IS~外の世界を知らない虹色の少年   作:コーちゃん元帥

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 どうも……ぜんぜんネタが思いつかず1ヶ月……

 遅すぎてすいません


助ける

 

 

 

 

 

 ラウラのISがいきなり動かなくなった時、何事かと思った。

 でもそれもラウラの叫びともう一つISからの叫び声によって異常事態だとすぐに分かったがISからの正確にはシュバルツァ・レーゲンの叫びは頭が割れると錯覚するほどのノイズが流れ込んで来て思わず耳をふさいだ。

 

 「っ!?……これはレーゲンの……叫び?」

 

 『はい…そのようですが……これは酷すぎます』もはや言葉にするのも難しいぐらいの叫びだ。

 レーゲンからスパークが発生し一夏を吹き飛ばしたと思えばそれは粘土のように形を変えていった。

 

 「なんだ……あれは?」

 

 『VTシステム!……禁止されたシステムがなぜ?』どうやらあの異常はVTシステムのせいだと分かったがそれよりも見えてしまった。

 (ラウラが……泣いてる…怖がってる……)形を変えてラウラを呑み込もうとするレーゲンだった何かに怯え恐怖し泣いてる嫌でも伝わってくる。

 助けて…助けて…とそしてラウラは手を伸ばす誰かに掴んで欲しいと恐怖の渦から引き出して欲しいとだから

 

 『マスター待ってください!!すぐに身体の調整を…』

 

 「それじゃ間に合わない!!!」春瑠は今の状態でのリミッターが掛かった体で出せる全力で跳んだ。

 一歩、一回跳べば届く距離だった。

 そしてラウラの手を掴めた。

 (よし!まにあっ……!!!)間に合った。

 間に合ったが焦るあまり回りが見えてなく反応出来なかった。

 レーゲンだった何かから刃が現れ春瑠の右腕を斬り飛ばした。

 「まだっ!!」普段なら防げる物も小雪の言うことを聞かず行ったので当然だと思うだから気にせず左でやろうとしたがスパークが発生し吹き飛ばされた。

 

 ズザザザザッ「ちぃぃぃ!!!」直ぐ様、体制を直しラウラを見るとレーゲンだった何かに取り込まれそれは形を変えて一回り大きい泥人形のようなISになった。

 さらに言えば似てるのもあるが

 「雪片……に…似てる?」そう似てる。

 白式の雪片に似てるけどそう言えば暮桜も雪片があったっけ?その疑問は小雪が答えてくれた。

 

 『VTシステムは前回のヴァルキリー及びブリュンヒルデを受賞した人の戦闘データを元に動く非人道的な代物です。それよりもマスター!腕が…腕が…私が間に合えば…』と今にも泣きそうだった。

 

 「小雪…悪くない……」

 

 『でも!』

 

 「きれいに……斬ってくれたから……くっつけようは…ある。……拾えれば…の…話だけど」何とも悪いことに腕は人形の足元だ。

 『拾えれば…ですか?そんな生体は機械と違うんですよ!』

 

 「くっつけようは……ある……だから今は…」と話してると

 

 「この野郎ぉぉぉ!! 千冬姉の真似してんじゃねぇぇ~!!」と一夏は考えずに突っ込んで行った。

 

 「………バカ」そのあとどうなるか簡単に予想できた。

 

 『マスター何を?』

 

 「少し……説教……一夏…殺られる……それと小雪…腕ごめん」と言った通りにエネルギーなんて無いに等しい白式で向かった結果は人形の攻撃を喰らい白式は展開維持が出来ず消える。

 そして止めの一撃を一夏が喰らいそれでお仕舞いだが今回は勉強させないといけない感情だけで考えないで一人で突っ込めばどうなるかを私の血でね。

 ぶっちゃけ腕が千切れたりするぐらいなら日常茶飯事だし……小雪の腕、壊れちゃうな……

 人形の一撃を残った左手で受け止めるが何か変わったのか左腕部で受け止めると紙のように斬れ春瑠の腕に刃が食い込むが今度は左腕部を部分的に自爆させて爆裂装甲代わりにし刃を弾き飛ばした。

 その時の一夏の表情は後悔した顔なのか?

