やはり俺の魔物の王を決める戦いは間違っている。   作:ホッシー@VTuber

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お・ま・た・せ☆


LEVEL.81 彼のナゾナゾを群青少女は簡単に解いてしまう

「ッ――」

 白い息を吐き、その場でしゃがむと俺の頭上をサイの回し蹴りが通り過ぎる。そのまま後転してサイから離れようとするも彼女はしつこく追いかけて来た。後転中に右手で地面を押し、勢いをつけて立ち上がる。その時にはすでにサイの拳が迫っていた。すさかず右足を振り上げて彼女の腕に軽く当てて軌道をずらす。彼女の小さな体が俺のすぐ横を通り過ぎて行った。

「へぇ?」

 怒涛のラッシュをやり過ごされたサイは楽しそうに笑い、着地と同時にこちらに向かって来る。腰を低くして構え、俺の“左手”にある魔本の輝きも増す。それに応えるように群青色の目が輝いて――。

 

 

 

 

 

「お疲れ様、ハチマン」

「……おう」

 地面に倒れている俺を上から覗き込んで来るサイ。その顔はとても嬉しそうだった。俺をボコボコにするのがそんなに楽しいんですかね。こっちはものすごく痛いんですけど。

「どう? 慣れた?」

「全然。くっそむずい。止めたい」

「もう、だから止めたのに。それまだ続けるの?」

 サイが指さしたのは俺の左手――いや、魔本だった。

 奉仕部が復活した夜に俺は左手に魔本を持ちながらサイと組手をした。あの時は呪文を使うために持っていただけなのだが、これからは魔本を持ちながら戦うこともあるだろう。なので、魔本を持ったままでも戦えるように練習しようと思い、試してみたのだ。その結果がこれである。さすがに無茶だったようだ。

「……ああ、続ける」

 だが、無茶だったとしても続けるしかない。今、挫折したせいで戦闘中に『もっと練習しておけばよかった』などと後悔したくないのだ。その後悔のせいで負けてしまうかもしれないのだから。

「はぁ……まぁ、それが必要なのはわかるから止めないけど。無理だけはしないでね。気絶して『サルフォジオ』が使えなくて手遅れになったら意味ないんだから」

「わかってる。そろそろ再開するぞ」

 そう言いながら起きようとするがすぐにサイに指で肩を突かれて倒れてしまう。地味に痛い。

「無理はしないでって言ったでしょ? 傷は治ってるけど体力は回復しないんだから。もう少し休んでなきゃ駄目」

 呆れた様子でサイは動けない俺の頭を持ち上げてその下に自分の足を滑り込ませる。

「……あのサイさん。何をしていらっしゃるんですか?」

「膝枕。あの時とは逆だね」

 あの時――ディスティニーランドの時のことだろうか。当時のことを思い出して少しだけ顔を顰めてしまう。もちろん、サイに見られてしまった。

「まだ気にしてるの?」

「そりゃ……そうだろ」

「気にしなくてもいいのに。ハチマンって不器用だね」

「お前に言われたくない」

 軽い言い合いの後、俺たちはほぼ同時に笑みを零す。少し前までこんなことすらできないほど俺たちは追い詰められていた。こうしていると取り戻すことができたのだと実感できる。

「ハチマン」

「ん? 何だ?」

「何でもなーい」

 『呼んでみただけ』と笑い俺の頭を優しく撫でるサイを見て俺も小さく笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 クリスマス合同イベントも無事に終わり、落ち着いて来た12月27日。そろそろ年末と言うこともあり、俺とサイは俺の部屋でダラダラと過ごしていた。

「ハチマーン」

「あ?」

 ベッドの上で漫画を読んでいたサイに声をかけられてパソコンから目を離す。因みに今はあの演劇の動画を編集している。早く仕上げてハイルに渡さなければならないのだ。

「何か縛るものない?」

「……何言ってんのお前?」

「縛るものないかなってロープとか」

 変な性癖にでも目覚めてしまったのだろうか。確かに夜の訓練で俺を痛めつけているが。まさか俺はサイの開けてはいけない扉を開けてしまったのかもしれない。あれ、じゃあ縛られるのは俺?

