・この小説は投稿テストのためにするので連載は全く考えておりません。
なので続きは期待しないでください。


デジタルワールドに時空の歪みが発生しイグドラシルの命令ですぐに調査に向かう
聖騎士アルファモン。すぐに歪みが発生しているエリアに向かうが、調査中に歪みに
飲み込まれてしまう。歪みに飲まれ、流れ着いた先はデジタルワールドではなく、
別の世界だった・・・。





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女神と電子の獣

アルファモン「ここか・・・。時空の歪みが発生しているのは・・・。」

 

岩山に囲まれた広い荒野に立つのは、漆黒の鎧と、裏側が青く、表側が白いマントを

身に付けた聖騎士型デジモン、「アルファモン」だ。

彼は普段は滅多に姿を現さないが、主であるイグドラシルに呼び出されこのエリアで

発生している時空の歪みを調査してきて欲しいと命令されここに来たのだ。

 

アルファモン「特に変わった様子はないな・・・。」

 

アルファモンは辺りを見渡すが、見えるのは大きな岩山と荒れた道が広がっているだ

けだ。

 

アルファモン「調べてみるか。」

 

そう言ってアルファモンは調査を開始した。

 

 

〜二時間後〜

 

 

あれから二時間調査を続けたが、これといっておかしなところは発見できなかった。

 

アルファモン「何も反応がないな。」

 

イグドラシルから渡された携帯電話型のデジヴァイス「D-サイバー」を使って調査して

いたが、反応がなかった。

 

アルファモン「このエリアをくまなく探したが、歪みなんてどこにもなかったな。」

 

特になにも発見できなかったのでそろそろ帰ろうと思ったが、突如周りの景色が歪み

始めた。

 

アルファモン「!なんだ!?」

 

アルファモンは身を構えて警戒する。

 

アルファモン「まさかこれが、イグドラシルの言っていた時空の歪みなのか!?」

 

アルファモンが歪みを見て警戒をさらに強くするが、突然として閃光が周りに走った。

 

アルファモン「!?」

 

閃光が収まると、周りには見たことのない謎の生物たちがいた。

 

アルファモン「何だこいつら!?デジモンじゃない!?」

 

その生物たちの見た目は、

犬のような顔をしたスライムや、四つの動いているブロック、一昔前のゲームに出てきた

ドット絵の鹿みたいなものなど様々な姿をしていた。

出てきたのはその三体だけではなく、他にも何十体もいたのだ。

 

アルファモン「お前たちは何者だ!」

 

アルファモンは生物たちに呼びかけるが返事は帰ってこない。

 

アルファモン「答えろ!何者だ!」

 

もう一度呼びかけたがやはり帰ってこない。

それどころか生物の一体が攻撃してきた。

スライム?がジャンプして体当たりしてきたがそれを腕ではじき飛ばした。はじき飛ばさ

れたスライム?は数回バウンドしたあと消滅した。

 

アルファモン「答えないのなら、仕方ない。」

 

アルファモンはそう言うと右腕を伸ばし、手の先に魔法陣を展開する。その中に手を入れ

陣の中にあるものを取り出す。陣から出したそれは、光り輝く剣だった。

これこそがアルファモンが愛用する剣。その名は。

 

アルファモン「聖剣グレイダルファー。」

 

アルファモンは剣を軽く振ったあと、生物たちに向かって言う。

 

アルファモン「お前たちを、異分子として排除する。」

 

その言葉を合図に、周りにいた生物たちは一斉にアルファモンに襲いかかり、アルファモ

ンはそれを迎え撃つために剣を構えた。

 

 

 

 

 

アルファモン「せいっ!はっ!でやっ!」

 

アルファモンに襲いかかってきた生物たちはほとんど返り討ちにされ数体しか残っていな

かった。

 

アルファモン「これで止めだ!」

 

