The Black α&White Ω   作:オパール

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思ったより早く書けた
ちょっと無茶っぽい展開あるので一応注意を記載します

今回、後書きにちょっとしたお知らせがあります


Dead Line ─死線─

(始まってしまったか……)

 

無人の孤島

そこから、漆黒の隠士、アルファ・エンプレスは遥か彼方を飛翔する銀の福音を見つめていた

 

『……今度は、情けはかけん』

 

そう呟くと、その右手を固く握り締める

 

『オメガモン。そして……クリス・オーランド……!』

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

(流石に、速ぇな……!)

 

銀の福音への強襲作戦が開始され、大空を舞うクリスは胸中でそうごちる

 

自分が駆る機体、オメガ・プリンセスも今までにない速度で飛行しているが、前方を疾空する紅椿はそれを上回るスピード

引き離されないギリギリの距離と速度を保ちながら、最新鋭機への探求欲と嫉妬がない交ぜになった感情を抱いていた

 

───距離、間もなく!

 

(OKだ。……二人とも、今回は今までになくHardになると思う……だから、無傷での帰還はできないと思ってくれ)

 

───問題ない

 

───うん。精一杯、やれるだけやるよ!

 

「Thank you……織斑、篠ノ之!もうすぐだぞ!」

「は、はいっ!」

「………」

「いつまでも拗ねてんな小娘、切り替えろ!」

「……了解!」

 

その会話の合間に、既に福音は目視できる距離に入っていた

接敵まで、残り十秒

 

(一撃で決まれば御の字……それが無理なら、俺の番……今行くぜ、ナターシャ!)

 

「一夏、頼む!」

「ああ!」

 

箒の呼びかけに一夏は白式のスラスターを全開で吹かし、零落白夜を発動

その手に握り締めた雪片を振りかぶり、吶喊……その時

 

───敵

 

「っ!」

 

クリスの脳裏に届いた、その声

次の瞬間、福音は振り下ろされた雪片をコンマ数瞬の差でかわしてみせた

 

「初撃を外した……一夏!」

「おう!」

「………」

 

雪片を構え直し、再び斬りかかろうとする一夏

それに先んじ、クリスが瞬時加速で福音へと向かっていく

 

「先生!?」

 

振り下ろされた長剣はその装甲に受け止められる

クリスは、回線を福音だけに当て、叫んだ

 

「聞こえるか、ナターシャ!」

 

「俺だ、クリスだ!頼む、応えてくれ!!」

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

「白式、紅椿、オメガ・プリンセス。全機、福音との交戦に入りました」

 

花月荘、緊急作戦司令部

麻耶からの報告に、千冬は僅かに眉を寄せた

 

作戦開始時刻直前に、クリスが特権を用いて参加を表明、上層部から直々に齎されたそれに千冬も逆らうことは出来ず、了承せざるを得なかった

 

(何を考えているあの男……)

 

他国との共同とはいえ、アメリカが開発に関わった機体と聞いた故なのか

そうでなければ……福音の操縦者か

 

(どちらにしても、失敗に終わればそれまでだ)

 

冷めた思考で、千冬はそう断じる

モニターの向こうでは、四つの機影が縦横無尽に空を駆け回り、交戦する様が映されていた

 

「……勝てそうですか?」

「!?」

「えっ!?」

 

突如、背後からの声に振り向く

司令部は原則立入禁止、生徒達は待機を厳命し、教師達は一部を除き、訓練機を用いて海上の封鎖と警備を行っている

 

そこにいたのは、海上封鎖から外れた「一部」の一人……トリッシュだった

 

「……何をしている。生徒達を見ていろと言っただろう」

「黙って入ったことと違反はお詫びします。ですが、一つだけ織斑先生にお伝えしたくて」

「……なんだ」

 

剣呑とした眼差しを向けてくる千冬に対しても一切動じず、クスクスとむしろ余裕に満ちた笑みで返すトリッシュ

 