「違う違う。ちょっと使いたくて」

「縛るものを何に使うんだよ……ちょっと待ってろ」

 サイにそう言って部屋を出る。しかし、ロープのような物に心当たりはない。何かあるだろうか。いや、そう言えばビニール紐がどこかにあったはず。ロープほど頑丈ではないが縛るだけならできるだろう。何を縛るかは知らないが。

 曖昧な記憶を頼りに数分ほど探すと思いの外簡単にビニール紐を見つけ、部屋に戻った。

「これでいいか?」

「んー……まぁ、いいかな。じゃあ、行って来るね」

「おう、行ってら……ってどこに」

 俺の疑問は虚空に消える。すでにサイは窓から外に出てしまったのだ。何しに行ったのやら。まぁ、気にしても仕方ない。すぐに戻って来るだろう。

「ただいまー」

 編集作業をしていたら案の定、すぐに帰って来た。おかえりと言おうと窓の方を振り返る。

「びええええええええん!」

「ハチマン、魔物捕まえたよ。どうする?」

 嬉しそうに報告して来るサイとビニール紐でグルグル巻きにされて大声で泣いている眼鏡の子供。どうやら、この眼鏡の子供は魔物らしい。

「……」

 どうすると言われても困ってしまう。数分で捕まえて来られる距離ならばこの魔物のパートナーも近くにいるはず。魔本はそのパートナーが持っているのだろう。

 そんなことを考えていると不意にインターホンが鳴った。何となく誰が来たか察したのでサイに動かないように指示した後、玄関に向かい、扉を開けた。そこにはクエスチョンマークの付いたシルクハットと黒いマントを着こなす老人がいた。

「……」

「……」

 数秒ほど無言のまま、俺と老人は見つめ合う。そして、唐突に老人が口を開いた。

「パートナーを返して貰えないだろうか」

「……とりあえず、上がれよ」

 さすがに半泣きの老人の懇願は断り切れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやー、まいったまいった! まさか道を歩いている途中で上からキッドを連れ去れるとは思わなかったよ。ハハハハハ!」

「……」

「それに私たちに戦う意志がないことを瞬時に把握して家にあげた君も興味深い、比企谷八幡君?」

 俺の目の前で豪快に笑いながら先手を打って来る老人。俺たちの情報をそれなりに集めて来たようだ。だが、戦いにおいて情報は何より大事な要素。調べて来ても不思議ではない。サイも有名だしな。

「……それで? 何しに来た?」

「ほう? 少しは動揺するかと思ったが、八幡君は相当肝が据わってるようだね」

「別にお前らに戦う意志がないことはわかってるから身構える必要がないだけだ。後、質問に答えろ」

 戦うのは基本的に避けたいからな。下手に刺激するのは得策ではない。サイは俺の後ろで今もグルグル巻きにされた魔物――キッドを突いて遊んでいるが。もちろん、キッドは咽び泣いている。パートナーなら早く助けてやれよ。何で虐められているキッドを楽しそうに見ているんだよ。

「私たちは話に来たのだよ。それじゃ駄目かい?」

「……サイ」

「嘘じゃないよ。でも、半分……ううん、ちょっとだけかな。他の目的もあるみたい」

 キッド弄りを止めて老人の顔を見たサイはすぐに教えてくれた。彼女は人の表情から嘘や隠し事を見つけるのが得意である。さすがに言い当てられたのが意外だったようで老人は目を細めた。

