私がフランドール・スカーレットになっていた件 (未完) 作:冷水
はじめに、更新を楽しみにしてくれていた皆様へ。
ごめんなさい。
本作は未完の終了と致します。
最後に、一章の続きと考えていたもの。
そのあらすじ、プロットに近いものを公開し、終了と致します。
今後の活動はありません。
今まで、ありがとうございました。
良ければ、最後までお付き合いください。
二章のあらすじが、見所の予定でしたので。
□一章のあらすじ
レミリアとフランドールの話し合いは、決裂します。
その結果、弾幕勝負となりますが、レミリアは敗北します。
完膚なきまでに。
ただし、レミリアは諦めきれません。
最後に歯を食いしばり、フランドールに手を伸ばします。
自分のもとへ戻ってくるように、運命を操作するために。
「え?」
しかし、そこに"フランドールの運命"なんてものは、存在しません。
だって、そこに彼女の魂は存在しないのだから。
絶望し、そこでレミリアは気絶する。
その光景を、十六夜咲夜だけが目撃していました。
その意味するところを、従者として正確に理解しながら。
(これが、後に重大な意味を伴います)
フランドールはレミリアを見ることは無く、魔理沙の元へ歩み寄ります。
魔理沙は家出少女を見つめながら、その姿に自分と重なるところを見つけます。
笑顔で、とても格好いい表情で、フランドールの事を魔理沙は受け入れました。
血は繋がっていなくとも、種族は違っていても、絆があれば家族なのだと。
一章は、二人の吸血鬼による喪失と取得の物語。
フランドール・スカーレットにとっては、家族を手に入れる喜劇。
レミリア・スカーレットにとっては、家族を失った悲劇。
二人の吸血鬼による、家族を巡る物語。
□二章のあらすじ
二章は、血を吸うことを拒否したことで、フランドールが徐々に弱っていく物語です。
ご飯を食べても満たされない。
その原因は分かってるけど、魔理沙には悟られないようにする。
ある日、魔理沙の首筋が「おいしそう」に見えることがあった。
――私、なんてことを考えていたの?
――このままじゃ……私……。
数日後、フランドールは魔理沙からの宴会の誘いに対して、今日は体調が悪いと言い訳をした。
今日は、神社で久々の宴会がある。
しかし、今日はダメだった。消滅しそうだった。
魔理沙も欠席すると言い始めたが、どうにか魔理沙だけでも楽しんできてと説得をした。
魔理沙は宴会に出る。しかし飲んでも酔えない。
それは嫌な予感がしたから。
巫女ほどではないが、魔理沙の勘はそこそこ鋭い。
宴会を途中で抜け出す。
フランドールは、猫のように死に場所を探す。
森の中にふらっと入りながら、静かな場所で"その時"を待つ。
――私は、あれだけはできそうにない。
――絶対に無理。
――それに、魔理沙に嫌われたくない。
――もうこれでいいと思う。
――最後は楽しかった。
――魔理沙にあえてよかった。
――幸せだった、ありがとう。
だけど、魔理沙はフランドールを見つけてしまった。
(え、なんで来たの?)
(よりによって、今?)
最後の力を振り絞って、フランドールは気丈に振る舞っていた。
もう力が入らず、立っているのがやっとの状態で、彼女は来てしまった。
目には涙が溜まってきて、彼女の姿を見ると泣いてしまいそうになっていた。
そこでフランドールは、気を失った。
「馬鹿、なに勝手にいなくなろうとしてるんだよ……」
「そんな勝手、許さないぜ」
「それならこっちにだって考えがある」
魔理沙は自分の腕を切り裂いた。
フランドールがこんなになるのは、ひとつしか原因が思い浮かばない。
フランドールはレミリアの妹であり"吸血鬼"である。
ならば、吸血が足りないのだ。
傷口をフランドールの口元へ近づける。
気を失っても、吸血鬼としての本能が、自然と血を啜(すす)らせる。
「それでいい」
目を覚ましたフランドールは、口の中にある芳醇な香りに驚いた。
近くには、魔理沙がいる。
――ッッッ!!!なんで
自分が啜っているのは、魔理沙の血だった。
美味しいと感じるのは、魔理沙の命の欠片である。
痛ましい傷口が見える。
傷口を舐めるフランドール。吸血鬼の唾液には、傷を癒す力がある。
「馬鹿!」
魔理沙に怒られる。
「ごめんなさい」
二人は抱き合いながら、お互いの思いを打ち明ける。
嫌われたくなかったこと。
「そんな事で、嫌いになるかよ! 私達は"家族"だろう?」
涙を浮かべながら、魔理沙はフランドールに語りかける。
「ありがとう」
フランドールも泣きながら、魔理沙に"ありがとう"を伝える。
二章は、魔理沙とフランドールの絆を深める物語。
□第三章のあらすじ
「私はっっっっ! 認められない!」
レミリア・スカーレットは荒れていた。
三章はレミリア・スカーレットとフランドール・スカーレット、二人の吸血鬼による、ぶつかり合いの物語。
別小説「外伝:あの子がフランドール・スカーレットになっていた件 」
その「【外伝1-1】フランと咲夜」で起ったかもしれない物語、その再来。
レミリアと咲夜の主従による、復讐を兼ねたフランドール捕獲作戦が行われる。
捕らえられたフランドール・スカーレット。
紅魔館のメンバーと、魔理沙がぶつかり合う。
魔理沙はひとりではどうしようも無いのを悟る。
第二次「紅魔郷」と言えるような、異変並みのぶつかり合いが幻想郷で行われる。
鬼となったレミリア、その感情の矛先はフランドールへ向かい、歪んだ憎しみとなる――。
レミリアと魔理沙、二人の譲れない感情を掛けた、戦いの行方はいかに?
□最後に
以上が、私が考えていたあらすじ兼プロット。原本は紛失しましたので、記憶から再構成。
私はこの作品を書いていて、とても楽しかった。
自分で号泣しながら物語を書き、今も泣きそうになりながら書いている。
それが「書けなくなった」のは、現実で死にそうなくらい辛くなったタイミングで、些細な口論をしたからだった。
私のメンタルが弱すぎて、創作活動が出来なくなったのが原因です。
ごめんなさい。
本当は、続きを書こうか迷いましたが、文体もなにもかも、この当時とは作風が変わってしまいました。
他サイトでオリジナル小説を書いていたら、行間も空けず、段落も意識するように書いて、一行も長めになり、改行も少なくなった。
私はこの作品によって自信を貰いました。
たくさんの感想をもらえて、本当に嬉しかった。
【お気に入り】をたくさん入れてもらえて、期待してもらえる喜びを知った。
皆様を、こういった形で「裏切って」しまい、本当にごめんなさい。
今後、このサイトでの活動は多分しません。
何か感想があったら、返信だけはして行こうかと思います。
数日おきに、チェックだけはします。
罵ってくれて構いません。
私の未熟によって、たくさんの期待を裏切るのだから。
私が読者だったら、こんな作者は許せません。
なぜなら、私だってこんな作品を読みたいと、読者であるつもりで、自分を許せないのだから。
本当に、ありがとうございました。
またいずれ、どこかで合間見えるその日まで。
さようなら。