錆の希望的生存理論   作:時雨オオカミ

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No.23 『狂言』ー計画ー

「………… !」

 

 瞼が重たい。

 なにか聞こえている気がするが、なんだろう?

 

「ね…… むい…… な……」

 

 うっすらと瞼を開けてみれば、目の前には安らかに眠る罪木ちゃんの顔がある。抱きしめられているせいか、とてもあたたかい。いや、もしかしたら私だけ熱が下がっているからそう感じている可能性もあるが、心地良いあたたかさだ。

 …… 私ももう少し寝ていたいなあ。

 

「狛枝ー? いないのかー?」

 

 扉がノックされる音がする。

 

「…… ?」

 

 誰の声だ? ええと…… あ、日向クンか。

 今更なにしに…… いや、あれ? なんで日向クンの声がするんだろう。

 

「開けるぞー?」

 

 開ける?

 …… え、ここの扉を?

 

「えっ、あ、ちょっと待って!」

 

 寝ぼけていた頭が一気に覚醒し、体を起こしたのは良かったのだが、無情にも扉は開かれていく。

 罪木ちゃん、昨日あんなことをしようとしていたのに鍵をかけていなかったのか? いや、もしかしたらモノクマが扉から出て行ったせいか?

 もういいや、全部モノクマのせいだ!

 

「狛え…… だ………… ?」

「ひ、日向クン…… ええと…… お、おはよう?」

 

 慌てて首の傷を手で隠し、血塗れの枕は布団で隠したものの、バッチリ見られた。見られてしまった。

 

「…… すまん」

「待って待って! 帰ろうとしないでよ! 誤解…… 誤解だってば!」

 

 昨日罪木ちゃんに物騒な意味で迫られ、シャツは乱れているし本人は寝息を立てながら腰に抱きついて離れないし、色々とまずい。

 泣きそうになりながら必死に彼を引き止めて手を伸ばした。

 

「罪木さんが離れてくれないんだよ! お願いだから助けて!」

「あ、ああ……」

 

 助け起こされて罪木ちゃんを引き離し、ひとまず着替えがあるので日向クンには外で待っていてもらうことになった。

 男の子に寝起きを見られるとか最悪もいいところだが、わりとみっともない場面を目撃されてばっかりな気がするので今更かもしれない。

 

「ふゆぅ、ごめんなさぁい」

 

 謝りながら慌てて着替える彼女を待ちながら髪の毛を整える。

 

「罪木ちゃんはこっちに来てから夢日記つけてないんだ」

 

 着替え終わった私は、1ページ欠けたクローバーの手帳をペンでペシペシと叩きながら言った。一定のリズムで叩き続けていると、なんだかまた眠くなってくる。

 ああいけない、あとでコーヒーでも淹れようかな。

 そういえは、今更だけれどゲームでは病院は飲食禁止になっていたっけ。私たちが咎められないのは入院患者と看護要員だからだろうか。

 まあ、モノクマにわざわざ訊くことでもないか。

 宣言した以上、アイツへのパフォーマンスを実行する前に会うのはなんか違う気もするし。

 

「はい、というより…… あの人の看病をするようになってからは頻度が少なくなって、今ではしていませんねぇ」

「そっか」

 

 なら、ほぼ生まれてこれまでずっとと言ってもいいほど書き続けている私が異常なのか。まあ、それはそうか。高校生になるこの歳まで毎日欠かさず日記をつけるだなんて、正気の沙汰じゃないよね。それも毎日毎日延々と歩くか死ぬ夢ばっかりだし。

 いや、日記なら毎日書くのは当然のことか。しかし世間一般で三日坊主なんて言葉もあるくらいなのだから、そこまで集中力が持つのはあり得ないと言っていいと思う。

 ページ数のそんなに多い日記帳を使っているわけではないし、夢に出て来たオブジェなんかも考察交えて書いているからどうしても何ページか使うはめになるんだよね。

 だから日記100冊超えなんて馬鹿みたいな数になるのだ。棚いっぱいに自分の日記とか結構恥ずかしいぞ。

 うつろちゃんに見つかったときは大分恥ずかしかったしね……

 

「終わりましたぁ」

「よし、じゃあ行こうか」

 

 時計を見てみれば午前9時30分。恐らく日向クンはレストランで話し合ってすぐこちらへ来たのだろう。もしかしたら朝の放送が鳴る前から起きていたのかもしれないが…… それなら悪いことをしたかな。

 

「おはよう、日向クン」

「おはようございますぅ」

「ああ、おはよう」

 

 何事もなかったかのように挨拶をしてみたが、どうやら合わせてくれたみたいだ。先程のことはもう忘れよう。

 

「で、こんな時間にどうしたの? 私たちは寝坊しちゃったけど…… そっちでなにかあった? …… まさかまた感染者が出ちゃったとか?」

 