「……先日、ようやく私の機体の最終調整が終わりました」

「何……!?」

「ラーゼリア、先生……?」

 

トリッシュの言葉に、千冬と麻耶は二人同時に息を呑む

その様子をまたしても微笑で見つめ、トリッシュは胸元から一つの飾りを取り出した

 

小さな真円の形、黒と銀で彩られ、幾何学的な文字が外周に刻まれた、まるで何かの盾を思わせるもの

 

それは、トリッシュ・ラーゼリアの専用ISだった

 

「……在学時、本国に没収されたと聞いたぞ」

「ですから、帰ってきたんです。……私の、この手に」

「………」

「ふふっ……そういうわけですので」

 

 

 

「もしもの時は、私が出ます」

 

 

 

そう、彼女は告げた

年齢にそぐわぬ落ち着きと余裕、そして自信

 

───そんな彼女が、かつて学園最強と呼ばれていたことを知る者は、今この場にいる千冬と麻耶だけである

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

銀の鐘(シルバー・ベル)

銀の福音の、固有にして主武装

頭部から延びる、一対の翼の形をしたスラスターを兼ねたそれは、広域殲滅を目的とした超広範囲への爆撃を可能とするもの

今のような、複数の敵機を相手にする場合、その高機動と相まって抜群の性能を発揮する代物である

 

「来る……プリンセス!ブレイブの防御フィールド、展開!」

 

───了解!

 

クリスの声に、オメガ・プリンセスは左肩の盾「ブレイブ」から機体前面にシールドバリアーとは別種のバリアーを展開し、迫り来る砲撃を防ぎきった

 

「次……!」

 

次いで、クリスの視界に複数のマーカーが現れ、それが飛び回る福音を捉える

 

「グレイス、コキュートス、Fire!!」

 

右肩のミサイルラック「コキュートス」と右腕のライフルに取り付けられたグレネードランチャー「グレイス」から、時間差をつけて数発のミサイルと榴弾を放つ

弾頭自体に誘導機構が備えられ、噴煙ではなく粒子状のエネルギーで軌跡を描きながら、福音に迫るミサイル

 

だが、その全てが銀の鐘による一斉射で撃ち落とされた

 

「これで終わりと思ったかよ!」

「その!」

「通り!!」

 

ミサイルの爆煙を斬り裂いて、白式と紅椿が福音に殺到する

両者が、それぞれの手にした得物を手に向かっていくも、福音は三度スラスターを爆発させ、それを回避した

 

「いくら何でも速すぎる……!」

「一夏、エネルギー残量は?」

「……あと、零落白夜一撃分、ってところだ」

「なら俺達が隙を作る。意地でも当てろ」

「了解!」

「篠ノ之!」

「はい!」

 

突撃する紅椿に合わせ、オメガ・プリンセスは再度ミサイル放ち、右腕のライフルも連射する

クリスが狙ったのは、機体への直接ダメージではなく周囲に射撃を放つことでの牽制

そこへ紅椿が展開装甲を高機動モードへとシフト、福音と斬り結びながらその動きを制限していく

 

「………」

 

その様子を見ながら、クリスはライフルに貫通弾を装填した状態で狙いを定める

 

その横では一夏が同じく真剣な眼差しで狙いを定めていた

 

「そこだぁっ!!」

 

箒が、両手の刀で福音の両腕をかち上げる

バランスを崩し、がら空きになった胴体

 

その隙を逃さず、クリスは叫んだ

 

「JUST ONE CHANCE! Shoot!!」

 

砲口が火を吹き、絶対の威力を有した弾丸が、福音のその腹に炸裂する

 

「一夏、今だっ!」

「っ、うぉおおおおお!!」

 

一夏は白式のスラスターを吹かせ、残りのエネルギーを使い果たす勢いで前進した

 

───真下の、海に向けて

 

「なっ……!」

「一夏、何を……ぐっ!?」

 