アルファモンは魔法陣を展開して、残りの生物たちに向ける。生物たちは自分たちがやら

れるとわかったのかその場から逃げようとする。それをアルファモンが見逃すはずもなく

仕留めるために必殺技を放つ。

 

アルファモン「デジタライズ・オブ・ソウル!!」

 

魔法陣から発射された大量のエネルギー弾が生物たちに襲いかかり残りの生物たちは消滅

した。

 

アルファモン「一体なんだったんだ?あいつらは・・・。」

 

アルファモンは生物たちを倒し終えたのを確認すると考え始める。

あの生物たちはなんだったのか。少なくともデジモンではないことはわかるが、なぜこの

デジタルワールドに現れたのか。それが不思議でたまらなかった。

 

アルファモン「イグドラシルに報告して、このことを他のロイヤルナイツに知らせるか。」

 

そう言ってD-サイバーを取り出してイグドラシルに連絡を入れようとする。だが次の瞬間。

アルファモンの後ろに黒い巨大な穴が出現する。

 

アルファモン「今度はなんだ!?」

 

アルファモンは後ろに振り返った瞬間、体が引っ張られる感覚に戸惑う。

 

アルファモン「グゥッ!引っ張られる・・・!」

 

聖剣グレイダルファーを地面に突き刺して踏ん張るが、突き刺した剣ごと引っ張られてし

まう。

 

アルファモン「グゥッ・・・!ウワーーーーッ!!」

 

とうとう剣が地面から離れアルファモンの体は宙に投げ出される。そのまま黒い穴に飲ま

れ、アルファモンは消えてしまった。アルファモンが穴に飲まれると同時に黒い穴も消え

てしまった。まるで、そこには最初から何もなかったかのように・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

???「う〜〜〜ん・・・なかなか見つからないわね・・・。」

 

森の中に一人の黒い髪の少女がいる。その少女の名は「ノワール」。彼女は今いる森の中

であるものを探していた。それさえあれば自分の夢が叶うという彼女にとって夢のような

アイテムだからだ。

ただ、そのアイテムは見つかることは滅多になく、見つけたとしても本当に叶うという保

証はどこにもないのだ。

それでも彼女は諦めずに探し続けていた。

 

ノワール「はぁ。今日も見つからないか。」

 

あれからさらに時間をかけて探したが、結局見つからず途方に暮れていた。

 

ノワール「仕方ないわね。明日また探そっかな。」

 

そう言って帰ろうとしたとき、後ろから何かが落ちたような音が聞こえた。

 

ノワール(もしかして、あれかな!?)

 

ノワールは探しているアイテムかもと思いながら聞こえてきた方向に目を向ける。そこに

は、漆黒の鎧とマントを身に付け、地面に倒れ伏している騎士のような姿をした何かがい

たのだ。

 

ノワール「何?これ?」

 

ノワールは倒れている何かに近づく。最初はモンスターかと思ったが、違うとわかった。

なぜ違うかとわかったのかはわからない。だが、自分の知っているモンスターとは違うと

思った。少なくとも、このような鎧を着たモンスターなど見たこともないし聞いたことも

ないからだ。

様子を見ようとさらに近づくとその何かが声を出した。

 

アルファモン「うぅ・・・。」

ノワール「ひゃっ!?」

 

ノワールは驚いて声を上げて後ずさった。何かが動き出し、立ち上がったのだ。

 

ノワール「何?何?何が起こってるの?」

 

立ち上がった何かを見て動揺するノワール。だがそんなことはお構いなしにその何かはあ

たりを見渡す。

 

アルファモン「ここは・・・。」

ノワール「喋った!?」

 

まさか喋るとは思わなかったノワールは思わず声を出してしまいしまったと思うが既に遅

く何かがこちらに気づいてしまった。

 

アルファモン「・・・お前は・・・誰だ?」

 

 

 

 

 

今ここで、黒き聖騎士と後の黒の女神が出会い、物語の進化が始まった。

 

 

 

 

 

   神次元ゲイムネプテューヌV DIGI-X-Xevolution

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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