれないか? 特にあの焼き鳥野郎は人間の俺や兄貴に恨みとかあるだろうから、俺の方で何かしらのアクションを起こせば多分出てくると思う」

 

 それにライザーはかなりプライドが高い筈だ。もしかすればすぐに動いてくれると思う。

 

 俺の提案に木場と小猫ちゃんは少し不安そうな顔をしている。

 

「何だろう。イッセーくんが挑発をすると妙な不安感があるんだけど……」

 

「……一体何をするつもりですか?」

 

「まぁ見てなって。よっと!」

 

 その場で跳躍する俺は小屋の屋根に着地し、今度はさっき以上の跳躍で運動場の中央に辿り着き、そのままストンと地面に両足を着ける。

 

 多分向こうはコッチの登場に戸惑っているだろうが、そんなのお構いなしに俺は思いっきり息を吸い込む。そして俺はこう叫ぶ。

 

「聞こえるかぁ!? ライザー・フェニックスと眷属たちぃ!! 俺は今代の赤龍帝、兵藤一誠だ! 折角俺が出て来てやったんだから、いつまでもコソコソと隠れてないでいい加減出てきやがれぇ!!! それとも何かぁ!? 俺がこの前お前等の『兵士(ポーン)』の一人を軽く一蹴したから、真っ向勝負はしないでつまんねぇ小細工する事に専念する気かぁ!? だったら片腹痛いなぁ!! 人間の俺に怯えるフェニックスってのも案外臆病なんだなぁ! アハハハハハ!!!」

 

 俺の声は運動場だけじゃなくフィールド中に響き渡った。

 

 多分兄貴の事だから、俺のやった事に人目を憚らずに大笑いしていると思うな。

 

 そう思ってると、見事に掛かったと言うべきか、ライザーの眷属達がゾロゾロと出てきた。

 

「今の言葉は聞き捨てなりませんわ!! 人間風情があれ位で良い気になるのも大概になさい!!」

 

「私の名はカーラマイン! ライザーさまに仕える『騎士(ナイト)』だ! 赤龍帝よ! 私は怯えてもいなければ小細工もする気は毛頭無い! 寧ろ私から名乗り出るところであった! さあ! 望みどおり真っ向勝負をしようではないか!!」

 

「人間相手にそこまで言われたら、流石に少しばかり頭にきたぞ。我等を相手に大見得を切った以上、覚悟してもらおうか」

 

 出てきたのはドレスを着た金髪ドリルロールの女の子、甲冑を装備して剣を持つ女騎士、格闘家と思われる仮面の女性。『僧侶(ビショップ)』・『騎士(ナイト)』・『戦車(ルーク)』のお出ましってところか。

 

 さっき体育館で戦った『兵士(ポーン)』達とは桁違いの実力者だな。こりゃちょっと本気でやった方が良さそうだ。

 

「イッセーくん、その挑発はどうかと思うよ?」

 

「……今のは言い過ぎかと思います」

 

 お、木場と小猫ちゃんも来たみたいだな。

 

「何だよ、木場が挑発しても出てこねぇって言ったからやったんだぜ」

 

「挑発するにしても限度があるよ」

 

 良いじゃねぇか。向こうが出てきてくれたんだからさ。それにもしコレが本物の戦場だったら、この挑発に乗って来る相手もどうかと思うぞ。

 

 木場と小猫ちゃんの様子に、さっきまで怒髪天だったドリルロールの女の子は急に冷静な顔になった。

 

「どうやらその人間が予想外な行動を取ってしまったようですわね。リアス様の眷属候補さん、いくらあなたが強くてもその愚かな行動によって味方を殺す事になってしまいますわよ」

 

「お気遣いどうも、『僧侶(ビショップ)』さん。もしそんな展開になれば、俺がその責任を取る為にアンタたち全員相手するよ」

 

「……聞き違いですか? まるで私たちを倒せるような言い方ですが」

 

「そう言ってるんだよ。前に兄貴が言ってたろ? もし俺たち兄弟がアンタ達と戦っても圧倒的勝利(ワンサイドゲーム)になるってさ」

 

「……この状況でまだそんな事を言いますか。でしたら見せて頂きますわ! シーリス! 美南風(みはえ)! ニィ! リィ! 全員出て来なさい!」

 

「お?」

 

 激昂するドリルロールの女の子が誰かの名前を呼んでると、ライザーの眷属と思われる四人の女の子達が現れた。

 

「あちゃ~、全員出てきたか」

 

「今のは完全にイッセーくんが悪いよ」

 

「……どうするんですか、この状況? 完全にこちらが不利になっちゃいましたよ」

 

 完全に非難染みた目で見てくる木場と小猫ちゃん。小猫ちゃんの言うとおり、今の俺達は完全に囲まれている状況だから不利とも言える。

 

 そんな目をしないでくれよ。俺はてっきりドリルロールの女の子がアレくらいの挑発を軽く流してくれると思ったんだからさ。

 

「悪かった。んじゃぁ、今からその責任を取る為に俺一人でやる……って言いたいとこだが止めとこう。木場はそこの『騎士(ナイト)』で、小猫ちゃんはあの『戦車(ルーク)』を任せてもらって良いか? 残りは俺一人でやるから」

 

 俺が木場と小猫ちゃんに任せる相手を頼むと、二人はすぐに文句を言おうとする。

 

「イッセーくん、さっきはああ言ったけど、本当にそんなことしなくていいよ」

 

「……一人でそこまで頑張らなくても、私たちもやりますから」

 