 春瑠がこんな血まみれになったのを見てショックでも受けた感じだ。

 焼け焦げた左腕で一夏を抱えて離脱した。

 

 

 

 「追撃……無しか?…まあいい…さて」と追撃が無いのを確認してから一夏を見ると勝手に身勝手な責任感に押し潰されてる感じだったので私なりに言えるのは

 

 「これが今の結果、考えず怒りに任せて突っ込んで行った…だよ。だから」と今、気づいたけどリミッターが壊れていてぶっちゃけ力加減できないので本当に本当に弱くやったつもりだけど赤子を撫でる気持ちでやったつもりだけど

 

 バキャッズザザザザ軽く飛んだ。

 「頭を冷やせ、それができないなら手を出すな……私がやる」やると言ってもラウラとISのレーゲンを無傷で殺さず助けられるかビミョーだ。

 ついでに意識してないけど色が青に染まった。

 返事もないから対処しようとしたが

 「待ってくれ!」一夏が呼び止める。

 

 「……」返事はしなかったが振り向きはした。

 

 「頼む!…あいつは…あいつだけは俺にやらせてくれっ!!」

 

 「……理由は?」

 

 「あいつは千冬姉のデータを使ってるんだ。それは千冬姉の…千冬姉だけのものなんだよ。それに…」と人形を睨みながら

 「あんな、わけわかんねえ力に振り回されてるラウラも気にいらねえ。ISとラウラ、どっちも一発ぶっ叩いてやらねえと気がすまねえ」

 

 「…そう……」一夏が言った理由はなんとなく分かった。

 あのVTシステムとやらに振り回されてるラウラとレーゲンに怒ってると……

 

 「春瑠が止めても俺はあいつをぶん殴るぞ。そのためにはまず正気に戻してからだ」と多少、冷やしたらしいがちょっとバカだ。

 

 「……理由は分かった。……けど今の一夏に何が出来る? 白式のエネルギー……殆ど無い…一体どうやって戦うつもり?……仮に生身で戦いに行った所で、一瞬で殺されるのがオチ……さっきの繰り返し」

 

 「ぐっ……」そう言うと一夏は何も言えなくなった。

 それにさっきからこの状況を鎮圧する放送も流れてるが正直、鎮圧部隊はあてにしてないが一応聞くことにした。

 

 「鎮圧しに…先生達…くる…それでもやるつもりは……ある?」と手を出した。

 

 「当たり前だ!…これは俺がやりたいことなんだ!…けど春瑠の言う通りもう白式にエネルギーが……」とがっちり掴みその意気込みを言うが現実はそうはさせてくれないが

 

 「なら一夏…エネルギーは何とかする……知ってるんでしょ?…シャルルは」と近くにいる気絶していた筈のシャルルに聞くよく起きたね。

 

 「確かにあるけど…よく知ってるね……はぁ…それにその程度の事は日常茶飯事とか言うんでしょ?」と春瑠の体の事を言ってる。

 「ほんとか!ほ、本当に俺の白式にシールドエネルギーを回す事が出来るのか?」

 

 「あるけどちょっと工夫しないとできないから直ぐには…「できた」……へ?」普通はできないみたいな事を言ったが小雪とシャルルのIS、ラファールが教えてくれたので速攻でセッティングした。

 

 「本当に規格外過ぎるよ。それなら一夏のガンドレットにコードを挿してって言いたいけど……一夏、今の春瑠さんからISのエネルギーを貰うのは普通、生命維持装置を外すことと一緒なんだからそれだけは覚えておいてね」とシャルルの真剣な顔に一夏も今更ながら春瑠の今の身体を理解してその上で

 「春瑠、すまない…頼む!」と頭を下げると春瑠はこんな状態にも関わらず笑顔で

 

 「良いよ。だから勝って貫き通してその意志を……」

 

 「ああ、絶対勝つさ!ここまで来て負けたら男じゃねえよ」

 

 「じゃあ一夏、負けたら制服からISスーツまで女子ので過ごそうか?」

 

 「……賛成」とシャルルの提案した罰ゲームに春瑠も賛成したことに一夏は驚き

 

 「うっ……!シャルルさすがにそれは…」とやめてもらおうとしたら

 

 「大丈夫……勝っても修行をいつもの二倍にするから」と春瑠のスマイルからとんでもない言葉が出てきた。

 もはや勝っても負けても罰ゲームがあることに一夏はやけになり

 

 「春瑠、お前まで乗らなくても……」

 

 「じゃあ……やめる?」

 

 「だ、誰が止めるとは言ってねえよ! よ、よ~し、良いぜ!なにせ負けないからな!罰ゲーム考えても勝った方がいいしな」

 ジョークを交えた会話によって、一夏は緊張が解れていた。

 ただし春瑠は本気だろうがな。

 

 「まず一夏のガンドレットにコードを挿して。そのコードを差し込んだら、春瑠さんがエネルギー流出の許可を出して」

 

