やはり俺の魔物の王を決める戦いは間違っている。   作:ホッシー@VTuber

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できるだけガッシュ原作のバトル展開にしつつ、サイがいることによって展開が変わった場面などがありますのでぜひガッシュの漫画を開きながら読んでみてください。

ただ……一言いいですか?





めっちゃ難しかったです!特に台詞入れる場所!
原作にある台詞もあれば無い台詞、削った台詞もありますのでご了承下さい


LEVEL.31 群青少女の危機に彼は颯爽と駆けつける

「遅いっ!」

 時刻はすでに午前11時になり、私は小さく叫んだ。いつまで経ってもハチマンは来ない。こうならないように早めに家を出るように仕組んだのにまさかここまで遅くなるなんて思わなかった。それに待ち合わせは11時だったのにティオたちも来ていない。彼女たちは電車で来ると言っていたのでここで待っていれば会えると思ったのに。

 因みにガッシュ達は10時半に来たのだが、少し中の様子を見に行くと言って遊園地に入ってしまった。結局、ここには私しかいない。

「はぁ……」

 文化祭実行委員で疲れているハチマンをリフレッシュさせるために黙っていたのはまずかったかもしれない。途中で何かあったのだろうか。

(しょうがない。近くにいる鳩たちにハチマンを探して貰おう)

 そう思い、周囲を見渡したが運悪く鳩はおろか雀や烏もいない。でも、ここを離れている隙にハチマンが来てここを素通りしてしまうかもしれないから離れるわけにもいかないのだ。どうしたものか。

「それにしても……ガッシュ達、帰って来ないつもりなのかな?」

 待ち合わせまでには戻って来るつもりだと言っていたのに11時を過ぎても来ない。どこら辺にいるのだろうと魔力を探ってみた。常に魔力を探っているがまだ前のようにできないので集中しないと遠くの方は探せないのだ。目を閉じて遊園地の方に意識を向ける。

「ッ!?」

 ガッシュの魔力を感知すると同時に知らない魔力反応を2つ見つけた。魔物だ。不幸にも遊園地で魔物と遭遇してしまったのだろう。魔力の動きを視るにガッシュ達を1人の魔物が追いかけている。もう1つの魔力もゆっくりだが、その後に続いていた。ガッシュ達は他の人を巻き込まないように安全な場所に移動しているのだ。

「急がないと!!」

 ハチマンはいつ来るか分からない。でも、このままガッシュ達を放っておくわけにもいかない。私はもう誰も失いたくないのだから。

 私は遊園地に向かって駆け出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 魔力を探りながら走っているとプールエリアに到着した。今の季節は秋なのでプールエリアは使用されていない。さすがキヨマロ、頭いい。

「いた!」

 やっとガッシュ達を視認できた。だが、それと一緒に相手の魔物――金髪に小さな王冠を被っている男の子から強い魔力を感じた。呪文を使う気だ。

「ガッシュ、キヨマロ! 避けて!」

「『ダレイド』!」

 急いで2人の元に駆け付けようとするがその前にアフロの女の人が呪文を唱えてしまう。男の子の口から紫色の液体が飛び出した。ハチマンならともかくガッシュとキヨマロじゃ躱せない。2人を守るために液体の前に躍り出た。そのまま液体に背中を向ける。

「ぐっ……ん?」

 背中に直撃したのに何も起きなかった。だが、私の体が小さくて全ての液体から2人を守ることができず、ガッシュの靴にもかかってしまったらしい。

「サイ、ガッシュ、大丈夫か!?」

 慌てた様子で具合を聞いて来るキヨマロ。

「う、ウヌ。痛くはないぞ」

「こっちも何でもないよ」

「くそ……サイ、守ってくれたのは助かったが無理はするな」

「ご、ごめんなさい」

 少し怒った様子で説教されてしまった。冷静にならなくちゃ。謝った私を見て頷いたキヨマロは魔本を開き、ガッシュに目配せして――。

「『ザケル』!」

 ――呪文を唱えた。ガッシュの口から電撃が飛び出して王冠の子に向かう。しかし、素早いのか簡単に躱されてしまった。そして、背後から魔力を感じる。ゆっくり来ていた魔物だ。