「ふむ……隠密行動や魔力探知の他に洞察力も秘めているようだね。さすが『孤高の群青』と呼ばれていることだけはある」

「無駄だよ。私たちの情報を出してこっちを吃驚させて会話の主導権を握ろうしても」

「……なるほど。こちらの思惑はほぼ筒抜けってことか」

 サイの鋭い視線を受けて彼は少しばかり顔を引き攣らせた。図星なのだろう。本当にサイは頼りになる。俺でもさすがにそこまでは見抜けないからな。

「キッド、どうしようか。もう私には切る手札がない」

「は、博士!? 任せておけって言ってたよね! 私の手にかかればすぐに終わるって!」

「ハハハ、それはウソなんだ」

 笑いながら法螺話だと言う老人に対し、キッドは顎が外れそうなほど口を大きく開けて驚愕する。何というか、キッドが可哀そうである。

「でも、もう少し粘ってみよう。さて、八幡君、サイ君。ここでナゾナゾを出してあげよう」

「ナゾナゾ?」

 そう言えば数日前に高嶺が言っていた。『ナゾナゾを出す老人と魔物』。なるほど、こいつらが高嶺の言っていた奴らなのだろう。

「第1問、 私の名前はな~んだ?」

「……あ?」

 何言っているんだ、この老人。確かにキッドは老人のことを博士と言ったし、問題ではなくわざわざナゾナゾと言った。しかし、そんな単純な――。

「ナゾナゾ博士」

「せいかーい!」

 サイの解答に老人――ナゾナゾ博士は笑顔で頷いた。どうやら、単純な問題だったらしい。

「では、第2問! 君たちはこれをなんだと思っている?」

 ニヤリと笑いながらナゾナゾ博士はその手に持っていた魔本に視線を向ける。魔本、か。あまり深く考えたことはない。

「心の力を込めてその力を術に変える道具、とかか?」

「……まぁ、正解かな。それでは次の問題。その術はどこから生まれる?」

「魔物と人間の気持ち」

 俺が即答するとナゾナゾ博士は目を見開き、顔を引き攣らせた。何かまずいことでも言っただろうか。

「その答えに行きついた理由を、聞いてもいいかね?」

「別に。サイや俺が力を願った時、術が発現したからな。気持ちの問題なんじゃねーの? 心の力をエネルギーにしてるんだし」

「待ちたまえ。サイ君だけではなく、八幡君が力を願った時も術が発現したと?」

「ああ」

 『サフェイル』がいい例だ。何かに縛られていたサイが自由になるための力を求めた結果、羽を得た。鳥のようにどこまでも飛んで行けるように。

「……どうやら、もう少し考えてみる必要がありそうだね」

「それで? 正解なのか?」

「本来なら半分正解、と言いたいところだが……もしかしたら私が間違っていたのかもしれん。この答えは保留とさせて貰いたいが構わないかね?」

「模範解答ぐらい聞かせろよ、間違っててもいいから」

 この老人は俺たちより魔物について詳しいらしい。彼の話を聞けば何か掴めるかもしれない。

「君は不思議に思ったことはないかね? 術は一体どこから生まれるのだろうか、と」

「まぁ……あるにはあるけど」

「実は術は本が生み出しているものではないのだよ。きっとそれは君も理解しているはず」

 その答えが先ほどの『気持ち』。魔物と人間の気持ちに応えるように術が生まれた。だから俺はそう答えたのだ。しかし、ナゾナゾ博士は正解だとは言わなかった。彼にとって俺の答えは正解じゃなかったのだろう。

「ただ単純な話さ。本に呪文が現れるのはその魔物の子が本来持つ力が目覚めたからに過ぎない。つまり、術は魔物の子の力が目覚めた証なのだよ」

「……」

 魔物の子の力が目覚めた証。しかし、俺は納得できなかった。

「じゃあ、どうして俺の気持ちに応えるように術が発現した?」

「それがわからないのだよ。そんな話私も聞いたことがなかった。だからこそ、持ち帰らせて欲しい。私も興味が湧いた。君の言うように人間も術の発現に関係しているのか。それとも、君たちの魔本が特別なのか」

「特別? 何の話だ?」

「いや、こちらの話さ。さて、そろそろ本題に入りたいが構わないかね?」

「ああ」

「あ、ハチマン!」

 頷いた俺をサイが軽く叩く。叩かれる理由が分からず、首を傾げた。しかし、ナゾナゾ博士にはサイが俺を叩いた理由がわかったのか笑みを浮かべる。

「本当にサイ君はすごい。ここまでしても“私に対する警戒心を解こうとしない”」

「当たり前でしょ。魔物の秘密を話してハチマンの警戒心を失くそうとしたくせに。私に話術は通用しないよ」

「ハハハハハ! これはまいった! 本当に手札がなくなってしまったよ」

「それだけじゃないでしょ。自信満々に自論を披露しておいてハチマンの答えを聞いて自論の穴を見つけてしまった。あの話で得したのはどっちか、なんてすぐにわかる。それでも私たちに“頼み事”なんて出来ると思ってるの?」

 つまり、ナゾナゾ博士はあの問題で俺たちに魔本の秘密を教えて借りを作りたかったのだろう。そうすれば多少無茶な頼み事でも『魔本の秘密を教えてくれたから』という理由でこちらは頷いてしまうかもしれない。しかし、それは失敗に終わった。むしろ、彼は俺に借りを作ってしまった。

「……色々と企てたことは詫びよう。すまんかった。だが、私の頼み事を聞いて貰えないだろうか」

「私たちが頷くとは限らないのに?」

「話を聞いてから判断して欲しい。頼む」

 ナゾナゾ博士の話を聞いてサイがこちらを見上げた。判断は俺に委ねる、ということか。

「話を聞くだけならいいんじゃないか?」

 確かにナゾナゾ博士は話術で俺たちを操ろうとしたかもしれない。だが、彼は俺たちを陥れようとしたわけではないことぐらいわかる。何というか、協力者を探していると言った方がいいか。そうじゃなければ俺たちの実力を計ろうとしたり、魔本の秘密を話そうとしないはずである。それに陥れるならばもっと方法があったはずだ。俺たちについて調べたのならば家族や知り合いを攫い、言うことを聞かせればいいだけなのだから。

「……頼み事って何?」

 俺が頷いたのが少しだけ気に喰わないのかサイは嫌そうな表情を浮かべながらナゾナゾ博士に質問した。

「実は最近、妙な話を耳にすることが多くなってな」

「妙な話?」

「私もまだ全てを把握しているわけではない。だが、確実に言えることは……良くないことが起こる」

「何を根拠に?」

 ナゾナゾ博士にサイが疑問をぶつける。まだ情報が集まっていないので話をぼかして言っているのはわかるが、それでは俺たちも判断のしようがない。

「世界中で神隠しが起きているのだよ。昨日まで隣で笑っていた友人が忽然と姿を消したり、早く帰って来ると約束した父親がいつまで経っても帰って来なかったり。それに……未知の石版のような物が次々と盗まれているという話も聞く」