 十中八九左右田クンの通信機のことだろう。

 そんなことは分かっているが気が急いても仕方ない。まずはちゃんと彼の口から確認しないとね。

 

「いや、今の所俺たちの方で感染者は出てないぞ。ほら、左右田が連絡手段を作るって言ってただろ? それが出来たから報告にな…… お前たちはここから離れられないだろうし、昼にまた説明するために左右田とここに来るから、それを伝えとこうと思って」

 

 なるほど、直接左右田クンが今来なかったのは2通りあるかな。

 1つ目は単純に感染が怖いから長時間ここで待つのが嫌だった…… 2つ目は機械の調整を今もしているから、とかかな。

 通信の範囲をできるだけ広げるために時間をかけて調整しているのかもしれない。

 まあ、それでもこの島のライブハウスくらいまでしか電波は届かないんだけどね。

 しかし、直接届けに来てくれるのか。感染している可能性のある日向クンにも会っているみたいだし、ゲームとでは大分態度が違う気がする。もしかして左右田クンとは既にソウルフレンドになっていたり? まあ、同じ時間をずっと過ごしているわけじゃないから、私には知りようがないんだけれども。

 昨日だって、患者が出て感染の恐れがあるはずのホテルにそのまま泊まっていたみたいだし、終里さんはまだ暴走していないし、流れも結構違うね。

 私の影響? いや、そう考えるのは自意識過剰か。〝 皆が仲良くなったから 〟いい意味での変化が起きたってことでいいじゃないか。

 ただ、あのままホテルも危ないからとモーテルに泊まってくれれば良かったのにと思わないわけではない。ほら、そうしたらもっと私が楽だったのにって。パフォーマンス実行的な意味でね。

 

「ええと…… じゃあお昼までは自由行動ってことでいいのかな?」

「ああ、12時半頃に花村の作った弁当と一緒に持って来るよ」

「えっ! ご飯、持ってきてくれるの!?」

 

 自分でもどうかと思うくらいに驚いて思わず日向クンににじり寄ってしまった。

 だけど花村クンのご飯だよ? …… 花村クンのっ、ご飯だよ!?

 暫く食べられないと思ってたから嬉しいなあ。どんなお弁当なのかなあ。きっと家庭的なお弁当だよね。やだなあ、こんなドッキリがあるなんて、すごい楽しみじゃないか。

 

「あ、あのさ…… 図々しいようだけど、その…… デザートに梨のコンポートが欲しいなあ…… なんて、ダメかな?」

「いいと思うけど…… 梨か? 林檎とか桃じゃなくていいのか?」

 

 むう、日向クンは分かってないなあ。

 私は梨が好きなんだよ! 林檎はパサパサしたハズレもたまにあるから苦手なんだよ。桃は柔らかいやつなら好きだけどね…… でもやっぱり梨だよね! 瑞々しくてシャクシャクで甘くてとっても美味しいんだ。

 あ、でも林檎でもメイの選んだやつはハズレもないし、彼女の作ったウサギ林檎は喜んで食べるよ。それを考えると花村クンの選んだものなら大丈夫そうだけれど、やっぱり好物を食べたいよね!

 というか、日向クンだって草餅が好きで桜餅が嫌いなのにそんなこと言うだなんて分かってないねえ。

 電子生徒手帳の通信簿欄にもしっかり好き嫌いは書いてあるっていうのにさ。

 だからそんなことを言う日向クンには少し意地悪してもいいと思うんだ。

 

「日向クンもさ、草餅が食べたいのに桜餅が用意されたら嫌じゃないの? それともせっかく用意してくれたものだからって喜んで食べるの? 少しもガッカリしないの? 草餅と似たようなものだからって言われて許せるの? 草餅? 桜餅じゃなくて? なんて言われて大丈夫なの? ねえねえ」

「あ、いや…… すまん」

 

 勝った…… って、私はなにと戦っているんだ。

 つい熱くなってしまったが、まあ好きなものの話だから仕方ないよね。こんなことを言ってるようじゃそのうち皆でキノコタケノコ裁判なんて始まりそうだしやめておこう。

 …… ちょっと面白そうだなんて思ってないよ。不毛な争いになるだけって分かってるしね。

 

「り、林檎ダメなんですかぁ? じゃあ、今度入院したときは梨でウサギさんを作りますねぇ」

「ありがとう、罪木さん」

 

 いや、できれば入院するような事態にはならないでほしいのだけれど。罪木ちゃんだから許せちゃう。

 でも首掻っ切られそうになったことだけはちょっと許せない。絶対に本人には言わないけど。冷静に対処できたから良かったものの、内心はものすごく怖かったんだよね、あれ。

 