「キヨマロ、ガッシュ! 後ろにいる!」

「何!?」

 急いで振り返るとトカゲのような魔物とヒゲの男が私たちを見ていた。その手には魔本。しかも、すでに心の力を注いでいる。

「小僧、私を忘れてはおらぬか? 『ドグラケル』!!」

「しまっ――」

 トカゲの口から大きな球体が飛び出す。でも、ものすごく遅い。驚いていた2人も球体の遅さに唖然としていた。

(あれは……やばい!)

「早く逃げて!!」

「っ! ガッシュ!」

「ウヌ!」

 あの球体に込められている魔力量を感じ取って顔を青くする。人間ならあれに掠っても大けがを負うだろう。それほどの威力がある。私の悲鳴を聞いたキヨマロとガッシュが避難し始め、私もその後を追った。すぐに球体が地面に当たり、爆発。凄まじい衝撃波が私たちを襲う。

「きゃああああ!」

 体重の軽い私は3人の中で一番後ろにいたから爆風に煽られて吹き飛ばされてしまった。地面をバウンドしてプールの壁に背中から叩き付けられる。だが、そこまで強く叩き付けられたわけじゃない。まだ戦える。

「……え?」

 急いでガッシュ達の傍に行こうとするが身動きができない。まるで磔にされたような感じだ。

「何これ!?」

 叫びながら何とか動こうと力を入れる。しかし、体勢が変なせいで上手く力が入らない。その時、立ち上がったキヨマロが私の方を見て目を見開いた。まさか私が壁に磔にされているとは思わなかったのだろう。

「サイ、どうした!?」

「な、なんか背中がくっ付いちゃって離れないの!」

 しかし、原因がわからない。あのトカゲの呪文は確かに強力だが相手を拘束するような術じゃないだろうし。

「……まさか!」

 そこでキヨマロが何かに気付き、ガッシュの足元に視線を向ける。

「気付いたか……だが、もう遅い! 『ドグラケル』!」

 ヒゲの男がガッシュ達に向かってもう一度、呪文を唱えた。今の私は動けないので彼らを先に倒すつもりなのだろう。

「ガッシュ、動けるか!?」

「き、キヨマロ!? 動けぬ! さっき浴びた液体が固まってるのだ!」

 ガッシュは懸命に足を引っ張って地面にくっ付いている靴を剥がそうとしている。

(あの紫色の液体……時間差で固まる接着剤みたいな効果!)

 そのせいで私もガッシュも動けなくなってしまった。キヨマロもいち早く気付いたが、あの接着剤は相当頑固なようでいくら引っ張っても外れない。どんどん破壊球が2人に迫る。

「ガッシュ! キヨマロ!」

 私の絶叫を掻き消すように破壊球が地面を抉り、爆発した。爆発した時に生じた煙のせいで2人の姿が見えない。

「や、やった……」

「勝ったぞ……」

 いつの間にか並んでいた相手4人は勝利を確信しているようで涙を流して感動していた。

(いや、まだやられてない!)

「『ザケル』!」

「「「ぎゃああああああああ!」」」

 その時、煙の中から電撃が飛び出し、4人を襲う。あの煙の中にガッシュの魔力を感じられた。無事でよかった。

「ぐ……な、何!? 避けてたか!」

 まさか避けられるとは思わなかったようでヒゲの男は驚愕している。他の3人も驚いていた。

「ガッシュ、動けるか?」

「ウヌ」

「よし……今、サイは身動きが出来ない。狙われないように相手の注意をこちらに向けるんだ。二手に分かれて相手の注意を分散させる」

「わかったのだ」

 何とかガッシュ達の声は聞こえるがそれを聞いて奥歯を噛み締めた。今の私は役に立つことはおろか足を引っ張っている。急いで脱出しないと。

「ん、んんんんん!!」

 思い切り力を両腕に込める。だが、接着剤が強力過ぎてビクともしない。後頭部も壁にくっ付いているので余計、力が入らないのだ。

「『ポレイド』!」

「ヌオオオオオオ!」

 ガッシュの悲鳴を聞いて視線を前に戻すと王冠の子の口からさっきとは違う液体が吐き出されて掴まれていたガッシュがそれをもろに浴びてしまっているところだった。キヨマロも魔本をアフロの女に叩き落とされたのか拾っている状態だ。