箒とクリスの意識が逸れた瞬間を見逃さず、福音は箒に一撃を叩き込み、クリスへと向かっていく

 

「チッ……!」

 

「一夏、何をしている!」

「船がいるんだよ!あのままじゃ、たぶん巻き込まれる!」

「何をバカな……この状況で船など、密漁船だろう!犯罪者など捨て置け!!」

「……そんなこと言うなよ、箒!」

「!?」

「力を手にして、周りが見えなくなったのかよ!?どんな人でも、無差別に攻撃されていい理由にはならない!」

「………」

「俺は……そんなことは、イヤだ!!」

 

───あの、少年は

 

「………」

 

───クリス?

 

「無駄な正義感に縛られてチャンスを棒に振るバカと覚悟もねぇのに力だけに溺れたクソガキ……これでちっとは反省してくれりゃあいいんだけど……」

 

───待って、あの子達の機体……!

 

『La……♪』

 

福音から漏れた、無機質なマシンボイス

そして、その翼から周囲一帯を焦土と化す、光の魔弾が放たれた

 

「ダメだ、避けられ……っ!?」

「箒ぃぃぃぃぃっ!!」

 

避けるほどの隙間も無く迫り来るその光の雨

武装を展開させるだけのエネルギーを失い、棒立ちとなっていた箒と、同じくエネルギー尽き果てた白式を走らせる一夏

 

「こん、の……バカガキ共がぁっ!!」

 

クリスは機体を走らせ、二人の前に躍り出る

そして、ブレイブの防御フィールドを全開にし、その暴風雨を受け止めた

 

「ぐっ、お、あああああああああっ!!?」

「クリス先生!?」

 

シールドバリアーが加速度的に減っていく様を、どこか他人事のように感じながら、クリスは耐える

左腕の装甲と、時折掠めては胴体を削っていく光弾に顔をしかめながら、それでも攻撃を防ぎ続けていた

 

やがて、それも止まる

 

煙が晴れた先には、機体の左半分がボロボロのオメガ・プリンセスと、無傷の紅椿と白式がいた

 

「はぁ……はぁ……」

「先生、だいじょ……!」

 

「クソッタレがぁ!!」

 

一夏の言葉を遮り、クリスは紅椿の腹を思い切り蹴り飛ばす

 

「なにを……!」

「やかましい!!」

 

続けて、白式も同様に蹴り飛ばす

 

「さっさと帰っちまえ!そして噛みしめろ!」

 

「テメェ……テメェらのくだらねぇエゴが、唯一のチャンスを棒に振ったってことを!」

 

「……!!」

「特に篠ノ之箒!テメェに専用機……ISを使う資格はねぇ!全部終わったら、教師権限で紅椿没収するからな!!」

 

それだけを吐き捨て、クリスは福音へと向かっていく

 

落下中の箒は、隣を落下していく一夏を虚ろな瞳で見つめていた

 

「わたし、は……」

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

「おおおおおおっ!!」

 

数は減り、一対一

機動性、エネルギー残量、武装の数

全てにおいて劣勢なクリスは、それでも諦めようとしなかった

 

「止まれ福音!お前もこんなこと望んでないんだろ!?だから頼む、止まってくれ!」

 

絶え間なく放たれる銀の鐘の砲撃を避けながら、叫ぶクリス

届いているのかそうでないのか、その最中にも福音の攻撃が止むことはなかった

 

「クソッ……!」

 

───ないで

 

「……え?」

 

───護る。護るんだ……

 

「福、音……?」

 

脳裏に響く、か細い少女のような声

それが眼前の福音の人格なのだと気付くのに、そう時間はかからなかった

 

「……聞こえた。なら!」

 

光弾をかい潜りながら、福音への距離を詰めるクリス

眼前まで迫ったところで、両腕の装甲だけを解除、福音と手を掴み合う格好になった

 

───!?