「って、話脱線してないか?」

「…… あ、つい熱くなっちゃって…… ごめんね。デザートの件はよろしく頼んだよ」

「あ、じゃあ私も同じものがほしいですぅ…… お願いしますね、日向さん」

「ああ、分かった。じゃあ12時半だからな」

 

 そう言って日向クンが出て行った。

 

「…… 行ったかな?」

「さすがに、ああ言って寄り道はして帰らないと思いますよぉ」

「だよねぇ。よし、じゃあ罪木ちゃんもこのお薬飲もうか」

「…… え?」

 

 ああ、そういえば聞いていなかったんだっけ。

 

「モノクマと取引きしたんだよ。アイツを楽しませるパフォーマンスをする代わりに絶望病を治す薬をもらったんだ。ただ、熱を下げたり性格を元に戻すくらいでそのとき考えてたこととか、思い出したことはなかったことにならないと思うよ」

 

 私も熱は下がったが、自殺衝動を持っていたことはしっかり覚えているしね。違いがあるとすれば理解ができるかできないか、だろうか。1度生まれた感情はなかったことにできないからね。

 

「ですけど…… 私は自力で熱を下げることができますし、別の方に使ったほうがいいんじゃないですか? ほら、十神さんとかぁ」

 

 それもそうだけど、十神クンは休ませてあげたいんだよね。それに、彼が復帰しちゃうと計画を途中で気づかれそうだし。

 いつもいつも彼には肝心なところで気づかれてしまうし、彼を巻き込むわけにはいかない。

 …… なんであんなに私のことを先読みできるんだ。警戒されてるのかなあ。

 

「…… なら、薬は今夜まで一旦保留ってことで」

「分かりましたぁ」

 

 誰に使うかも考えとかないとね。

 ただ、まあ、罪木ちゃんが使わないなら、1番の候補は終里さんだな。

 幸い、モノクマと決闘する前に絶望病になったから弐大クンも無事なままだが、問題は絶望病が治った後なのだ。

 決闘をなくすためには彼女の溜まったフラストレーションをどうにかするしかないので、この計画に加担してもらってモノクマを驚かせれば少しは気分も晴れるんじゃないかって思うんだよね。

 それで納得するかどうかはまだ別だけれど。

 

「じゃあ計画を話すね……」

 

 大体原作通りの計画だが、今はまだ通信機の仕様が分かっていない状態なのでぼんやりとした計画だ。それよりも大事なのはモノクマをいかに驚かせるかという点だ。

 この世界はモノクマの掌の上にあるのでアイツを驚かすだなんて本来は不可能。よって、モノクマは残りの薬を用意する気なんてはなからないと推測できる。アイツが楽しめるものといったらコロシアイしかないので、薬を用意するとしたらコロシアイをしなければならないわけだ。

 それに、モノクマ自身の目的が〝 コロシアイそのものではない 〟ということが重要だ。アイツは死体がたくさん欲しいだけだからルール違反があれば嬉々として処罰するし、今の状況はかなり気にくわないはず。

 だからこそ、次に提示される動機は原作通りになるだろうと予想できちゃうしね。

 

 私が知っている点はぼかしながら推測として罪木ちゃんに話し、同意を得ることが出来た。記憶を持っている彼女ならば合っていることが分かるからだろう。

 だけれど、彼女自身からその話を聞くことはしなかった。モノクマの気に障って彼女が殺されるかもしれないので、私が詳しく言おうとする彼女を止めたからだ。

 そしてこれからも、核心に触れるようなことは言わないように釘を刺しておいた。あくまで絶望病にかかっていない、記憶のない状態として推理するように頼んだのだ。

 でないと彼女が裏切り者扱いされてしまいそうだし。

 

「で、ではぁ、先にモノミさんに会うんですねぇ」

「うん、私が色々準備してくるから罪木ちゃんは皆の看病お願いね」

「全力で取り組ませてもらいますぅ!」

 

 そんなやり取りをして私は病院から出た。

 さて、皆は今どこにいるだろう? 電子生徒手帳のGPS機能を稼働させてマップを開く。

 一応マスクはしているが、GPS機能を駆使して皆を避けるつもりなので必要なかったかもしれない。

 

 誰もいない場所というと、図書館か。

 丁度いい、見たい本や借りたい本もまだあるし、メモしたいこともある。あとは、今回の計画にはあまり関係がないが、今後のために電気街でパソコンを1台拝借しておきたい。ビデオメッセージなんて自意識過剰なものを作る気はないけど。…… って言ったら私の中の幸運さんに怒られそうだね。

 でも、私だったらもっと分かりにくいものを残すかなあ。暗号とかわくわくするし、楽しそうだよね。

 

「よーし、これとこれと、これを借りて行こうっと」

「ちょ、ちょっと待ったー!」

 