「石版……」

 心当たりでもあるのかサイが目を見開く。ナゾナゾ博士もそれに気付いたようで身を乗り出した。

「何か知っているのかい?」

「その話に出て来た石版かどうかはわからないけど……生きてる石版だった」

「生きてる、石版?」

「うん、触った瞬間、色々な感情が伝わって来て……怯えとか憎しみとか悲しみとか。負の感情ばかり」

「その石版は今どこに?」

 ナゾナゾ博士の問いかけにサイは首を横に振った。それも盗まれてしまったらしい。

「そうか、情報ありがとう。調べてみよう」

「それで肝心の頼みってのは?」

「もしもの時、力を貸して欲しい。きっと君たちの力が必要になる」

 彼は真剣な眼差しで俺たちを見つめる。冗談ではないようだ。

「……判断できないな」

 それに対して俺の答えは保留だった。ほとんど情報がないのだ。頷くにしても、断るにしても今判断すべきではない。サイも俺と同意見なのか頷いていた。

「断られないだけマシだよ。確実な情報が手に入ったらすぐに知らせよう。それを聞いて判断して欲しい」

「わかった。でも、断る時は断るからな?」

「うむ。後、海外に行くことになるかもしれない。パスポートは持っているかね?」

「いや、持ってなかったはずだ」

「ならば、念のためにパスポートを手に入れておいて欲しい。サイ君のパスポートはこちらで用意しよう」

 あれ、戸籍もないのにパスポートなんか取れるのか? まぁ、サイのパスポートは俺じゃ手に入れられないので任せよう。サイも何も言わないので何か企てているわけではないようだし。

「これが書類だ。一応間違いがないか確認してくれ」

 最初からパスポートを発行するつもりだったのかナゾナゾ博士は懐から1枚の書類を取り出して俺たちに差し出す。そこにはサイの個人情報が書かれていた。まぁ、ほとんど出鱈目だったが、誕生日は8月8日だったし、年齢も6歳になっていた。いつの間に調べたのだろう。出鱈目な情報以外は合っているようだ。

「あ」

「どうした?」

「間違いあった」

 そう言いながらサイはトントンと年齢の部分を指で叩く。年齢が、間違い?

「お前、6歳じゃないの? あいつらと同じクラスだったんだろ?」

「編入って言ったでしょ」

「じゃあ、本当は何歳なんだ?」

「知らない。でも、年上だとは思う」

 サイの言葉に俺とナゾナゾ博士は顔を見合わせてしまう。確かに編入であればガッシュ達より年上で同じクラスでもおかしくない。一言も6歳だとは言っていなかったし。しかし、ならどうして――。

 

 

 

 

 

(――身長がガッシュ達とほぼ同じなんだ?)

 

 

 

 

 

 子供の成長は早い。成長期になれば1年で10cm以上伸びることだってある。なのに、サイはガッシュ達とほとんど身長は変わらない。これもサイの過去に関係しているのだろうか。

「……サイ君の身長ならば6歳と言った方がいい。我慢してくれないかね?」

「別に拘ってるわけじゃないからいいよ」

「ありがとう。では、そろそろ私たちはお暇するとしよう。キッド行こう」

「はい、博士……って博士! 助けて!」

 そう言えばまだキッドはグルグル巻きにされていた。何とか脱出しようともがくがビニール紐はビクともしなかった。

「ハハハ! すまない、忘れていたよ」

「忘れるなんて酷いよ!」

「早く帰れ」

 それからナゾナゾ博士はグルグル巻きにされたキッドを担ぎ上げて部屋を出る。俺たちのその後を追った。

「おっとそうだった」

 玄関で靴を履いていた彼が何かを思い出したようで俺の耳元まで顔を近づける。何か言うつもりなのだろうか。

「第4問、君は何のために戦っている?」

「……は?」

「では、私たちはこれで。いい返事を待っているよ、八幡君、サイ君」

 最後の最後にナゾナゾを残して彼らは帰って行った。だが、俺は動けなかった。

(俺が、戦う理由?)

 そんなの決まっている。サイを生き残らせるためだ。俺がサイと別れたくないから戦っている。それだけだ。なのに――。

「何言われたの?」

「……何でもない」

 ――俺は、何故少しだけそれを疑問に思ってしまったのだろうか?




これにてクリスマス編完結となります。
ぼーなすとらっくはありますけどね。




次々回から千年前の魔物編の始まりです。どのような導入にするのかはまだ考えていませんが、頑張ります。

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