 

「銀の福音!俺はクリス・オーランド。ナターシャ……お前の操縦者の……兄貴分だ!」

 

ほんの少し、自分とナターシャの関係性を逡巡し、最適だと判断した答えを口にしたクリス

 

───クリ、ス?

 

「そうだ!お前は護るって言った!それ、ナターシャのことだろ!?大丈夫、俺も同じだ!」

 

暴走していようと、その奥底にあるISの人格は例外だったらしく、福音の声はただ操縦者を傷つけまいとする意志に満ちていた

 

「だから、止まれ!ナターシャを解放してくれ、頼む!」

 

───あの人の、大切な、人……!

 

「え……?」

 

───ごめん、なさいっ!

 

「!?」

 

福音のバイザー、その目元が怪しい光を放ったと思った次の瞬間、クリスの身体は福音に弾き飛ばされていた

 

「ぐっ……福音!」

 

───止められ、ない……わたしの、意思じゃ……!

 

「……やるしか、ねぇのかよぉ!!」

 

再び高速機動で迫り来る福音

右腕のライフルで牽制しながら、クリスはどうにか止められないかと考えを巡らせる

 

(どうすれば……下手に攻撃したら、中のナターシャまで……!)

 

───臆するな、クリス!

 

「オメガモン……?」

 

───ナターシャ・ファイルスを救うにしても、福音を止めるにしても、防戦一方では埒が明かない!

 

───わたしもいる!だから、クリス!頑張ろう!

 

「……そう、だな。まずは、福音を止める!」

 

数瞬の迷いを振り払い、クリスは再度武器を構える

左腕は長剣に至るまでボロボロだが、それでもやりようはあるはず

そう思い、機体のスラスターを吹かせ、福音へと向かっていった

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

「織斑と篠ノ之の回収を急げ!……山田先生、オーランド先生とは、まだ連絡がつかないのか?」

「すみません……向こう側から、通信が切られているようで……」

「あの男……!」

 

一方、司令部では千冬が近隣の教師部隊に指示を飛ばしていた

管制を担当している麻耶は、単独で福音と交戦を続けるクリスの身を案じ、その声と身体は微かに震えている

 

「……不安だというなら、代わらせてやりたいが……」

「……いえ、大丈夫です。今のこれが、私の役目ですから」

「……そうか。……ラーゼリア先生」

「はい」

 

眼を閉じ、胸の奥で麻耶に詫びながら千冬は部屋の隅に立っていたトリッシュに声をかける

 

「……行けるか?」

「いつでも」

 

それだけを言い残し、トリッシュは司令部を後にする

その背中を見つめながら、千冬は組んだ腕の、その指先に力をこめた

 

「……山田先生、状況は……」

 

「クリスさんっ!!」

 

視線を麻耶の背中へと戻した瞬間、麻耶が悲痛な、泣きそうな声を上げる

それを聞いた千冬は、その背中越しにモニターを見る

 

「なっ……!」

 

───そこに映し出されていたのは、背後から、件の漆黒のISが持つ剣に、腹部を貫かれたクリスの姿だった

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

(挙動が、悪い……!)

 

遡ること、数分

福音との交戦を再開したクリスだったが、機体の動きがどうにも重いと感じていた

 

───プリンセス!

 

───そんな、何で、今……!

 

「まさか……機体の限界が……!」

 

その理由には、心当たりがあった

かねてより危惧していた、機体のダメージ蓄積による不具合

元より、度重なる激戦により消耗していた機体を騙し騙しの修理で乗り切っていたオメガ・プリンセス

この一件が片づけば、IS学園は夏休み、実家のラボに機体を持ち帰ってオーバーホールする心算だったクリスは、こうなることを何よりも恐れていた

 

「ふざけんじゃねぇ……なんつータイミングだよ!」

 

だが、眼前の敵機はそんなことに構いはしない

辛うじてクリーンヒットは避けているが、それでも小さな攻撃は残り少ないシールドエネルギーと装甲をガリガリと削ぎ落としていった

 

───だからって!

