私がフランドール・スカーレットになっていた件 (未完) 作:冷水
文章が読みづらいのは、何度読み直しても修正しきれなかったので、
ちょっと、それは許してください・・・。
ごめんなさい。
==少女迷い中==
フランドールは外に出たは良いが、当然のように行く宛など考えていなかった。
どこか森のような場所へ入ったのだが、
人や獣はおろか妖怪の一匹にも出くわさない。
少し退屈になってきた。
すると、しばらく歩いた頃だろうか。
あたりがうっすらと冷気を帯びてきて、心なしか霧のようなものが立ち込めてきた気がする。
すると、目の前には青いワンピースを着て、水色の髪をした少女が現れた。
目が合うと少女は笑いかけるように笑顔になった。
「あんた、妖怪ね」
それはまさしく、氷の妖精チルノ。
どこにでも、いつにでも現れるという遭遇頻度が高い妖精。
「わたしは・・・フランドール」
小さい声で、それでもチルノには届く程度の声で言う。
「あたいはチルノ。最強の妖精だ!」
不敵な笑顔で、腕を組みながら少女は言う。
すると今度は、顔を近づけてきた。
冷気でかなりきついのだが、それでもじーっと顔を見つめてくる。
次は翼、そして体を。
そんなにみられると、少し頬が熱く・・・・・・。
危うく変な性癖に目覚める所だったのだが、そんなことを考えていると、
チルノは顔を離し、元の姿勢に戻った。
「あんた、吸血鬼?」
首を傾げ、可愛らしい恰好で聞いてくる。
それに、私は肯定する。
「なら、あたいと勝負しろ!」
唐突に、スペルカードを取り出して決闘を申し込まれた。
フランドールも「弾幕ごっこ」には興味があった。
姉がしばらく前に私に説明した「弾幕ごっこ」という遊び。
誰とも遊んだことがなく、何に使う遊びなのかもその時は分かっていなかった。
ふーん・・・そうなんだ、程度で聞き流していたのだが、
今ならその使い方を、おおよそ理解できる。
「いいわよ」
フランドールも、スペルカードを取り出す。
そうして、妖怪と精霊、少女達の弾幕ごっこは始まった。
--------------------------
最初は様子見。
フランドールは空を飛ぶ。
チルノも同じように空を飛んでいる。
そこそこの速さで、チルノの弾幕が過ぎていく。
避けられないほどではなかった。
フランドールは、空を飛んでいることが嬉しくなった。
次に弾幕のスキマを縫うように、
避けるように飛ぶというのはとても気分がいいものだった。
「受け身じゃ、あたいに勝てないよ!」
チルノが挑発してくる。
でも、フランドールは避けているのが楽しすぎて、
反撃なんて全く考えていなかった。
最初にスペルカードを切るのは、やはりチルノだった。
--氷符:アイシクルフォール
まるで舞う雪のように、時に苛烈に攻めてくる弾幕。
フランドールは吸血鬼の目の良さでもって、強引に避ける場所を探していく。
初心者が、それでも種族の地力を持って強引に避ける。
ぎりぎりで避け、次に襲ってくるものをチルノの方を見て予想する。
その遊びは、ゲームの画面でやるよりも100倍難しくて、
そして、100倍は楽しかった。
-凍符:パーフェクトフリーズ
「いい加減あたれーー!」
やけになったように、チルノは次のスペルカードを宣言する。
今度は変則的で、止まったり、動いたり。
「あははは」
フランドールは、笑っていた。
スペルカードというのはこんなに楽しい遊びだったのだと、今知った。
「チルノ!・・・・今度は、私から行くわ!」
ニコリと、微笑むフランドールがいる。
チルノはその瞬間、氷の妖精であるのに寒気を覚えた。
圧倒的な物量。
これが、ただの通常の弾幕などと信じられない物量がチルノを襲う。
「ちょ、え・・・・」
チルノは必死に避ける。
避けても避けても、次から次へ襲ってくる大量の弾幕。
反撃する隙すら与えてくれない。
「あはははははは」
フランドールは、回転しながら弾幕を生成していく。
まるでダンスでも踊るかのように、その場で回っている。
--禁忌:クランベリートラップ
チルノは避けそこなった。
そして、弾幕の一斉放火を受け空から落ちた。
「あははは」
それでも、フランドールは楽しくてしょうがないというように、
大きな声で笑っていた。
今落ちた、チルノのことを忘れていた。
自らの弾幕の美しさに酔い知れるように、しばらくは弾幕の余韻に浸っていた。
==作者のつぶやき==
なし