まだ分からない所もありますが、如何か未熟な自分ので楽しませたら幸いです。
では、短いですがプロローグ前の話を見てください。
一人の少年が居た。何処にでも居るごく普通の少年だ。本来なら、平穏な生涯を過ごす筈だった。だが、何処で道を誤ったのか? 学校の帰りで何時もとは違う帰り道を使用したからか? それとも、叔父の家にある蔵の中で見付けた
時には異形の怪物と、神々しい姿をした獣と、少年は戦い回った。その戦いを知る者は恐らくは居ないだろう。だが、それで良い。平穏を自分だけの平和を取り戻せるのなら、誰にも見られないのが一番良い。故に彼は一人で戦い続ける。しかし、それは長くは続かない。例え、誰かに見られぬように戦ったとしても、彼が手に持つ黄金の秘奥がある限り、非日常は彼方からやってくる。それが少年の望まぬ事であろうとも。何時ものようにため息を吐き、彼は何時もの如く口癖になっている言葉を吐く。
「ーーーもう、如何にでもなれ」
少し諦めにも聞こえる言葉だが、その黒い瞳の奥底にある物は、決して諦める事ない強い決意。そして体の底から自分の武器を取り出す。手にするのは、黄金に輝く神秘の槍。自分の誇る最強の相棒。圧倒的な“神性”は直視しただけで、精神が焼き切れる程の規格外。神すら屠るその槍を持って如何なる障害も無に還す。槍を振るい、また刀を振り下ろす。数々の武具を用いて、彼は運命を変える為に全てを
そして一人の少女と約束をした。それはとても彼が目指す物とは、程遠い物だ。しかし、少年はその約束を聞いた。もう本当に後戻りなど出来ない。だが、彼は少女を悲しませたくなかった。泣かしたくはなかった。一人にはしたくなかった。だからこそ誓う、必ず守り抜くと。こうして彼の人生は狂って行く。他ならぬ自分自身の手で。
これは新たなる神話。科学が発達した現代ではあり得る筈のない英雄譚。
それでも少年は手から離れた平穏を求める。
それでは始めよう。少年ーーー神宮寺 隼人の物語。
少し無理矢理感があったかな?