 「…分かった……流出…許可…」

 

 「それで一夏は白式のモードを一極限定にして。それで零落白夜が使えるようになるはずだから」

 

 「おう、わかった」

 

 小雪から出したケーブルを篭手状態になってる白式に繋いでエネルギー流出の許可を出すと、小雪にあったシールドエネルギーがドンドン無くなっていた。

 それを白式が受け取っていると、一夏は何かを思い出しているように目を瞑っている。

 シールドエネルギーが全て白式に渡すと、小雪は光の粒子となって消えていく。

 

 そしてエネルギーを受け取った一夏は、白式を出す為に一極限定モードを使って再構成を始めたが、右腕と刀しか出せなかった。

 「ごめん……意外とエネルギー……使ってたみたい」だが二人かすればあれだけやってまだ残ってるんだ!と内心驚いているが

 

 「充分さ」問題無く答える一夏は右腕装甲だけを具現化する。

 

 今の一夏は右腕以外のところを攻撃されて当たったら即死、運良く重傷なんて結果は無いだろうから生きるか死ぬかだ。

 それは一夏次第だが。

 

 「動きぐらいは何とかする……勝てば良いだけ」

 

 「へ?……いや、流石に春瑠は……」腕は斬られ残った腕も

焼け焦げている状態だが

 「一夏の真似……私がやりたいこと……それだけ」と春瑠は何処からか一本の小太刀を出した。

 逆に一夏はさっきの自分はこんな風にしていたと思い何も言わず

 「じゃあ、二人で行くぜ春瑠」

 

 「承知……一番手……行く!」小太刀を抜くそれは刀身が虹色に輝く不思議な物だった。

 目を瞑り意識を集中させる。

 (父上……未熟ながら…力を貸して貰います!)

 春瑠の虹その物が輝くそして振られるその一太刀は

 

 「虹の型………天神・七虹斬!(てんしん・ななこうざん)」

 振られた一太刀は七色の虹の光が人形に放たれそれを受けた人形は外傷などないが人形その物が虹色に染まり動きがぎこちなくなった。

 動きぐらいは何とかすると言う事を本当にやった春瑠に凄いと思いながら

 「じゃあ、行くぜ偽物野郎」

 

 一夏の右手に握り締めた《雪片弐型》が意思に呼応するかのように刀身が開いた。

 

 「零落白夜……発動」

 

 その台詞を言った直後に発動し、全てのエネルギーを消し去る刃が本来の刃の二倍近い長さに展開された。

 しかし、それは余りにも無駄な長さで余計なエネルギーを消費するだけ……だったがすぐに解消された。

 

 一夏が意識を集中するように目を閉じると、さっきまで無駄にあった刃の長さがドンドンと短く細くなるが、逆に鋭さが増していった。

 

 やがてそれが収まると、今の零落白夜は日本刀の形に集約した姿となった。

 見た目の迫力は先程より無くなったが切れ味は違うであろう。

 

 「………………」

 

 人形は一夏を見て無理やり動き刀を振り下ろした。

 早く鋭い袈裟斬りをだがそれは本来の力には及ばず人形の攻撃を一夏は

 

 「ただの真似事だ」そう言って腰から抜き取って横一閃し、相手の刀を弾いた。

 

 そして一夏はすぐに頭上に構え、盾に真っ直ぐ相手を断ち斬った。

 人形が一夏によって真っ二つに割れると、割れた中からラウラが出てきた。

 いつも付けていた眼帯が外れて、露わになった金色の左目を右目と共に一夏を見ている。

 

 ボーデヴィッヒは酷く弱っている様子で、すぐに力を失って体勢を崩して倒れそうになるところを一夏が抱きかかえた。

 

 「やった!」

 

 「そうだね……」無事、一夏が勝ったことにシャルルは喜び春瑠も満足な結果だったが

 (あ!ヤバい……やっぱり虹の型だけは……どうしても……疲れちゃうな……自分の……色なの………に…)そこで春瑠は倒れてしまった。

 

 

 その後は言うまでも無く、非常事態警戒が解かれて教師陣がすぐに春瑠とラウラを医務室へと連れて行くのであった。

 ただし春瑠は笑って満足そうに寝ていてとても重傷者の顔には見えなかった。

 

 

 

 

 





 さて次回は春瑠また病院で説教される所からスタート……
 勢いで腕斬り飛ばされる事にしちゃったけどどうしよう………ではまた次回もよろしくお願いいたします。
 感想待ってまーす。
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