「ガッシュ!」

 キヨマロがガッシュを助けに行こうとした瞬間、アフロの女がキヨマロを掴んで思い切り投げ飛ばした。その先にはトカゲとヒゲの男。何をするつもりなのかすぐにわかった。

「ガッシュ、キヨマロが!」

「『ドグラケル』!」

 液体を浴びて怯んでいるガッシュに声をかけたがその時にはすでにトカゲの口から破壊球が発射されている。

「清磨おおおおおおお!!」

 液体まみれになりながら全速力でキヨマロの元に向かい、彼をタックルして何とか破壊球から逃れられた。ホッと安堵のため息を吐く。

(それにしても……あの人たち、強い)

 元々手を組んでいる魔物なのだろう。コンビネーションがとにかくすごかった。動きに無駄がない上にちゃんと考えられている。あの人たちを倒すにはガッシュ達だけでは厳しいかもしれない。

(早く来てよっ……ハチマン、ティオ、メグちゃん!)

 このままじゃ私の目の前でガッシュ達がやられてしまう。それだけは嫌なのだ。何も出来ずにやられていく友達を見るのは。もうあの時だけで十分だ。

「ガッシュ、上だ!」

「ウヌ!」

 突然、空に向かって指を差すキヨマロ。ガッシュも空を見上げて――。

「『ザケル』!」

 ――電撃を放った。

「空中に? ハハ、追い詰められて狙いも付けられなくなったか?」

 ヒゲの男がそれを見て笑う。いや、そんなはずはない。キヨマロとガッシュはまだ目が死んでいない。諦めていない。なら、どうして空に向かって電撃なんて。

「あっ……」

 そうか。あれはメッセージだ。ティオたちが遊園地に来ていることを信じてここにいると知らせた。急いで目を閉じて魔力を探る。

(この魔力は……ティオの魔力!)

 ティオの魔力は真っ直ぐこっちに向かって来ていた。あのメッセージに気付いたのだ。私は魔力しか探れないのでハチマンがいるかどうかわからないが、ティオたちが来れば勝機はある。もう少しだけ耐えることができれば。

「『ラシルド』!」

 キヨマロの声を聞いて目を開けた。しかしすぐに爆発。トカゲの破壊球を盾で防ごうとしたが、破壊球の威力に耐え切れなかったらしい。キヨマロとガッシュが吹き飛ばされた。何もできない自分に腹が立つ。

(もうちょっと……もうちょっとだから耐えて!)

 ティオはもうすぐそこまで来ている。だから頑張って。

「ハハハ、もう一息だよ!」

「ああ、今よりも心の力を溜めて撃ってやる! さっきの盾じゃ防げないほどにな! 『オル・ドグラケル』!」

 さっきよりも大きな破壊球が撃ち出された。でも、最初に見た攻撃とはちょっと違う。形は似ているけど魔力の性質が異なるのだ。

(あの感じは……追尾!)