 図書館で嬉々として机に本を積み上げて行くと、案の定モノミがやってきた。マントをバサバサとさせながらこちらに急いで向かって来る姿が妙に愛らしい。

 元のモノミと違った衣装なので違和感はまだ拭えないが、魔法使いっぽいこの格好もなかなか可愛いと思う。

 

「どうしたのモノミ、図書館の掃除?」

「このホウキはお掃除するためのものじゃありまちぇーん!」

 

 冗談はここまでにしておいて。

 

「で、何の用かな?」

「狛枝さん、既に20冊以上借りてるのにまた借りるつもりなんでちゅか! 借りるなら先に本を返してくだちゃい! いっつもいっつも後で返すって言ってまちゅけど、いつ返してくれるんでちゅかー!」

 

 ご立腹である。そりゃそうか。

 今までも図書館によるたびに5冊以上借りて行っていたからね。目をつけられるとは思っていたよ。

 

「えーと…… 死んだら返すよ?」

「返す気ゼロでちゅかー! それから、そんな縁起の悪いことを言ってはいけまちぇん! ミナサンで生き残るんでちゅから!」

「えー、必要なんだから仕方ないじゃない。ほら、私が借りてるのって科学の本とか教科書類ばっかりだし、勉強してる人が他にいないんだから勘弁してよ。調査のために島のことを書かれた書類とかもそうだし…… 確かに、ソニアさんに勧められた意味が分かると怖い話とかを纏めた本も借りてるけどさ」

「それでもでちゅ! 借りた本は返すものでちゅからね!」

「でも借りる本の上限は書いてないよね? 借りるときは貸し出し表に記入ってだけでさ」

「うっ、そ、それを言われると痛いでちゅね……」

 

 いつにも増して先生っぽいことを言ってくるなあ。

 まあ、聞く気は毛頭ないんだけどさ。

 

「それを言うならさ、私よりもいっぱい本を借りてる十神クンにも文句を言ってほしいな。私ばっかり酷いよ」

「十神クンにも常々言ってまちゅが……」

 

 しくしくとわざとらしく泣き出すモノミを見るに、いつも誤魔化されるのだろうか。

 

「まあ、それは置いといて…… モノミに訊きたいことができたんだよね」

「クスン…… あちしに? なんでちゅか?」

 

 昨日モノクマが言っていたことを確かめないとね。

 

「モノミって魔法的ななにかで心を読めたりする? ほら、鶏を牛に変えることができるくらいだし…… モノクマにも同じこと訊いたら、そんなことできるのモノミくらいだよねって言われたんだよね」

 

 モノミはその言葉を聞くとすぐにキノコを生やしながらいじけるように俯く。

 

「あちしにはできまちぇん……」

「えっ、できないの?」

「その機能はモノミにされたときにどこかへと消えちゃいまちた……」

「…… 機能?」

 

 おいおい、こんなところで失言してるんじゃないよ。大丈夫かな? この子。

 

「あ、いえ、ち、ちち、違いまちゅ! 技能って言ったんでちゅよ! てっきりモノクマに奪われたと思っていたんでちゅが…… もしかして、別の誰かに…………」

 

 最後の方は独り言のように声が小さくなっていく。

 それにしても言い訳が下手くそすぎる。本当に大丈夫なのか? この先生。下手をしたら誰かさんと残念2トップになってしまうのではないだろうか。それくらい言動管理がガバガバなのだが。

 だが、これでモノミにもココロンパが不可能そうなのは分かった。モノクマやモノミにできないのなら気負う必要はなさそうだ。良かった。

 

「そうだ、モノミ。お願いがあるんだけどさ」

 

 あとは、計画の肝に必要なお願いだ。

 この世界はモノクマの掌の上…… だが、今はゲームとは違ってモノミの力が少し戻っている。なら、モノクマの鼻を明かすこともできるのではないだろうか?

 私はそう考えている。

 

「グス…… なんでちゅか?」

「あのさ、モノミって……」

 

 私は、その可能性に賭けたい。なによりも、狛枝凪という存在として…… その存在を賭けてでも、だ。

 

「10分だけでいいんだ。モノクマの目と耳を、完全に塞ぐことってできるかな?」

 

 さあ、始めようか。

 長い長い時間をかけて幸運勝負と行こうじゃないか、モノクマ。

 全員がこの世界から出られる可能性を少しでも上げるために、私はどんなものでも利用してみせるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




・終里と弐大
 どうするかものっすごく迷った (小並)

・ココロンパ
 元はカウンセラー用の機能だったんじゃないか説
 苗木とV3主人公ちゃん? ああ…… 苗木は舞園さんのエスパーが移って、V3は一応プログラム内説もあるし (震え声)

・さび枝
 立った! フラグが立った!
 この時点で4章をどうするのか想像つく人もいたりするんじゃないかなあ。
 絶望に苛まれそうな人は注意書きの〝 全員生存ハッピーエンド前提 〟を思い出してね!
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