「悪いな二人とも。俺が大見得切った以上、男としてはもう後には引けねぇからな。それに――」

 

 俺はそう言いながら学生服の上着とワイシャツを脱ぎ、更に着ている赤シャツも脱ごうとする。

 

「ちょ、ちょっとイッセーくん、何してるんだい?」

 

「……こんな所でストリップをするのは止めてください」

 

「ちげーよ小猫ちゃん!」

 

 小猫ちゃんからのキツイ一言に俺は思わず言い返しながらやっと脱ぐ事が出来た。

 

 木場と小猫ちゃんだけじゃなく、向こうも何か誤解した様子で顔を赤らめていた。

 

「な、な、な、何を考えてますのあなた!? 気でも狂いましたの!?」

 

 ドリルロールの女の子が顔を真っ赤にしながら怒鳴っており、他の眷属達も同様に抗議している。

 

「な、何だ……あの男の身体は……!?」

 

「あの肉体、とても生半可に鍛えられたものじゃない……!」

 

 カーラマインと仮面の女性が露になった俺の上半身を見て驚いた顔をしている。良かった、別な方向で驚いてくれて。

 

 にしても小猫ちゃんは失礼だな。誰が好き好んでストリップなんかやるかってんだ。男のストリップなんか誰も喜ばねぇっての。

 

「あのなぁ小猫ちゃん、俺はただ本気でやる為に――」

 

 そう言いながら俺は持ってる赤シャツを片手で持ち――

 

「コレを脱いだだけだよ」

 

 そのまま落とすと――

 

 

 ドスンッ!!

 

 

『……………』

 

 地面から凄まじい激突音が聞こえた事に周りがシーンと静かになった。

 

「ははっ。久々に脱いだら身体が軽い軽い!」

 

 ピョンピョンと軽く跳んだ後、すぐに脱いでいた上着とワイシャツを着なおした。上半身裸のまんまでやる訳にはいかねぇからな。

 

「い、イッセーくん、その赤シャツってもしかして……」

 

「……あの時の修行で使ったアレと同じ物ですか?」

 

「ん? ああ。兄貴が俺に日常生活でも修行させるよう、このシャツにバンドと同じ仕掛けを施したんだ」

 

 コレに慣れるのに相当苦労させられたんだよなぁ~。ってかあのクソ兄貴、重さに慣れる度にまた更に重くさせられるから、俺は鬼だ悪魔だって何度も思ったよ。

 

 まぁこのシャツのお蔭で力の加減をする事が出来るから、それはそれで助かってる。俺がコレを着てなけりゃ、日常生活に色々と支障をきたすからな。もしかしたら兄貴は俺が段々加減出来なくなってきたのを見越した上で、このシャツを着させたかもしれないな。

 

「イッセーくんは常にリューセー先輩に鍛えられてるって訳なんだね……羨ましいよ」

 

「……スケベなところが無かったら尊敬するんですが」

 

 木場、羨ましいんだったらいつでも替わってやるぞ。あと小猫ちゃん、スケベは関係無いから。

 

「そんな事より、今は戦いに集中するぜ。勝手に待たせて悪かったな、ライザーの眷属さんたち」

 

 そう言って俺はトコトコと歩いてこう言う。

 

「ここからは先は……俺のターンだ!!」

 

「それは違うよ、イッセーくん」

 

「……私たちのターンです!」

 

 木場と小猫ちゃんも合わせるように言って、俺は笑みを浮かべながらある構えをやる。

 

「そうだったなぁ! んじゃ先ず俺から……ドラゴン波だぁぁ~~~!!」

 

 

 ドォォォォンッッッ!!

 

 

「あ、あ、アアアァァァァァァァァアアアッッッ!!」

 

美南風(みはえ)!」

 

 俺が放ったドラゴン波は『僧侶(ビショップ)』と思わしき十二単を着た女の子を包むようにそのまま前進していく。

 

 ドリルロールの女の子が叫ぶが、そこにはもう誰もいなかった。そして――

 

『ライザー・フェニックスさまの「僧侶(ビショップ)」一名、リタイヤ』

 

 グレイフィアさんのアナウンスが響いた。

 

 

 

――――――――――

 

 

 

「ほう。もうアレを脱ぐって事は、あそこにいるライザーの眷属達は余程な実力者って事か」

 

「いやはや、凄いね。ライザーくんの眷族たちを相手にあそこまでやるなんて」

 

 イッセーが少し本気になった事に俺が分析してると、隣にいるサーゼクスは只管感心していた。ドラゴン波を使って『僧侶(ビショップ)』が瞬殺された事に、貴族悪魔達は驚愕を露にしている。

 

 そして――

 

「さ、サイラオーグ様、グラスが……!」

 

「クイーシャ、今は俺に話しかけないでくれ……!」

 

 サイラオーグは手に持っているグラスをグシャリと割っている事に気付かず、只管イッセーを注視している。遠目からだが、今のサイラオーグは興奮しているのか身体が震えていた。

 

 何だか嬉しそうに見えるな。自分と同じ闘気を使える事に喜んでるのか、もしくは自分に相応しい強敵と見てるのか、それは本人にしか分からんが。

 

 けれど、俺には少しばかり気になる事があった。

 

(さっきイッセー達が言ってた『ここから先は~』の台詞が、何故かミカエルともう一人の女の子が言うべき台詞のような気がしたんだが……何でそう思ったんだ?)

 

 口に出すのもバカらしい事を考えてる俺の問いに誰も答えてはくれないだろうが。




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