 

「プリンセス?」

 

───わたしは、逃げるつもりなんて無い!クリスの大切な人……助けなきゃいけない!

 

───プリンセス……

 

───わたしだって、命を賭けてるんだから!今が、その時なんだ!

 

「───」

 

愛機、相棒の決意

そう、クリスは失念していたが、ISにも意思はあり、この機体は自分と共に戦うと誓ってくれた

 

命を賭けているのは、自分だけではない

 

「……悪いな、プリンセス」

 

───こういう時は?

 

「ああ……Thank you!!」

 

残り少ないエネルギー

半壊し、更にあらゆる面で不調の目立つ機体

加えて、孤立無援のこの状況

 

「つまり、Best Situationってわけだ……」

 

頬を垂れる冷や汗を拭うこともせず、クリスは前を見据える

銀の鐘の発射態勢に入った福音を、その中にいる大切な人を救わんと

 

「……さぁ、行くぞ……!」

 

ライフルを向け、長剣を振りかぶった、その時

 

 

 

『ところがぎっちょん!……お前、邪魔だよ』

 

 

 

プライベート・チャネルで響いた、どこか陽気な声

それが途端に冷淡なものに変わったと思った、次の瞬間

 

【システムダウン】

【シールドバリアー消滅】

【PIC、機体共に制御不可】

 

「なっ……!?」

 

───これ、は……プリンセス!

 

機体の全てが、クリスの制御の全てを離れ、ダウンした

エネルギー切れを待たずしてシールドバリアーは消失、移動どころか滞空すら適わなくなった機体は、次第に落下していく

 

「プリンセス!どうした、応えてくれ!」

 

───

 

「プリンセス!?」

 

先ほどまで聞こえていた、オメガ・プリンセスの声がパタリと止まっている

突然の事態でも、クリスは何とか機体を持ち直そうと足掻くも、機体は身動ぎさえしなかった

 

「Shit!!いったい何……!」

 

───っ!クリス!!

 

「えっ……」

 

ズブッ

と、生々しい音が、やけに近くから聞こえてきた

 

落下する身体が止まり、腹の辺りに何か冷たい物を感じたと思った次の瞬間

 

「……っ!?ぐっ、あ゛、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」

 

───それは、灼熱の痛みとなってクリスを襲う

 

痛みの元を見てみれば、そこには鮮やかな深紅を纏った剣先

見覚えのあるそれは、宿敵でもある機体のもの

 

「あ゛ぁ……アルファ、モン……!」

 

漆黒の隠士を宿すIS、アルファ・エンプレス

その紅き瞳は、クリスと、その先の福音を見据えていた

 

───アルファモン……アルファモンーーーー!!

 

『……終わりだ』

 

突き入れていた剣を乱雑に引き抜くと、アルファ・エンプレスはクリスの身体を海へと投げ捨て、自らはその場を離れる

 

体制を立て直すこともままならず、ただ海面へ向けて墜ちていくクリス

 

そんな彼を待っていたのは

 

『La──♪』

 

福音が放つ、命を刈り取る光の雨

 

「───」

 

視界全体を覆い尽くす輝きと、全身を包む熱と激痛を最後に、クリスの意識は闇へと沈んでいった

 

 

 

 

「………いや」

 

 

 

「イヤァァァァァァァァァァッ!!!」

 

 

 

その叫びは、誰のものなのか

 

管制を続ける彼の同僚か

 

彼の帰還を待つ教え子か

 

それとも

 

捕らわれの、彼の大切な人か

 

答えは見えず、彼が墜ちた後には、砕け散った機体の残骸が広がっていた




以上
普通なら即死級のダメージですがそこはそれ、主人公補正ということで

さて、此度活動報告の方でアンケートを実施させていただきます

詳しいことは活動報告に記載済みですので、そちらを参照のこと
締め切り日は、一週間後の10月6日になります
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