 過去に追尾性能を持った魔法を受けたことがあるからわかる。そして、追尾性能を持ったあの破壊球は冗談抜きでまずい。『ラシルド』では防げないのだ。走って逃げて時間を稼ぐことしかできない。キヨマロもそれがわかっているのか顔を歪ませて走って逃げようとする。

「清……麿……」

 だが、ガッシュがその場に倒れていた。動けないらしく痙攣している。

「体が、痺れて……動か、ぬ」

「な、何!?」

 まさかの事態に急いでガッシュの容態を確認した。そう言えばガッシュは清磨がアフロの女に投げ飛ばされる前に接着剤とは別の液体を浴びていた。あれは神経を麻痺させる毒だったのだろう。

「くっ……ガッシュまだだ! まだ負けたわけじゃない!」

 痺れて動けないガッシュの体を支えるように座ってキヨマロは魔本に心の力を溜める。『ラシルド』で防ぐつもりなのだ。

「しかし、あの攻撃……さっきよりも強く……」

「ああ、『ラシルド』ごと吹っ飛ばされるかもしれん。だが、俺も心の力を強く込める」

 破壊球が2人に迫る中、清磨はジッと破壊球を見つめ言葉を紡ぐ。心の力は気持ちを込めれば込めるほど強くなる。彼は言葉にして気持ちを魔本に込めているのだ。

「安心しろ! お前をかついででも勝利へと導いてやる! あいつらの隙を見つけて反撃に出る! だから絶対に諦めるな!!」

(そうだよ、キヨマロ、ガッシュ……まだ負けたわけじゃない)

「あひゃひゃひゃひゃ! ガキ背負って戦うだとよ、かっこわり!」

「まだ勝てる気でいるぜ! バカだよ、あいつら!」

 王冠の子とヒゲの男がキヨマロをバカにする。

「この攻撃でボロボロになるお前らが俺たち4人相手に勝てるわけねーじゃねーか!」

 確かにすでに破壊球は2人の目と鼻の先にある。たとえ心の力を強く込めた『ラシルド』でもあれを防ぐことはできないだろう。でも、私たちには――。

 

 

 

 

「あら、それはどうかしら?」

 

 

 

 

 ――仲間がいる。

「『マ・セシルド』!!」

 1つの盾が破壊球を受け止めた。そう、ティオの盾だ。

「な、何いいいいい!?」

「ふぅ、変な爆発音が続くと思ったら……いきなり空に電撃が上がるんだもん。でも、そのおかげでここの場所がわかったわ」

 よかった、何とか間に合ったみたいだ。本当にギリギリだった。

「……って!? サイ、どうしたの!?」

「ティオ、説明するから落ち着け。それと巻き込んですまない……できれば俺たちだけで何とかできればよかったんだが」

「何言ってるの。当然のことよ。さ、一緒に戦いましょ」

「そうよ! あいつら許さない……本当にケチョンケチョンしてやるんだから! サイ、今助けてあげるからね!」

 なんかいつもよりティオの怒りが激しいような気がする。何かあったのだろうか。でも助けてあげるって言ってくれた。すごく嬉しい。私も仲間だって認めてくれている証拠だから。でも、それは今は駄目だ。

「私のことは気にしないで! そいつら強いから今は戦闘に集中して!」

「でも……」

「ティオ、サイの言う通りだ。油断してると痛い目を見る」

 それが今の私たちだ。私は壁に磔にされていてガッシュは痺れて動けない。キヨマロも相当疲れている。

「うぐぐ……もうちょっと待ってて! すぐにこんな奴ら倒すから!」

「おい、お前ら! 仲間が来たからって勝った気でいるんじゃねーぞ! どうせ俺たち以上のコンビネーションなんざできやしねーんだ!」

 ティオの発言を聞いて髭の男が怒りを露わにする。それと同時に王冠の子とアフロの女が同時に走り始めた。また何か仕掛けて来るつもりなのだろう。

「ぐ……ガッシュ、まだ痺れは取れないのか!?」

「う、ウヌ……」

 キヨマロの問いかけにガッシュは動き辛そうに頷いた。少しぐらいなら体を動かせるようだが、逃げられないのだろう。

「ここはまかせて」

 それを見てティオとメグちゃんが2人の前に出る。しかし、ティオの攻撃呪文はさほど強い物ではない。渡り合えるのか心配だ。

(ハチマン……早く来て!)

 この場所のことを教えていないのに私はそう願ってしまった。目を閉じて強く願う。お願い、ハチマン。

『サイ』

「ッ――」

 その時、頭の中でハチマンの声が聞こえたような気がした。

(何、今の……)

 幻聴? いや、それにしてははっきりと聞こえた。それに何となくわかる。この近くにハチマンが――。

「ゆ、油断したわ!」

 アフロの女の声が聞こえた。視線をティオたちに向けるとどうやら何とかやり過ごしたらしい。王冠の子の首が何かに絞められたようにすごい伸びているけど。

「おい、ルーパー」

 ヒゲの男の元まで戻ったアフロの女――ルーパーにヒゲの男が何か耳打ちをする。

「なるほど、それはいいアイディアね! パピプリオ、行くわよ!」

「おう!」

 王冠の子――パピプリオはガッシュ達がいる方を向き、そのまま斜め上を見上げた。

「『ポレイド』!」

 そのまま呪文を唱える。するとパピプリオの口からガッシュを痺れさせた毒が空に向かって撃ち出された。

「な……曲射!?」

 キヨマロはそれを見て目を見開く。

 曲射は矢などの武器を真っ直ぐ前にではなく斜め上に向かって放ち山なりに敵を狙う技だ。矢の時は攻撃が点なので避けられるが、パピプリオが吐き出したのは液体。液体は空中で霧散し、雨のようにガッシュ達に向かって降り注ぐ。

「ティオ、手を上に!」

「ええ!」

 素早く状況を理解したメグちゃんがティオに指示を出して魔本を開く。ティオも指示通り、手を真上に向けた。

「『マ・セシルド』!」

 真上に盾が展開され、毒をガードする。確か『マ・セシルド』は物体が触れた瞬間、消滅させる効果を持っているので防いだ時、盾の淵から毒が垂れる心配はない。

「バカめっ! 本当の狙いはこっちだ!」

 声が聞こえた方を見るとヒゲの男が魔本を開いていた。ヒゲの男とトカゲの視線の先には――私。

「サイ!!」

 ティオが私の名前を叫ぶが毒を防いでいるので動けない。キヨマロも魔本を開いて呪文を唱えようとしている。

「『ドグラケル』!」

 しかし、その前に破壊球が撃たれた。ゆっくりと私に向かって破壊球が向かって来る。さすがの私でもあの破壊球が直撃したらたたではすまないだろう。

「『ザケル』!」

 ガッシュの口から射出された電撃が破壊球に命中するが相殺することはできなかった。

 

 

 

 ――ぐ、あ、あああああああああああああ!!

 

 

 

 迫り来る破壊球を見てあの時の出来事がフラッシュバックする。何も出来なかった私に向かって迫る理不尽。それがとても恐ろしかった。

「い、いや……」

 あの時の恐怖が私を襲い、声を震わせる。ガッシュ達が私の名前を叫んでいた。

(助けて……ハチマンッ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『サシルド』」

 

 

 

 

 

 

 破壊球が何かにぶつかる音がし、その後すぐに崩れる音が続く。おそるおそる目を開けて前を見ると私を守るように両腕を広げてこちらを見ている人がいた。

「ハチ、マン?」

「……おう。助けに来たぞ、教官どの」

 『サシルド』の破片でも当たったのかすでに傷だらけのパートナーがそこにいた。その姿は目が腐っていてもとても格好良かった。

 




八幡がハチマンしてます。


なお、私の小説では普段の八幡は俺ガイル原作の八幡で戦闘やガッシュ原作になるとハチマンになると思います。
こんな格好いいハチマンがいてもいいじゃない、というコンセプトで書いていますのでどうか受け入れてあげてください……私も予想以上に恰好いい存在になっちゃってるんです、ハチマン。


これからもハチマンする場面があると思いますが、その時は格好いいハチマンを楽しんでいただけたら幸いです。一応、根は八幡のままなのでww


あと、『マ・セシルド』を上に展開したことですがファウード編で相手の攻撃が真上から来た時、『マ・セシルド』を唱えようとしましたが『そのまま押し潰される』と言って拒否していたので、真上に展開は可能だと判断しました。

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